ノロウイルスの潜伏期間は何日?
ノロウイルスに感染してから症状が出るまでの期間を潜伏期間と言います。潜伏期間には個人差がありますが、この期間を知ることで、いつ頃発症する可能性があるのか、どのタイミングで対策を取るべきかがわかるでしょう。
ここでは、ノロウイルスの一般的な潜伏期間と、潜伏期間中の症状について詳しく解説します。
ノロウイルスの一般的な潜伏期間
ノロウイルスの潜伏期間は、一般的に24〜48時間(1〜2日)程度とされています[1]。
これは、感染直後に発症するわけではなく、体内に侵入したウイルスが腸管で増殖し、症状を引き起こすまでに一定の時間がかかるためです。
ただし、多くの場合、感染から1〜2日後に発症しますが、潜伏期間には個人差があります。ウイルス量や体調、免疫状態などによって、発症までの時間が前後することもあります。
そのため、感染の心当たりがある場合は、その後2〜3日程度は体調の変化に注意して過ごしましょう。
潜伏期間中の症状
潜伏期間中は、基本的に自覚症状がないことが多いとされています。
ただし、ノロウイルスは前触れなく、突然おう吐や下痢などの症状があらわれることが多い感染症です[2]。
そのため、症状がなくても、感染が疑われる状況では手洗いを徹底し、嘔吐物・便の処理が必要な場面では適切な消毒を行いましょう。
ノロウイルスは潜伏期間中でも人にうつる?
ノロウイルスの潜伏期間中に気になるのが、「まだ症状が出ていないけど人にうつるのかどうか」という点でしょう。ノロウイルスは、潜伏期間中でも感染力を持つ可能性があるため注意が必要です。
また、発症後だけでなく回復後も一定期間はウイルスを排出し続けるため、長期的な対策が求められます。感染力がいつまで続くのかを理解することで、適切な期間、予防対策を続けることができるようになるでしょう。
ここでは、潜伏期間中の感染力、発症前後の感染リスク、感染力が続く期間について詳しく解説します。
潜伏期間中の感染力
ノロウイルスは、症状が出る前でも周囲にうつす可能性があります。
実際に行われた感染実験では、症状が出る数時間前(3〜14時間前)から、便中にウイルスが検出されたことが報告されています[3]。
また、ノロウイルスは便や吐物に多く含まれ、手指や環境を介して広がりやすいという特徴があります。
そのため、下痢やおう吐などの症状がない段階でも、日常生活の中で無意識に周囲へ感染を広げてしまう可能性がある点に注意が必要です。
ノロウイルスは発症前後で感染が広がりやすい
ノロウイルス感染症では、発症前後の時期に周囲へ感染が広がりやすいと考えられています。これは、発症直前から発症後、数日間は便やおう吐物中に多くのウイルスが含まれるためです。
実際に、ノロウイルス感染者の便1gあたりには、100万個から10億個以上のウイルスが含まれることがあります。また、わずか100個以下という少量のウイルスでも感染が成立する可能性があるとされています[4]。
そのため、この時期におう吐物や下痢便の処理が不十分だと、家庭内で次々と感染が広がることがあるのです。
さらに、おう吐物が床などに飛び散った場合、乾燥する前に適切な除去や消毒を行わないと、乾いたウイルスが空気中に舞い上がり、吸い込むことで感染する可能性も指摘されています。
このような理由から、発症前後の時期は注意が必要です。トイレ後の手洗いを徹底するとともに、おう吐物や排せつ物の処理は慎重に行い、周囲への感染拡大を防ぎましょう。
症状が治まったあとも感染力は続くのか
ノロウイルスは、症状が治まったあとも一定期間、周囲にうつす可能性があります。
これは、下痢やおう吐などの症状が消えても、腸管内に残ったウイルスが便中に排出され続けるためです。
