花粉症で喉がかゆい・痛い原因と対処法は?喉頭アレルギーやPFASもあわせて解説

花粉症といえばくしゃみや鼻水、目のかゆみが代表的な症状ですが、喉のかゆみや痛み、違和感に悩まされることも少なくありません。
花粉症で喉に症状があらわれる要因として、鼻で捕らえきれなかった花粉の抗原成分が喉へ流れること、後鼻漏(こうびろう)による刺激、鼻づまりによる口呼吸で喉が乾燥することなどが考えられます。

この記事では、花粉症で喉に症状が出る仕組みや風邪との違い、喉の痛みや違和感への対処法、花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)と関連する食べ物について解説します。

花粉症で喉がかゆい・痛い原因とは

花粉症で喉に不快な症状があらわれる原因は、おもに以下の3つの仕組みが関係しています。喉の粘膜に対する直接的な刺激や乾燥も大きく関係しています。

1.花粉の抗原成分が喉へ流れる

鼻から吸い込まれた花粉は鼻の粘膜である程度捕捉されますが、飛散量が多いときは一部が喉まで到達することがあります[1]
喉の粘膜に花粉の抗原成分が付着すると、アレルギー反応によってヒスタミンなどが放出され、かゆみやイガイガ感、せきが誘発されます。

2.後鼻漏(こうびろう)による刺激

後鼻漏とは、鼻水が喉の奥に流れ落ちる状態のことです。

花粉症になると鼻水の分泌量が増え、鼻から外に出るだけでなく喉の方向にも流れやすくなります。喉に流れ込んだ鼻水は粘膜を刺激し、かゆみや違和感、せきを引き起こすことがあります。

後鼻漏による喉の症状は、横になっているときや就寝中に悪化しやすいため、朝に喉の違和感が強い場合は後鼻漏が関係しているかもしれません。

鼻の治療を適切におこなうことで後鼻漏が改善し、喉の症状が軽減することがあります。

3.鼻づまりによる口呼吸で喉が乾燥する

鼻づまりが続くと口呼吸になりやすく、喉が乾燥してかゆみや痛みが生じやすくなります。

本来、鼻は吸い込んだ空気を加温・加湿し、ホコリや花粉をろ過するフィルターの役割を担っています。鼻がつまって口呼吸になると、この機能が働かず、乾燥した冷たい空気が直接喉に入り込んでしまうのです。

乾燥した喉の粘膜は刺激に対して敏感になり、わずかな花粉やホコリでもかゆみや痛みを感じやすくなります。

就寝中に口呼吸になりやすい方は、マスクを着用したり室内を加湿したりすることで、喉の乾燥を防ぎやすくなります。

花粉症で喉に症状が出やすい「喉頭アレルギー」とは

喉頭アレルギーとは、喉頭(声帯付近)の粘膜でアレルギー反応が生じる状態のことです。

花粉症の原因となるスギやヒノキの花粉などは、鼻から吸い込まれた後、一部が喉頭まで到達するケースも少なくありません。喉頭の粘膜にはアレルギー反応に関与するマスト細胞(肥満細胞)が存在し、花粉の抗原と反応するとヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されます。その結果、喉頭に炎症が起こり、かゆみやイガイガ感、乾いたせきなどの症状があらわれることがあります。

こうした喉の症状は、冷たい空気を吸ったときや会話中に悪化しやすく、夕方から夜間にかけて強くなる傾向があるため注意が必要です。スギ花粉症の方で喉の症状を伴うケースが多く報告されており、喉の不調が長引く要因のひとつとされています。

花粉症というと鼻や目の症状が注目されがちですが、喉の症状も花粉症と関係していることを知っておくと、早めの対策につながります。

【2026年】花粉飛散予測と喉の症状が出る前に対策を始めるタイミング

花粉症で喉がかゆい・痛いと感じたら、花粉の飛散状況を確認してみましょう。

日本気象協会の発表によると、2026年春のスギ花粉は2月上旬に九州で飛散が始まり、2月中旬には関東以西の広い範囲でシーズンがスタートする見込みです。

2026年春の地域別の飛散量予測は以下のとおりです。

地域例年比前シーズン比
北海道例年の約2.5倍非常に多い
東北例年より多い多い
関東甲信例年より多い多い
北陸例年より多い多い
東海例年より多い多い
近畿例年並みやや少ない
中国例年並みやや少ない
四国例年並みやや少ない
九州例年並みやや少ない

