胃腸炎には「ウイルス性」と「細菌性」がある
家族の胃腸炎がうつるかどうかを考えるうえで、まず知っておきたいのが胃腸炎の種類です。
感染性胃腸炎は、原因となる病原体によって主に「ウイルス性」と「細菌性」に大きく分けられます。
東京都感染症情報センターによると、感染性胃腸炎の原因にはノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスのほか、大腸菌などの細菌、そして寄生虫もあるとされています[1]。
ここでは、それぞれの特徴と、同じ部屋で過ごす場合の感染リスクについて解説します。
冬に多く、人から人への感染力が強いウイルス性胃腸炎
ウイルス性胃腸炎は、以下のようなウイルスが原因で起こる胃腸炎です。
- ノロウイルス
- ロタウイルス
- アデノウイルス
毎年秋から冬にかけて流行する傾向があり、とくに11月〜3月頃にかけて患者数が増加することが多いです。
ウイルス性胃腸炎の大きな特徴は、人から人への感染力が非常に強いことです。
感染した方の便や嘔吐物に含まれるウイルスがドアノブなどを介して手指に付着し、それが口に入ることで、家族間で次々と感染が広がることがあります。
国立健康危機管理研究機構の情報によると、ウイルス性胃腸炎では患者との濃厚な接触を避けること、患者さんも周囲の方も手洗いを徹底することが家庭内での感染予防に重要とされています[2]。
主なウイルス性胃腸炎の原因ウイルスの特徴は以下のとおりです。
| 原因ウイルス | 特徴 |
| ノロウイルス | ・感染力が非常に強く、少量のウイルスでも感染する可能性があるとされています。 ・嘔吐が目立つことが多く、症状は多くの場合は数日で軽快します。 |
| ロタウイルス | ・主に乳幼児に多くみられ、白っぽい水様便が特徴です。 ・ロタウイルスワクチンの普及により、重症例は減少傾向にあります。 |
| アデノウイルス | ・1年を通じて発生し、夏にやや増加する傾向があります。 ・主に乳幼児に多くみられます。 |
夏に多く、食品からの感染が主の細菌性胃腸炎
細菌性胃腸炎は、以下の細菌が原因で起こる胃腸炎です。
- サルモネラ
- カンピロバクター
- 病原性大腸菌
いわゆる「食中毒」として知られており、夏場に多く発生する傾向があります。
細菌性胃腸炎の主な感染経路は、汚染された食品(とくに肉や卵など)を食べることによる経口感染です。
ウイルス性胃腸炎と比べると、人から人への感染は起こりにくいとされています。
そのため、細菌性が疑われる場合は、便や嘔吐物を介した感染は起こり得るため、基本の手洗いなどは続けつつも、過度に恐れる必要はありません。
主な細菌性胃腸炎の原因菌は以下のとおりです。
| 原因菌 | 特徴 |
| カンピロバクター | ・細菌性胃腸炎の中で比較的多い原因菌です。 ・鶏肉の生食や加熱不足が主な感染源で、潜伏期間は1〜7日と長めです。 |
| サルモネラ | ・鶏卵や食肉からの感染が多く、潜伏期間は6時間〜3日程度です。 ・高熱を伴うことが多いのが特徴です。 |
| 腸管出血性大腸菌(O157など) | ・少ない菌量でも発症し、人から人への二次感染も起こりえます。 ・血便や重篤な合併症を起こすことがあり、注意が必要です。 |
ウイルス性と細菌性の見分け方
家庭で胃腸炎の原因がウイルス性か細菌性かを正確に判断することは難しいですが、いくつかの目安があります。
ウイルス性胃腸炎と細菌性胃腸炎では、発症しやすい季節や症状の特徴が異なるためです。
以下の表に主な違いをまとめました。
| 項目 | ウイルス性 | 細菌性 |
| 流行しやすい季節 | 冬場(11〜3月頃) | 夏場(6〜9月頃) |
| 発症のきっかけ | 家族や周囲に同じ症状の人がいる | 特定の食品を食べた後 |
| 主な症状 | 嘔吐が強い、水様性の下痢 | 高熱(38℃以上)、血便、激しい腹痛 |
| 潜伏期間 | 1〜数日 | 数時間〜数日(菌により異なる) |
