2020.11.19

レチノールとトレチノインって何が違うの?それぞれの効果は?皮膚科医が解説します。

美容に興味がある方はレチノールやトレチノインという成分を聞いたことがあるかと思います。この二つはとても似ている部分がありつつも決定的に異なる部分もあり、どちらかの方が極めておすすめなのですが、どちらの方が肌トラブルに有効なのでしょうか。

まず双方がどう言った物質なのか、ということから、結局どちらがおすすめなのかまで解説していきます。

レチノールとは

レチノールとは、ビタミンAのことです。近年、このレチノールが肌のシミを薄くするのに効果的だとか、ニキビ跡に効く、と言ったことを言われており、この成分を配合した化粧品も数多く出てきています。

しかし、レチノールには親戚のような物質が多くあり、その中にはレチノールの100倍効果があると言われているトレチノインも含まれます。

次にトレチノインについて説明していきます。

レチノールの100倍効果があると言われるトレチノインとは

トレチノインとは、ビタミンA(レチノール)のカルボン酸誘導体というもので、形や効果はとても似ています。ただし、効果の方向性は似ているものの、実力は段違いです。

また、レチノールは体内で効果を発揮する際にこのトレチノインという形になります。ここからもトレチノインの方が効果が高そうなのは想像がつくと思います。さらにトレチノインは古くから皮膚科の治療薬として用いられることもあり、その有効性は皮膚科お墨付きのものとなっています。

ではレチノールとトレチノインはどのくらい違うのか、次で説明していきます。

レチノール・トレチノインの違い・効果・副作用について

では、レチノールとトレチノインはどう違うのでしょうか。

表にしてまとめてみたいと思います。

 レチノールトレチノイン
生理活性1とする50-100
美肌効果低い高い
副作用少ない多い
安定性比較的高い低い
手に入れ方市販で手に入る医療機関のみ

※ここで生理活性とは、物質がヒトの体内で効果をどれだけ発揮するかを数値化したものです。

レチノールの生理活性、美肌効果がトレチノインに比べて極端に低いことはご理解いただけたと思います。

市販のレチノールでは、クリーム状のものが多く、そのようなクリーム状のものではさらに効果が下がってしまうため、とても高級なものでも実際にはただの保湿クリームと大して変わらない、ということにもなりかねません。また、レチノールでトレチノインと同じ効果を見込むためには濃度が100倍近く必要なため、副作用も出やすくなってしまいます。

ただし、トレチノインは効果が高い分、肌が赤くなってしまったり、ポロポロと剥がれてしまうと言った副作用が出るリスクも大きいです。これはハイドロキノンにより予防することができるためハイドロキノンと併用することもあります。

ハイドロキノンはトレチノインと効果を補い合う関係にあるため、お互いの効果を高めてくれるという意味でも併用することは効果的です。

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トレチノインはどういう肌悩みにいいの?

ではトレチノインの効果が高いのはご理解いただけたと思いますが、実際どう言った肌トラブルに効果があるのでしょうか。

まず、シミや毛穴トラブル、今あるニキビやニキビ跡の改善に役立ちます。トレチノインは肌細胞の増殖を促進することで古い肌細胞から新しい肌細胞への生まれ変わりの周期を早めることができます。そのため色素沈着した細胞は捨てられ、角栓も剥がれ落ちやすくなります。

さらに、シワの改善や肌のハリの向上する効果もあります。トレチノインは皮膚の3層構造である表皮・真皮・皮下組織のうち真皮に働きかけてコラーゲンの産生を強めることができるためです。

このように非常に効果的なトレチノインを日常の肌ケアに取り入れてきれいな肌を目指していきましょう。

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トレチノインのオンライン診療について

公開日:11月18日

監修:クリニックフォアグループ医師

参考文献

トレチノイン(レチノイン酸)療法-東京大学-自治医科大学形成外科学部門 https://www.jichi.ac.jp/keisei/tre-hq/index.html