※参考:日本気象協会「2026年春の花粉飛散予測」

東日本・北日本にお住まいの方はとくに注意が必要です。

喉の症状は、鼻づまりによる口呼吸や後鼻漏が原因となることも多いため、鼻の症状を早めにコントロールすることが大切です。

花粉の飛散開始1〜2週間前から治療を始める「初期療法」で、喉への影響も軽減できる可能性があります。

スギ花粉の場合、1月下旬〜2月上旬には医療機関を受診して早めに対策を始めましょう。

花粉症の喉症状と風邪の見分けかた

花粉症による喉の違和感や痛みは風邪と似ているため、どちらが原因かわかりにくいことがあります。両者は原因や対処法が異なるため、特徴を知っておくことが大切です。

ここでは、見分ける際のおもなポイントを解説します。

喉の症状が続く期間の違い

花粉症の喉の症状は、花粉の飛散開始から終了までしばらく続くことがあり、数か月にわたって喉の不調が続く場合もあります。

一方、風邪による喉の痛みやせきは、1〜2週間程度で改善がみられることが多いです。
毎年同じ時期に喉の不調が始まり、花粉の飛散が終わると自然に治まる場合は、花粉症が関係している可能性があります。

目の症状と発熱の程度

花粉症と風邪を見分ける際には、目の症状の有無も手がかりになります。

  • 花粉症:目のかゆみ、充血、涙目がよくみられる
  • 風邪:目の症状が出ることもあるが、多くはない

花粉症では発熱しても微熱程度にとどまることが多い一方、風邪やインフルエンザでは38℃以上の発熱を伴うこともあります。

鼻水の状態の違い

鼻水の状態も見分ける際のポイントになります。

  • 花粉症:透明でサラサラ。くしゃみが多く、鼻水が止まりにくい
  • 風邪:初期は透明でも、数日で黄色く粘り気が強くなりやすい

喉だけでなく、鼻の症状・目の症状といった周辺のサインも合わせて確認することで、原因を考えやすくなります。

花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)とは

花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)は、花粉症の方が特定の果物や野菜を食べたときに、口や喉にアレルギー症状があらわれる疾患です。花粉症の方の約10人に1人が経験するとされており、花粉症患者の増加に伴い注目されています[2]

PFASが起こるおもな理由は、花粉に含まれるアレルゲンタンパク質と、特定の食物に含まれるタンパク質の構造が似ているためです。花粉に対するIgE抗体が、似た構造の食物にも反応してしまう「交差反応」によって、口腔内や喉の粘膜でアレルギー反応が起こります。たとえば、カバノキ科(シラカンバ・ハンノキ)の花粉症のかたが、バラ科の果物(リンゴ・モモなど)で症状を起こすケースが代表的です。

症状は、原因となる食べ物を摂取して数分以内にあらわれることが多く、唇や舌、口の中、喉のかゆみ、イガイガ感、刺激感、軽い腫れなどが典型的です。「リンゴを食べると喉がイガイガする」「モモを食べると唇がかゆくなる」といった症状はPFASの典型例といえます。多くは数十分以内に自然に治まりますが、まれに全身症状やアナフィラキシーに進展する可能性があるため注意が必要です。

PFASのアレルゲンは熱に弱いものが多く、生の果物や野菜で症状が出ても、加熱調理したものやジャム、コンポートなどであれば症状があらわれにくいことがあります。ただし、加工後もアレルゲンが残る食品や、熱に強いアレルゲンを含む食品では症状が出ることがあるため、摂取の際は体調をみながら少量から試すとよいでしょう。

花粉と関連する食べ物の一覧表

花粉症の種類によって、PFASを引き起こしやすい食べ物が異なります。

以下の表は、代表的な花粉と交差反応を起こしやすい食べ物をまとめたものです[2]。ご自身がアレルギーのある花粉の種類を確認し、関連する食べ物に注意してください。

花粉の種類関連する食べ物の一例
スギ
・ヒノキ
トマト など
カバノキ科(シラカンバ
・ハンノキ)
リンゴ、モモ、サクランボ、ナシ、アンズ、キウイ、大豆(豆乳)、緑豆もやし、ヘーゼルナッツ、アーモンド など
イネ科(カモガヤ
・オオアワガエリ)
メロン、スイカ、トマト、キウイ、オレンジ、ピーナッツ など
ブタクサメロン、スイカ、キュウリ、バナナ、ズッキーニ など
ヨモギセロリ、ニンジン、マンゴー、スパイス(クミン、コリアンダー) など

