
花粉症はいつまで続くのか|花粉の種類別の飛散時期
地域や気象条件によっても変動しますが、日本では複数の花粉が季節をずらして飛散します。どの花粉にアレルギー反応があらわれるのかは人によって異なるため、症状が続く期間もそれぞれです。
原因となる花粉の特徴を知っておけば、症状が出始める前からの対策に役立ちます。
ここからは、季節ごとの代表的な花粉について解説します。
春の花粉症|ヒノキ科(スギ・ヒノキ)
春の花粉症のおもな時期は2月〜4月で、スギとヒノキの飛散の重なりや地域差によっては4月下旬〜5月上旬ごろまで症状が出る場合があります。
日本では、花粉症の中でもスギ花粉症の割合が最も多くを占めています[1]。また、スギ・ヒノキは同じヒノキ科で花粉の構造が似ているため、スギ花粉症のかたがヒノキにも反応することは珍しくありません。ヒノキは東海〜西日本に多く分布し、地域によってはスギより飛散量が多い年もあります。
<スギ・ヒノキ花粉の比較表[1][2]>
| 項目 | スギ花粉 | ヒノキ花粉 |
| 飛散期間目安※ | 2月~4月頃 | 3月下旬〜5月頃 |
| ピーク時期目安※ | 2月下旬〜3月中旬頃 | 4月下旬〜5月上旬頃 |
| おもな分布地域 | 日本の森林の約18%がスギ林特に東北 ・九州に多い | 北海道 ・沖縄以外の広い地域に分布特に東海〜西日本に多い |
| 特徴 | 全国的に患者数が最も多い花粉症 | スギと同じヒノキ科のため、両方に反応する人もいる |
※地域差あり
スギ花粉の飛散は桜の開花期付近で減少する傾向がありますが、粘膜の炎症やヒノキ花粉との交差反応で症状が残る場合があります。症状が続く場合はイネ科や秋の花粉、ダニ・ハウスダストなどの室内アレルゲンが関与しているかもしれません。
また、晴れて気温が高い日や乾燥して風が強い日は花粉が多く飛散し、地域によってはイネ科やブタクサなど春以外の花粉が加わって症状が長引く場合もあります。
5月中旬頃まではマスクや室内清掃などの基本的な対策を続けると安心です。
夏の花粉症|イネ科(カモガヤ、ハルガヤなど)
イネ科花粉は比較的粒子が小さいため、気管支まで到達しやすく、咳や喘息に似た症状を引き起こすことがあります。また、強い目のかゆみや充血を伴うことがあるのが特徴です。
春の花粉症シーズンが過ぎても、5~9月にかけてイネ科花粉が飛散
する場合があります。また種類によって開花時期が異なるため、地域によっては長期間飛散が続き、年に2回ピークがみられることもあります。
<イネ科植物の比較表[2]>
| 項目 | カモガヤ(オーチャードグラス) | ハルガヤ | オオアワガエリ(チモシー) |
| 飛散期間目安※1 | 5月〜9月頃 | ||
| ピーク時期目安※1 | 5〜6月頃、8〜9月頃 | ||
| おもな分布地域 ・特徴 | ・日本全国の河川敷 ・空き地 ・道端に広く分布 ・繁殖力が強い | 日当たりのよい道端 ・公園 ・草地に分布 | ・牧草地 ・河川敷 ・野原に広く生育 ・寒さに強く全国に分布 |
| 花粉症との関連 | ・イネ科花粉の中でもとくに花粉症の原因になりやすい ・他のイネ科にも交差反応※2しやすい | 初夏の花粉症を引き起こしやすい | カモガヤと交差反応しやすい |
※1 地域差・品種差で変動あり
※2 交差反応:ある物質に対してアレルギーがある場合に、似た性質を持つ物質でもアレルギー反応を起こすこと
秋の花粉症|キク科(ブタクサ、ヨモギなど)・アサ科(カナムグラなど)
秋の花粉症の原因としてよく挙げられるのは、キク科(ブタクサ、ヨモギなど)やアサ科(カナムグラなど)の雑草です。ただし、地域や気候によっては他の草本や雑草も原因となる可能性があります。
秋に鼻水やくしゃみ、目のかゆみが続く場合は、風邪だけではなく秋の花粉症の可能性も考えてみましょう。
<キク科植物の比較表[2]>
