フォシーガってどんな薬? 「効果・リスク・価格」医師が徹底解説

フォシーガ
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※ 医学的必要性がないと医師が判断した方には薬剤の処方はできません。
※ 医薬品副作用被害救済制度等の対象外となります。
※ 医療保険が適用外の自由診療となります。

フォシーガとは?

フォシーガは「腎臓から余分な糖を尿として排出して血糖値を下げるお薬(SGLT2阻害薬)」で、2型糖尿病の治療薬として使われており、さらに心不全・慢性腎臓病にも効果が確認されているお薬です。

体重減少効果にも関心が高まっており、糖尿病に限らず「痩せ薬」として誤解されることも増えていますが、あくまで医師の診察と適切な目的のもとで使用されるべき医療用医薬品です。

この記事では、フォシーガの特徴や効果、副作用、飲み方、オンライン診療での処方の可否について、医師の立場から詳しく解説します。糖尿病や腎疾患だけでなく、減量や体脂肪のコントロールに興味のある方にもわかりやすくご紹介します。

フォシーガの特徴と効果

フォシーガはSGLT2(ナトリウム-グルコース共輸送体2)を阻害し、腎臓で再吸収されるはずのブドウ糖を尿中に排出させる薬です。

フォシーガの特徴は「血糖を下げる」「体重が減りやすい」「心臓・腎臓への保護効果がある」の3つです。

理由

  • 腎臓から糖を尿に出す=体内に再吸収される糖が減る=血糖が下がる。
  • 糖を排出することで摂取カロリーを抑えることができるため、体重が減ることが期待できます
  • 糖尿病や心・腎疾患を持つ方では、心不全の入院リスク低下や腎機能の低下進行抑制などが期待できます

1日1回の服用で、血糖コントロール、体重減少、血圧低下、尿酸値の改善など、複数の代謝パラメータに好影響を与える可能性が示されています。

日本国内では2型糖尿病、慢性心不全、慢性腎臓病に対する保険適用が認められています。糖尿病治療を目的とする場合、単剤での使用に加えて、他の経口血糖降下薬やインスリンとの併用療法にも用いられます。

フォシーガのメカニズム

SGLT2阻害薬は、腎臓の近位尿細管におけるグルコースの再吸収を阻害することで、糖を尿中に排出させます。

インスリン分泌に依存せずに血糖値を下げられるという特長があり、膵機能が低下している患者さんにも使用可能です。

フォシーガの服用と体重変化のデータ

複数の臨床研究のデータによると、フォシーガの3ヶ月以上の服用により、平均で体重の3〜5%程度の減少が見られることが報告されています。

一方で、体重減少量は個人差が大きく、生活習慣の影響を強く受けるため、薬だけに頼るのではなく、運動や食事管理の併用が重要です。

フォシーガの服用方法と注意点は?

フォシーガの服用方法と用量

フォシーガは「1日1回、朝に服用する」のが基本です。食前・食後どちらでも飲める薬です。

通常、成人にはダパグリフロジン5mgを1日1回、朝に経口投与します。効果不十分な場合には、10mgまで増量されることがあります。

食事の影響を受けにくいため、空腹時でも服用可能です。

フォシーガ服用にあたっての注意点

服用時は「水分補給」「夜間のトイレ回数」「過度な糖質制限・断食」などに注意する必要があります。

尿中に糖・水分が排出されることで、脱水になったり、めまいや立ちくらみを起こす可能性があります。

また、過度な糖質制限・断食中はエネルギー不足になって、重篤なケトアシドーシスのリスクが増すという指摘があります。

夏場・運動後・入浴後などは脱水になりやすいため、意識して水分を1日1.5〜2L程度とると良いとされています。

飲酒・利尿剤・激しい運動中などは併用・併発症によるリスクが高まるため、担当医に伝えておきましょう。

フォシーガに副作用はある?