※上記以外の食べ物でも症状が出ることがあります。
※症状の有無や程度には個人差があります。気になる症状がある場合は、医療機関でアレルギー検査を受けることをおすすめします。

花粉症による喉の痛みや違和感への対処法

花粉症による喉の痛みや違和感を和らげるためには、日常生活でのセルフケアが重要です。

花粉をできるだけ喉に付着させないようにすること、喉の乾燥を防ぐこと、そして付着した花粉を洗い流すことがポイントとなります。

お薬による治療とセルフケアを組み合わせることで、喉の症状をより軽減できる可能性があります。

こまめなうがいで喉に付着した花粉を洗い流す

外出から帰宅したときはもちろん、日中もこまめにうがいをすることで、喉の粘膜への花粉の付着を減らせます。

うがいをする際は、まず口の中をブクブクと数回すすいでから、喉の奥をガラガラとうがいします。殺菌成分や抗炎症成分が配合されたうがい薬は、細菌の繁殖を防いだり、粘膜の炎症を抑えたりする効果が期待できます。用法・用量を守って使用するとよいでしょう。用法・用量を守って取り入れてみるのもよいでしょう。

マスクを着用する

マスクは鼻や口から花粉が入り込むのを防ぐだけでなく、吐く息に含まれる水分でマスク内が加湿され、喉の乾燥を抑える効果も期待できます。

鼻づまりで口呼吸になりやすい方は、マスクを着用することで喉への直接的な刺激を軽減できます。就寝中に口呼吸になりやすいかたは、就寝時用のマスクを使用するのもひとつの方法です。

室内の湿度を適度に保つ

空気が乾燥していると粘膜が刺激を受けやすくなります。

東京都保健医療局の「健康・快適居住環境の指針」によると、室内の湿度は40〜60%程度に保つことが推奨されています[3]。とくにエアコンを使う季節は室内が乾燥しやすいため、湿度をこまめに確認しましょう。

就寝時に加湿器を使用することで夜間の喉の乾燥を防ぎ、寝起きの症状の軽減にもつながります。

のど飴やトローチで喉を潤す

のど飴やトローチを使用すると唾液の分泌が促され、喉の粘膜が一時的に潤います。外出先などでうがいができないときにも、手軽に喉をケアできる方法として便利です。

メントールやハーブ成分が配合されたものは、喉の爽快感を得やすいでしょう。トローチには殺菌成分や消炎成分が含まれているものもあり、喉の炎症や細菌の増殖を抑える効果も期待できます。

こまめな水分補給とあわせて活用してみましょう。

花粉症の喉症状に対する治療法

花粉症の治療法は、症状を抑えることを目的とする「対症療法」と、原因に働きかけて体質改善を目指す「根治療法」に分けられます[1]

  1. 対症療法
    ・点眼薬、点鼻薬などによる局所療法
    ・内服薬などによる全身療法
    ・レーザーなどによる手術療法
  2. 根治療法
    ・舌下免疫療法
    ・皮下免疫療法(アレルゲン免疫療法)

喉のケアに加え、アレルギー反応や鼻の炎症を抑えることで、花粉症による喉の痛みや違和感の改善につながります。
「舌下免疫療法」や「皮下免疫療法(アレルゲン免疫療法)」は、花粉症の原因となる物質に体を少しずつ慣らしていくことで、長期的にアレルギー反応を抑え、体質改善を目指す治療法です。

ここでは、花粉症の治療で用いられるお薬や、舌下免疫療法・アレルゲン免疫療法について詳しく解説します。

対症療法のおもなお薬

<お薬の特徴>

お薬の種類おもな役割・効果代表的な薬剤例
抗ヒスタミン薬(飲み薬)・アレルギー反応(喉のかゆみ、くしゃみ、鼻水など)を抑える・アレグラ(フェキソフェナジン)
・デザレックス(デスロラタジン)
・ビラノア(ビラスチン) など
鼻噴霧用ステロイド薬(点鼻薬)・鼻粘膜の炎症抑制
・後鼻漏や口呼吸を改善
・アラミスト(フルチカゾン)
・ナゾネックス(モメタゾン) など
うがい薬・トローチ(外用薬)・喉の殺菌
・抗炎症
・物理的な洗浄(うがい薬)
・アズノール(アズレン系)
・イソジン(ヨード系) など