| 代表的な原因 | ノロウイルス、ロタウイルス | カンピロバクター、サルモネラ |
ただし、これらはあくまで目安であり、症状が重なるケースも少なくありません。
原因が不明な場合は、家庭内で広がりやすいウイルス性を想定して手洗いや消毒を徹底し、症状が重い場合や長引く場合は医療機関を受診しましょう。
ウイルス性胃腸炎はどのようにうつる?主な感染経路
ウイルス性胃腸炎は人から人への感染力が強いため、同じ部屋で過ごす場合は感染経路を理解しておくことが大切です。
ノロウイルスやロタウイルスは、主に3つの経路で広がるとされています。
ここでは、それぞれの感染経路について詳しく解説します。
手を介してウイルスが広がる接触感染
ウイルス性胃腸炎の最も多い感染経路は、ウイルスが付着した手を介して口に入る「接触感染」です。
感染した方の便や嘔吐物には、ウイルスが含まれています。
トイレのあとや嘔吐のあとに感染者の方が十分な手洗いができていないと、手を介してさまざまな場所にウイルスが付着してしまう可能性があります。
ウイルスが付着しやすい場所として挙げられるのは、以下のようなものや場所です。
- ドアノブ
- 蛇口
- トイレのレバー
- 照明のスイッチ
- リモコン
- 冷蔵庫の取っ手
ウイルスは目に見えないため、明らかな汚れなどがなくても感染源になりえます。
そのため、感染した方も含めて家族全員がこまめに手洗いをおこなうことが、接触感染を防ぐうえで重要です。
嘔吐物の飛び散りでうつる飛沫感染
感染した方が嘔吐した際に飛び散る飛沫を吸い込むことで感染する「飛沫感染」も、ウイルス性胃腸炎の感染経路のひとつです。
嘔吐物にはウイルスが含まれており、嘔吐の瞬間やそれらの処理中に飛沫が発生することがあります。また乾燥した嘔吐物や便などから飛沫が発生することもあります。
厚生労働省の資料によると、飛沫が拡散する距離は通常1m前後とされています[5]。
看病の際は感染した方と適度な距離を保ち、嘔吐物の処理をおこなう際にはマスクを着用することが大切です。
また、飛沫が漂っている可能性がある場合にはすぐに窓を開けて換気を行うことも大切です。
汚染された食品を摂取することで起こる経口感染
ウイルスが付着した食品を口から摂取することで感染する「経口感染」も、細菌性のみならずウイルス性胃腸炎でも起こり得ます。
食品からの感染で多いのは貝類による物で、汚染された二枚貝を生や加熱が不十分なまま食べることで起こります。
胃腸炎の家族と同じ部屋で寝ても大丈夫?感染リスクの考え方
胃腸炎の家族と同じ部屋で寝ても、必ず感染するわけではありません。
ただし、感染リスクは胃腸炎の種類(ウイルス性か細菌性か)によって異なります。
ここでは、同じ部屋で寝る場合のリスクの考え方と、状況に応じた対応について解説します。
ウイルス性の場合は感染対策が重要
ウイルス性胃腸炎の場合、同じ部屋にいるだけで感染するわけではありませんが、接触感染のリスクがあるため注意が必要です。
接触感染では、ウイルスが手などを介して口に入ることで感染が成立します。
同じ部屋で過ごす時間が長くなると、共有するものや感染した方が触れたものに接触する機会が増えるため、感染リスクは増すと考えられます。
インフルエンザや新型コロナウイルスのように、咳などにより飛沫が拡散するわけではありません。
そのため、双方が適切な手洗いを行い、触れたものなど環境の消毒を行うことで感染するリスクを抑えることができます。
細菌性の場合は比較的リスクが低い
細菌性胃腸炎の場合、同じ部屋で寝ることによる感染リスクはウイルス性と比べて低いと考えられます。
細菌性胃腸炎の主な感染経路は汚染された食品の摂取であり、人から人への感染はまれとされているためです。
ただし、便や嘔吐物を介した糞口感染は起こりえるため、基本的な衛生対策は必要です。
とくに腸管出血性大腸菌(O157など)は少ない菌量でも感染が成立し、人から人への二次感染も報告されているため注意してください。
