カテゴリ: 生活習慣病

糖尿病

糖尿病
糖尿病

当院では、糖尿病の治療は、糖尿病専門医(金子医師)により診療を行います

また、大きな病院と同様に、
・糖尿病教室 ・管理栄養士による栄養指導
・インスリン/GLP1アナログによる注射療法
・自己血糖測定 ・持続血糖測定(フリースタイルリブレ、テルモCGM等)
等による専門性の高い治療を、平日夜間や週末も含め提供致します。

合併症等の検査は、近隣の大病院と連携して実施しますのでご安心して受診ください。

金子和真, 医師・医学博士
専門医:糖尿病専門医、内科学会認定医
所属学会:日本糖尿病学会、日本内科学会、日本内分泌学会
2003年 新潟大学医学部卒業(医師免許取得)
2010年 東京大学大学院医学系研究科卒業(医学博士号取得)
2003年〜2005年 新潟大学医学部附属病院
2005年 横浜市立大学医学部附属病院
2006年〜2011年 東京大学医学部附属病院
2018年〜 横浜市立大学医学部附属病院 非常勤講師

 

糖尿病は、症状も最初はないですが体の中を進行し、気づいたら色々な症状が出てくる恐ろしい病です。逆に、ちゃんと血糖値がうまくコントロールできれば、合併症を予防できると考えられています。そんな糖尿病についての記事です。
なお、糖尿病患者は徐々に増加していて、2016年の厚労省の国民健康・栄養調査では、糖尿病患者で1000万人(HbA1c 6.5%以上)、糖尿病予備軍の患者で1000万人(HbA1c 6.0-6.5%)となっており、それぞれ20歳以上の男女の12.1%ずつを占めているので、10人に2人以上は糖尿病と関わりがあるということになります。

糖尿病はどんな病気か

糖尿病は、インスリンと血液中の糖のバランスが崩れ、血液中に糖が多く認められる病気です。「糖尿病」の元々の語源は、血液検査が発足されてなかったかなり昔でも、尿を舐めると甘かったのでこの名前がつけられました。(血液中に糖が多くなると、腎臓で糖が血液中に再吸収されずに尿に出るためです)

糖尿病の症状について

糖尿病の初期は症状がありません。高血糖状態が続くことにより、神経や血管に動脈硬化を引き起こしていきます。

糖尿病の原因

インスリンが出なくなる1型と、インスリンが効きにくくなる(インスリン抵抗性)2型に分かれます。1型は自己免疫が関与していると言われていますので、20代など若い世代でも起こります。2型は、食事をはじめとした生活習慣や、家族歴などで起こると言われています。

糖尿病を放っておくと?!

高血糖状態をずっと放置している場合は、三大合併症は
1 糖尿病性網膜症→出血すると失明する恐れがあります
2 糖尿病性腎症 →腎機能がどんどん低下して行くと透析の恐れがあります
3 糖尿病性神経症→神経障害で足先や手先がビリビリしてくることがあります。足は血流が落ちると足が腐ってくるので、足切断の恐れがあります。

糖尿病の診断方法

診断は、HbA1cという2−3ヶ月の血糖値を表す指標を検査します。

糖尿病の治療方法

治療は、1型か2型かにより異なってきます。

1型の場合は、血糖値を下げるインスリン量が減ってきているので、インスリン補充のためにインスリン注射を行うことが多いです。

2型糖尿病であれば最初は食事と運動です。食事でも、糖分を控えて、たんぱく質や脂質を多くとる食事をとります(腎機能が落ちてきたらタンパク質を制限する場合もあります)。間食を控え、果物も抑えめにすることが多いです。

病院を受診するタイミング

1型は症状発症が急激なことがあるので、風邪を引いた後にだるくてなかなか治らないなどのことがあれば、糖尿病以外の原因検索のためにも医療機関を受診したほうがいいと思います。2型は健康診断などで見つかることがありますが、治療のために、通いやすいクリニックを受診することが大切です。

糖尿病を防ぐために

最近は家族で糖尿病の人がいることが、自身が糖尿病になりやすい可能性があると考えられています。そのような背景がある方は、糖尿病になる前から運動や食生活に気をつけたほうが良いかもしれません。遺伝子検査などでも徐々に明らかになってきている分野です。

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高血圧

高血圧
高血圧

高血圧患者さんは約4,300万人、慢性腎臓病(CKD)患者さんは1,300万人もいるといわれており、血圧と生活習慣、そして腎臓は密接な関わりを持ちます。
生活習慣の悪化により肥満となると高血圧の原因となりますし、腎臓から分泌されるホルモンが血圧のコントロールに強く関与することが明らかになっています。