| 項目 | ブタクサ(キク科) | ヨモギ(キク科) | カナムグラ(アサ科) |
| 飛散時期※ | 8月中旬〜10月 | 8月〜10月 | 8月〜10月 |
| ピーク時期※ | 9月 | 9月中旬〜10月 | 9月中旬〜10月上旬 |
| おもな分布地域 | 道端、河川敷、空き地 | 道端、草地、公園など広いエリア | 河川敷、山地、空き地など広範囲 |
| 特徴 | ・粒子が小さく、気管支まで侵入しやすい ・朝方に飛散が多い | ・ブタクサと似た症状(くしゃみ ・鼻炎) ・風邪と誤認されやすい | 患者数は比較的少ない |
※地域差あり

地域別の花粉飛散傾向
花粉症の症状がいつまで続くかは、住んでいる地域によっても異なります。
日本は南北に長い国土を持つため、気候条件や植生の違いによって花粉の飛散開始時期やピーク、終息時期に差が生じます[2]。
自分が住んでいる地域の花粉飛散傾向を把握しておくことで、早めに対策を立てやすくなるでしょう。
ここからは各地域の花粉飛散傾向を紹介します。ただし、気候変動の影響で飛散時期や量が従来のものからずれる地域や年もあるため、ひとつの目安としてください。
環境省で作成されている地域ごとの花粉カレンダーや、日本気象協会の花粉飛散情報なども参考にするとよいかもしれません。
関東地方の花粉飛散傾向
関東地方はスギ花粉の飛散量が多い地域のひとつです。2016年の東京都の調査によると、都内(島しょ地区除く)のスギ花粉症の推定有病率は48.8%とされており、花粉症は身近な健康問題となっています[2]。
スギ花粉は2月上旬頃から6月頃まで飛散し、2月下旬から3月中旬頃がピーク、ヒノキ花粉は3月中旬から5月頃まで続き4月がピークとなる傾向がみられます。
また、5月頃にはイネ科花粉が飛散し始め、初夏まで続きます。秋にはブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどの雑草花粉が加わるため、症状が長引くことがあります。
関西・東海地方の花粉飛散傾向
関西・東海は、スギ花粉とヒノキ花粉の両方が多い地域です。ヒノキは東海地方から西日本にかけて多く植林されているため、年によってはスギより飛散量が増えることもあります。そのため、関西・東海地方ではスギ花粉のピークが過ぎた4月から5月にかけても、ヒノキ花粉による症状が続くことがあるでしょう。
イネ科花粉は春だけでなく夏にも飛散の山があり、秋にはブタクサやヨモギなどの雑草花粉が加わります。春の症状が落ち着いた後に再び不調が出る場合、これらの花粉が関係している可能性があります。
北海道・東北地方の花粉飛散傾向
北海道と東北は、本州とは異なる花粉飛散であることが特徴です。
北海道ではスギやヒノキの植林が少ないため、これらによる花粉症は比較的少ない傾向にあります[2]。一方、シラカバ(カバノキ科)の花粉が春〜初夏にかけて飛散し、北海道では主要なアレルゲンの一つになります。
札幌や旭川ではスギ花粉の数倍ものシラカバ花粉が観測されることがあり、シラカバ花粉症への対策が重要です。
スギは3月から5月頃、ヒノキは4月から6月頃に飛散する傾向がありますが、東北北部では飛散量が少なく、はっきりしたピークがあらわれないこともあります。
【2026年春】花粉飛散傾向
毎年のように「今年の花粉は多いらしい」といった話題を耳にしますが、実際にどの程度の花粉が飛散するのか気になるかたも多いのではないでしょうか。花粉症の症状は飛散量や時期によっても左右されるため、前もって情報を把握して対策を立てておきたいものです。
日本気象協会からは、花粉飛散予測が毎年報じられています。2025年12月時点での「2026年 春の花粉飛散予測」は以下の通りです[4]。
| 地域 | 例年比 | 前シーズン比 |
| 北海道 | 非常に多い | 非常に多い |
| 東北 | 非常に多い | 非常に多い |
| 関東甲信 | やや多い | 多い |