1. 抗ヒスタミン薬(飲み薬)

抗ヒスタミン薬は、アレルギー症状を引き起こす物質「ヒスタミン」の働きをブロックするお薬です。
ヒスタミン受容体に作用することで、くしゃみや鼻水、喉の違和感やかゆみを軽減する効果が期待できます[1]

現在は、眠気や口の渇きといった副作用が少ない「第2世代抗ヒスタミン薬」が主に用いられています。
1日1回の服用で効果が持続するタイプや、眠くなりにくいタイプなど、多くの種類があります。症状やライフスタイルに合ったお薬を医師に相談して選ぶとよいでしょう。

2. 鼻噴霧用ステロイド薬(点鼻薬)

喉の痛みが後鼻漏や鼻づまりによる口呼吸に起因する場合、鼻噴霧用ステロイド薬が処方されることがあります。
鼻の粘膜に直接作用して炎症を抑えるため、鼻通りがよくなり、喉への物理的な刺激や乾燥ダメージを減らす効果が期待できます。

局所(鼻の粘膜)に作用するため、全身への副作用は少ないとされています。即効性はありませんが、継続して使用することで効果が安定するため、医師の指示に従って続けることが大切です。

3. うがい薬・トローチ・のどスプレー(外用薬)

喉の痛みが強い場合は、飲み薬と併用して局所的なケアを取り入れる方法もあります。目的に応じて成分を使い分けることが大切です。

  • アズレン系(アズノールなど):抗炎症作用があり、炎症による喉の腫れを鎮めるのに適している
  • ヨード系(イソジンなど):殺菌作用が強く、ウイルスや細菌感染の予防に向いているが、粘膜への刺激が強すぎることがあるため過度な使用には注意が必要
  • トローチ:口の中でゆっくり溶かして使用することで、殺菌成分や抗炎症成分が喉の粘膜に長時間作用し、痛みや炎症を和らげる効果が期待できる
  • のどスプレー:患部に直接薬剤を届けられるため、痛みや炎症をピンポイントで和らげるのに役立つ

市販薬を使用しても数日間症状が改善しない場合は、細菌感染などを合併している可能性があるため、早めに医療機関を受診しましょう。

舌下免疫療法

舌下免疫療法は、スギ花粉またはダニに対するアレルギーと診断された方を対象とした治療法です。舌の下に、スギ花粉やダニ由来の薬を置いて体内に少しずつ吸収させることで免疫を刺激し、原因となるアレルゲンに対する耐性をつけることを目指します。

クリニックフォアでは、毎年GW明けから年末までの期間に舌下免疫療法の新規治療を受け付けています。

ただし、アレルゲンを体内に取り込むため、初回の服用時には強いアレルギー症状が出る可能性があります。そのため、初回は必ず医療機関で医師の監督下でおこなう必要があり、オンライン診療では対応できません。対面診療では、スギ・ダニアレルギーの確定診断のための血液検査と初回導入が可能です。

<舌下免疫療法を受けたことがないかた>

初回は対面診療となります。

\予約時は”アレルギー科”にてご予約ください/

※医師の判断によりお薬を処方できない場合もございます。

<舌下免疫療法を当クリニックまたは他院で受けたことがあるかた>

継続処方としてオンライン診療が可能です。

<料金(税込)>

項目金額
シダキュア(60日分)2,700円
ミティキュア(60日分)3,600円
診察料・システム利用料2,200円
配送料無料

※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
※検査等が必要な場合は、対面診療をご案内させていただく場合があります。
※処方を希望されるお薬によってお薬のお値段は異なります。
※診察料・システム利用料:合計2,200円(税込)
下記のものが含まれます。
診察料(初診料・再診料)の保険診療の自己負担部分/院内処方関連費用(薬剤情報提供料など)/オンライン診療システム利用料
※配送料は無料です。
※価格は2025年12月時点のものになります。

アレルゲン免疫療法(減感作療法)

