バイアグラは薬局で買える?薬局で買える精力剤・漢方薬についても紹介!

バイアグラに代表される、ED治療薬がどこで買えるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、バイアグラは薬局で購入できるのかどうかという情報のほか、バイアグラの適切な取得方法、薬局で購入できる精力剤とED治療薬の違い、精力剤の選び方などについて詳しく解説します。

バイアグラを薬局で購入することはできない

バイアグラは医療機関を受診し、医師に処方してもらわないと入手できない薬です。

薬は大きく3つの種類に分類でき、医療用医薬品、一般用医薬品(第1類~第3類医薬品)、要指導医薬品があります。バイアグラは医療用医薬品に分類され、処方には医師の処方箋が必要となっています。この理由の一つとして、バイアグラ(医療用医薬品)は体質などによって飲めないことがあったり、併用できない薬もあったりするため、服用にあたって医師の判断が必要ということが挙げられます。

また、一般的に、医療用医薬品は一般用医薬品よりも有効成分の含有量が多く、効果が期待できる一方で、重篤な副作用のリスクもあります。自己判断で使うと、場合によっては命にかかわることもあるため、医師の処方が必要であることを理解しておきましょう。

薬局で買えるED治療薬はある?

日本において、厚生労働省に承認されているED治療薬は、バイアグラ、レビトラ、シアリスの3種類と、それぞれのジェネリックのみ(シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィル)です。これらも医療用医薬品なので、薬局で買うことはできません。

一方、精力剤や漢方薬は薬局でも買うことができます。これらは血行をよくして勃起を促すバイアグラとは作用が異なり、バイアグラのほうが高い効果が期待できるとされています。しかし、精力剤や漢方薬は、疲労回復や不調の改善によって勃起をサポートするため、EDの原因などによっては効果を感じられる場合もあるでしょう。それぞれの特徴は以下の通りです。

精力剤

精力剤は、疲労回復を促進して性機能を高めるものです。主に健康食品や栄養飲料に分類されますが、一般用医薬品に分類されるものもあります。錠剤タイプ(サプリメント)やドリンクタイプのものが多いですが、塗り薬もあります。

精力剤は薬局以外にネット通販などで販売されていることもありますが、その中には海外製品も存在します。海外製品の中には、成分表に書かれていない医薬品成分が含まれているものもあり、健康被害につながる可能性もあるので注意しましょう。

薬局で買変えるおすすめ精力剤

薬局やコンビニで精力剤を選ぶ時は、以下のような成分が入っているものがおすすめです。

成分名特徴・効果
メチルテストステロン・医薬品成分・男性ホルモン作用はテストステロンと同程度
マカ・南米原産の植物アミノ酸、ミネラルなどさまざまな栄養素が含まれている・性欲改善効果があったという研究結果もある
亜鉛(Zinc)・不足すると男性機能不全、性欲減退などにつながることがあるので積極的にとるとよいとされている
シトルリン・アミノ酸の一種・血管拡張作用があるが、EDが改善されるほどではないといわれている・疲労回復や血流増加の効果は期待できる

漢方薬

漢方薬は、植物や鉱物などの自然に存在するもの(生薬)を組み合わせた薬です。医療用医薬品に分類される漢方薬もあり、病気の治療のために処方されることもありますが、薬局では、医療用に比べて成分量が少ない一般用医薬品の漢方薬を買うことができます。

薬局で買えるおすすめ漢方薬

ED改善に効果が期待できる代表的な漢方薬には、以下のようなものがあります。

名称特徴・効果
八味地黄丸(はちみじおうがん)・生殖器などの機能が低下した状態(東洋医学では「腎虚」という)の改善のために使われる
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)・エネルギーが不足した状態(気虚)に対して使われる・疲労回復などの効果が期待できる
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)・不眠や不安などを改善し、心因的なEDに効果が期待できる

いずれも即効性は期待できませんが、不調を取り除き、自然な勃起につながる可能性があります。また、漢方薬は西洋薬に比べて副作用が出づらい点も特徴です。

バイアグラの処方について

バイアグラは医療機関で処方してもらいましょう。ネット通販や個人輸入にはリスクがあります。詳しくは以下の通りです。

医療機関で処方してもらう

バイアグラは医療機関を受診し、医師に処方してもらわないと入手できない薬です。正規品を入手するには、医療機関を受診することが最適な方法となります。

また、体質や年齢、持病、今飲んでいる薬によってはバイアグラが飲めないことがあります。医療機関を受診すれば、服用に問題ないか医師に判断してもらえるため、安心でしょう。

ネット通販・個人輸入はリスクがある

ネット通販でバイアグラが販売されていることがありますが、これは海外で流通している製品を輸入したものである可能性が高いです。

国内で流通している正規品は、日本の法律に基づき、品質や安全性、有効性が確認されていますが、個人輸入される海外製品にはこのような保証がありません。偽物や粗悪品の可能性、健康を害する可能性などさまざまなリスクがあるため、通販での購入は避けましょう。

バイアグラの価格

バイアグラは勃起不全による男性不妊に対してのみ保険が適用されますが、基本的に保険適用外であり、クリニックによって値段が異なります。

相場は1錠あたり1,000~2,000円で、ジェネリック(シルデナフィル)はこれよりも価格が低い傾向にあります。

クリニックフォアでは自由診療でバイアグラ、バイアグラODフィルム、シルデナフィルを処方しています。金額は以下の通りです。

  • バイアグラ50㎎錠 1錠1,465円
  • バイアグラODフィルム50㎎ 1錠871円
  • シルデナフィル 25㎎錠 1錠376円
  • シルデナフィル 50㎎錠 1錠772円

※いずれも税込、定期配送の場合

バイアグラの処方はオンライン診療が便利!

医療機関のオンライン診療を使えば、自宅にいながらバイアグラを処方してもらうことが可能です。診療はオンライン、薬は配送されるので、医療機関に足を運んで処方してもらうのが面倒な方や、対面で処方を受けることに抵抗がある方は、オンライン診療の利用をご検討ください。

隙間時間で診療を受けられるので、薬局に行くよりも手軽です。また、やり取りは全てネットで完結しますが、処方は医師が行っており、ネット通販のようなリスクはありません。

オンライン診療なら「クリニックフォア」がおすすめ。全国に10院以上※1あり、診療実績は200万件以上※2。「オンラインでも丁寧に、対面でもスマートに」を掲げるクリニックチェーンです。薬は最短翌日配送なので、予定に合わせて受診してください。

※1 2022年11月以降
※2 2020年4月~2023年6月当院のオンライン診療実績(お薬の発送実績を含む)

参考文献

  1. 厚生労働省 医薬品等の個人輸入について
  2. 厚生労働省 医薬品等海外から購入しようとされる方へ