【赤ら顔の治療方法】ダウンタイム・リスクは?セルフケア方法も解説!

赤ら顔とは、何らかの原因で毛細血管が広がって顔が赤く見える状態です。顔が赤くなると目立つので、何とか改善したいと思う方も多いでしょう。

そこで今回は、赤ら顔の悪化因子やクリニックでの赤ら顔治療、セルフケアの方法などについて解説します。

赤ら顔とは?

赤ら顔とは、何らかの原因によって毛細血管が広がり血流が増えた結果、血液の色が透けて顔が赤く見える状態のことです。毛細血管拡張症や、酒さ(しゅさ)とも呼ばれます。

とくに色白の人や顔の皮膚が薄めな人は、血液の色が透けて見えやすいため、赤ら顔に悩むことがあるでしょう。赤ら顔の悪化因子には以下のようなものがあります。

  • 紫外線
  • ストレス
  • 気温の上下
  • 強い風や湿気
  • 激しい運動
  • アルコール
  • 熱い風呂
  • 熱い飲み物
  • 香辛料
  • 肌に合わないスキンケア用品・化粧品など

毛細血管の血流の増加が主な原因なので、気温の変化や緊張しているとき、興奮したときなどに症状が現れるのも特徴です。また、化粧品でかぶれた、洗顔のときに強くこすったなどで肌に炎症が起きて赤みが増すこともあります。

赤みが目立ちやすいのは毛細血管が集中している鼻や頬周辺ですが、顔全体が赤くなったり鼻の毛穴が凸凹になったり、ニキビのような赤いブツブツが出たりする場合もあります。

クリニックフォアの赤ら顔治療

赤ら顔はメイクではカバーしきれないことが多く、改善したい場合はクリニックで治療を受ける必要があります。

クリニックフォアでは、フォトフェイシャルやジェネシスレーザーを用いた赤ら顔治療を実施しています。それぞれの治療法の詳細を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルとは、IPL(Intense Pulsed Light)という波長が長く穏やかな光を肌に当て、シミやくすみ、赤ら顔などの肌トラブルを改善する治療法です。

IPLのエネルギーは肌に当たると熱に変換され、肌トラブルの原因であるメラニンや毛細血管にダメージを与えます。するとダメージを受けた毛細血管は縮小し赤ら顔の改善が期待できます。また新陳代謝が促され、真皮でコラーゲンが産生されて、シミやくすみ、ハリの低下などの肌トラブルも改善されるという仕組みです。

施術時間は15分程度で、効果の持続期間は約4年程度と言われています。ただ、月に1回、合計5回ほどの施術で効果を実感することができ、定期的に施術を受けることで、将来的に発生する可能性があるシミやそばかすなどを予防する効果も期待できます。

施術中は輪ゴムで弾かれるような痛みを感じることがあります。※個人差あり

ダウンタイムはほとんどなく、施術後のメイクや洗顔も可能です。ただ、紫外線による色素沈着が起きやすくなるため、紫外線対策と保湿を徹底してください。かさぶたができた場合は自分で剥がさないことにも注意です。

また、IPLがダメージを与えるのはトラブルの原因になっている箇所のみで、それ以外の部分がダメージを受けることはほぼありません。

稀に、かゆみ、色素沈着、やけど、過敏な皮膚反応が出ることがあるため、ひどい場合は医師に相談してください。

クリニックフォアでの金額は、1ショット2,200円(税込)~となります。

なお、エステサロンにもフォトフェイシャルを取り入れているところがありますが、エステサロンのフォトフェイシャルは、クリニックのものよりも光の波長が短く弱めです。肌の奥深くにある肌トラブルの原因まで光が届かないことがあるため、より高い効果を期待するならクリニックで施術を受けたほうがよいでしょう。

レーザー

レーザー治療とは、特定の波長をもつ光の光熱作用(光が熱に変わり周辺温度を上げる作用)を活用した治療法のことです。レーザーにはさまざまな種類がありますが、クリニックフォアでは赤ら顔治療にジェネシスレーザーを使用しています。