原因菌が不明な場合は、ウイルス性を想定した感染対策をおこなうことをおすすめします。
とくに注意が必要な場合
乳幼児や高齢者、免疫力が低下している方がいる家庭では、より慎重な対応が求められます。
これらの方々は胃腸炎にかかった場合に脱水症状などを起こしやすく、重症化するリスクがあるためです。
厚生労働省の情報によると、乳幼児や高齢者は脱水症状を起こしたり、症状が重くなったりするケースがあるとされています[4]。
とくに乳幼児は自分で水分補給ができず、高齢者は喉の渇きを感じにくいため、気づかないうちに脱水が進行することがあります。
このような方がいる場合は、可能であれば部屋を分けることを検討し、難しい場合は感染対策をより徹底することが大切です。
胃腸炎に感染した方と部屋を分けられない場合の対応
住んでいる環境によっては部屋を分けることが難しい場合もありますが、いくつかの工夫で感染リスクを減らすことが期待できます。
具体的には、以下のような対策が有効です。
- ドアノブや電気のスイッチなど共有部分をこまめに消毒する
- 感染した方と家族の寝る位置をできるだけ離す
- 枕やタオル・寝具を共有しない
- 部屋の換気をこまめにおこなう
また、感染した方が寝ている間に嘔吐してしまう可能性を考慮して、枕元に洗面器やビニール袋、タオル、着替えを用意しておくと安心です。
夜間に嘔吐があった場合にすぐ対応できるよう、使い捨ての手袋やマスク、ペーパータオル、ビニール袋なども寝室に準備しておくとよいでしょう。
家庭内感染を防ぐための具体的な対策
胃腸炎の家庭内感染を防ぐためには、日常生活の中で実践できる具体的な対策を知っておくことが大切です。
とくにウイルス性胃腸炎の場合は、感染力が強いため徹底した対策が必要になります。
政府広報オンラインでは、ノロウイルス対策として「持ち込まない」「つけない」「やっつける」「ひろげない」の4原則が紹介されています[6]。
ここでは、同じ部屋で過ごす際に実践できる感染対策について解説します。
手洗いの徹底は重要
家庭内感染を防ぐために重要なのは、こまめな手洗いです。
手洗いは手指に付着したウイルスや細菌を減らす効果的な方法であり、感染経路を断つうえで欠かせない対策です。
厚生労働省によると、石けんを十分に泡立て、指と指の間、親指の周り、爪の間、手首など汚れが残りやすい部分を念入りに洗うことが推奨されています[6]。
手洗いの時間は30秒以上を目安にし、流水で十分にすすぐことがポイントです。
なお、ノロウイルスにはアルコール消毒の効果が弱いため、石けんと流水での手洗いが基本となります。
アルコール消毒は補助的な手段として使用し、手洗いの代わりにはならないことを覚えておきましょう。
トイレのあと、食事の前、看病のあと、ドアノブなど共有部分に触れたあとなど、こまめに手洗いをおこなうことを心がけてください。
タオルや食器は共有しない
感染した方と家族でタオルや食器を共有しないことも、家庭内感染を防ぐための重要なポイントです。
タオルや食器にウイルスや細菌が付着していた場合、それを介して家族に感染が広がる可能性があります。
使い捨てのペーパータオルを活用したり、感染した方専用の食器・コップ・はしを用意したりすることで、感染リスクを減らすことが期待できます。
感染した方が使用した食器は、洗う前に85℃以上の熱湯に1分以上つけるか、塩素系漂白剤で消毒すると安心です[4]。
また、感染した方が使用したあとのトイレや洗面所は、ドアノブや蛇口、便座などを塩素系消毒液で拭き取るとよいでしょう。
部屋の換気をこまめにおこなう
部屋の換気をこまめにおこなうことも、感染のリスクを減らすために有効な対策です。
換気をおこなうことで、空気中に漂うウイルスを含んだ飛沫を外に逃がすことが期待できます。
換気の目安は、30分〜1時間に1回、数分間程度窓を開けることです[7]。
対角線上にある2か所の窓を開けると、空気の通り道ができて効率的に換気できます。