当院では、生活習慣病の専門である糖尿病専門医と、腎臓の専門医である腎臓専門医が協同して高血圧の治療に当たります。

健康診断で高血圧を指摘された方へ

健康診断で血圧が高いと指摘されご不安に感じていることと思います。
高血圧は、放置しておくと、心筋梗塞を始めとする様々な疾患のリスクとなるため、間違いなく放置して良いわけではありません。
年間10万人ほどの患者さんが、高血圧に起因する疾患で亡くなられるという統計結果も存在しています。

しかし、健康診断で血圧が高いと指摘されたからと言って、直ぐに治療の必要があるとは限りません。
まずは、本当に治療が必要なほど血圧が高いのか、他の合併症が存在していないのか、等の精査を医療機関で行ってください。
個々人のリスクを踏まえた上で判断することになりますが、まずは生活習慣(減塩、適正体重の維持、運動、節酒、禁煙等)の改善を一定期間行うこととなります。

高血圧により引き起こされる疾患、放置するとおきうるリスク

日本人の死因の第二位は心血管疾患、第三位は脳血管疾患であり、この両方に高血圧は大きく影響します。
高血圧を放置すると、動脈硬化が進展し、心血管疾患が増加することは、過去数十年に渡って研究された結果により、統計的に示されています。

過去実施された複数の臨床試験をメタアナリシスした解析結果によると。収縮期血圧10mmHg、拡張期血圧5mmHgを低下させることで、心血管病リスクは、脳卒中で約40%(33%-48%)、冠動脈疾患で約20%(17%-27%)減少することが示されております(高血圧治療ガイドライン2014、日本高血圧学会編)

血圧の治療目標

血圧が140/90 mmHg以上の場合、高血圧という診断となり、現在の日本における治療法ガイドラインでは、全て治療の対象となります。
我が国における臨床研究でも、140/90mmHg以上の患者さんでは、高血圧が心血管病死亡の危険因子となることで、死亡率が上昇することが明らかになっています。

医療機関に受診された際に、ストレス等で血圧が上がり、医療機関でのみ血圧が上がることを白衣高血圧と言います。
そのため、家庭での血圧を治療の参考にすることが多いです。特に、家庭血圧は医療機関で測定した血圧よりも正確に予後を指し示すことが明らかになっています。
当院でも、高血圧の患者さんには、できる限り、ご自宅で血圧を測る習慣をつけて頂き、週2−3回でも血圧を測定頂き、診療のときに持参頂くことととしています。

血圧のコントロール目標は、JSH2014という高血圧治療ガイドラインにより定められており、年齢や合併症(糖尿病等)によって細かく分類されています。

JSH2014 高血圧治療ガイドライン

高血圧の治療

高血圧の治療は、生活習慣の改善を一定期間実施後、目標とする血圧に達しなかった場合、薬剤による治療を開始します。

一番の目標は、血圧をコントロール目標内に抑え、心血管疾患の発生を抑えるることです。
薬剤内服後、生活習慣が改善したことにより血圧が十分低下したら薬剤内服を中止することもあります。

当院では、血圧の高値を指摘された患者さんが来院された場合、患者さんのご希望を踏まえ、治療計画を策定します。
内分泌的な検査、冠動脈CT、血圧脈波検査等の動脈硬化等の状況のチェックを実施したうえで、生活習慣改善、あるいは、薬剤による治療を行います。

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生活習慣病

生活習慣病
生活習慣病

生活習慣病についてのコラムです。 参考文献:1996年12月17 日公衆衛生審議会意見具申

生活習慣病って?

昔、昭和30年代に成人病という概念が世間では言われていましたがこれは医学用語ではありません。「主として脳卒中、がん、心臓病など40歳前後から死亡率が高くなり、40-60歳の働き盛りに多い病気」という意味で成人病は使われていましたが、これは、「年齢がたてば仕方ない」というニュアンスを含んでしまっていました。
しかし上記の疾患には生活習慣が大きく関わっていることがわかっていて、それを国民に認知させたいという意味で、「生活習慣病」という名前で呼ぶことになったのです。

どんな生活習慣のことをさすの?

ブレスローの7つの健康習慣を例としてあげています。

  • 適正な睡眠時間
  • 喫煙をしない
  • 適正体重を維持する
  • 過度の飲酒をしない
  • 定期的にかなり激しいスポーツをする
  • 朝食を毎日食べる
  • 間食をしない

生活習慣病は昔からあった?

