2020.05.13

トランサミン(トラネキサム酸)は市販と医薬品どっちがいい?美容皮膚科医が解説します

シミや美白の治療に用いられることが多いトランサミンというお薬。成分はトラネキサム酸というのでそちらでご存知の方も多いのではないでしょうか。

トラネキサム酸は市販薬でも販売があるため手軽に手に入れることができます。市販薬で手に入るお薬ですと、医薬品と何が違うのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。

今回は、トラネキサム酸が市販と医薬品で何が違うのか、詳しく解説していきます。

トラネキサム酸とは

まずはこのトラネキサム酸がどういった成分なのかを解説していきます。

トラネキサム酸とは人工的に合成されたアミノ酸の一種です。トラネキサム酸は血液を溶かす物質であるプラスミン(線溶酵素)の働きを抑える効果があります。そのため、プラスミンの機能の亢進に関与する異常出血に処方されます。歯磨き粉に対して使われることもあり安全性は非常に高いと考えられています。

先ほどご紹介した治療薬として治療をしていたところシミが消えたという患者さんからの声が上がったことをきっかけに臨床試験が進められシミ、特に肝斑の治療薬として医療機関でも処方されるようになりました。

トラネキサム酸はシミの元となるメラニンを生成する細胞メラノサイトの活性化を抑制をする効果が期待でき、シミをできにくくしてくれます。また、すでにニキビなど皮膚に炎症が起こった後に色素沈着をしてできてしまったシミに対しても、メラノサイトの活性化を抑制してくれるため、できているシミをも薄くして、美白効果も期待できるといわれています。

トラネキサム酸は副作用が起こる可能性が非常に低いとされており、命にかかわる重度な副作用が起こる可能性も極めて低い医薬品と考えられています。ですが、薬剤ですので副作用は全くゼロではなく、ある程度起こる可能性も考慮しておくことが必要です。

トラネキサム酸を服用することによって起こりうる副作用は皮膚の痒み、湿疹、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、胸やけ、眠気としています。トラネキサム酸は脳梗塞や心筋梗塞などの血栓性の病気や血栓症の恐れがある方においては内服できない場合もあります。

↓↓簡単に受診できる

トラネキサム酸のオンライン診療について

市販と医薬品では何が違うの?

それでは、トラネキサム酸の市販薬と医薬品では何が違うのでしょうか。

トラネキサム酸は市販薬で、シミへの効果を謳うものではトランサミン、トランシーノ等という名前で販売されています。市販薬と医療機関で処方される医薬品での最も顕著な違いは、主成分の含有量です。

主成分であるトラネキサム酸は、市販品の場合、1日分の最大量が750mgと決められており、これを超えることはできません。ですので、市販薬はトラネキサム酸を750㎎とし、他の成分を一緒に含有することで、シミに対しての高い効果を謳っています。一方で、医薬品は1日分の最大量は2000mg、下限は750mgとしており、市販薬の約2倍の量のトラネキサム酸を含有することができます。市販薬の場合医師が継続して観察できないなどの理由から高い含有量にできないのです。

医薬品の方が主成分が市販薬よりも多く含有されているため、もちろん、高い効果が期待できます。また、純粋にトラネキサム酸しか含有されておらず、他のしみに効く成分も別で処方することも可能ですので、医師が診察したうえで、自分に合った成分の入った薬のみを処方してくれるので、本気でシミのケアをしたいという方には皮膚科などでトラネキサム酸を処方してもらうことをおすすめします。

↓↓トラネキサム酸のオンライン診療はこちら

医薬品を処方してもらうにはオンライン診療が便利?

前述したようにトラネキサム酸は継続しての内服が必要とされており、人によりますが効果が出るまでには2週間~8週間と長い期間がかかります。医薬品は当然ながら皮膚科などの医療機関を受診しなけれは処方をしてもらうことはできません。ですが、毎月医療機関を受診するには待ち時間もありますので、忙しい方では継続した受診が難しく、内服が継続できないこともあります。

クリニックフォアでは、トラネキサム酸をオンライン診療で処方させていただいております。シミの予防や改善、美白を本気で考える方のために、トラネキサム酸を含む他のシミや美白に効果のある薬剤もセットにしたシミ予防・美白セットを用意しておりますのでご活用いただければ幸いです。

医薬品は医師が定期的にフォローすることができますのでトラネキサム酸が体に合っているかどうかなども継続して判断することが可能です。医薬品のトラネキサム酸の処方をご希望の方はクリニックフォアへご相談ください。

↓↓トラネキサム酸のオンライン診療はこちら

また、クリニックフォア新橋の10階にてレーザー治療やピーリングの治療を行っています。

美白治療に挑戦したいという方は、クリニックフォア新橋の医師へお気軽にご相談ください。

公開日:5月13日

監修:クリニックフォアグループ医師

参考文献

http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=12505

http://www.doyaku.or.jp/guidance/data/H21-2.pdf

医薬品インタビューホーム https://www.fuso-pharm.co.jp/cnt/seihin/parts/072/072_i.pdf

資生堂 https://www.shiseido.co.jp/haku/laboratory/dictionary/8.html

第一三共ヘルスケア https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_transino/transino-2/component/tranexamic/

田辺三菱製薬 https://cps-net.jp/question/otc/15024def.html