| 北陸 | 多い | 非常に多い |
| 東海 | 並 | 多い |
| 近畿 | 並 | やや少ない |
| 中国 | 並 | 少ない |
| 四国 | 並 | やや多い |
| 九州 | 並 | 少ない |
※日本気象協会「2026年 各地域の花粉飛散傾向(2025年12月2日発表)」を基に作成
※飛散量予測がおこなわれている花粉の種類は「九州から東北はスギ・ヒノキ」「北海道はシラカバ」です。
2026年は北陸から北海道の花粉の飛散量が多いと予測されているため、該当地域の方は早めの対策がおすすめです。また、シーズン開始前からでも少量の花粉は飛散するため、 1月末頃からマスク・メガネなどの対策を開始するとよいでしょう。

花粉症の検査について
花粉症の診察では、問診で症状があらわれる時期や程度を確認し、必要に応じて鼻鏡検査や血液検査などをおこないます。
<検査の例>
- 皮膚テスト(プリックテスト、スクラッチテスト など)
- 血液検査(血中アレルゲン特異的 IgE 抗体検査)
- 鼻粘膜誘発テスト・眼誘発テスト など
なかでも一般的なのが「血中アレルゲン特異的IgE抗体検査」です。採血し、血液中に特定の花粉(スギ、ヒノキ、ブタクサなど)に対する「IgE抗体」がどれくらい存在するかを測定するものです。結果は抗体の量に応じて数値化(クラス判定など)され、値が高いほどその花粉に対してアレルギー反応を起こしやすい状態であることを示します。
ただし、検査は必ずおこなうわけではありません。また、検査で陽性反応が出ても症状が出ないケースもあるため、検査数値だけでなく実際の症状や飛散時期との一致などを含め医師が総合的に判断します。
花粉症治療薬の開始時期と初期療法
薬を始める適切な時期は、花粉飛散開始の1週間前までとされています[1]。
花粉症治療では、本格的に症状が強く出てから薬を使うよりも、花粉の飛散開始前や症状が軽いうちに服用を始める「初期療法」が有効です[3]。早期に治療を始めることで、ピーク時の症状を軽減し、薬の使用量を抑えられる可能性があります。
毎年症状が出る人は、飛散が本格化する前に薬を準備し、早めに使用を開始することで炎症を抑えやすくなります。まだ花粉症と診断されていない場合でも、くしゃみや鼻水などの症状があらわれたら早めに受診し、診断を受けることが適切な治療につながるでしょう。
減薬・中止のタイミングと医師に相談すべき状況
お薬をやめる際には、段階的に減量する方法が推奨されます。
- 1日2回の服用を1回に減らす
- 数日に1回だけ服用する日を設ける
症状が落ち着いたからといって急に服用を中止すると、粘膜の過敏性が残っているため再び症状が悪化することがあります。
また、花粉の飛散状況は年ごとに変わり、症状の持続期間も人によって異なります。そのため服用期間を一律に決めることはできません。毎年同じ薬を使っていても、花粉の多い年には症状を抑えきれない場合があります。
次のような場合は医師に相談することをおすすめします。
- 症状が強く、市販薬で十分な効果を感じられないとき
- 花粉の多い年で、使い慣れた薬でも症状が改善しないとき
- 減薬の途中で症状が悪化したとき
花粉症のお薬はオンライン診療でも処方可能
花粉シーズンは耳鼻科が混雑しやすいですが、オンライン診療を活用することで待ち時間を短縮できます。花粉のピーク時は外出するだけで症状が悪化することもあるため、自宅から受診できるオンライン診療は花粉症で考えたい選択肢の一つでしょう。
クリニックフォアでは、花粉症のオンライン診療(保険診療)が受けられます。
スマートフォンやパソコンを使って自宅から診察が受けられ、処方されたお薬は自宅に配送されます。
花粉シーズンに外出を控えたい方や、忙しくて医療機関に行く時間がない方でも、手軽に花粉症の治療を受けることが可能です。また、毎年同じお薬を服用している方は、花粉飛散開始前の早い段階で受診しておくことで、症状が本格化する前から治療を始められます。