アレルゲン免疫療法は、原因となる花粉の抽出液(エキス)を皮下に注射し、少しずつ濃度を上げながら体を慣らしていくことで、花粉に対する防御免疫を獲得させる治療法です。

注射によって体内に入った抗原がリンパ球を刺激し、鼻の粘膜にあるアレルギー反応に関わる細胞を減少させる効果が報告されています。

この治療は、体が免疫を獲得するまで時間をかける必要があり、花粉が飛散するシーズンの約3か月以上前から開始し、最低でも2年以上の継続が必要です。

厚生労働省の研究成果(平成22年度)によると、スギ花粉症に対する皮下免疫療法では、80%以上の方で軽症または無症状への改善がみられたと報告されています[1]。また、2年以上継続した後に治療を終了しても、約70%の方で効果が持続したとの調査結果があります[1]

現在では、日本アレルギー学会で標準化された有効成分(Cry j 1、Cry j 2)を含む標準化スギ花粉エキスが使用されており、安定した治療効果が期待できます。

※クリニックフォアグループでは実施しておりません

喉の症状が続くときの受診目安と診療科選び

症状が改善しない場合、花粉症以外の疾患が隠れている可能性があります。
「どのタイミングで」「どの科に行けばいいか」の目安を知っておくことで、適切な治療への近道となります。

受診のタイミングの目安

受診を検討する目安のひとつは、症状が3週間以上続いているかどうかです。
このような場合は、喉頭アレルギーや咳喘息など、別の疾患へ移行している可能性があります[4]
市販薬を試しても効果が実感できない場合は、医療機関を受診してください。

症状別・診療科の選びかた

症状の特徴に合わせて、受診する診療科を選ぶとよりスムーズに検査・治療が受けられます。

  • 「喉の痛み・違和感」が強いなら → 内科、耳鼻咽喉科
  • 喉のイガイガ感
  • 喉の痛み
  • 鼻水
  • 後鼻漏(鼻水が喉に落ちる感覚)

耳鼻咽喉科では、内視鏡(ファイバースコープ)で鼻から喉の奥の状態を直接観察でき、炎症の部位や程度を正確に評価できます。

  • 「長引くせき・息苦しさ」があるなら → (呼吸器)内科・アレルギー科
  • 乾いたせきが続く
  • 呼吸がヒューヒューする
  • 息苦しさがある
  • 喉以外にも気道全体の症状が気になる場合

呼吸器内科では、呼気中一酸化窒素(FeNO)測定などの専門的な検査により、気管支喘息や咳喘息、アトピー咳嗽などの鑑別診断が可能です。

どこを受診すればよいか迷う場合や、すぐに受診できる医療機関が見つからない場合は、オンライン診療も選択肢のひとつです。

花粉症のオンライン診療について

クリニックフォアでは、花粉症のオンライン診療を実施しています。

スマートフォンやパソコンを使って自宅から医師の診察を受けられるため、仕事や家事で忙しい方でも受診しやすい点が特徴です。花粉の飛散が多い日に外出する必要がなく、症状悪化のリスクを避けながら治療を受けられる点もメリットです。

飲み薬や点鼻薬、点眼薬などを取り扱っており、処方されたお薬は最短翌日に届くため、症状がつらいときでも早めに治療を始められます。

<クリニックフォアの花粉症オンライン診療で処方できるお薬>

種類薬剤名料金(税込)
内服薬ビラノアOD60日分 900円
ルパフィン60日分 720円
アレグラ60日分 900円
ザイザル60日分 720円
アレロック60日分 720円
ディレグラ28日分 920円
キプレス60日分 1,080円
デザレックス60日分 720円
点鼻薬モメタゾン点鼻液50μg2本(2ヶ月分相当) 490円
点眼薬アレジオン眼瞼(がんけん)クリーム0.5%2本(2ヶ月分相当) 2,030円
アレジオンLX点眼液0.1%2本(2ヶ月分相当) 1,480円
エピナスチンLX点眼液0.1%2本(2ヶ月分相当) 760円
エピナスチン点眼液0.05%4本(2ヶ月分相当) 480円
パタノール点眼液0.1%4本(2ヶ月分相当) 520円
リザベン点眼液0.5%4本(2ヶ月分相当) 370円
フルオロメトロン点眼液0.1%4本(2ヶ月分相当) 110円

※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
※検査等が必要な場合は、対面診療をご案内させていただく場合があります。
※処方を希望されるお薬によってお薬のお値段は異なります。
※診察料・システム利用料:合計2,200円(税込)
※配送料は無料です。
※価格は2025年12月時点のものになります。

花粉症と喉の症状に関するよくある質問

花粉症の時期は、鼻や目だけでなく「喉」に関する悩みを抱くかたも多いのではないでしょうか。

ここでは、よくある質問の中から、市販薬についてや重症化リスクなど、知っておきたいポイントを解説します。

花粉症で喉が痛いときに市販薬は効きますか?

