2020.03.24

低用量ピルの効果は避妊だけじゃない!生理痛・生理不順・過多月経・ニキビにも効果があるの?詳しい効能について、医師が解説します。

低用量ピルは避妊を主効果としていますが、避妊以外にもさまざまな効果をもたらします。この主効果以外にもたらされる効果を副効果と言い、PMS、ニキビ、生理痛、生理不順、子宮内膜症の改善といった女性の悩みに対して嬉しい効果をもたらしてくれるのです。
今回は、低用量ピルに興味があるけれどまずは効果について詳しく知りたい、すでに服用しているけれど避妊以外の効果についてはあまり知らないといった方々向けに、低用量ピルを服用することによる効果と副効果について詳しくご紹介します。

低用量ピル服用による避妊効果はどれくらいあるの?

低用量ピルを服用することによる避妊効果は、毎日一定時間に飲み忘れることなくしっかりと内服できていれば、99%以上の避妊効果があるといわれています。ですが、飲み忘れがあった場合でも、気づいたタイミングですぐに内服をするなど対応ができていた場合で92%の避妊効果があるといわれており、非常に高い避妊効果が期待できます。これはコンドームの装着などほかの避妊方法と比較しても最も避妊効果が高いという結果になります。避妊効果については、どの種類の低用量ピルであっても同等の高い効果が期待できると考えられています。

また、低用量ピルは妊孕性も高いお薬であり、妊娠をしたいと考えた時に低用量ピルの内服をやめれば排卵などが回復し、妊娠ができると考えられています。
妊孕性は低用量ピルを内服していた期間に左右されませんので、長い期間内服されていたという方でも、内服をやめれば排卵が回復して生理が来るので、妊娠ができます。今はしっかり避妊をしておきたいが将来的には妊娠を考えているという女性にも問題なく使えるお薬になります。

低用量ピルを服用することで避妊以外にも効果はあるの?

低用量ピルの副効果として、PMS、ニキビ、生理痛、生理不順、月経過多による貧血、子宮内膜症の改善が期待されています。

PMSの改善について

低用量ピルの副効果として女性が多く期待しているのがPMSの改善です。PMSとは「月経前の3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するもの」と定義されています。黄体期と呼ばれる排卵から月経が起こるまでの間に卵胞ホルモンと黄体ホルモンが急激に低下し、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすことが原因と言われています。

低用量ピルを内服していればこのような女性ホルモンの変動がなくなるため、PMSに対して効果があると考えられます。低用量ピルは飲み始めてから3ヶ月くらいまで、PMSの身体症状と同じく吐き気や頭痛、めまいといった副作用があります。ですが、低用量ピルが身体に慣れてきた3カ月前後でこの症状は落ち着くため、以後はPMS症状や低用量ピルの副作用に悩まされることなく生活をしていくことができることがほとんどです。

生理痛・生理不順・子宮内膜症・排卵痛の改善について

低用量ピルは内服することで排卵を抑制するため、 排卵痛が起こらなくなります。また、子宮内膜の増殖を抑制するため子宮内膜症の治療にも使われており、月経の出血量の減少、生理痛の軽減、消失へつながると考えられています。ホルモンバランスを整えることで生理周期も整うなど女性にとってはうれしい副効果ばかりです。

ニキビや肌荒れの改善について

ニキビや肌荒れが生理前後に起こる理由としてホルモンバランスの乱れが考えられています。特に卵巣から分泌されるテストテロンという男性ホルモンがニキビや肌荒れを起こす要因として考えらえています。低用量ピルを内服して排卵を抑制することでテストテロンが分泌されなくなること、ホルモンバランスの乱れが整うことによって生理前後のニキビや肌荒れに効果があると考えられています。
ニキビや肌荒れに高い効果が期待できるのはマーベロンとなり、研究のデータにおいてもトリキュラーよりも高いニキビや肌荒れへの効果が結果として出ています。ですので、ニキビや肌荒れの副効果を期待して低用量ピルを内服したいと考えている方には、マーベロンの服用をおすすめします(クリニックフォアではマーベロンも取り扱っております)。

クリニックフォアでは初診から全国どなたでもオンライン診療で低用量ピルの処方を行なっています。事前問診3分、診療3分のみで完了し、薬は最短当日発送いたします。

クリニックフォアでは、低用量ピルの専用ケースを無料でプレゼントしています。

持ち運ぶのが少し恥ずかしいという方におすすめです!

生理痛などの生理にまつわる症状が軽くなるという効果もあるため、避妊以外の目的で服用される方も多くいらっしゃいます。低用量ピルの処方をご希望の方はぜひクリニック フォアグループへご相談ください。

卵巣がん、子宮体がんの予防にもなるの?

さらにこれらに加えて、女性に嬉しい副効果は、エストロゲンと関連がある卵巣がんや子宮体がんといった女性特有のがんの予防です。
卵巣がんにおいては1年間低用量ピルを使用しただけでも約5%のリスク低下が報告されており、さらに、10年の使用で約50%卵巣がんのリスクが低下するといわれています。子宮体がんにおいても1年以上の低用量ピルの使用によってリスクが低下することが報告されており、一度子宮体がんのリスクを低下させることができればその効果はなんと20年ほど持続しているという報告もあります。

以上のように、トリキュラーやマーベロン などの低用量ピルは避妊を主効果としていますが、避妊以外に、PMS、ニキビ、生理痛、生理不順、貧血、子宮内膜症の改善といった効果があります。この記事をみて、飲み始めてみたいという方は、ぜひクリニックフォアにご相談ください。

また、飲み始める際に、副作用が気になる、という方こちらの記事で、「低用量ピルの副作用」について詳しく説明しているので、ご覧になってください。

クリニックフォアでは、低用量ピルの処方を行っており、簡単スマホでのオンライン診療にも対応しています。婦人科外来などで診察をしますと、副効果のための低用量ピルの処方というものはあまり行っておらず、避妊のための処方が主なものとなるケースが多いです。
ですが、クリニックフォアでは患者様のお悩みに真摯に耳を傾け、PMS、ニキビ、生理痛、生理不順、貧血症状、子宮内膜症の改善といった効果を期待しての低用量ピルの処方も検討させていただきます。

公開日:6月20日

監修:クリニックフォアグループ医師