2020.03.23

不眠症(入眠障害)の症状とは?治療に効果的なサプリの成分について、医師が解説します。

仕事のがんばりすぎなどが原因で、うまく睡眠モードになれず、なかなか寝付けない。Sui+では、このような入眠障害に対しては、夜間しっかりと体が睡眠モードに入れるように、体内の時計遺伝子に働きかけたり、入眠を助ける効果が期待できる成分を配合したサプリを提供しています。

今回はこの入眠サポートサプリ「Right clock」に含まれている成分について、詳しくご紹介します。

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トケイソウとは?

トケイソウは日本で呼ばれている名前で、海外ではパッションフラワーと呼ばれています。この呼び方であれば聞いたことがあるという方も少なくないのではないでしょうか。

トケイソウは古代から南米の先住民族の間で民間医療に使われてきたツル植物で、「自然の精神安定剤」ともいわれてきました。なぜこのような呼び方をしたかというと、トケイソウには強い鎮静作用があるからです。この鎮静作用によって特に神経の緊張や心配事により眠れない、寝付けないといった神経性の不眠症に対して効果を発揮するといわれています。

なぜこのような効果が発揮できるかと言いますと、このトケイソウに含まれる成分に関係があるといわれています。トケイソウの葉にはアルカロイド類とフラボノイド類が含まれているといわれています。

アルカロイド類は神経伝達物質の分解を阻止し、フラボノイド類は鎮静作用をもたらす効果が期待できます。この作用によって交感神経系中枢に直接働きかけ、神経系への血液循環と栄養補給を行います。これによって神経系をリラックスさせて鎮静作用を発揮するといわれています。

トケイソウは不眠症の際に用いられる薬と異なり、穏やかに作用して安らかな眠りへと導き、目覚めもすっきりさせてくれます。ですので、入眠障害や不眠症という診断をされていない方でも、極度の緊張によって、頭痛や筋肉のこわばりがあるような場合や、不安感が強く感じられるようなときに、リラックスして落ち着いた気分になれるといわれています。

また、鎮静剤や睡眠薬は常用すると、耐性がついてしまい薬がないと眠れなくなったり、場合によってはうつ病を誘発したりということがあります。ですが、トケイソウは作用が穏やかなため、常用していても癖になることもなく、子どもや高齢者も安心して使用することができるといわれています。

さらにトケイソウにはこの鎮静効果によってアルコール依存症の改善にも効果があるといわれています。実際にイギリス、ドイツ、タイなどハーブでの治療を行っている国では治療薬としても使われています。アルコール依存症の治療中で断酒などをされておりストレスが溜まっている方などは、併用することによって落ち着いて治療に取り組むことができる効果もあるとも考えられています。

トケイソウは基本的に安全性の高い成分であると考えられています。ですが、鎮静剤と併用して摂取することにより、過剰な眠気が生じるリスクが高くなる可能性があります。車の運転などをされる方や日中活動的に過ごす方は特にご注意ください。また、子宮収縮を誘発する可能性があるため、妊娠中に摂取すべきではないといわれています。

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ネムノキとは?

ネムノキとはマメ科ネムノキ亜科の落葉高木で、中東、中国南部、朝鮮半島、日本の本州・四国・九州に自生している植物です。ネムノスというサプリメントで市販されているため見たことのある方も多いのではないでしょうか。

ネムノキは体内の時計遺伝子に働きかけ、日内リズムを正常化させる作用を持ちます。これにより睡眠の質を向上させ、よりよく覚醒することが期待されています。これは研究でも結果を出しており、ネムノキの成分を摂取することによって午後の眠気がなくなった、早寝早起きができるようになり朝方の生活ができるようになったなどといった報告が多くあります。

そのため、昼夜のリズムが乱れ、体内の時間の感覚が乱れているという方にはお勧めしたい成分です。ほかにも腰痛や関節痛などを和らげる効果も期待できるといわれています。

ネムノキは樹皮から成分を抽出しており、副作用についての報告は上がっていません。ですが、原料成分に子宮収縮作用の可能性があるため、妊娠中の方は控えていただくことをおすすめします。

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L-トリプトファンとは?

L-トリプトファンとは必須アミノ酸のひとつといわれており、食品からでも摂取できる成分です。

L-トリプトファンは脳内のセロトニンを増やす効果があるといわれています。脳内のセロトニンは少なくなると睡眠障害やうつ状態、不安感などを引き起こす原因になると考えられています。トリプトファンを摂取することで脳内のセロトニンが増えて、精神を落ち着かせ不眠やうつ病などの解消が期待できるといわれています。

このセロトニンですが、脳内でメラトニンという成分に変換されます。このメラトニンは体内時計を整える効果が期待できるため、シフト勤務によって昼夜逆転の生活になりがちな方や、時差ボケを起こしている方への高い効果が期待できます。他にも鎮痛効果やアンチエイジング効果、免疫力アップなど様々な効果が期待できる成分です。

L‐トリプトファンは適量摂取では上記のような効果が期待できるものの、過量摂取をしてしまうと副作用を引き起こすこともあると考えられています。例えばうつ病治療の抗うつ剤との組み合わせにより、血圧変動、動悸といった症状が起こったり脳血管収縮障害などが起こったりする可能性があるため、注意が必要です。

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バレリアナとは?

バレリアナはヨーロッパ産のハーブの一種で、鎮静や睡眠改善の効果が期待でき、特にヨーロッパ地方で人気のハーブと言われています。バレリアナの成分の構造がベンゾジアゼピン系の精神活性抗不安物質と類似していることから、末梢神経伝達物質の興奮性を低下させ、鎮静、鎮痛、不眠の改善に効果があるとしています。

特に緊張や不安といった神経の興奮による入眠障害や不眠に対して高い効果が期待できます。

バレリアナはほかの鎮静剤と一緒に内服すると、その鎮静剤の効果を長引かせる可能性があるといわれています。また、眠気の増加、嗜眠状態、および一般的な憂鬱感、夜間の恐怖などを引き起こす可能性もあります。日中に運転をされる方においては注意が必要です。また、過剰摂取は胃の不快感や吐き気、嘔吐を引き起こす可能性もあります。

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