オンライン診療を活用して、つらい花粉症シーズンを少しでも快適に過ごしましょう。
※小児の方の年齢制限については、原則10歳以上(舌下免疫は6歳以上)で対応しておりますが、診察の結果、対面の小児科受診をご案内させていただく可能性があります。ご了承ください。
※処方を希望されるお薬によってお薬のお値段は異なります。事前問診で、ご自身でお値段をご確認いただいたあと、ご希望のお薬をご選択ください。
※診察料・システム利用料は合計2,200円(税込) となり、下記のものが含まれます。
- 診察料(初診料・再診料)の保険診療の自己負担部分
- 院内処方関連費用(薬剤情報提供料など)
- オンライン診療システム利用料
※配送料:無料※保険診療のため、診察後のキャンセル、診察料/お薬の返品・返金はお受けすることができません。
※クリニックフォアのオンライン診療では、取り扱いのあるお薬以外の処方はできません

舌下免疫療法について
アレロック(オロパタジン)などの抗アレルギー薬は、今あるつらい症状を一時的に抑える「対症療法」に用いられます。これに対し、アレルギー体質そのものを根本から改善することを目指す治療法としておこなわれるのが「舌下免疫療法」です。
舌下免疫療法は、アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を少量ずつ体内に取り込み、体に慣れさせていく仕組みです。日本では現在、スギ花粉症には「シダキュア」、ダニアレルギーには「ミティキュア」が保険適用されています。
治療は数年単位で長く続ける必要がありますが、すでに当クリニックまたは他院で舌下免疫療法を開始されている方は、クリニックフォアではオンライン診療での継続処方にも対応しています。毎月の通院負担を減らしながら治療を続けるためにも、ぜひ活用をご検討ください。
<料金(税込)>
| 項目 | 金額 |
| シダキュア(60日分) | 2,700円 |
| ミティキュア(60日分) | 3,600円 |
| 診察料 ・システム利用料 | 2,200円 |
| 配送料 | 無料 |
※初回投与は医療機関でおこなう必要があるため、オンライン診療は2回目以降の継続処方に限られます。
※スギ花粉症の舌下免疫療法は花粉飛散時期を避けて開始するため、新規受付は5月〜12月のみとなります。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合もございます。
\予約時は”アレルギー科”にてご予約ください/
日常でできる花粉症対策
花粉症の予防の基本は、体に花粉を入れないことです[1]。お薬による治療だけでなく、日常生活での対策も重要です。
以下のポイントに気を付けながら花粉を防ぎましょう。
外出時の工夫
花粉の飛散量は日中の時間帯や天候によって大きく変動します。特に晴れて風が強い日は飛散量が増えるため、外出はできるだけ午前中や雨上がりなど花粉が少ない時間帯を選ぶとよいでしょう。天気予報や花粉情報をチェックして、外出計画を立てることも大切です。
外出時の工夫に加え、服装の選び方や帰宅後の行動にも気をつけましょう。
【マスクとメガネでガード】
環境省によると、マスクの着用で吸入する花粉を約70〜84%、メガネの着用で目に入る花粉を約40〜65%減らせるとされています[2]。重要なのは「隙間を作らないこと」です。インナーマスクを活用するなどしてフィット感を高めましょう。また、コンタクトレンズは症状を悪化させるリスクがあるため、視力に関わらず、この時期はメガネ(またはダテメガネ)の使用が推奨されます。
【服装選びのポイント】
衣服の素材も重要です。ウールは綿に比べて花粉が付きやすいため避け、表面がなめらかな化学繊維(ポリエステルなど)の服を選びましょう。帽子で髪を覆うのも有効です。
【帰宅時のルーティン】