厚生労働省の資料によると、ノロウイルスは回復後も通常は約1週間程度、便中へのウイルス排出が続くとされています。また、長い場合には1か月程度排出が続くこともあると報告されています[1]。
食品を扱う仕事をしている方や、高齢者・乳幼児と接する機会が多い方は、感染を広げないために注意が必要です。
そのため、症状が治まったからといって油断せず、回復後もしばらくは手洗いや消毒を継続することが大切です。
ノロウイルスに感染しやすい場面とは
ノロウイルスはどのようにして人から人へ感染するのでしょうか。感染経路を理解することで、どの場面で注意すべきかが見えてきます。
ノロウイルスは非常に感染力が強く、さまざまな経路で広がるため、日常生活の中で感染リスクの高い場面を知っておくことが重要です。冬場は感染が広がりやすく、集団感染も多く報告されています。
ここでは、主な感染経路や感染しやすい場面、牡蠣などの二枚貝からの感染について詳しく解説します。
ノロウイルスの主な感染経路
ノロウイルスは、便やおう吐物に含まれるウイルスが体内に入ることで感染します。主な感染経路として、以下の4つが挙げられています。
<ノロウイルスの主な感染経路>[1][5]
経口感染
ノロウイルスに汚染された食品を、十分に加熱せずに食べた場合に起こります。また、感染者が十分な手洗いをせずに調理を行い、その手を介して食品が汚染されることで、二次的に感染することもあります。
接触感染
感染者の便やおう吐物に直接触れた手や指にウイルスが付着し、そのまま口に触れることで感染します。また、排便後に十分な手洗いを行わずに触れたトイレのドアノブや手すりなどを介して感染することもあります。
飛沫感染
感染者のおう吐物が床などに飛散した際、周囲にいた人がウイルスを含む飛沫を吸い込み、感染することがあります。
空気感染
便やおう吐物が乾燥し、ウイルスが付着したほこりとともに空気中を漂い、それを吸い込むことで感染することがあります。
上記のように、ノロウイルスはさまざまな経路で感染が広がるため、手洗いの徹底や、トイレ・共用部分の消毒を行うことが感染予防の基本となります。
家庭や施設で感染が広がりやすい理由
ノロウイルスは、家庭内や高齢者施設、保育園、学校などで集団感染を起こしやすい感染症です。
これらの環境では、多くの人が同じ空間で生活し、トイレや食事の場を共有する機会が多く、一人が発症すると感染が広がりやすくなるためです。
実際には、トイレのドアノブや手すり、食器などを介して、生活動線に沿って次々と感染が拡大することがあります。
高齢者施設では、免疫力が低下している方も多いため、重症化しやすい点にも注意が必要です[1]。
そのため、家庭や施設内で一人でも症状があらわれた場合は、共用部分の消毒や環境整備を早い段階から徹底し、感染拡大を防ぐことが重要です。
牡蠣などの二枚貝を介した感染が多い
牡蠣やアサリなどの二枚貝を、生や加熱不十分な状態で食べると、ノロウイルスに感染することがあります[1]。
これは、二枚貝が海水中のウイルスを体内に取り込み、蓄積する性質があるためです。二枚貝に蓄積されたノロウイルスは、加熱が不十分な場合に生き残り、そのまま体内に入る可能性があります。
生牡蠣を食べたあと、12〜48時間以内におう吐や下痢などの症状があらわれた場合は、ノロウイルス感染を疑う必要があるでしょう。
厚生労働省では、二枚貝を食べる際は、中心部まで85〜90℃で90秒以上加熱することを推奨しています[1]。
十分な加熱を行うことが、二枚貝によるノロウイルス感染を防ぐ有効な方法なのです。
ノロウイルスの症状はいつまで続く?
