ヘレバ(ロデナフィル)とは?
ヘレバは、ロデナフィル(炭酸ロデナフィル)を有効成分とするED治療薬です。ブラジルのクリスタリア製薬が2006年に特許を取得しましたが、日本では未承認のお薬です。
また、お薬の種類は1種類で、有効成分を80mg配合した、80mg錠のみです。
ミロデナフィルとの違いは?
ロデナフィルに名前がよく似た成分に、ミロデナフィルがありますが、ロデナフィルとミロデナフィルは別物です。
ミロデナフィルは韓国製のエムヴィックス(エムヴィクス)というED治療薬の有効成分であり、2007年に韓国の製薬会社「SKケミカルズ」から販売が開始されました。
なお、ヘレバをはじめとするED治療薬は、PDE5阻害剤に分類されるお薬です。ミロデナフィル(エムヴィックス)も同じくPDE5阻害薬に分類され、ヘレバと同様に勃起不全症を改善する効果があります。
ヘレバの効果
ヘレバは他のED治療薬と同じく、陰茎の血管を広げて、勃起しやすく維持しやすい状態にするお薬です。
性的刺激や興奮を受けた時に勃起をサポートするものであり、性欲の向上や催淫効果は期待できません。また、射精すれば勃起はおさまります。
ヘレバのメカニズム
前述のとおり、ヘレバも他のED治療薬と同じくPDE5阻害剤に分類されるお薬です。「PDE5」という酵素があり、これを阻害するお薬ということです。
勃起が生じるときに血管を広げる役割を果たす「サイリックGMP」という物質があるのですが、PDE5はサイリックGMPを分解したり、血管を収縮したりして、勃起を終わらせるときに活躍する酵素です。そのため、お薬でPDE5を阻害することで、勃起しやすくなるのです。
ヘレバの効果が得られる時間
服用から効果が出るまでの時間は40~60分程度で、バイアグラと同程度だとされています。他のED治療薬で、効果が出るまでの時間がより早いものだと、レビトラやステンドラがあり、15~30分程度だと言われています。
また、効果の持続時間は6時間程度。近いお薬には、3~5時間程度のバイアグラ、3~8時間のレビトラなどが挙げられます。
ヘレバは情報が少ない
ヘレバは新しいED治療薬であり、現状、アメリカのFDAでも承認されていません。知名度の低さや、シェアの小ささなどのせいか、ネット上でも情報が少ないお薬です。
日本でも治験などは行われておらず、添付文書もポルトガル語であるため、日本では、一般の方がお薬の実態を知ることが難しいお薬だと言えそうです。
へレバの飲み方
性行為の1時間前までに1錠を飲みましょう。空腹時に飲むか、食事と一緒に飲むことができます。
また、服用は1日1回までなので、次の服用は24時間以上あける必要があります。1日に何錠も飲まないようにしましょう。
なお、ED治療薬の服用前後にお酒を飲んでも構いませんが、お薬によって血管が広がり、酔いやすくなるため、飲みすぎには注意しましょう。
へレバの副作用
ヘレバは副作用がやや出やすいとされています。よくある副作用としては、以下のようなものが挙げられます。
- ほてり
- 消化不良
- 頭痛
- 視覚の異常
など
このような副作用は他のED治療薬でも生じることがあり、その原因として、血管が広がることや、平滑筋がゆるむことが挙げられます。
なお、上記のような症状は一時的なものであることが多いですが、痛みを伴う勃起が長時間続く場合や、視力の急激な低下などが生じた場合は、重大な副作用が生じている恐れがあるため、すぐに医師に相談してください。
へレバが飲めない方
以下に当てはまる方は、ヘレバの服用が禁止されています(禁忌)。
- 女性
- 18歳未満
- お薬の成分にアレルギーがある
- 他のED治療薬で問題が生じたことがある
- 網膜色素変性症
など
へレバとの飲み合わせが悪いお薬
硝酸塩を含むお薬(一硝酸イソソルビド、二硝酸イソソルビド、ニトログリセリン、硝酸プロパチルなど)は、降圧作用が強く出る恐れがあるため、ヘレバと併用してはいけません。
なお、これらのお薬は心臓の病気に使われることが多いお薬です。
その他にも、併用しないほうがよいお薬が存在しうるため、併用したいお薬がある場合は必ず医師に相談してください。
ヘレバの入手方法
ヘレバは薬局では販売されていないため、ヘレバを扱っている病院を受診し、処方してもらう必要があります。
なお、個人輸入という形で、通販で購入する方法がありますが、全く違う成分の入った偽物や粗悪品も流通しています。さらに、日本の安全基準に満たないような不衛生な環境で作られているお薬もあるため、通販での購入は避けましょう。
お薬の正体がはっきりしないため、副作用が出た時などにも、副作用救済制度の対象外であるなど医療機関での対応が難しいことがあります。
ヘレバを扱っている通販・医療機関は稀
ヘレバは日本では承認されていないお薬です。
同じく日本では承認されていないED治療薬に「ステンドラ(アバナフィル)」や「ザイデナ(ウデナフィル)」がありますが、これらは通販や医療機関でもしばしば取り扱われています。
しかし、ヘレバを取り扱っている通販や医療機関はかなり少なく、日本では入手困難であることが考えられます。
クリニックフォアのオンラインED治療
クリニックフォアのオンラインED診療では、ヘレバの取り扱いはありませんが、日本で承認されているバイアグラ、シアリス、レビトラなどの取り扱いがあります。
オンラインで診察を受けていただき、お薬は配送するので、直接の受診は気が引けるといった方でもED治療薬を始めやすくなっています。また、お薬の定期配送も行っています。
お薬の価格は1錠あたり335円(バイアグラジェネリック「シルデナフィル」30錠セットにおける、1錠分の値段)からお試しいただける治療プランやバラ処方、トライアルセットなど豊富にご用意しています。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
※自由診療
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
当院で取り扱っているお薬の注意事項
クリニックフォアでは、国内未承認医薬品および承認医薬品の承認とは異なる目的で使用している医薬品がございます。
ステンドラ(海外後発品:アバナフィル)
未承認医薬品等 | ステンドラは、勃起不全症(ED)治療目的での処方は国内で承認されていません。 |
---|---|
入手経路等 | 日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。 輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。 当院で輸入している医薬品の入手経路について また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。 個人輸入された医薬品等の使用によるリスク |
