2020.06.24

クリニックでできるシミ治療とは?美容皮膚科医が解説します

シミ治療を本格的にやりたいという方は、市販薬を使うよりも美容皮膚科で治療を受ける方が効率よく高い効果が得られるため、お勧めできます。

今回はクリニックフォアの美容皮膚科で受けることのできるシミ治療について詳しくご紹介します。

シミやそばかす、肝斑を消すためのケアは、自宅で始められるものから医療機関でじっくりとできるものまでいろいろな種類があります。今回の記事でご紹介する方法の中からご自身にぴったりなものを選んでみてください。

↓↓自宅でできるシミ治療について

内服薬

シミの治療としてクリニックで良く用いられる治療法が内服薬です。クリニックフォアでも内服薬単独での治療のほか、他の治療と組み合わせて内服薬での治療を行うこともあります。クリニックフォアの美容皮膚科で処方される内服薬はシナール、トラネキサム酸、ユベラ、ハイチオール、UVシールドなどです。これらがどのような効果があるのか順番にご説明していきます。

シナール

まずはシナールです。シナールはビタミンCとパントテン酸を配合したビタミン複合剤です。メラニン色素の形成を抑えてくれる効果があり、シミやそばかすのケアに使用できます。妊娠中や授乳中、消耗性疾患などビタミンCが消耗しやすい方の補給を目的として作られたお薬ですので、安全性が高いです。

トラネキサム酸

次にトラネキサム酸です。トラネキサム酸は、特に肝斑に対しての効果があり、肝斑の治療薬として最も多く使われているお薬です。シミの元となるメラニンを生成する細胞メラノサイトの活性化を抑制をする効果があり、シミをできにくくしてくれます。

また、ニキビなど皮膚に炎症が起こった後に色素沈着をしてできてしまったシミに対しても、メラノサイトの活性化を抑制することで、シミを薄くし、美白効果も期待できるとされています。トラネキサム酸は市販でも販売されているのですが、市販と医薬品ではトラネキサム酸の成分の上限値が異なります。クリニックフォアではトラネキサム酸を500㎎配合したお薬を取り扱っております。この値は市販薬では販売できない量なので、高い効果が期待できます。

↓↓自宅でできるシミ治療について

ユベラ

次はユベラです。ユベラとはビタミンEを配合しているお薬で、肌の代謝を良くしてターンオーバーを促進したり、シミを薄くしたり抗酸化作用が期待できます。幅広い世代の方にお使いいただけます。

ハイチオール

次にハイチオールです。ハイチオールはL-システインを有効成分としているお薬で、パントテン酸など代謝に欠かせない成分も配合しています。湿疹、ニキビ、蕁麻疹などさまざまな肌トラブルの治療に用いられるお薬ですが、シミに対してはメラニン色素の抑制し、シミを薄くする効果が期待できます。

UVシールド

UVシールドは飲む日焼け止めのことです。日焼け止めですが、塗る日焼け止めのように日焼けを予防する効果だけでなく、日焼け後の肌に対しても効果があります。

紫外線を浴びた際に体内から大量に発生する活性酸素を除去するのと同時に、炎症を抑えることで、日焼けによるシミ・肌老化を防ぐ効果が期待されています。また、市販の日焼け止めのように日を浴びる前に摂取するだけでなく、日を浴びた後に摂取しても効果があることが特徴です。薬品ではなくサプリメントという扱いになるため副作用がほとんどなく安全性が高いことも特徴です。

↓↓自宅でできるシミ治療について

ゼオスキン(ZO SKIN)

ゼオスキンとはアメリカのゼインオバジ医師が35年以上の研究の末に作り上げた美肌になるためのスキンケアプログラムのことで、この方の名前の頭文字を取って「ZO SKIN」という名称になりました。一人一人の肌の状態に合わせて、洗顔から保湿までの商品をカスタマイズできるというもので、スキンケアに「ハイドロキノン」と「トレチノイン」を取り込むことを最大の特徴としています。これによって肌質を根本から改善し、乳幼児のような健康で美しい肌を目指します。