帰宅時は、必ず玄関の外で衣服や髪の花粉を払い落としてから室内に入ります。その後、すぐに手洗い・うがい・洗顔を行い、肌や喉の粘膜に付いた花粉を洗い流してください。髪の毛にも多くの花粉が付着しているため、毎日のシャンプーでしっかり落としてから就寝するよう心がけましょう。
室内の工夫
室内の花粉を減らして快適に過ごすためには「換気」「洗濯物」「掃除」の3つのポイントで工夫することが重要です。
【換気の工夫】
空気の入れ替えは必要ですが、不用意に窓を開けると大量の花粉が侵入します。窓を開ける幅を10cm程度にし、レースのカーテンを閉めることで、花粉の流入をおよそ4分の1に抑えられるとされています。また、飛散が多い昼前後や夕方を避け、夜から早朝にかけて換気を行うのが効果的です。24時間換気システムのフィルターも活用しましょう。
【洗濯物・布団】
花粉の付着を防ぐため、シーズン中は室内干しや布団乾燥機の活用が基本です。どうしても外に干す場合は、取り込む際に入念に払い落とし、さらに掃除機で表面を吸い取ってから室内に持ち込むとよいでしょう。
【こまめな掃除】
床に溜まった花粉を除去することも大切です。フローリングの場合、いきなり掃除機をかけると排気で花粉が舞い上がってしまうため、先に水拭きやモップ掛けを行うとよいでしょう。その後、ゆっくりと掃除機をかけましょう。着替えをする洗面所のマットなども花粉が溜まりやすいため、こまめに洗濯し、空気清浄機も併用して対策を徹底しましょう。
花粉症の終息時期に関するよくある質問
花粉症に悩むかたの中には、スギ花粉が終わったら症状はなくなるのか、季節を問わず続くことはあるのかといった疑問を持つケースも少なくありません。ここでは、このような疑問にお答えします。
スギ花粉が終わってもヒノキ花粉で症状が続くことはありますか?
スギ花粉症の方がヒノキ花粉にも反応するケースは珍しくありません。
スギとヒノキが植物学的に近縁種であり、花粉に含まれるアレルギー原因物質(アレルゲン)の構造が非常によく似ているためです[2]。スギに対する抗体が誤ってヒノキ花粉にも反応することで、アレルギー症状が引き起こされます。
スギ花粉の飛散が落ち着いたと感じても、自己判断で治療を中断すると症状が再燃する可能性があります。症状の再燃を防ぐためにも、ヒノキの飛散が終了したと確認されるまでは、服薬やマスクの着用などの対策を継続するとよいでしょう。
1年中花粉症の症状が出ることはありますか?
日本国内では、季節ごとに異なる種類の花粉が飛散しています。そのため、スギだけでなく複数の植物に対してアレルギー反応を持っていると、休まる期間が少なく長期間症状が続く場合があります。
スギ・ヒノキ、イネ科、キク科などの花粉は飛散時期が連続しているため、複数の花粉に反応がある場合は、症状が長期間続くことがあります。
ただし、季節を問わず常に症状がある場合は、花粉ではなく「ダニ」や「ハウスダスト」による通年性アレルギー性鼻炎の可能性や、寒暖差で鼻炎症状が出る血管運動性鼻炎(気温差や刺激で鼻水が出る非アレルギー性鼻炎)の可能性も考えられます。
原因物質(アレルゲン)が異なれば、回避すべき場所や対策の時期も変わるため、血液検査などでご自身の「アレルゲン・カレンダー」を把握することが適切な治療への第一歩です。常に症状がみられる場合は、医療機関を受診してみましょう。
まとめ
花粉症の症状が続く期間は、どの花粉に反応しているかや住んでいる地域によって変わります。
花粉症のお薬は花粉飛散開始の約1週間前までに服用を始め、症状が治まっても急にやめず、徐々に減らしていくとよいでしょう。
日常生活では、マスクやメガネの着用、花粉が付きにくい服装、室内への花粉持ち込み防止など、複数の対策を組み合わせることが大切です。
花粉情報をこまめに確認しながら早めの対策を心がけることで、つらい症状を軽減できる可能性があります。
不安な点がある場合は、自己判断せず医師に相談しましょう。

