ディレグラは市販で手に入る?同じ成分の市販薬との違いや入手方法を解説

「ディレグラを市販で手に入れたい」「処方箋なしでも同じ成分のお薬はあるの?」とお悩みではありませんか。
花粉症シーズンは医療機関が混み合うことも多く、できれば通院せずにお薬を手に入れたいと考えるのは自然なことです。

結論から言うと、ディレグラ配合錠と同じ有効成分(フェキソフェナジン+プソイドエフェドリン)を含む市販薬が「要指導医薬品」として薬局で入手できます[1]。
ただし、この市販薬は薬剤師の対面指導が必須であり、ネット通販では入手できないほか、処方薬と市販薬では保険適用の有無や禁忌確認の方法にも違いがあります。

この記事では、ディレグラと同じ成分の市販薬と処方薬のディレグラの違いや、それぞれの入手方法について詳しく解説します。
ディレグラの入手方法でお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。

 

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ディレグラは市販で手に入るのか

ディレグラ配合錠そのものは処方薬のため市販では手に入りませんが、同じ有効成分を含む市販薬は要指導医薬品として存在します。

ただし、この市販薬にも入手条件があり、誰でもすぐに手に入るわけではありません。

要指導医薬品は、薬剤師による対面販売が義務付けられているため、ネット通販で気軽に注文できるお薬とは、入手のハードルが異なります。

また、ディレグラが処方薬に限定されている背景には、含有成分の法律上の規制も関わっています。

ここでは、ディレグラが市販されていない背景と、同一成分の市販薬の入手条件について解説します。

ディレグラ配合錠は処方薬のため市販されていない

ディレグラ配合錠は医師の処方が必要な医療用医薬品であり、薬局やドラッグストアで自由に手に入れることはできません。

ディレグラにはフェキソフェナジン塩酸塩60mgと塩酸プソイドエフェドリン120mgの2つの有効成分が配合されており、くしゃみ・鼻水に加えて鼻づまりにも効果が期待できるお薬です[1]

フェキソフェナジンがヒスタミンH1受容体の働きをブロックしてくしゃみ・鼻水を抑え、プソイドエフェドリンが鼻粘膜の血管を収縮させることで鼻づまりを改善する仕組みになっています[1]

入手するためには医療機関を受診して医師の診察を受け、処方箋を発行してもらった上で調剤薬局で受け取る流れになるでしょう。

そのため、ディレグラが必要な場合は医療機関を受診するか、後述するオンライン診療を活用して処方を受けることが選択肢となります。

同じ成分の市販薬はあるがネット通販では入手できない

ディレグラと同じ有効成分(フェキソフェナジン+プソイドエフェドリン)を含む市販薬は、要指導医薬品として販売されています。

要指導医薬品とは、一般用医薬品とは別に分類される、とくに注意が必要なお薬の区分であり、薬剤師が対面で書面を用いた情報提供をおこなうことが、医薬品医療機器等法で義務付けられています[2]

そのため、ネット通販では入手できず、薬剤師がいる薬局やドラッグストアに直接足を運ぶ必要があるでしょう[2]

薬剤師が不在の時間帯や登録販売者のみの店舗でも入手できないため、事前に薬剤師の在籍状況を確認してから来店する必要があります。

また、プソイドエフェドリンを含むお薬を入手する際には、本人確認書類の提示や数量制限が設けられている場合もあります[3]

なお、この市販薬は全額自己負担であり、処方薬のディレグラのように保険適用(3割負担)にはならない点もあわせて理解しておきましょう。

ディレグラが処方薬に限定されている理由

ディレグラが処方薬として位置づけられている背景には、含有成分であるプソイドエフェドリンの法律上の規制があります。

プソイドエフェドリンは覚醒剤の原料となりうる物質であり、覚醒剤取締法において「覚醒剤原料」として規制対象に指定されています[3]

国内だけでなく国際的にも、覚醒剤の密造への転用を防ぐために厳しく管理されており、プソイドエフェドリンを含むお薬の流通には厳格なルールが設けられています[3]

処方薬のディレグラはこうした規制のもと、医師の管理下で処方される仕組みが取られています。

なお、お薬として正しく服用する分には問題はなく、あくまで不正な転用を防止するための措置であるため過度に心配する必要はありません。

また、プソイドエフェドリンには交感神経刺激作用があるため、ディレグラは重症の高血圧、冠動脈疾患、閉塞隅角緑内障、尿閉のある方やMAO阻害薬を服用中の方には禁忌とされています[1]

加えて、2週間を超える長期服用が推奨されていないという制限もあります[1]