もっともっと昔には、糖尿病などの生活習慣病は富裕層の象徴でした。最初の糖尿病患者は藤原道長です。また、戦争や感染症で人が死んでいったりしたため、平均寿命も短く、生活習慣病は一般のわれわれの病気ではなかったのです。それがワクチンや衛生環境が整ってきた今、平均寿命が上がり、今までなかった糖尿病をはじめとする生活習慣病やアレルギーなどの病気が出てきたと言われています。

生活習慣病とは具体的にどんな病気?

関連性が強いと言われている疾患を列挙します。

食生活に関連するもの

2型糖尿病、肥満、脂質異常症(家族性のものを除く)、高尿酸血症、循環器病(先天性のものを除く)、大腸癌(家族性のものを除く)、歯周病

運動習慣に関連するもの

2型糖尿病、肥満、脂質異常症(家族性のものを除く)、高血圧

喫煙に関連するもの

肺の扁平上皮癌、循環器病(先天性のものを除く)、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病

生活習慣病の予防には何をしたいいの?

先ほどのブレスローの7つの健康習慣を上げてみると、
睡眠は7-8時間、喫煙はせず、適正体重を維持して、飲酒は軽めで、1日アルコール7g程度。激しいスポーツもそうですが、1日30分の運動を週5回以上、朝食は食べる(人により意見はありますが)、間食をしないと言うのがベストな生活習慣かと思います。これをパーフェクトにやるのは難しいと思う人は、1つでも取り入れてみたら良いかもしれません。

糖尿病

高血圧

脂質異常症

飲酒

喫煙

生活習慣病の問題点

「生活習慣病」という言葉の問題点としては「生活習慣を守っていないから病気になる」と言う本人責任型の印象が強くなることです。糖尿病や高血圧も家族歴によってどんなに規則正しく生活していてもなる場合がありますので、そのような「生活習慣病は怠惰の象徴」という、差別をなくしていく必要があります。また、本人だけでなく、周囲のサポートが重要です。周りの力を借りながら、生活習慣をより良いものにしていく必要があると考えます。

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メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム
メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは、「ウエスト周囲径 男性85cm / 女性90cmかつ脂質、血圧、血糖値が基準値を満たしている時」に診断されます。(表1)

ウエスト周囲径 男性85cm、女性90cm
血圧 収縮期血圧≧130mmHg
拡張期血圧≧ 85mmHg
脂質 中性脂肪≧150mg/dl
HDLコレステロール≦40mg/dl
空腹時血糖 ≧110

ウエスト周囲の基準について

内臓脂肪の蓄積の目安を表しています。内臓脂肪とは、いわゆるCTスキャンとかで、腸の周りなどに多く脂肪がついていたりのあれです。皮下脂肪は骨の周りの筋肉の周りについているものです。ただ残念ながら多くのことはわかっていません。噂によると、発生の段階から、つまり違うところから由来で出ているという情報もあります。

体型的にも、男性は内臓脂肪が多いりんご体型、女性は皮下脂肪が多い洋ナシ型体型になる人が多いと言われています。なお、内臓脂肪の量をきちんと調べるには、CTとかでお腹の中全体の内臓脂肪体積を調べれば良いわけです。しかしながら、CTって結構被曝量が多いので、あまりオススメしません。それでも気になるって人は、へそのレベル断面のCTの内臓脂肪面積だけで、お腹の中の内臓脂肪面積と相関を認めるそうなのですが、その大きさは100cm2が一つの指標となっております。その大きさと相関しているウェスト周囲径は、男性84.4cm、女性92.5cmなので、メタボリックシンドロームの基準で85cmと女性90cmとだいたい似ています。

メタボリックシンドロームを放っておくと?!

内蔵脂肪が蓄積している方は、インスリン抵抗性(インスリンが分泌されても効きにくい)が増加している人が多いと言われています。

メタボリックシンドロームでは、高血圧や糖尿病、脂質異常症が合併しやすいという統計があって、かつ、それらの複数を持っている方は、動脈硬化のリスクが高くなります。これらの合併している病気の怖いところは、自覚症状がわかりにくい点です。しかし放置していると、体内では動脈硬化が進みます。自覚症状がないところから、「まだ大丈夫」と思って生活習慣を是正しない人が多いです。

動脈硬化が進むと、脳卒中や心筋梗塞になったり、糖尿病なら目が見えなくなり、透析になったり、神経障害から足を切断するなんてこともあります。あと、あまり関連ないと思われている方も多い「高尿酸血症」も、実はメタボリックシンドロームと関連があると言われています。 最近話題の、閉塞型の睡眠時無呼吸症候群(空気の通りが塞がって、無呼吸になるパターン)もそうです。

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