虫垂炎

虫垂炎
虫垂炎

虫垂炎とは、虫垂に何かしらの原因で炎症が起こり、虫垂が腫れてくる病気です。

虫垂炎の症状とは

痛みが始まる数時間〜1日前くらいで、胃炎様の消化不良症状や、お腹がはった感じが出るかもしれません。便通もいつもと違うかもしれません。
そして、普通は特定の部位でない腹痛が出て、その2−3時間後に嘔気が出てきます。
この説明を聞いてわかると思いますが、「ちょっと普通より食欲なくてお腹張ってたら、痛くなってそのあと吐き気も出てきた」って感じなのですが、その描写を正確にできる人は結構珍しいかと思います。そしていわゆる典型的な痛みは、一番強い部位が右下腹部であると言われているのですが、虫垂の向きによってどこでもありうるというのが正直なところです。それがさらに診断を難しくしています。

虫垂炎の原因は

虫垂とは、盲腸という大腸につながっている細い「ひも」みたいな臓器です。
何をしているかは以前不明でした。ダーウィンの「種の起源」から言わせると、痕跡器官として記載されています。ヒトのものは動物のそれより小さいため、使われず退化したと、言われています。

ただ、実際虫垂の中身はというと、『内部には特殊化した免疫細胞と分子がぎっしり詰まっています。虫垂は免疫系に必須の部位で、微生物の共同体を守り、育て、情報を伝達し合う。虫垂は微生物のバイオフィルムを形成している。バイオフィルムとは、互いに支え合い、有害な細菌を侵入させないように守る層のことである。どうやら虫垂は、人体が微生物のために用意している隠れ家のことなのだ』(10% Human より。)ということで、免疫系を担う重要な臓器であり、成人まで残しておいたほうがいいという意見が最近ではあります。
 ただし、虫垂炎は、虫垂が糞石と言われる石で閉塞するなど、なんらかの原因で、起こったりします。

虫垂炎を放っておくと?!

そのまま放置していると、虫垂が破裂して、その周りの腹膜に炎症が出たり、便が漏れるので大変なことになります。破裂して初めて高熱が出ます。これで死に至る方もいます。

虫垂炎の診断方法とは

診断は、腹部エコーで見える場合もありますがそれなりの技術が必要です。あとは腹部CT(造影剤を使ったCT)で判断します。

虫垂炎の治療法について

治療は重症度によりますが、抗生物質の点滴で「散らす」方法と、手術により虫垂を取る方法があります。

こんな時は病院を受診しましょう

腹痛がなかなか治らない、特に右下腹部に痛みが出たり、歩くと響くなど、症状が出てきたら早めにクリニック受診をおすすめします。診断にCTが必要だったり、虫垂炎が確定すれば、クリニックで対応できない場合は、外科的な処置ができる大きな病院にご紹介することになります。

虫垂炎は早期発見が大切

早期治療することによって、虫垂が破裂することを防ぐ可能性があります。
ただ、先ほどお伝えした様に診断が難しいため、腹痛がある場合は、慎重に経過観察をし、痛みが強くなったりしたら再度診察してもらうなど、対応は必要です。
そのため、「虫垂は成人まで残しておいたほうがいいという」意見もありますが、虫垂炎が命に関わることを考えると、虫垂を残すか(薬物治療で乗り切るか)、切除するかどうかは、よく外科医の先生とご相談されることが良いでしょう。

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