嘔吐物の処理後や、嘔吐・下痢の症状がある時期は、意識してこまめに換気をおこないましょう。
入浴は感染した方が最後に
感染した方の入浴は、家族の最後にするか、シャワーのみにすることが望ましいでしょう。
入浴時に肛門周辺からウイルスや細菌が浴槽の湯に混入し、それを介して家族に感染する可能性があるためです。
入浴前にはお尻をよく石けんで洗い、浴槽に入る場合は家族の最後に入浴するようにしましょう。
症状がある間はシャワーで済ませる方が安心です。
浴槽の湯は毎日入れ替え、残り湯を洗濯に使用することは避けた方がよいでしょう。
寝具や衣類が汚れたときの正しい処理方法
寝具や衣服が汚れた際は、正しい処理方法を知っておけば周りへの感染を可能な限り防ぐことができるでしょう。
胃腸炎の家族と同じ部屋で寝る場合、寝具や衣類の取り扱いにも注意が必要です。
嘔吐物や便で汚れた寝具を適切に処理しないと、そこからウイルスや細菌が広がる可能性があります。
ここでは、寝具や衣類の正しい処理方法について解説します。
汚れた寝具はすぐに処理する
嘔吐物や便で汚れた寝具は、放置せずにできるだけ早く処理することが大切です。
汚物が乾燥すると、ウイルスを含んだ飛沫が空気中に舞い上がり、周囲に広がりやすくなるため、乾燥する前に処理することが重要です。
汚れた寝具は汚物が飛び散らないように処理したあと、洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いすることが推奨されています[4]。
汚物を取り除く際は、ペーパータオルや使い捨ての布で外側から内側に向けて静かに拭き取ります。
処理する際は使い捨ての手袋とマスクを着用し、汚物が飛び散らないよう注意しましょう。
汚れた寝具は他の洗濯物とは分けて、単独で洗濯することをおすすめします。
熱湯や塩素系漂白剤で消毒する
汚れた寝具や衣類は、下洗いのあとに熱湯または塩素系漂白剤で消毒することが効果的です。
ノロウイルスは熱や次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤の主成分)によって失活するとされています。
厚生労働省によると、熱水洗濯(85℃・1分間以上)が適しており、熱水洗濯ができない場合は塩素系漂白剤での消毒が有効とされています[4]。
塩素系漂白剤を使う場合は、家庭用の塩素系漂白剤(濃度約5%)を水で薄めて200ppm程度の濃度にします。
ただし、塩素系漂白剤は色柄ものの場合には色落ちする可能性がありますので、熱水消毒が望ましいでしょう。
すぐに洗えない布団の対処法
大きな布団などすぐに洗濯できない場合は、乾燥とスチームアイロンを活用する方法があります。
高温での処理はウイルスの失活に有効であり、洗濯が難しいものでも熱を加えることで対策が可能です。
厚生労働省によると、布団などすぐに洗濯できない場合は、よく乾燥させ、スチームアイロンや布団乾燥機を使うと効果的とされています[4]。
スチームアイロンを使用する場合は、汚れた部分にじっくりと熱を当てましょう[1]。
天日干しだけではウイルスを完全に不活化することは難しいとされているため、熱を加える処理を併用することが大切です。
嘔吐物の正しい処理方法
胃腸炎の症状として嘔吐がある場合、嘔吐物の処理方法を正しく知っておくことが重要です。
不適切な処理をすると、処理した人が感染したり、ウイルスや細菌が部屋中に広がったりする可能性があります。
ここでは、二次感染を防ぐための正しい処理方法について解説します。
処理前の準備|マスクと手袋を必ず着用
嘔吐物を処理する際は、必ず使い捨てのマスクと手袋を着用しましょう。
処理中に飛沫を吸い込んだり、手にウイルスや細菌が付着したりすることで、処理した人が感染するリスクがあります。
政府広報オンラインでは、嘔吐物の処理時にはマスクやビニール手袋を使い、二次感染を予防することが推奨されています[6]。