ノロウイルスに感染した場合、症状がいつまで続くのかも気になる点ではないでしょうか。症状の経過を知ることで、いつ頃回復するのか、いつから通常の生活に戻れるのかの目安がわかります。
また、症状が続く期間を理解しておくことで、無理をせず適切に休養を取ることができます。特に仕事や学校をいつから再開できるかは、多くの方が気にされるポイントです。
ここでは、症状のピーク、回復までにかかる期間、通常生活に戻れるタイミングについて詳しく解説します。
症状のピークはいつ?
ノロウイルスの症状は、発症後24〜48時間がピークとなることが多いです[1]。
これは、体内でウイルスが活発に増殖している時期であり、おう吐や下痢などの症状が激しくなるためです。
発症直後は嘔吐や下痢が繰り返し起こり、水分がとれなくなることがあります。
この時期は脱水症状のリスクも高く、乳幼児や高齢者は注意が必要です。症状のピーク時は水分も取りづらいことがありますが、少量ずつでも水分補給を続けることが重要です。
そのため、発症後2日程度は症状が激しくなる可能性を考慮し、無理をせず安静にして過ごしましょう。
回復までにかかる期間
ノロウイルス感染症の症状は、一般的に24〜48時間(1〜2日程度)で自然に治まることが多いとされています[1]。
ただし、症状の強さや回復までの期間には個人差があり、免疫力が低下している方や高齢者では、症状が長引くこともあります。
また、症状が治まったあとも倦怠感や食欲不振が数日続くことがあるため、完全に回復するまでには1週間程度かかる場合もあるでしょう。
そのため、症状が治まったあとも無理をせず、徐々に通常の生活に戻すようにしてください。
いつから通常の生活に戻れる?
ノロウイルス感染症では、おう吐や下痢などの症状が治まり、体調が回復してから通常生活に戻るのが基本です。多くの場合、症状が治まってから数日程度で日常生活に復帰できると考えられます。
ただし、ノロウイルスでは、症状が消失したあとも一定期間、便中にウイルスが排出されることがあります。そのため、症状が治まった直後に通常生活へ戻ると、周囲に感染を広げてしまうリスクがあるのです[1]。
ひとつの目安として、下痢やおう吐などの症状が治まり、普段どおりの食事ができる状態になってから、職場や学校へ復帰するとよいでしょう。
また、ノロウイルスは出席停止期間が明確に定められている疾患ではありませんが、症状がある間は無理に登校せず、学校の指示や医師の判断に従ってください。
食品を扱う仕事や高齢者・乳幼児と接する機会が多い仕事の場合は、症状が治まったあとも慎重な判断が必要です。状況によっては、医師に相談したうえで復帰時期を決めることが望ましいでしょう。
ノロウイルスの潜伏期間中の過ごし方と注意点
ノロウイルスに感染した可能性がある場合、潜伏期間中はどのように過ごせばよいのでしょうか。症状が出ていなくても、周囲への感染を防ぐための対策が必要です。
また、自分自身の体調管理も重要になります。適切な過ごし方を知ることで、家族や職場への感染リスクを最小限に抑えることができるでしょう。
ここでは、手洗いと消毒の徹底、食事の準備や調理を避けること、水分補給と体調管理について詳しく解説します。
手洗いを徹底する
ノロウイルスに感染した可能性がある場合は、症状が出ていなくても、こまめな手洗いを徹底しましょう。
これは、症状が出ていない段階でも、便中にウイルスが排出されている可能性があり、手を介して周囲に感染が広がるおそれがあるためです。
ノロウイルス予防の基本として、石けんと流水による手洗いが推奨されています。爪は短く切り、指輪や時計などを外したうえで、石けんを十分に泡立てて洗い、指先・指の間・爪の間・親指の付け根・手首など汚れが残りやすい部分もしっかり洗うことが大切です[5]。
すすぎは流水で十分に行い、清潔なタオルやペーパータオルで拭き取ってください。
石けん自体にノロウイルスを直接失活させる効果はありませんが、皮脂や汚れを落とすことで、ウイルスを手指から物理的に除去しやすくする効果があります[1]。
