導入企業の声
企業名
株式会社物語コーポレーション
業種
外食・レストラン・フードサービス
従業員規模
1000名~
診療科目
低用量ピル
目的
ダイバーシティ&インクルージョン
経営理念・ダイバーシティ&インクルージョン本部人財応援部
人事制度・タレントマネジメントグループ
中井久美 様
当社は2022年から「ダイバーシティ&インクルージョン宣言(D&I宣言)」を掲げており、人財の多様な価値観を認め合い、「個」の活躍を推進しております。私たちフードビジネスにおいて、最大の差別化は「人」です。どんなにシステム化が進んでも、差別化を生む源泉は人財です。一人ひとりが積極的に発言し議論を交わすことで、たくさんの小さな改善が生まれます。その小さな改善の積み重ねが「大きな差別化」につながり、これこそが当社の成⻑を⽀えています。そのためには、女性はもちろん、インターナショナル(外国籍)やセクシャルマイノリティなど、いかなる属性の人財においても、それぞれが自分の考えを率直に表現することが大切です。議論を尽くし、改善につなげることで、「経営や開発の意思決定が正しいものになりやすい」「イノベーションを生み出す確率が上がる」「説明責任によりリーダーが育つ」という3つのメリットがあります。D&Iにより個が覚醒する、議論が生まれる、その結果、より会社が成長すると私たちは考えています。
議論を進める中で、女性社員から「生理」についての議題が挙がり、PMSへの理解を深める研修や月経サイクルに合わせた公休制度などが提案されました。それらも女性従業員にとって必要なことではあったのですが、どんなに周囲の理解が進み、仕事を休めたとしても、心身の不調は変わりません。「働きたいのに働けない」という状況は、働く意欲や機会の損失にもつながるのではないか、と気づきました。まず取り組むべきなのは女性の働きにくさを解消して、イキイキと働くために障壁をなくすことだと感じたのです。
それからオンラインで婦人科相談ができるサービスを探し始めました。そこで低用量ピルのことを知り、多くの女性従業員が悩んでいる生理などの女性特有の課題を解決したいと導入に至りました。
非常に喜ばれました。「仕事のやる気が起きない」と退社一歩手前だった女性従業員が、低用量ピルの服用でモチベーションが改善し「本当はPMSが重くて活躍できてなかっただけ」というケースもあり、思った以上の効果でした。導入前は夜勤やシフトの都合上、通院する時間を確保することが難しかったり、婦人科受診に心理的な抵抗がある女性従業員もおりましたが、導入後はオンラインで診察可能で自宅のポストにピルが届くため、楽になったとの声がたくさん上がっています。当初は「なんだか怖い薬」というイメージのほうが大きい様子でしたが、クリニックフォアの産婦人科医によるセミナーを行った部署もあり、低用量ピルや女性の身体の仕組みについても認知が深まってきています。「部下に低用量ピルの案内をしてもらえないか?」という男性上司からの相談も寄せられるくらいです。
個人差はありますが、女性従業員には生理やPMSによる働きにくさがあります。特に当社はシフト制勤務のため体のサイクルを整えることが難しく、活躍の障壁となっていると考えました。生理休暇や周囲の理解は大切ですが、それだけでは本人の辛さは解決しません。本当に女性従業員の活躍を考えるなら、辛い時にブレーキを踏めるのではなく、そもそもの辛さを解消して常にアクセルを踏める状態が必要です。CLINIC FOR WORKを活用することで働きたい人が働けること、そして本来の能力を発揮でき、本人と会社双方にとってプラスになることを期待しています。
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