水痘・帯状疱疹のポイント

接種が必要な方

水痘は世界的に発症しており、どこの国・地域でも感染する危険性があるため、小児期に2回の予防接種を完了していない方で、これまで水痘にかかったことのない方は、どこの国・地域に渡航する際にも接種が必須です。

・水痘ワクチンは国産の1種類で、成人の場合は1回の接種を行います。
・水痘ワクチンは生ワクチンであり、水痘ワクチンを接種後4週間は他のワクチンを接種することができません。また妊婦は接種することができず、接種後2ヶ月は妊娠を避ける必要があります。
・水痘ワクチンは、50歳以上の方に帯状疱疹の予防の目的で投与することができます。

価格

国産水痘ワクチン:8,000円/本+診察料

どこへ渡航する時に水痘ワクチン接種が必要でしょうか?

世界保健機関(WHO)や国立感染症研究所からの報告によるとの水痘は世界中で発生しています。

日本では平成26年10月1日から水痘ワクチンの2回接種が小児の定期接種項目になり(標準的には1回目の接種は生後12月から生後15月までの間、2回目の接種は1回目の接種から6月から12月まで経過した時期に行うこととなっています。)それまでは任意接種でした。
成人で水痘を発症した場合は重症になりやすい傾向があり、これまで水痘にかかったことがなく(またはかかったかどうかはっきりせず)、予防接種を受けたことのない方や受けたかどうかはっきりしない方(つまり風疹に対する免疫を獲得していない方全て)は、渡航する前に他のワクチンとともに水痘ワクチンを接種することが推奨されています。

水痘・帯状疱疹の感染経路と症状は?

水痘とはいわゆる「みずぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルス(varicella zoster virus;VZV)によって起こる急性の伝染性疾患です。
水痘帯状疱疹ウイルスは、麻疹ウイルスほどではありませんが風疹ウイルスやおたふくかぜ(ムンプス)ウイルスよりも感染力が強く、感染している人との接触により感染(接触感染と言います)したり、感染している人がくしゃみや咳をした時に飛び散るしぶき(飛沫)により感染(飛沫感染と言います)するだけでなく、感染している人と同じ部屋にいるだけでも感染(空気・飛沫核感染と言います)します。

水痘帯状疱疹ウイルスに感染すると約2週間程度の潜伏期間の後に、発疹 、発熱、全身倦怠感などの症状が出ます。
発疹は典型的には紅斑(皮膚の表面が赤くなること)から始まり、水疱、膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かさぶたになること)して治癒し、発疹の部位は最初頭部・顔面から始まり体幹、手足に出現します。数日にわたり新しい発疹が次々と出現するので、紅斑、丘疹、水疱、痂皮のそれぞれの段階の発疹が混在することが水痘に特徴的です。
水痘は主に小児の病気ですが、成人に水痘が発症した場合、水痘が重症化するリスクが高く、また皮膚の二次性細菌感染、脱水、肺炎、髄膜炎、脳炎などの合併症も小児より発症しやすいことが知られています。

帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルスの初感染により水痘が発症して治癒した後、ウイルスが体内の神経節に潜伏し、その後、加齢やストレス、過労などが原因となってウイルスに対する免疫力が低下して、神経節に潜伏していたウイルスが再活性化し、神経を伝わり皮膚に到達することにより、痛みを伴う水疱を生じる疾患です。
水疱がかさぶたになるまでには 10~15 日ほと必要で、皮膚が正常に戻るまでには1ヶ月ほどかかります。合併症として代表的なものに、皮膚症状消失後 3 か月以上にわたって疼痛が持続する帯状疱疹後神経痛(postherpetic neuralgia:PHN)があります。

接種可能な水痘ワクチンの種類と価格は?

クリニックフォアグループでは、1種類の水痘ワクチンをご用意しています。

A. 国産水痘ワクチン

*:別途、診察料が必要になります。

価格については、国産水痘ワクチン 8,000円/本となります。
水痘ワクチンを、50歳以上の方に帯状疱疹の予防の目的で投与することができます。

他のワクチンと一緒に接種できますでしょうか?

他のワクチンと同時に接種可能です(ご希望の方はスタッフにお申し付けください)
本ワクチンの接種前に、他のワクチンを接種している場合は、一定期間の間隔を開けることが必要です(生ワクチンは4週間、不活化ワクチンは1週間あける必要があります)
本ワクチンは生ワクチンであり、接種後次回ワクチン接種まで、少なくとも4週間あける必要があります。

今後妊娠を考えていますが、ワクチン接種は可能ですか?

水痘ワクチンは生ワクチンであり、妊娠中の女性が水痘ワクチン接種をすることはできません。妊娠可能な女性においては、あらかじめ約1ヶ月間避妊した後に接種し、ワクチン接種後約2ヶ月間は妊娠しないように注意をする必要があります。

カード払い、あるいは、請求書払いは可能でしょうか?

クリニックフォアグループでは、保険診療・自費診療含め、全てのお支払いにクレジットカード、iD/QuickPay, 交通系IC(Suica/Pasmo)、QRコード決済(Paypay、LinePay)等をご使用いただけます
また、まとまった人数での接種が必要な場合、企業単位でのご請求書での支払いも承ります。
企業のご担当者様より、contact@clinicfor.lifeまでご連絡ください