また、次のようなタイミングでは手洗いを欠かさないようにしましょう[5]。
- トイレのあと
- 食事の前
- 調理施設に入る前
- 料理の盛り付け前
- 次の調理作業に入る前
- 手袋を着用する前 など
なお、アルコール消毒だけではノロウイルスを十分に除去できません。ノロウイルスの場合、手指の衛生管理の基本はあくまで石けんと流水による手洗いです。
そのため、潜伏期間中は普段以上に手洗いを意識し、家族にも協力してもらうことが大切です。
食事の準備や調理を避ける
感染の心当たりがある時期は、可能であれば他人のための調理は控え、担当を代わってもらうなどの工夫が望ましいでしょう。
これは、症状が出ていなくても、手指に付着したウイルスを介して食品を汚染し、周囲に感染を広げる可能性があるためです[1]。
保育園や高齢者施設で働いている方、飲食店などで調理に携わっている方は、症状がない段階でも注意が必要です。
家庭内でも、潜伏期間中は調理担当を代わってもらうなどの配慮が望まれます。難しい場合は、調理をせずに済む食事を利用するといった工夫も有効でしょう。
たとえば、総菜やレトルト食品を活用したり、外食やテイクアウトを利用したりするなど、無理のない方法で調理の機会を減らすことが家族への感染予防につながります。
水分補給と体調管理を徹底する
まだ症状が出ていなくても潜伏期間中だと考えられるときは、水分補給を意識し、体調の変化に注意することが大切です。
ノロウイルスに感染すると、激しいおう吐や下痢によって脱水症状を起こしやすく、事前に水分を補給しておくことが重要であるためです。具体的には、こまめに経口補水液やスポーツドリンクを飲み、体を休めることが望ましいとされています。
また、おう吐、下痢、腹痛に加えて軽度の発熱も伴うこともあります[1]。
このような症状を感じたら、無理をせず安静にし、家族との接触をなるべく減らすようにしましょう。
潜伏期間中は自分の体調を注意深く観察し、異変を感じたらすぐに対策を取ることが重要です。
家族がノロウイルスに感染した場合の対応
家族の誰かがノロウイルスに感染した場合、ほかの家族への感染をどう防ぐかが重要になります。適切な対応を取ることで、家庭内での感染拡大を抑えることができるでしょう。
また、感染者の看病をする際の注意点についても理解しておく必要があります。なかでも、おう吐物や排せつ物の処理方法は、感染予防において非常に重要なポイントです。
ここでは、おう吐物や排せつ物の処理方法、共用部分の消毒、感染者との接触を最小限にする方法について詳しく解説します。
おう吐物や排せつ物の適切な処理方法
おう吐物や排せつ物を処理する際は、次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用の塩素系漂白剤を使用した消毒が重要です。
ノロウイルスはアルコールでは十分に不活化できず、塩素系消毒剤が有効であることが知られています。
処理を行う際は、使い捨ての手袋とマスクを着用し、直接触れないよう注意しましょう。
おう吐物や便は、ペーパータオルなどで静かに覆って拭き取り、その後、0.1%に薄めた塩素系漂白剤で消毒します[4][5]。
家庭でも作りやすい消毒液の目安は、以下のとおりです。次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤は、衣類用やキッチン用として市販されているものが使用できます。
希釈は原液の濃度によって異なるため、よく確認してから使用しましょう。
<消毒液の濃度目安>[4]
| シーン | 希釈濃度 | 目安(6%次亜塩素酸ナトリウム原液の場合) |
| おう吐物 ・排せつ物の付着部分の消毒 | 0.1%(1000ppm) | 水:3Lに原液 約50mL |
拭き取ったペーパーや使用した手袋・マスクは、ビニール袋に入れて密閉し、可燃ごみとして処分してください。処理後は、石けんと流水による手洗いを十分に行いましょう。
