2021.01.08

パサパサの髪をサラサラにする方法とは?皮膚科医が解説します。

皆さんは髪の毛ががさついたりパサついたりして困った経験はありますか?

これから冬も深まって乾燥がひどくなってくるにつれてどんどんその悩みも増えてくることだと思います。

今回はそんなふうに乾燥してきて髪がパサパサになってどうしようもなくなってしまう前に、今からできる対策など詳しく解説していきます。

髪の毛をパサパサからサラサラにする方法とは?

パサパサヘアの原因

では髪の毛がパサパサになってしまう原因はなんなのでしょうか。

なんとなく乾燥のせい?とか静電気のせい?といったイメージはあると思いますが正確には知らない人が多いと思うので、髪の毛がパサパサになる原因から説明していきます。

まず髪の毛の構造ですが、髪の毛は大きく分けると3層構造になっています。一番外側の層を「キューティクル」、一番内側の層を「メデュラ」、その間の層を「コルテックス」と言います。

キューティクルとは髪の内部を外部からの刺激や乾燥から守るための鎧のような働きをしています。このキューティクルは大半はタンパク質でできていますが、そのキューティクルとキューティクルの間には18-メチルエイコサン酸MEAという脂質成分が存在しています。このMEAという成分が髪の毛におけるサラサラかパサパサかを左右しています。MEAが減ってしまうと髪の毛同士の摩擦が大きくなってしまってガサガサになったり、静電気が発生しやすくなって髪の毛が発散してしまったりします。この成分は紫外線やパーマ、ヘアカラー・ブリーチに弱く、一度のパーマでは50%、プリーチをすることでMEAの80%が失われてしまうと言われています。

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サラサラヘアにする方法(パサパサを治す方法)

では実際に髪の毛をサラサラヘアにするために、どのようなことをすればパサパサを直すことができるのでしょうか。

上記のことからキューティクルのMEAを補充してあげれば良いのはわかるかもしれませんが、MEAはトリートメントに配合するだけでは補充することができません。

そこで研究開発されたのがステアロキシプロピルジメチルアミンSPDAと組み合わせることで髪から失われたMEAを補給し、十分なヘアケア効果が得られるというものです。そういったSPDAとMEAが組み合わされたトリートメントなどを使うことによって、一般的なトリートメントによって得られる以上のサラサラヘアを手に入れることができるでしょう。

また、もっと一般的なサラサラヘアにするおすすめの方法としては、お風呂から上がったらすぐに髪の毛を乾かすことです。ドライヤーの熱が髪の毛に悪いと思って自然乾燥で髪の毛を乾かすという人もいるかと思いますが、実は濡れている髪というのはキューティクルが髪の毛内部を守る働きをできていません。そのため濡れているように見えても実は髪の内部は乾燥していっている状態です。ですので、まずはしっかりタオルで髪の水分を優しく拭き取り、それが終わったら洗い流さないトリートメントなどを使って髪の毛を保護し、その後ドライヤーで髪の毛を毛先まで乾かしていきましょう。ドライヤーのポイントはできるだけ熱いモードは使わないようにすること、時短で使いたい場合は髪の毛からできるだけ離して熱風を当てることです。あとは毛の根本から毛先まで満遍なく乾かしていきましょう。

以上の方法を組み合わせてパサパサ髪への効果的な対策を行なっていきましょう!

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参考文献

髪の構造|髪の知識|花王株式会社 ヘアケアサイト – Kao  https://www.kao.com/jp/haircare/hair/1-3/

18-MEA の高吸着によるダメージ毛の 持続的疎水化技術 https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/45/3/45_190/_pdf 

公開日:1月8日

監修:クリニックフォアグループ医師