2020.05.07

AGA (男性の薄毛)にはどんな種類がある?医師が解説します。

男性においては、共通の悩みといっても過言ではない薄毛。特にAGAについては近年よくCMなどで耳にされるようになりましたが、その進行の仕方には種類があります。

今回は、AGAの種類について詳しく解説していきます。

AGA (男性型脱毛症)にはどんな種類がある?

成人男性によくみられる薄毛は男性型脱毛症というもので、Androgenetic Alopeciaの略でAGAともいわれます。このAGAという名称は、CMなどで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。この男性型脱毛症はその進行の仕方によって種類が異なります。
AGAには、アメリカのハミルトン医師が作った7段階の分類、ハミルトン・ノーウッド分類というものがあり、薄毛の進行度の基準として使われています。

この分類は非常に細かいのですが、もう少し大まかに分類するとしたら、真上から頭を見た場合の形で、3種類に分けることが可能です。

  • つむじのある頭頂部から徐々に髪の毛が抜けていく「O字型」
  • 髪の生え際の横 (おでこの剃り込み部分)から徐々に後退し、アルファベットのMの形に髪が抜ける「M字型」
  • 前頭部から後退して、おでこ全体が広くなっていく「U字型」

※ M字型とO字型、U字型とO字型が複合して発生する場合もあります

男性が薄毛になったり脱毛が起こる原因には男性ホルモンが関係しています。そして、同じ男性型脱毛症であってもハゲ方が異なる理由は、このホルモンの受容体の分布にあります。前頭部や頭頂部の毛包は男性ホルモン感受性が高いため、この部分に抜け毛の原因となる男性ホルモンが結合してしまうと毛母細胞の増殖が抑制され成長期が短縮するため、抜け毛や薄毛が起こるようになるといわれています。頭頂部と前頭部のどちらからハゲてしまうかについては、遺伝による要因も強いといわれています。

また、日々の生活習慣や頭皮環境の悪化などが原因で、血流が悪くなると、髪の毛が成長するためには不可欠な栄養が行き届かなくなり、それが薄毛につながることもあります。特に頭頂部は、血流が悪くなりやすいです。

ちなみに、AGAではなく、円形脱毛症の場合は、突然円形や卵型に髪の毛が抜けるのが特徴で、場所も規則性がなく、1ヵ所のものから数ヵ所のものまでさまざまです。これは、ストレスや自己免疫が関係していることが多く、遺伝によって起こることは極めてまれであるといわれています。

AGAの効果的な対策方法は?

上でも少し触れましたが、薄毛が進行する原因をまとめると、大きく分けて以下の3つに分類できます。

  • 頭皮に荒れ・炎症・血流低下が生じてしまい、その結果として髪の毛の生育に悪影響が出てしまう
  • 髪の毛を作ろうとしても、髪の毛を作るための材料が足りない
  • 男性ホルモンの影響で、髪の毛自体が十分成長せずに抜け落ちてしまう

3点目の男性ホルモンの影響は、男性ホルモンの一種であるテストステロンが前頭部や頭頂部の毛乳頭細胞に多く存在するII型5αリダクターゼにより、DHTに変換され、毛乳頭や毛母細胞の髪の毛の成長期を短くするために起こります。

これらの状況を踏まえたうえで、医学的には、以下の3ステップが正しいと考えられます。まだ症状が全く現れていない・軽い、という方は、1・2から始められても結構ですし、もうある程度進んでいたり、しっかりとケアしたいという方は、いきなり3から取り組まれても結構です。

1.Repair:最適な環境を整える

 正しい頭皮や髪のケアを日々行い、髪の成長に最適な環境を整えます。まず、シャンプー選びが非常に大事です 。

効果的な洗髪方法は髪だけでなく頭皮も充分に濡らしてシャンプー液を掌にとり、頭皮全体に広がるように指の腹でマッサージをするように広げていきます 。髪や頭皮の水分をタオルで十分にふき取ったらドライヤーで、髪だけでなく頭皮もしっかりと乾かします。正しい頭皮のケアは、頭皮を清潔に保ち、頭皮の炎症を防いでくれます。また、頭皮も皮膚の一部ですので乾燥もします。保湿も十分に行いましょう。

2.Activate:活性化させる

 頭皮や髪にとって最適な環境が整った状態で、発毛を活性化させていきます。毛髪を作るのに必要な材料を十分に体内に保つことで育毛を促していきます。

3.Grow:改善させる

 より医学的な投薬アプローチで、男性ホルモンがDHTになるのを防ぐための薬による予防を行ったり、発毛をうながす薬によって毛を太くしたりして、薄毛を改善します。


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公開日:5月7日

監修:クリニックフォアグループ医師

参考文献

男性型及び女性型脱毛診療ガイドライン https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

日本皮膚科学会 https://www.dermatol.or.jp/qa/qa11/index.html