フォシーガに副作用はある?適応となる患者さん

フォシーガは比較的副作用の少ない薬とされていますが、比較的よく見られる副作用には、「トイレの回数が増える(頻尿)」「のどが渇く」「尿路・性器の感染症」があります。

  • 膀胱炎などの尿路感染症
  • 陰部感染症
  • 口の渇き
  • ケトーシス
  • 食欲減退
  • 多飲症
  • 便秘
  • 下痢
  • 腹痛

まれではありますが、「脱水」「糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)」「腎機能悪化」「めまいや低血圧」などの重篤な副作用が報告されており、注意が必要です

そのほか、次のような方は使用できません。

  • 極端な糖質制限ダイエットをしている方
  • 以前ほかのSGLT2 阻害薬を使用していて過敏症が出た方
  • 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡の方
  • 重症感染症、重篤な外傷をお持ちの方
  • 2 週間以内に手術を受けた方、受ける予定がある方
  • 重度腎機能
  • 障害の方、透析中の方
  • 妊娠又は妊娠している可能性のある方
  • 授乳中の方

これらに当てはまる場合、フォシーガの開始前に必ず医師に伝えましょう。

また、以下の方は医師の事前確認のうえ、使用には注意が必要です。

  • 利尿剤内服中の方
  • 尿路または性器感染症のある方
  • 食事摂取が安定しない方
  • 過度のアルコール摂取をする方
  • 中等度の腎機能障害のある方
  • 重度の肝機能障害のある方

フォシーガの価格

クリニックフォアでは、以下のような金額で取り扱っています。

内服バランスプラン
(SGLT2阻害薬+防風通聖散)

SGLT2阻害薬 医療用漢方(防風通聖散)

海外製フォシーガ錠後発品 + 防風通聖散

定期配送
1ヶ月まとめて3ヶ月まとめて6ヶ月
21,120円/月 15%OFF 19,969円/月 20%OFF 総額 59,906 18,955円/月 24%OFF 総額 113,727
単品1ヶ月分 24,860 円

※ 別途税込で診察料1,650円・送料550円がかかります。

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オゼンピックはオンライン診療で処方できる?

はい、クリニックフォアではオンライン診療でオゼンピックを処方しております。

オンライン診療に必要な準備

  • スマートフォン・PC・タブレットのいずれか
  • 保険証
  • クレジットカード

オンライン診療の流れ

STEP 01 簡単予約
STEP 02 診察前のカンタン準備
STEP 03 医師と診察

診療後、オンライン薬局でお薬を受け取る場合の流れ

STEP 01 薬剤師による服薬指導
STEP 02 お薬のお届け・決済

診療後、対面薬局でお薬を受け取る場合の流れ

STEP 01 受け取り薬局を選択
STEP 02 対面薬局で受け取り

※薬局での受け取りをご選択ください。対応薬局は順次拡大予定です(対応していない薬局での受け取りをご希望の場合は個別の確認が必要となります)。また、クリニックフォアグループの対面診療・お近くのクリニックでのご受診をご検討ください。
※ジェネリック医薬品の供給不足などの影響で全国の薬局で薬が不足しており、薬局で薬剤の変更を行わせていただく場合がございます。

今なら2000円OFFクーポンでお得に診療を受けることができます。詳しく見る→

よくある質問

フォシーガは個人輸入できる?

可能ではありますが、安全性や成分の正確性が保証されないため推奨されません。
国内で医師の診察を受けたうえで処方を受けましょう。

フォシーガを飲んでも痩せなくなった。なぜ?

体がエネルギー収支の変化に順応してくるため、減量が頭打ちになることがあります。
運動や食事管理の見直し、他のお薬との併用を検討することもあります。

フォシーガをやめるとどうなる?

体重は徐々に戻る可能性があり、血糖値も再び上昇する恐れがあります。
中止する際は必ず医師に相談しましょう。

クリニックフォアオンライン保険診療の注意事項

支払い方法について

診察料・システム利用料のお支払いについては、診察前にクレジットカード情報をご登録頂き、診察後に決済いたします。クレジットカードをお持ちでない場合は、銀行振込支払いも対応しています。

