2020.05.25

ハイドロキノンの副作用や正しい使い方について、美容皮膚科医が解説します

シミの改善や美白のために使われるハイドロキノン。このお薬は作用が強い分、副作用も強いため正しい使い方をしなければ、肌へダメージを加えてしまうお薬です。

ハイドロキノンにはどのような副作用があるのか、美容皮膚科医が詳しく解説していきます。

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1.ハイドロキノンの副作用とは?

ハイドロキノンにどのような副作用があるのかをご紹介する前に、簡単ではありますがハイドロキノンがどういったお薬かについてご紹介します。

ハイドロキノンはヒドロキノンを主成分としたお薬で高い美白効果が期待できるお薬です。もともと肌の細胞には色素細胞という細胞が存在します。この細胞に紫外線が当たると紫外線から肌を守るという目的でシミの元となるメラニンを作り出すという特徴があります。ハイドロキノンは紫外線が色素細胞にあたった際にメラニンを作るために出てくる酵素を抑制する働きがあり、この酵素が抑制されることによってメラニンの生成を抑制します。

また、肌はターンオーバーを繰り返しており、基底面の肌細胞が徐々に肌の表面に押し上げられていき、古い角質は垢として排出されていきます。ハイドロキノンの効果によって基底面でシミを作り出さないようにしているため、肌表面に押し出された肌の細胞はシミのない美白な肌になっており、これがハイドロキノンの使用によってシミのないきれいな肌が作られるメカニズムとなっています。ハイドロキノンは濃度が高くなればなるほど効果が高くなる一方で副作用も強く出ます。そのため、市販のクリームや化粧品ではハイドロキノンの濃度が制限されており、処方薬の100分の1程度となっています。

ハイドロキノンを使用することによる副作用は肌の赤み、ひりひり感、かぶれが主なものです。アレルギーを起こしやすいという性質もあり、2001年まで市販の化粧品にハイドロキノンの使用が規制されていたのはこれが理由となります。また、傷やできものなどがある部分にハイドロキノンを塗布することで傷などが悪化することもあります。

さらに、ハイドロキノンは安定性が悪いため、長期保存ができません。古いハイドロキノンを使用した場合、ひりひりなどの刺激感を強めてしまう可能性もあります。ハイドロキノンを塗った後、強い紫外線に当たると、ハイドロキノンを塗った部分のシミが濃くなるということもあります。

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2.ハイドロキノンの正しい使い方とは?

それでは、ハイドロキノンの正しい使い方についてご説明します。

1.まずは洗顔を行い、ハイドロキノンを塗る部分を清潔にします。

2.刺激が少なく高い保水力のある化粧水で肌を整えます。

この後はハイドロキノンを使用するのですが、ハイドロキノンは単体ですと肌への浸透率が悪いため、肌へよりハイドロキノンを浸透させるためにビタミンCやトレチノインというお薬をシミの治療では使用します。

3.ビタミンCを肌の広範囲に塗布した後、トレチノインをシミの上に塗布します。

4.ハイドロキノンをシミの部分から広範囲に塗布します。

ハイドロキノンを塗った後に外出する際には紫外線対策のために日焼け止めを塗ったり帽子をかぶったりしましょう。ハイドロキノンを塗布した後に化粧をすることも可能ですが、その際にはUVケアの成分が配合したものを使いましょう。

この塗り方は治療過程によって変化をしていきます。そのため、シミの治療をしている方と美白のために使っている方では塗り方や塗る量が異なることもあります。これについてはハイドロキノンを処方している医師の指示に従いましょう。

先ほどもご紹介したようにハイドロキノンは安定性が悪いお薬ですので、処方されたお薬は早めに使い切るようにしましょう。もしも古いハイドロキノンが見つかった場合、もったいないからといって使用せずに処分をし、新しいハイドロキノンを処方してもらうようにしましょう。

3.医薬品を処方してもらうにはオンライン診療が便利?

ハイドロキノンの規制が解除されてから市販品でもビーグレンなどさまざまなハイドロキノンを含有した商品が販売されています。ですが、ハイドロキノンは強いお薬でもありますので医師に肌の状態を診てもらいながら、自分の状態にあったお薬を処方してもらった方が安全にシミ、美白対策を行うことができます

また、皮膚科では先ほどもご紹介したようにハイドロキノンと合わせて使用するとことで高い効果が得られるお薬も処方することができますので、皮膚科でハイドロキノンを処方してもらうことをおすすめしています。

医薬品のハイドロキノンを処方してもらうにあたり、医療機関を受診しなければなりませんが、外出自粛や仕事が多忙などの理由で、医療機関に定期的に行くことが難しいという方もいらっしゃるでしょう。

クリニックフォアではオンライン診療でハイドロキノンやハイドロキノンと一緒に使うことで高い効果が得られるお薬を処方しております。ハイドロキノンをオンライン診療で処方ご希望の方はクリニックフォアへお問い合わせください。

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公開日:5月19日

監修:クリニックフォアグループ医師

参考文献

自治医科大学 https://www.jichi.ac.jp/keisei/tre-hq/tre_shimi.html

ロート製薬 http://www.drx-web.com/bihada/seibun/hydroquinone.htm