ノロウイルスは感染力が非常に強い一方で、正しい方法で消毒を行えば、家庭内での感染拡大リスクを下げることができます。万が一に備え、家庭に塩素系漂白剤を常備しておくと安心につながります。
トイレやドアノブなどの共用部分を消毒する
家族にノロウイルス感染者がいる場合は、トイレやドアノブなどの共用部分をこまめに消毒することが重要です。
これは、ウイルスが付着した場所に触れることで、家族内で感染が広がる可能性があるためです。
ノロウイルスは比較的長く生存することが知られており、特に多くの人が触れる場所は重点的な消毒が必要とされています。
具体的には、以下のようにトイレ周りだけでなく、人の手がよく触れる場所も消毒の対象になります[4][5]。
- トイレのドアノブ、便座、水栓レバー
- トイレの床
- 手すり、テーブル
- リモコン、スマートフォン など
これらの共用部分は1日に数回を目安に、次亜塩素酸ナトリウムを含む0.02%に薄めた塩素系漂白剤で拭き取ることが推奨されています[4]。
家庭でも、衣類用やキッチン用として市販されている塩素系漂白剤を使って消毒液を作ることができます。ただし、おう吐物・排せつ物の処理とは推奨される濃度が異なるため注意が必要です。
<消毒液の濃度目安>[4]
| シーン | 希釈濃度 | 目安(6%次亜塩素酸ナトリウム原液の場合) |
| 普段の環境消毒(トイレ ・手すりなど) | 0.02%(200ppm) | 水:3Lに原液 約10mL |
なお、希釈方法は使用する漂白剤の原液濃度によって異なるため、必ず製品表示を確認してから使用しましょう。
感染者がいる家庭では、家族全員で共用部分の消毒を習慣づけることが、感染拡大を防ぐ重要なポイントになります。
感染者との接触をなるべく控える
可能であれば、感染者との接触を最小限にし、別の部屋で過ごすなどの工夫をするとよいでしょう。
これは、近距離での接触や同じ空間での生活が、感染リスクを高めるためです。
具体的には、次のような対策が有効です。
- 感染者は別の部屋で休む
- 食事の時間をずらす
- タオルや食器を共用しない
また、看病する人を決めておき、ほかの家族(高齢者や乳幼児)との接触を避けることも推奨されます。看病をする人は、使い捨て手袋やマスクを着用し、看病後は必ず手洗いを徹底してください。
家族の状況に応じて可能な範囲で距離を取り、感染拡大を防ぐ工夫をすることが大切です。
ノロウイルスが心配なときは医療機関へ相談を
ノロウイルスの症状があらわれた場合や、感染が心配な場合は、適切なタイミングで医療機関に相談することが大切です。中でも重症化しやすい方や、症状が激しい場合は早めに受診してください。
また、オンライン診療を利用することで、自宅にいながら医師に相談できる場合もあります。外出が難しい場合や、周囲への感染が心配な場合は、オンライン診療を検討してみるとよいでしょう。
ここでは、医療機関を受診すべきタイミング、オンライン診療の活用、クリニックフォアでの対応について詳しく解説します。
医療機関を受診すべきタイミング
激しいおう吐や下痢が続く、水分が取れない、尿が出ない、意識がもうろうとするなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
これは、脱水症状が進行すると命に関わる危険があるためです。
乳幼児や高齢者、持病のある方は重症化しやすいため、早めの受診が推奨されます。
脱水症状のサインとして、以下のような症状が挙げられます[4]。
- 尿量の減少(おむつが濡れていない、尿が濃くなる)
- 口が乾く
- 皮膚が乾燥している
- ぐったりしている
- 目がくぼむ
上記の症状が見られた場合は、我慢せずに早めに医療機関に相談することが大切です。
クリニックフォアのオンライン診療なら自宅から相談できる
ノロウイルス感染症が心配な場合は、オンライン診療を利用して自宅から医師に相談するという選択肢もあります。外出を控えることで、周囲への感染拡大を防ぎながら医師のアドバイスを受けられる点がメリットです。