使用可能なカード

  • VISA
  • Master
  • JCB
  • AMEX

※お支払いは、一括払いのみのお取扱いとなります

お薬の配送について

オンライン服薬指導・宅配サービス(オンライン薬局)をご利用いただきます。
お薬は院外処方のみとなります。
医師との診察終了後、オンライン薬局の薬剤師から服薬指導※1を受けていただきます(処方箋はクリニックから薬局に直接送付いたします)。
診療終了後、通常30分ほどで服薬指導のご案内があります。(ご都合がつかない場合は、SMSでのご連絡内容に沿ってご希望の服薬指導時間帯を薬局にご連絡ください)
服薬指導後、お薬は最短当日配送・翌日到着※2でご指定の住所にヤマト運輸でお届けいたします。※1 ※2

※1 お薬の説明(服薬指導)は法律で定められております。
※2 当日配送・翌日到着についての詳細はこちら

当日配送・翌日到着について

当クリニックで診察ののち、薬剤師からの服薬指導を17時までに完了した場合に限ります。最短当日発送(翌日以降の到着)となりますので、当日にお薬を受け取りたい方は薬局での受け取りをご選択ください。
対応薬局は順次拡大予定です(対応していない薬局での受け取りをご希望の場合は個別の確認が必要となります)。
また、クリニックフォアグループの対面診療・お近くのクリニックでのご受診をご検討ください。

当日受け取りについて

東京23区限定で、当日にお薬を受け取れるオプションも選択可能です。
当日16:30までのオンライン診療枠で予約の上、原則16:45までにオンライン診察・服薬指導が完了した場合、当日中に、バイク便にてお薬をお受け取りいただけます。

オンライン診療について

  • オンライン診療は、対面診療と比較して、「検査ができない」「身体所見がとれない(聴診・触診ができず、視診も不十分になりやすい)」という制約があり、医師が病状を把握するために必要な情報が十分に得にくいものです。対面診療と比較して、診断の精度が下がることが予想されます。
  • 保険診療のため、診察後のキャンセル、診察料の返金はお受けすることができません。
  • 小児の方の年齢制限については、「内科・アレルギー科:10歳以上」「皮膚科:6歳以上」を目安に対応しておりますが、診察の結果、対面の小児科受診をご案内させていただく可能性があります。ご了承ください。
  • その他、厚生労働省の通達を遵守しながら実施しますので、医師が「オンライン診療を行うことができない」と判断する場合がございます。
  • クリニックフォアのオンライン診療(保険診療)においては、生活保護の方については対応しておりません。近隣の対応可能なクリニックへの対面受診をお願いいたします。

オンライン診療のご予約は24時間受け付けております

予約の空き状況

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注意 オンライン診療の注意点

  • 通信環境の整った静かな場所で行うこと
  • 医師の質問に正確に答えることが、安全な処方につながります
  • 処方後も定期的にオンラインまたは対面での経過観察が推奨されます

参考文献

  1. 日本糖尿病学会「糖尿病治療ガイド2024」
  2. フォシーガ(ダパグリフロジン)添付文書・インタビューフォーム
  3. DAPA-HF試験、DAPA-CKD試験等の臨床研究
  4. 各クリニック提供のフォシーガ使用者アンケート調査
  5. 日本腎臓学会・心不全学会・内科学会のガイドライン(2024年版)

Precautions

クリニックフォアでは、国内未承認医薬品および承認医薬品の承認とは異なる目的で使用している医薬品がございます。

リベルサス

未承認医薬品等リベルサスは、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。
入手経路等 当該医薬品は、国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。
国内の承認医薬品等の有無リベルサスと同成分のウゴービ、またサノレックス等が肥満症の治療薬として国内で承認されています。
諸外国の安全等の情報
および副作用
同一成分の注射製剤が日本の厚生労働省とアメリカ食品医薬品局(FDA)で肥満症治療薬として承認されています。(承認年月日:日本2023/03/27、アメリカ2021/06/04)
安全性等に関わる情報としては、急性膵炎、低血糖症状(冷や汗、気持ち悪くなる、手足の震え、ふらつく、脱力感)、嘔吐、腹痛、下痢、便秘といった症状が記載されています。
医薬品副作用被害救済制度について 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