事前に準備しておくと便利なものは以下のとおりです。
- 使い捨てマスク
- 使い捨て手袋(2枚重ね推奨)
- 使い捨てエプロンまたはガウン(ゴミ袋で代用可)
- ペーパータオルまたは使い捨ての布
- ビニール袋(2重にできるよう複数枚)
- 塩素系漂白剤
これらをまとめて「嘔吐処理セット」として用意しておくと、いざというときにすぐ対応できます。
静かに拭き取り塩素系消毒液で消毒
嘔吐物は静かに拭き取り、その後塩素系消毒液で消毒することが大切です。
勢いよく拭き取るとウイルスを含んだ飛沫が飛び散り、感染リスクが高まります。
厚生労働省によると、ペーパータオル等で静かに拭き取り、その後塩素系消毒液(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒することが推奨されています[4]。
消毒液の濃度は、拭き取り後の床や壁の消毒には200ppm、嘔吐物を直接廃棄する際には1000ppmが目安とされています。
消毒液を染み込ませたペーパータオルで汚染された場所を覆い、10分程度放置すると効果的です。
消毒後は水拭きをおこない、使用したタオルや手袋はビニール袋に密閉して捨てましょう。
処理後は換気と手洗いを徹底
嘔吐物の処理が終わったら、部屋の換気と手洗いを必ずおこないましょう。
処理中に空気中に舞い上がったウイルスを外に逃がし、手に付着したウイルスや細菌を洗い流すためです。
手袋を外す際も、手袋の外側(汚染面)に触れないよう注意が必要です。
処理後すぐに換気と手洗いをおこなうことで、二次感染のリスクを減らすことが期待できます。
処理をおこなった服も、念のため着替えて洗濯することをおすすめします。
胃腸炎の症状がつらいときはオンライン診療の活用も
胃腸炎で下痢や吐き気がつらいとき、体調が悪い中で医療機関に行くのは大変ではないでしょうか。
そのような場合は、自宅から受診できるオンライン診療を活用するのも選択肢のひとつです。
クリニックフォアのオンライン診療では、胃腸炎の症状に対して整腸剤や吐き気止め、下痢止めなどのお薬を処方してもらえる場合があります。
初診からオンラインで受診でき、お薬は最短翌日にご自宅に届くため、外出が難しいときでも安心です。
土日祝も診療をおこなっているため、忙しい方でも受診しやすいでしょう。
<クリニックフォア オンライン保険診療の概要>
| 項目 | 内容 |
| 診察料+システム利用料(税込) | 初診:1,840円〜2,370円 / 再診:1,280円〜2,510円 |
| 診療時間 | 9:00〜17:30(日によって異なります |
| 診療日 | 平日 ・土日祝 |
| お届け | 最短当日発送 ・翌日届け |
| 対象年齢 | 内科 ・アレルギー科:10歳以上 / 皮膚科:6歳以上 |
※上記は3割負担の場合の目安です。お薬代は薬局にて別途お支払いとなります。
※17時までに服薬指導を完了した場合、東京23区・川崎市は当日受け取りオプションあり(別途配送料)。
※医療証はお住まいの都道府県のみでご利用が可能です。東京都以外の在住の方は、後日ご自身で自治体での還付手続きをしていただく必要がございます。
※お薬の配送は、診察時間や配送先により異なります。
※お薬の処方がない場合は診察料1,650円(税込)がかかります。
症状がつらくて外出が難しい方は、オンライン診療を検討してみてはいかがでしょうか。
※診察の結果、医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
※触診・検査などが必要な場合は、対面での診療をお願いする場合があります。
胃腸炎と同じ部屋で寝ることに関するよくある質問
胃腸炎のときに同じ部屋で寝る場合に関するよくある質問をまとめました。
子どもとの添い寝や、いつまで別の部屋で寝るべきかなどにお答えしますので、参考にしてください。
胃腸炎の家族と同じ布団で寝ても大丈夫ですか?
