2020.03.23

冷え、むくみ、痛みに効くメリロートとは?メリロートの詳しい効能について、医師が解説します。

女性の悩みとして多い、冷えやむくみ。さらに寒い季節には、関節などの痛みに悩まされているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな女性特有のお悩みに効果のある成分といえばメリロートです。今回はこのメリロートについて詳しくご紹介します。

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メリロートってなに?どうやって摂取するのがいいの?

メリロートはヨーロッパからアジアにかけて分布するマメ科の植物で、スイートクローバーとも呼ばれています。メリロートは花・葉・茎・果実・種子などすべての部分が利用可能な植物であり、それぞれがお茶やサプリなどさまざまな用途に使用されており、ヨーロッパでは静脈瘤や血栓症の治療のための医薬品として使用されています。

後ほど詳しく説明をしていますが、メリロートは血管だけでなくリンパ管へも作用することが特徴で、これによってさまざまな効果を生み出しているといわれています。

メリロートは、アルコールと水などで抽出して濃縮し、製造されたメリロートエキスを作り出し、製品化します。日本では浮腫みの改善やセルライトの改善をうたったダイエット目的のサプリメントとして、錠剤やカプセルタイプで販売されており、若い女性に人気があります。

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どんな効果があるの?

メリロートにはクマリンが有効成分として含まれています。このクマリンは、ヒトでの慢性的な静脈機能不全について有効性が示唆されています。つまり、静脈圧を下げ、血液循環を改善し、リンパ液が細胞外に浸出するのを防ぐ作用があります。これによって血中にたまった老廃物や、痛みを感じる物質などが素早く体外に排出されるため、むくみ・痛みに効果的であるといえます。また、血液循環が良くなり体の隅々にまで血液が通るようになることによって冷えを解消することもできる成分なのです。

実はメリロートのサプリメントの中には厚生労働省や国民生活センターに、メリロートを摂取したことによって健康被害が生じたという訴えがいくつか寄せられているものもあり、中にはメリロートを内服したことによる肝障害の報告もあります。国民生活センターで調査をした結果、メリロートのサプリメントの中には日本で販売されている医薬品としての基準を大幅に超えた量の成分が含有されているものもあることが分かりました。そのため、メリロートのサプリメントを選ぶ際には必ずメリロートの含有量を確認されることをおすすめします。

また、肝機能障害など肝臓の持病をお持ちの方はメリロートを内服する前に主治医へ相談されることをおすすめします。メリロートによって浮腫み改善の効果を期待する場合の目安摂取量は300mg~3g程度といわれていますので、この要領を必ず守って摂取するようにしましょう。

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