オゼンピック

未承認医薬品等オゼンピックは、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。
入手経路等 当該医薬品は、国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。
国内の承認医薬品等の有無オゼンピックと同成分のウゴービ、またサノレックス等が肥満症の治療薬として国内で承認されています。
諸外国の安全等の情報
および副作用
同一成分の注射製剤が日本の厚生労働省とアメリカ食品医薬品局(FDA)で肥満症治療薬として承認されています。(承認年月日:日本2023/03/27、アメリカ2021/06/04)
安全性等に関わる情報としては、急性膵炎、低血糖症状(冷や汗、気持ち悪くなる、手足の震え、ふらつく、脱力感)、嘔吐、腹痛、下痢、便秘といった症状が記載されています。
医薬品副作用被害救済制度について 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

サクセンダ

未承認医薬品等サクセンダと同成分であるビクトーザが、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省で承認されています。サクセンダは肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。
入手経路等 日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。
輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。
当院で輸入している医薬品の入手経路について
また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。
個人輸入された医薬品等の使用によるリスク
国内の承認医薬品等の有無ウゴービ、サノレックス等が肥満症の治療薬として国内で承認されています。
諸外国の安全等の情報
および副作用
サクセンダはアメリカ食品医薬品局(FDA)で肥満症治療薬として承認されています(承認年月日:2014/12/23)
安全性等に関わる情報としては、急性膵炎、低血糖症状(冷や汗、気持ち悪くなる、手足の震え、ふらつく、脱力感)、嘔吐、腹痛、下痢、便秘といった症状が記載されています。
医薬品副作用被害救済制度について 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

セチリスタット

未承認医薬品等セチリスタットは肥満症の治療薬として厚生労働省に承認されています。海外製セチリスタットは同成分の医薬品です。
入手経路等 日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。
輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。
当院で輸入している医薬品の入手経路について
また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。
個人輸入された医薬品等の使用によるリスク
国内の承認医薬品等の有無セチリスタットは肥満症の治療薬として厚生労働省に承認されています。海外製セチリスタットは同成分の医薬品です。
諸外国の安全等の情報
および副作用
セチリスタットは諸外国では承認されておりません。
日本では承認されており(承認年月日:2013/9/20)、安全性等に関わる情報としては、下痢、脂肪便、腹痛、肝機能障害といった症状が記載されています。
医薬品副作用被害救済制度について 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

ルセフィ/海外製フォシーガ後発品

未承認医薬品等 SGLT2阻害薬(ルセフィ・海外製フォシーガ後発品)は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。
入手経路等 日本国内承認医薬品は国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。
日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。
輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。
当院で輸入している医薬品の入手経路について
また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。
個人輸入された医薬品等の使用によるリスク
国内の承認医薬品等の有無ウゴービ、サノレックス等が、肥満症の治療薬として国内で承認されています。
諸外国の安全等の情報
および副作用
フォシーガはアメリカ食品医薬品局(FDA)で糖尿病治療薬として承認されていますが、諸外国でも肥満症治療薬を目的とした使用は承認されていないため重大なリスクが明らかになってない可能性があります。
安全性等に関わる情報としては、膀胱炎など尿路感染症(排尿痛、残尿感、頻尿、多尿)、陰部感染症(陰部や性器のかゆみ、痛み、おりもの)、口渇、ケトーシス、食欲減退、多飲症、便秘、下痢、腹痛といった症状が記載されています。
医薬品副作用被害救済制度について 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

マンジャロ

未承認医薬品等マンジャロは、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。
入手経路等 当該医薬品は、国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。
国内の承認医薬品等の有無マンジャロと同成分のゼップバウンド、またサノレックス、ウゴービ等が肥満症の治療薬として国内で承認されています。
諸外国の安全等の情報
および副作用
同一成分の注射製剤が日本の厚生労働省とアメリカ食品医薬品局(FDA)で肥満症治療薬として承認されています。(承認年月日:日本2024/12/27、アメリカ2021/06/04)
安全性等に関わる情報としては、急性膵炎、低血糖症状(冷や汗、気持ち悪くなる、手足の震え、ふらつく、脱力感)、嘔吐、腹痛、下痢、便秘といった症状が記載されています。
医薬品副作用被害救済制度について 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。