同じ布団で寝ること自体は、直接の感染原因になるわけではありません。
しかし、感染リスクを減らすためには、別々の布団を使うことをおすすめします。
とくに嘔吐や下痢の症状がある時期は、寝具を分けることで万が一の汚染時にも対応しやすくなるでしょう。
子どもが胃腸炎になったとき、添い寝しても大丈夫ですか?
添い寝が直接の感染原因になるわけではないため、子どもに添い寝をしても問題ありません。
ただし、看病中は嘔吐物が飛び散るリスクがあるため、着替えやタオルを手元に準備しておくと安心です。
添い寝をする場合は、子どもの顔から少し距離を取り、看病後は必ず手洗いをおこないましょう。
子どもが夜中に嘔吐してしまう可能性を考慮して、枕元に洗面器とビニール袋、着替え、タオルを用意しておくことをおすすめします。
同じ部屋で寝るとき、マスクをした方がいいですか?
同じ部屋で寝るだけであれば、マスクは必須ではありません。
ウイルス性胃腸炎は主に接触感染で広がるため、就寝中のマスク着用よりも手洗いの徹底の方が重要です。
ただし、感染した方が嘔吐した際の飛沫を防ぐ意味で、心配な場合はマスクを着用してもよいでしょう。
嘔吐物の処理をする際には、必ずマスクを着用してください。
胃腸炎が治ったあとも、しばらく別の部屋で寝た方がいいですか?
症状が治まったあとも、便の中には1週間から長い場合は1か月程度ウイルスが排出され続けることがあるとされています[4]。
そのため、症状が治まったあともしばらくは手洗いを徹底し、タオルなどの共有は避けることをおすすめします。
部屋を分け続ける必要はありませんが、トイレ後の手洗いは引き続き念入りにおこないましょう。
細菌性胃腸炎でも同じように感染対策が必要ですか?
細菌性胃腸炎は主に食品を介して感染するため、ウイルス性ほど同じ部屋にいることによる感染リスクは高くありません。
ただし、便や嘔吐物を介した感染は起こりえるため、手洗いなどの基本的な衛生対策は必要です。
とくに腸管出血性大腸菌(O157など)の場合は人から人への二次感染も報告されているため、原因菌が不明な場合はウイルス性と同様の感染対策をおこなうことをおすすめします。
まとめ
胃腸炎の家族と同じ部屋で寝ること自体が感染の直接的な原因になるわけではありませんが、感染リスクは胃腸炎の種類によって異なります。
ノロウイルスやロタウイルスなどが原因のウイルス性胃腸炎は人から人への感染力が強いため、手洗いや環境の消毒などの対策を徹底することが大切です。
一方、サルモネラやカンピロバクターなどが原因の細菌性胃腸炎は、主に食品を介して感染するため、同じ部屋にいるだけで感染するリスクは比較的低いとされています。
ウイルス性胃腸炎の主な感染経路は接触感染であり、こまめな手洗いが最も重要な予防策です。
共用部分の消毒をおこない、タオルや食器の共有を避け、部屋の換気をこまめにおこなうことも、感染リスクを減らすために有効でしょう。
嘔吐物や汚れた寝具は速やかに処理し、塩素系消毒液での消毒をおこなうことが大切です。
乳幼児や高齢者がいる家庭では、重症化のリスクを考慮してより慎重な対応が求められます。
胃腸炎の看病や感染対策について不安がある方は、クリニックフォアで医師に相談してみてはいかがでしょうか。
※診察の結果、医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
※触診・検査などが必要な場合は、対面での診療をお願いする場合があります。