国内の承認医薬品等の有無 | バイアグラ、レビトラ、シアリス等が、国内で勃起不全症の治療薬として国内で承認されています。 |
諸外国の安全等の情報 および副作用 | ステンドラはアメリカ食品医薬品局(FDA)で勃起不全治療の医薬品として承認されています(承認年月日:2012/4/27)。 安全性等に関わる情報としては、ほてり、発疹、動悸、血圧低下、めまいといった症状が記載されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について | 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。 |
プリリジー(海外後発品:ダポキセチン)
未承認医薬品等 | プリリジーは、早漏治療目的での処方は国内で承認されていません。 |
---|---|
入手経路等 | 日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。 輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。 当院で輸入している医薬品の入手経路について また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。 個人輸入された医薬品等の使用によるリスク |
国内の承認医薬品等の有無 | 国内では早漏治療薬として承認されている同成分の内服薬はありません。 |
諸外国の安全等の情報 および副作用 | プリリジーは欧州医薬品庁(EMA)で早漏防止の医薬品として承認されています(承認年月日:2012/1/20)。 安全性等に関わる情報としては、頭痛やめまいといった症状が記載されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について | 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。 |
バイアグラ(海外)
未承認医薬品等 | バイアグラは、勃起不全症(ED)治療薬として厚生労働省に承認されています。海外製バイアグラは同成分の医薬品です。 |
---|---|
入手経路等 | 日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。 輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。 当院で輸入している医薬品の入手経路について また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。 個人輸入された医薬品等の使用によるリスク |
国内の承認医薬品等の有無 | バイアグラは、勃起不全症(ED)治療薬として国内で承認されています。海外製バイアグラは同成分の医薬品です。 |
諸外国の安全等の情報 および副作用 | 同成分がアメリカ食品医薬品局(FDA)で勃起不全治療の医薬品として承認されています(承認年月日:1998/3/27)。 安全性等に関わる情報としては、ほてり、発疹、動悸、血圧低下、めまいといった症状が記載されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について | 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。 |
レビトラ(海外)
未承認医薬品等 | レビトラは、勃起不全症(ED)治療薬として厚生労働省に承認されています。海外製レビトラは同成分の医薬品です。 |
---|---|
入手経路等 | 日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。 輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。 当院で輸入している医薬品の入手経路について また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。 個人輸入された医薬品等の使用によるリスク |
国内の承認医薬品等の有無 | レビトラは、勃起不全症(ED)治療薬として国内で承認されています。海外製レビトラは同成分の医薬品です。 |
諸外国の安全等の情報 および副作用 | 同成分がアメリカ食品医薬品局(FDA)で勃起不全治療の医薬品として承認されています(承認年月日:2003/8/19)。 安全性等に関わる情報としては、ほてり、発疹、動悸、血圧低下、めまいといった症状が記載されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について | 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。 |
シアリス(海外)
未承認医薬品等 | シアリスは、勃起不全症(ED)治療薬として厚生労働省に承認されています。海外製シアリスは同成分の医薬品です。 |
---|---|
入手経路等 | 日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。 輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。 当院で輸入している医薬品の入手経路について また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。 個人輸入された医薬品等の使用によるリスク |
国内の承認医薬品等の有無 | シアリスは、勃起不全症(ED)治療薬として国内で承認されています。海外製シアリスは同成分の医薬品です。 |
諸外国の安全等の情報 および副作用 | 同成分がアメリカ食品医薬品局(FDA)で勃起不全治療の医薬品として承認されています(承認年月日:2003/11/21)。 安全性等に関わる情報としては、ほてり、発疹、動悸、血圧低下、めまいといった症状が記載されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について | 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。 |