クリニックフォアでは、オンライン診療に対応しており、スマートフォンやパソコンを使ったビデオ通話による診察が基本となっています。
診察では、症状の程度や自宅での対処法について医師が説明し、必要に応じてお薬が処方される場合もあります。また、脱水症状のリスクや、対面での受診が必要となるタイミングについて相談も可能です。
下痢やおう吐などの症状がある状態で医療機関へ出向くのは体力的な負担が大きく、待合室で他の人に感染を広げてしまう不安を感じる方もいるでしょう。自宅から受診できるオンライン診療であれば、そのような心配を軽減できます。
クリニックフォアのオンライン診療は初診から利用可能で、処方されたお薬は最短で翌日に自宅へ届く仕組みです。平日は20時まで、土日祝日も診療を行っているため、忙しい方でも受診しやすい体制が整えられています。
外出が難しい場合や感染拡大が心配な場合には、オンライン診療を受診方法のひとつとして検討してみるとよいでしょう。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合もございます。
※対面診療をご案内する場合がございます。
ノロウイルスの潜伏期間に関するよくある質問
ノロウイルスの潜伏期間について、患者さまからよく寄せられる質問にお答えします。感染の不安や対応方法について、参考にしてください。
Q1:ノロウイルスの潜伏期間は最長何日ですか?
ノロウイルスの潜伏期間は、一般的には24〜48時間(1〜2日)で発症することが多いとされています。潜伏期間には個人差があり、ウイルスの量や免疫状態、体調によって前後します[1]。そのため、感染から2〜3日程度は体調の変化に注意し、手洗いや消毒を徹底することが大切です。
Q2:潜伏期間中に検査でノロウイルスを検出できますか?
潜伏期間中でも、ウイルスが便中に排出され始めていれば検査で検出できる可能性があります。ただし、発症前は体内のウイルス量が少ないため、検査をしても陰性となることがあります。検査のタイミングや必要性については、医師にご相談ください。
Q3:家族がノロウイルスに感染しました。自分はいつまで注意すればよいですか?
家族が発症してから、自分が感染する可能性があるのは1〜2日程度です。家族の発症日を起点として、2〜3日程度は体調の変化に注意し、手洗いや消毒を徹底してください。
また、家族が回復したあとも通常1週間はウイルスを排出し続けるため、引き続き手洗いや共用部分の消毒を続けることが推奨されます[1]。
Q4:牡蠣を食べてからどのくらいで症状が出ますか?
牡蠣などの二枚貝からノロウイルスに感染した場合も、一般的な潜伏期間と同じく24〜48時間(1〜2日)で症状が出ることが多いです。
牡蠣を食べたあと、2日以内におう吐や下痢などの症状があらわれた場合は、ノロウイルス感染を疑い、医療機関に相談することをおすすめします。
まとめ:潜伏期間を理解してノロウイルスの感染拡大を防ごう
ノロウイルスの潜伏期間は一般的に24〜48時間(1〜2日)程度だと言われています。潜伏期間中でも人にうつす可能性があるため、感染が疑われる場合は手洗いや消毒を徹底することが重要です。
また、発症前後は感染力が強く、家庭内や施設内での集団感染につながりやすいため、注意が必要でしょう。
家族が感染した場合は、おう吐物や排せつ物の処理を適切に行い、共用部分を次亜塩素酸ナトリウムで消毒することが推奨されます。
また、症状が治まったあとも通常1週間、長いと1ヶ月はウイルスを排出し続けるため、回復後も手洗いや消毒を続けることが大切です。
激しいおう吐や下痢が続く、水分が取れないなどの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
ノロウイルスについて不安がある方は、オンライン診療も活用しながら、お気軽に医療機関にご相談ください。