こうした禁忌事項や服用期間の管理を医師がおこなえることも、処方薬として位置づけられている理由のひとつです。

ディレグラと同じ成分の市販薬の違い

ディレグラと同じ成分の市販薬は有効成分こそ共通していますが、処方薬と要指導医薬品という区分の違いにより、入手方法や費用面でいくつかの違いがあります。

「同じ成分ならどちらを選んでも同じでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、禁忌事項の確認方法や保険適用の有無など、お薬を選ぶ上で知っておくべきポイントがあるでしょう。

とくに、持病がある方や他のお薬を服用中の方にとっては、禁忌事項をどのように確認してもらえるかが重要な判断材料になります。

それぞれの特徴を正しく把握しておくことで、ご自身に合った入手方法を選びやすくなるでしょう。

ここでは、ディレグラと同じ成分の市販薬の具体的な違いについて解説します。

有効成分と効果の共通点

ディレグラ配合錠と同じ成分の市販薬は、どちらもフェキソフェナジン塩酸塩と塩酸プソイドエフェドリンを有効成分として含んでおり、期待できる効果は共通しています[1]

どちらのお薬もアレルギー性鼻炎の三大症状であるくしゃみ・鼻水・鼻づまりに対して効果が期待でき、第2世代抗ヒスタミン薬であるフェキソフェナジンを含んでいるため、眠気が比較的出にくいとされる特徴も共通しています。

なお、市販薬の中にはフェキソフェナジンのみを含む単剤タイプのお薬もありますが、プソイドエフェドリンが含まれていないため鼻づまりへの効果は限定的です。

鼻づまりの症状が強い方は、フェキソフェナジン単剤ではなくプソイドエフェドリンも含んだお薬を検討するとよいでしょう。

入手方法と費用の違い

ディレグラと同じ成分の市販薬では、入手の方法と費用負担に違いがあります。

おもな違いは、以下のとおりです。

項目ディレグラ(処方薬)同成分の市販薬(要指導医薬品)
入手方法医療機関の受診が必要(オンライン診療にも対応)薬剤師のいる薬局で対面販売
ネット通販不可(オンライン診療で自宅配送は可能)不可
費用負担保険適用(3割負担)※診察料
・処方料含む
全額自己負担
処方箋の要否必要不要

ディレグラは医療機関の受診が必要ですが、保険適用で費用負担を抑えられる場合があり、同成分の市販薬は処方箋不要で薬局で入手できる反面、全額自己負担となります。

なお、ディレグラの費用は診察料・処方料を含めた総額で決まるため、実際の負担額は医療機関によって異なるでしょう。

オンライン診療を利用すれば、自宅から受診してお薬を届けてもらうことも可能なため、通院の手間が気になる方には処方薬でも自宅で完結できる選択肢があります。

禁忌確認の方法と安心感の違い

処方薬のディレグラと同じ成分の市販薬では、禁忌事項を確認する方法に違いがあります。

ディレグラは医師が持病・併用薬・既往歴を総合的に判断した上で処方するのに対し、市販薬は薬剤師の対面確認によって販売される仕組みです。

プソイドエフェドリンを含むお薬は重症の高血圧や冠動脈疾患、閉塞隅角緑内障、尿閉のある方には禁忌とされ、こうした持病の有無を正確に把握するためには医師の診察が適しているケースも多いでしょう[1]

さらに、ディレグラには2週間を超える長期服用が推奨されていないという制限がありますが、処方薬であれば医師が服用期間の管理もあわせておこなうことが可能です[1]

一方、市販薬の場合は服用期間の管理が自己判断になるため、とくに持病がある方や他のお薬を服用中の方は、医療機関で相談した上でディレグラの処方を受けるかどうかを判断すると安心です。

 

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ディレグラの処方はオンライン診療でも受けられる

ディレグラは処方薬のため医療機関の受診が必要ですが、花粉症シーズンの通院は混雑が気になるという方も多いでしょう。

とくに花粉の飛散がピークを迎える時期は、医療機関の待ち時間が長くなりやすく通院のハードルが高まります。

近年はオンライン診療に対応する医療機関が増えており、自宅にいながら医師の診察を受けてお薬の処方を相談することが可能になっています。

オンライン診療であれば処方されたお薬が自宅に届くため、薬局に立ち寄る手間も省けるでしょう。

クリニックフォアのオンライン診療でできること

クリニックフォアのオンライン診療では、スマートフォンやパソコンを使って自宅にいながら花粉症のお薬について医師に相談することが可能です。

「市販薬では鼻づまりが改善しなかった」「持病があるのでディレグラを服用してよいか確認したい」といった相談に対して、医師が症状や持病を踏まえた上で処方が適切かどうかを判断します。