ゼオスキンは市販での取り扱いがなく、医療機関向けの商品となります。専門の医師、看護師、アドバイザーに自分の肌質を診察してもらったうえで、ぴったりのスキンケア商品を選んでもらえるため、効果を確実に実感できるというメリットがあります。オリジナルの成分を多数配合しており、老化のもとになる有害な近赤外線やフリーラジカルから肌を守って、現在だけでなく未来の肌も美しく保てるようにサポートしてくれます。

ほかにも植物幹細胞と加水分解セリシンでお肌のハリをサポートしてくれます。肌質や肌の悩み別に幅広いラインナップが取り揃えられています。

しらたま点滴

しらたま点滴とは強力な美白成分のグルタチオンを主成分とする点滴です。肝斑、炎症後の色素沈着や、抗老化、抗酸化といった効果が期待できます。メラニン色素の生成を抑える働きもあるためシミやそばかすの改善に対しても効果があります。

クリニックフォアではしらたま注射という名前で治療を行っており、1~2週に1回の治療をおすすめしています。グルタチオンはアミノ酸の一種で、もともとは体内でも生成される成分ですので、注射として投与しても副作用がほとんどなく、安心して使うことができます。

フォトフェイシャル(m-22)

フォトフェイシャルとは光治療と呼ばれる治療法で、広範囲の光を照射することで、シミ・くすみ・赤ら顔・毛穴・キメなど多くの肌トラブルを同時に改善させる効果が期待できる治療です。

広範囲の波長の光を照射することが特徴で、1回の照射でシミやそばかすの原因であるメラニンや、ニキビ跡・赤ら顔の原因の色素などに幅広くアプローチできます。さらに真皮の線維芽細胞芽細胞を活性化させることでコラーゲン産生を促し、小じわ・毛穴の開き・キメの改善などをもたらします。正常組織に対するダメージが少なく、近年ではレーザー治療と同様に人気の治療法となっています。

レーザー

レーザー治療は皮膚に細かくレーザーを当てることでダメージを与え、そのダメージ修復過程を利用してコラーゲン産生を促し、新しい肌を再構築する治療方法です。クリニックフォアではCO2フラクショナルレーザーを使用しています。細胞内の水と反応することで熱エネルギーが発生し、蒸散、蒸発作用により、ホクロやイボを除去したり、シミやそばかすの原因となるメラニンに作用する効果が期待できます。

クリニックフォアの美容皮膚科でもこれらの治療方法を用いて、患者様のシミやそばかす、肝斑の治療をさせていただきます。診療内容や料金設定についてはホームページをご参照ください。

監修:クリニックフォアグループ医師

公開:6月23日

参考文献

https://beauty.clinicfor.life/menu/skin#2

(ADM スイッチ ボトックス  ルビー 老人性)

キュテラ株式会社 https://www.cutera.jp/zoskinhealth/about.html https://www.cutera.jp/zoskinhealth/downloads/products_pdf/zo_brand-book_201902.pdf

第一三共ヘルスケア https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_transino/transino-2/component/tranexamic/

https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/15_shimi/index2.html

エスエス製薬 https://www.ssp.co.jp/dictionary/l-cysteine/

https://www.ssp.co.jp/product/brand/hythiol/

添付文書 https://vet.cygni.co.jp/include_html/drug_pdf/vitamin/JY-12179.pdf

医薬品インタビューホーム https://www.fuso-pharm.co.jp/cnt/seihin/parts/072/072_i.pdf

資生堂 https://www.shiseido.co.jp/haku/laboratory/dictionary/8.html

田辺三菱製薬 https://cps-net.jp/question/otc/15024def.html

https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00052074

オーソモレキュラー栄養医学研究所 https://www.orthomolecular.jp/nutrition/glutathione/

関東労災病院 https://www.kantoh.johas.go.jp/hanasi/tabid/348/Default.aspx