基礎体温ってなに?測らないといけないの?

 

基礎体温という言葉をご存知でしょうか。妊活をしているという方はご存じかもしれませんが、中には、基礎体温について知らない、言葉は知っているが正しい計測方法を知らないという方もいらっしゃるかと思います。

今回はこの基礎体温について詳しくご紹介します。

基礎体温とは?

基礎体温とは、「生命を維持するのに必要最小限のエネルギーしか消費していない安静時の体温」のことをいいます。つまり、活動をせずに起床時に横になったままの状態で測定された体温が基礎体温になります。

普通の体温は、36.3度など小数点以下1桁しか表示しませんが、基礎体温は36.34度など小数点2桁までの値が測定されます。基礎体温を測定する際には小数点以下2桁まで表示することのできる、婦人体温計を使う必要があります。

普通の体温は、運動後や入浴後など活動の内容や状況によって1~2度変化しますが、基礎体温は活動をしていない状態で測定するためここまで大きな体温の変化は通常見られません。

女性の体温は、女性ホルモンによって変化が見られます。通常は二相性といい、1ヶ月の間で体温が低い低温期と高い高温期が訪れます。毎日継続的に測定して、グラフ化することで、ある程度自分の1ヶ月の体温の変化が分かるようになります。

月経が28日周期の場合、月経の初日から、排卵が起こるまでの約2週間は、低温期といって体温がやや低くなります。排卵が起こると、その後、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌により、低温期より0.3~0.5℃、基礎体温が上昇する高温期に入ります。高温期は12~14日続き、その後月経がはじまります。また、排卵日は低温期が高温期に切り替わるタイミングであるため、体温をとり続けてグラフ化すると体温ががくっと上がっているようなグラフになります。

この二相性の状態が正常となるため、二相性でなかったりグラフが不安定な時には、身体に異常が起こっていることも考えられるのです。

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基礎体温は必ず測らないといけないの?

基礎体温は、絶対に測らないといけないというものではありません。

なぜなら、苦労して毎朝測定しても、なかなか思い通りの綺麗なグラフにはならず、あまりてにならないことが多いからです。

超音波や排卵検査薬が無かった時代には、基礎体温を記録することで排卵時期を予測し、妊活などに用いられていました。

しかし、現在は超音波や血液検査で非常に正確に子宮・卵巣の状態を確認することができるため、正確性に劣る基礎体温はあまり使用されなくなっています。

面白いことに、基礎体温の記録が絶対に必要と言われていた不妊治療においても、今は逆に推奨されなくなっています。

これは、毎日記録をつけることが次第に強いストレスとなり、不妊を助長してしまうとも考えられているからです。

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基礎体温を測ると何が分かるの?

基礎体温を測ることにより、分かることは3つあります。

1つ目は自分の身体のリズムです。基礎体温を継続的に測定することで自分の低温期と高温期のリズムが把握でき、排卵がいつ起こるかが予測できます。例えば排卵日がいつなのかわかれば、どのタイミングに性交渉をすると妊娠しやすくなるのかが分かります。黄体ホルモンが分泌されて高温期になっていることが分かれば、PMSがいつ来るのかも分かります。最近肌があれやすい、イライラしやすいという方も、基礎体温を計っていれば今はホルモン周期的にそういう時期であるということを理解することができ、対策をすることができます。他にも、ホルモン周期を見ながらダイエットの計画を立てたりお出かけの予定をたてたりもできるというメリットがあります。

2つ目は病気の有無です。低温期が長い、高温期が来ていない、グラフに凹凸の変化が見られないなど基礎体温が不規則な場合は、何らかの原因により卵巣からのホルモン分泌が低下している可能性があります。排卵障害や、黄体機能不全などの可能性が考えられますので、正常の基礎体温のグラフと見比べて明らかにグラフの変化が乏しいという場合には、基礎体温グラフを持参して医療機関を受診することをおすすめします。

3つ目は妊娠の有無です。高温期が16日以上続く場合は妊娠の可能性がありますので、心当たりのある場合は妊娠検査薬を使ってみてもよいでしょう。また、妊活をされている方は、排卵日や生理周期を知るために医師から基礎体温を測定するように指示されることもあります。

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基礎体温の測り方は?

基礎体温は、活動を開始する前、朝目覚めたら起き上がらずに測定をすることが必要です。婦人体温計を舌の裏側のつけ根に当て、舌で押さえた状態で口を閉じて測定をします。

体温の測定ができたら記録をしてグラフを作ります。手書きで書く方法のほか、スマートフォンに体温を記録するだけで勝手にグラフ化してくれるものもあるため、自分のやりやすい方法で記録を続けてみてはいかがでしょうか。起床後になるべく身体活動をせずに体温を測れるように枕元に体温計と記録できるものを用意しておくとよいでしょう。

また、グラフには月経、体調不良、性交日なども記録しておくと、どんなことが体温や体調に影響するのかを知ることができるのでおすすめです。婦人体温計には、予測式といい、検温時間が短く、5分後の平衡温を予測する方法と、実測式といい、実際に約5分間測る方法があります。どちらも基礎体温を測定できるため、自分のライフスタイルに合った体温計を選択してみてください。

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参考文献

厚生労働省 http://w-health.jp/fetation/temperature/

エリエール https://www.elleair.jp/elis/elis_clinic/bbt/