肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌ワクチン

注射イヤだ〜っていう方はよくいらっしゃいますね。予防接種、あなただけでなく周りにとっても大切です。

肺炎球菌ワクチンについて

ここでは肺炎球菌ワクチンの65歳以上の方の説明です。
肺炎球菌ワクチンは、肺炎の原因菌の第一位の肺炎球菌に対する予防接種です。肺炎球菌の型は93種類あるのですが、そのうちの23の型をカバーするニューモバックスと、13の型をカバーするプレベナーという商品があります。プレベナーは小児でも接種するので聞いたことある方もいらっしゃるかもしれません。

ワクチンでどこまで予防できるのか

つまりここでわかることは、肺炎球菌ワクチンを接種していたとしても、全部の肺炎球菌感染症を予防できるわけでないということです。だいたいその型が一致するのが、データによりばらつきはあるのですが13型カバーが40%前後、23型カバーが48-67%くらいという感じなので、それ以外の型には効かないということです。一応、13型カバーの肺炎球菌ワクチンは65歳以上の侵襲性肺炎球菌感染症(つまり重症ってことです)や、肺炎球菌性の肺炎を減少させたという研究があります。(出典:日本感染症学会ホームページ)

肺炎球菌ワクチンの予防接種

さて、65歳以上の高齢者の方は、予防接種法という法律に基づき、65歳以上で人生に1回だけ、公費で肺炎球菌ワクチンの予防接種が受けられます。対象者の方は毎年変わりますが、自宅に郵送で、その案内が届くはずです(自分が予防接種の対象かどうかは、厚生労働省のホームページ、もしくはお問い合わせください)。連続接種する場合は、23型→23型では5年あけて、13型→23型ではブースター効果(免疫が残っているときに接種するとより抗体量が増える)を期待して6ヶ月-4年で行います。 23型→13型では、1年あければ問題ないですが先ほどのブースター効果はなさそうと言われています。なお、糖尿病、慢性呼吸器疾患(COPD)、心疾患、腎不全、肝疾患や血液悪性腫瘍の方は受けた方がいいのと、脾臓摘出した方は感染が重症化するので受けましょう。どのような接種スケジュールにするかは、よく主治医の先生と相談しましょう。

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