ジェネシスレーザーとは、皮膚表面から真皮の浅い部分まで届く波長をもつレーザーです。皮膚の水分やヘモグロビン(赤血球がもつ赤色素たんぱく質)の赤、メラニンの黒などに吸収されやすいため、シミや赤ら顔などの治療に向いています。

施術時間は10分程度、月1回の施術を合計5回程度受けていただくことで、効果が実感できることが多いです。

施術中はチクチクとした痛みやほてりを感じることがありますが(※個人差あり)、ダウンタイムはほぼなく、部分的に赤みがでることがありますが、数時間~数日で治まることが多いです。

施術後のメイクや洗顔も可能ですが、肌に赤みかぶれなどがあれば落ち着くまで避けましょう。施術箇所をこすらないようにするなども注意しましょう。紫外線の影響を受けやすくなっているので、紫外線対策と保湿を徹底することも大事です。

稀ですが、内出血、赤み、むくみ、色素沈着などが出るリスクがあることも理解しておきましょう。

なお、ジェネシスにはジェネシス・グリーンジェネシス・ダブルジェネシスの3種類があります。

  • ジェネシス:波長1064nmの肌の奥深くまで届くレーザー
  • グリーンジェネシス:波長532nmの肌表面に作用する緑色のレーザー
  • ダブルジェネシス:ジェネシスとグリーンジェネシスの機能を兼ね備えたレーザー

クリニックフォアでは3種類すべてのジェネシスレーザーを取り扱っていますので、どれにすべきか迷ったときはお気軽にご相談ください。

料金は1回13,200円(税込)~です。(ジェネシス5回プランの場合)

赤ら顔のセルフケア

赤ら顔はセルフケアによっても、多少改善する可能性があります。くわしくみていきましょう。

悪化原因を避ける

赤ら顔が気になるときは、どのような環境・行動で症状が出るかを把握し、できるだけ原因を避けるようにしましょう。たとえば急激な気温の変化に注意する、刺激の強い食べ物を食べないようにするなどです。

顔が赤くなったときに保冷剤などで冷やして抑えようとする方がいますが、一時的に赤みが落ち着いても、その後血管が刺激されて症状が悪化することがあるので止めておきましょう。

UVケアをする

肌が紫外線にさらされると、その刺激で肌に負担がかかって赤ら顔の症状が悪化することがあります。

外出するときは日焼け止めをしっかり塗る、帽子や日傘で日光を遮るなどして、紫外線に当たらないようにしましょう。可能であれば、日差しが強い日は外出を控えるのがおすすめです。

スキンケアに注意する

化粧品でかぶれたり、スキンケアのときに強くこすったりして炎症が起こると、赤ら顔の症状が悪化しやすくなります。肌質に合った刺激の少ない化粧品で、こすらないようにやさしくスキンケアすることも大切です。

とくに敏感肌の場合は、少しでも肌に合わないと感じた化粧品やスキンケア用品は、すぐに使用を中止しましょう。スクラブ洗顔やフェイスブラシを使った洗顔も、肌に刺激を与えるのでおすすめできません。

赤ら顔治療はクリニックフォアへ

赤ら顔の原因は毛細血管の拡張による血流の増加です。人によって悪化因子が異なるため、どのようなときに顔が赤くなるかをチェックして、できるだけその環境・行動を避けるようにしましょう。

しかし、赤ら顔の悪化因子を100%避けるのは困難です。また、顔の赤みはメイクでカバーしきれないことが多いので、クリニックで治療を受けることも検討しましょう。

クリニックフォアでは、東京や大阪などの美容皮膚科にて赤ら顔治療を行っています。赤ら顔の症状でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

また、クリニックフォアでは美容皮膚のオンライン診療を行っており、くすみ、シミ、肝斑の改善、美白の他、毛穴、乾燥、しわ、たるみなど、さまざまな肌悩みに効果が期待できるお薬やスキンケアアイテムをご用意しています。

スマホなどを使ってオンラインで診察を受けていただき、お薬は配送するので、忙しい方でも続けやすくなっています。こちらもチェックしてみてください。

※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。