アレルギー専用の市販薬(抗ヒスタミン薬)は有効ですが、選択には注意が必要です。

花粉症の喉の症状はヒスタミンなどの物質が関与しているため、「抗ヒスタミン成分」が配合された市販のアレルギー専用薬で症状の軽減が期待できます。

一方、一般的な「総合感冒薬(風邪薬)」や「せき止め」は、アレルギー反応を抑える効果が不十分な場合があります。

パッケージに「花粉症・鼻炎用」「アレルギー専用」と記載されたものを選ぶか、薬剤師に相談するとよいでしょう。市販薬で症状が改善しない場合や悪化した場合は、医療機関の受診が推奨されます。

PFASで重症になることはありますか?

摂取量や食品によってはアナフィラキシーを起こすことがあります。

PFAS(花粉-食物アレルギー症候群)は、通常は口や喉のかゆみといった局所症状が中心ですが、まれに全身の蕁麻疹や呼吸困難、血圧低下などの重篤な症状に進展することがあります[2]

とくに注意が必要なのは、カバノキ科(シラカンバ・ハンノキなど)花粉症の方が「豆乳」などの大豆製品を摂取した場合です。液体で一度に大量のアレルゲンを摂取してしまいやすく、重症化するケースが報告されています。

過去に果物や豆乳などで強い症状が出た経験があるかたは、医療機関で詳細な検査を受けることをおすすめします。

花粉症かどうか確かめるには?

症状の特徴からある程度の予測はできますが、確実な診断と適切な治療をおこなうためには、医療機関での検査が必要です。

自己判断で市販薬を使い続けると、別の病気を見逃してしまったり、効果的な対策が遅れて症状が長引いたりする原因になりかねません。

医療機関では、問診や鼻腔内の診察に加え、血液検査(特異的IgE抗体検査)で「何に対してアレルギー反応が起きているか」を確認できます。

スギやヒノキだけでなく、イネ科やブタクサ、あるいはダニやハウスダストなど、花粉症に関わる物質の検査が可能です。原因物質を特定することは、PFAS(花粉-食物アレルギー症候群)の予防や、飛散時期に合わせた事前の対策にも役立ちます。

毎年症状に悩まされている方は、症状が本格化する前に検査を受けておくことをおすすめします。

まとめ

花粉症で喉がかゆくなったり痛くなったりする原因として、花粉の抗原成分が鼻から喉へ流れて起こるアレルギー反応や、後鼻漏、口呼吸による乾燥などが挙げられます。

スギ花粉症などに関連する「喉頭アレルギー」は、喉のかゆみやイガイガ感、乾いたせきがおもな特徴です。風邪とよく似ていますが、症状が長く続く点、目のかゆみを伴う点、鼻水がサラサラで透明な点などから見分けることができます。

また、花粉症の方の約10人に1人が経験するとされる「花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)」では、特定の果物や野菜を食べると喉がかゆくなることがあります。

喉の症状を和らげるためには、うがいやマスクの着用、室内の加湿といったセルフケアに加え、抗ヒスタミン薬などによる治療を検討するとよいでしょう。

症状が2〜3週間以上続く場合や、せきや息苦しさがある場合は、医療機関の受診をおすすめします。

花粉症のお薬はオンライン診療でも処方可能です。症状がつらい方はご相談ください。

※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。

参考文献

  1. 厚生労働省「的確な花粉症の治療のために(第2版)」
  2. 日本アレルギー学会「アレルギーガイドライン2021 第14章 食物以外の抗原感作による食物アレルギー」
  3. 東京都福祉保健局「健康・快適居住環境の指針(室内空気環境管理:湿度管理)」
  4. 日本内科学会「内科 110巻6号 花粉症の最新知見と治療」
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