ディレグラを含む花粉症のお薬の処方のほか、禁忌事項の確認やフェキソフェナジン単剤への切り替え相談などもオンラインで対応しています。

平日だけでなく土日も診療を受け付けているため、仕事が忙しく通院する時間が確保できない方でも予約しやすいサービスです。

花粉症のお薬について医師に相談したい方は、まずクリニックフォアのオンライン診療の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

お薬の処方からお届けまでの流れ

クリニックフォアのオンライン診療は、予約からお薬のお届けまで自宅で完結できる仕組みになっています。

まず公式サイトやアプリから希望の日時を予約し、問診票に症状や服用中のお薬などの情報を記入します。

予約した時間に電話またはビデオ通話で医師の診察を受け、医師が処方を適切と判断した場合は決済後にお薬が自宅に届くため、調剤薬局へ足を運ぶ手間がかかりません。

花粉症シーズンは医療機関の待ち時間が長くなりがちですが、オンライン診療であれば待合室での待ち時間を気にせず受診できるでしょう。

なお、グループ内でカルテが共有されているため、オンラインで受診した後に対面での診察が必要になった場合でも症状を一から説明し直す必要はありません。

花粉症の症状が気になったら早めの相談がおすすめ

花粉症は症状が本格化する前に治療を始める「初期療法」が効果的とされており、早めの相談が症状を軽減するカギになります[4]

花粉飛散予測日の1〜2週間前、または症状が少しでもあらわれた時点からお薬を飲み始めることで、シーズン中の症状を和らげられる可能性があるためです。

ディレグラの処方を検討している方も、花粉シーズンが本格化する前に早めに医師へ相談しておくとよいでしょう。

「このようなことで相談していいのかな」と遠慮する必要はなく、気になることがあれば何でも医師に質問してみてください。

花粉症のお薬について相談したい方は、ぜひクリニックフォアのオンライン診療をご活用ください。

 

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ディレグラの市販薬に関するよくある質問

ディレグラの市販での入手方法については「ドラッグストアやネット通販で入手できないのか」「処方薬と市販薬で何が違うのか」など、お薬を手に入れる前に確認しておきたい疑問が多いテーマです。

ここでは、ディレグラの市販に関してよく寄せられる質問について、わかりやすく解説します。

Q:ディレグラと同じ成分の市販薬は同じお薬ですか?

有効成分(フェキソフェナジン+プソイドエフェドリン)は共通していますが、処方薬と要指導医薬品という区分の違いがあり、添加物や製剤設計が異なる場合があります。

保険適用の有無や禁忌確認の方法が異なるため、持病のある方はとくに医師への相談をおすすめします[1]

Q:ディレグラは、ドラッグストアやネット通販で入手できますか?

ディレグラは処方薬のため、ドラッグストアやネット通販では入手できません。

同じ有効成分を含む市販薬(要指導医薬品)であれば薬剤師が在籍する薬局で入手可能ですが、ネット通販には対応していません[2]。オンライン診療でディレグラの処方について医師に相談し、処方が適切と判断された場合は自宅にお届けしてもらう方法があります。

Q:ディレグラの処方に保険は適用されますか?

ディレグラは保険適用で処方を受けることが可能です。

保険適用の場合は3割負担となりますが、診察料や処方料を含めた総額は医療機関により異なるでしょう。

同じ成分の市販薬は全額自己負担のため、費用面の比較は総額で検討することが大切です。

まとめ

ディレグラ配合錠は処方薬のため市販では手に入りませんが、同じ有効成分を含む市販薬(要指導医薬品)を薬局で入手する方法と、医師の診察を受けてディレグラの処方を受ける方法の2つがあります。

市販薬は処方箋なしで入手できますが、薬剤師がいる薬局での対面指導が必要であり、ネット通販には対応していません[2]

一方、処方薬のディレグラは保険適用で費用負担を抑えられるほか、禁忌事項の確認や2週間を超えない服用期間の管理を医師がおこなうため、持病がある方や他のお薬を服用中の方にとっても安心して相談できる選択肢です[1]

オンライン診療を活用すれば自宅にいながら医師の診察を受け、処方が適切と判断された場合にお薬を届けてもらうことも可能です。

ご自身の症状や生活スタイルに合った方法を選んでみてください。

 

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参考文献

  1. PMDA「ディレグラ配合錠 添付文書」
  2. 厚生労働省「一般用医薬品のインターネット販売について」
  3. 厚生労働省「プソイドエフェドリン塩酸塩等を含有する一般用医薬品の販売時における購入理由の確認等について」
  4. 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会「鼻アレルギー診療ガイドライン2024年版(改訂第10版)ワンポイント解説」
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