顔・口元・顎のたるみは「医療の力」で改善できる!?医師が解説します。

顔のたるみの中でもよく見られる口元や頬、顎のたるみについて今回は詳しく解説していきます。

顔・口元・顎にできるたるみの原因とは?

顔にできるたるみの原因には大きく分けて2つの理由が考えられます。1つは、真皮中層にダメージを受けることとされています。

皮膚は、肌の表面である表皮、肌の潤いなどに関係する真皮、肌の脂肪に関係する皮下組織に分かれています。このうち、真皮にある真皮中層はコラーゲンとエスラチンによって皮膚を支えるとともに弾力を維持したり、頬などの形を保つ働きがあります。この真皮中層にダメージが加わったことによって、コラーゲンやエラスチンにもダメージが与えられてしまい、皮膚を支えることができなくなった結果としてたるみにつながると考えらえています。

真皮中層にダメージが及ぶ原因はいくつかあるのですが特に注意したいのが紫外線です。紫外線が肌の奥にまで入り込むことによってコラーゲンやエスラチンにダメージを与えてしまうのです。

もう1つ、たるみの原因として知られているのが表情筋の筋力低下です。私達の顔には表情筋がいくつも張り巡らされており、この表情筋によって顔の表情を作っています。表情筋が衰えてしまうことで、皮膚のたるみにつながってしまうのです。表情筋が衰える原因は加齢が最も考えらえているのですが、表情筋も筋肉ですので、表情が乏しい方の場合は表情筋がしっかりと使われないため、たるみにつながりやすいと考えられています。

顔の中でも特にたるみができいやすい部分といわれているのがで、頬の上部、下部、外辺部の3カ所でたるみが発生しやすいと考えられています。表情筋の種類は部位によってたるみやすい、たるみにくいという部分が異なるため、基本的にたるみは顔の全体に起こることは少ないです。たるみが起こりやすい箇所と起こりにくい箇所があるため、たるみが起こらなかった場所とたるんでいる場所の間でゆがみが起こり、結果としてこのゆがみがしわになるのです。

例えば、頬がたるむたるみの少ない口周辺との間で生じたゆがみにより、ほうれい線やマリオネットラインといわれるしわができます。また、頬の下の方がたるんだことによって顎のあたりに皮膚のもたつきができますし、さらに頬の下の方、顎の付近でたるみができると二重顎を形成することもあります。

これらの原因以外にも、顔に脂肪が蓄積されたことによってコラーゲンやエスラチンが肌を支えきれなくなってたるみにつながることも考えられています。

↓↓顔・口元・顎のたるみ治療に効果的な

医療HIFUについて

顔・口元・顎にできるたるみの解消法とは?

顔や口元、顎にできたたるみを解消するためにどうすればいいのか、ここでは自分でできるケアと、医療の力を借りて行うケアについて解説します。

たるみの解消のため自分で行えるケアは、保湿と表情筋を鍛えるということになります。

コラーゲンやエスラチンなどの成分を含有しているスキンケア商品を使用してこれらの成分を肌に送り込んであげることで、肌にハリが出て、たるみの解消に役立つ可能性があります。

また、コラーゲンやエスラチンは紫外線によってダメージを受けてしまいますので日々の紫外線対策も重要です。日焼け止めを塗布したり、つばの広い帽子をかぶったり、日傘を使用したりして、紫外線が当たらないようにしていきましょう。

もうひとつの解消方法である表情筋のトレーニングについてご紹介します。特に、口元やあごの部分のたるみを解消したいという場合には大頬骨筋という口角から耳の近くにむかってはしっている筋肉を鍛えることが重要です。

口を閉じたまま「い」の口の形をして5秒間キープし、力を抜くというのを繰り返すことで、この部分の筋肉を鍛えることができます。他にも口を大きく開いてアイウエオと発音するのも口元やあごの筋肉を鍛えることができます。また、口元やあごの部分をマッサージしてリフトアップさせるのも、たるみの解消へとつながるためおすすめです。

ですが、自分で行うケアは即効性がないこと、継続しなければ効果が得られないことがあります。そのため、即効性を求めるという方や、毎日継続してエクササイズやマッサージを行うことが難しいという方は、医療の力を使うことがおすすめです。

たるみ治療に効果的なHIFUとは?

HIFU(ハイフ)とはリフトアップの施術のひとつです。特徴として高密度の超音波エネルギーを使うということが挙げられます。たるみのもとになる肌、皮下組織のゆるみに対して、肌の土台となる筋膜であるSMAS層からアプローチできるのがHIFUという治療方法で、20代後半から30代の女性に人気の施術です。

ダウンタイムも少なく1時間以内で、施術終了直後からのメイクアップも可能です。施術自体の所要時間も40分程度なのでお忙しい方でも受けやすい治療となります。また、ミニカートリッジを使用することで、目元、眉下などの細かな場所やカーブのある場所にも問題なく施術をすることができます。

そのため、顔全体だけでなく目元や口元の小じわ、まぶたのたるみなどパーツごとに気になるところがあるという方におすすめです。

HIFUをご希望の方はクリニックフォアへ

当院で初めてHIFUの施術を受けられる方は、施術後にプラセンタ注射、もしくはパックを付けさせていただいております。

HIFUの治療に興味のある方や他院では痛みを感じたり、あまり効果が持続できなかったという方は、クリニックフォアグループのHIFUをぜひお試しください。

↓↓クリニックフォアの医療HIFUについて

https://beauty-lp.clinicfor.life/introduce/hifu/

↑クリニックフォアの診療内容はこちらをご参照ください。

公開日:11月28日

監修:クリニックフォアグループ医師

参考文献

https://pub.nikkan.co.jp/uploads/book/pdf_file5bb44ed6cc690.pdf

http://medical.radionikkei.jp/maruho_hifuka/maruho_hifuka_pdf/maruho_hifuka-140417.pdf

http://medical.radionikkei.jp/maruho_hifuka/maruho_hifuka_pdf/maruho_hifuka-140417.pdf