
マラリア(予防薬)のポイント
予防薬の内服が推奨される方
アジア、オセアニア、中近東、アフリカおよび中南米の熱帯・亜熱帯地域に渡航される方
当院処方のマラリア予防薬(マラロン®)の特徴
・マラリアの予防にも治療にも使用可能
・1日1回のみの内服
・副作用が少ない(軽い吐き気や腹痛、頭痛のみ)
・ワーファリンとの飲み合わせに注意(ワーファリンの効果増強)
価格
マラリア予防薬として処方する場合、自費診療扱いになります。当院では、800円/日 ×(滞在日数+9日)(別途、診察料)で処方しております。
どこへ渡航する時にマラリア予防薬が必要でしょうか?

世界保健機関(WHO)が2018年にマラリアのリスクのある地域を公表(World malaria report 2018)しています(上記世界地図の赤色のエリアがマラリアリスクが特にある地域となります)
アジア、オセアニア、アフリカおよび中南米の熱帯・亜熱帯地域に渡航する際にはマラリア予防薬を持参・内服されることが推奨されています。
マラリアの感染経路と症状は?
マラリアとは、マラリア原虫をもった蚊(ハマダラカ属)に刺されることで感染する病気です。
世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、1年間に約2億2000万人が感染し、推計43万5,000人が死亡しています。日本でも60人前後が輸入感染症として届け出られています。
1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、主に発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。また、重篤な場合には死に至ることもありますので、注意が必要です。
当院処方のマラリア予防薬
商品名:マラロン(Malaron)配合錠
これまで問題となっていた副作用を大幅に抑えた新しい予防薬です。

マラロン®の内服スケジュール
・マラロン 1日1回(内服時間は任意)
・到着2日前より内服開始
・現地を離れてからも7日間は内服継続(滞在期間+9日分を処方)
・マラリアの流行地を離れてからも7日間は内服(マラロンの血中濃度を維持)
マラロン®の特徴
・マラリアの予防にも治療にも使用可能
・1日1回のみの内服
・副作用が少ない(軽い吐き気や腹痛、頭痛のみ)
・ワーファリンとの飲み合わせに注意(ワーファリンの効果増強)
副作用
胃のもたれ感などの胃腸症状。咳などがあるが軽微。
注意事項
お子さまは内服できません。内服は成人の方のみでお願いします。
価格
マラリア予防薬として処方する場合、自費診療扱いになります。当院では、800円/日 ×(滞在日数+9日)(別途、診察料)で処方しております。
マラリアは流行地域において感染力が高く、重篤な症状を引き起こすことも少なくないことから、適切に予防することが重要です。当院では、マラリア予防薬に加え、マラリアを感染させる蚊に刺されないように米軍でも使用されている非常に効果の高い虫よけ薬も取り扱っております。詳細はこちらからご確認ください。
その他のQ&A
カード払い、あるいは、請求書払いは可能でしょうか?
クリニックフォアグループでは、保険診療・自費診療含め、全てのお支払いにクレジットカード、iD/QuickPay, 交通系IC(Suica/Pasmo)、QRコード決済(Paypay、LinePay)等をご使用いただけます。
また、まとまった人数での接種が必要な場合、企業単位でのご請求書での支払いも承ります。
企業のご担当者様より、contact@clinicfor.lifeまでご連絡ください
企業の方へ
クリニックフォアグループでは、企業全体の健康相談にも取り組ませていただいています。産業医の先生と連携した健康診断後のフォローアップの実施、および、ご出張・海外赴任時のワクチン接種・健康管理等も包括して請けおっております
企業の方々のご負担を軽減するため、請求書でのお支払いも可能になっておりますので、お気軽にお問い合わせください
Email:contact@clinicfor.life