※効果・効能・副作用のあらわれ方は個人差がございます。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
花粉症による湿疹の特徴
花粉が原因で起こる湿疹には、発生部位と時期に以下のような特徴があります。
- まぶたや首など、露出している部分に赤みやかゆみが出る
- スギ花粉の飛散時期と症状のみられる時期が一致する
花粉症による湿疹は、花粉が直接付着しやすい露出部に症状があらわれるのが特徴です[1]。とくに皮膚の薄いまぶたや、マスクから出ている頬、首などに赤みやかゆみが生じやすくなります。特定の部位だけに湿疹が出る場合は、花粉の影響を疑いましょう。
また肌荒れの時期が花粉の飛散シーズンと重なる場合、花粉が原因である可能性が高まります。花粉の飛散時期は地域によって異なりますが、2~4月のスギ花粉のシーズンに限定して湿疹が生じる場合は、医療機関で花粉症との関連性を調べてもらうと安心でしょう。
花粉症で湿疹が出る原因
花粉症による湿疹の原因は、花粉に対するアレルギー反応です[2]。皮膚のバリア機能が低下した部位から侵入した花粉が異物とみなされることで、免疫反応が起こります。この炎症により、かゆみや赤みを伴う湿疹が生じます。
外出時の花粉対策が不十分だったり、帰宅後に顔や手についた花粉を洗い流さずにいたりすると、長時間皮膚がアレルゲンにさらされることになります。湿疹が出ないようにするには、日常的な花粉対策が欠かせないとおさえておきましょう。
【2026年】花粉飛散予測と湿疹を防ぐための早期対策
花粉症による湿疹を防ぎたい方は、花粉の飛散状況を早めにチェックしておきましょう。
日本気象協会の発表によると、2026年春のスギ花粉は2月上旬に九州で飛散が始まり、2月中旬には関東以西の広い範囲でシーズンがスタートする見込みです。
2026年春の地域別の飛散量予測は以下のとおりです。
| 地域 | 例年比 | 前シーズン比 |
| 北海道 | 例年の約2.5倍 | 非常に多い |
| 東北 | 例年より多い | 多い |
| 関東甲信 | 例年より多い | 多い |
| 北陸 | 例年より多い | 多い |
| 東海 | 例年より多い | 多い |
| 近畿 | 例年並み | やや少ない |
| 中国 | 例年並み | やや少ない |
| 四国 | 例年並み | やや少ない |
| 九州 | 例年並み | やや少ない |
東日本・北日本にお住まいの方はとくに注意が必要です。
花粉症による湿疹は、肌のバリア機能が低下した状態で花粉に触れることで起こりやすくなります。
花粉シーズンが本格化する前から、保湿ケアで肌のバリア機能を整えておくことが大切です。
スギ花粉の場合、1月下旬〜2月上旬には保湿剤やマスク・メガネを準備し、外出時の花粉対策を始めましょう。
※効果・効能・副作用のあらわれ方は個人差がございます。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
花粉症による皮膚炎の予防法
皮膚炎などのアレルギー症状を抑えるには、以下3つの予防法を日常生活に取り入れてみましょう[3]。
- 外出時はメガネやマスクを着用する
- 帰宅後に洗顔・保湿をする
- 洗濯物は部屋干しする
物理的に花粉を避けると花粉症による皮膚炎の予防効果が期待できます。できることから花粉症対策をおこない、花粉への曝露を減らしましょう。
外出時はメガネやマスクを着用する
湿疹の原因である花粉の曝露量を減らせるよう、外出時はマスクやメガネを着用しましょう。顔の皮膚へ花粉が付着するのを防ぎ、湿疹を起こしにくくする効果が期待できます。メガネやマスクを着用する際は、顔との隙間から花粉が侵入しないように顔にフィットしやすいものを着用するとさらに効果的です。
また花粉が飛びやすい以下のような日に外出を控えることも、湿疹予防には有効です[3]。
- 晴れていて温かい日
- 空気が乾燥している日
- 雨が降った日の翌日
花粉症による湿疹は花粉に対するアレルギー反応が原因で生じるため、外出時の花粉曝露を物理的に減らすことが大切です。花粉の飛散量は地域や日によって異なるため、天気予報や自治体の花粉情報を確認し、飛散量が多い日はできるだけ外出を避けましょう。
帰宅後に洗顔・保湿をする
外出から帰宅した際は、早めに洗顔や手洗いをおこない、皮膚に付着した花粉を洗い流しましょう。花粉は顔や手、髪に付着しやすく、そのままにしておくとアレルギー反応を引き起こして湿疹の原因となります。
また洗顔時は目に花粉が入ると目のかゆみや充血を起こす可能性があるため、目の周りは慎重に洗うことが大切です。乾燥した肌は花粉が侵入しやすくなるため、洗顔後は保湿剤を使用し肌のバリア機能を保つよう心がけましょう[1]。
洗濯物は部屋干しする
花粉の飛散時期は洗濯物の外干しを避け、部屋干しに切り替えましょう[3]。屋外に干した洗濯物に花粉が付着すると、取り込む際に洗濯物と一緒に花粉が室内に侵入してしまい、湿疹の原因になる可能性があります。
屋内で過ごしていても花粉症の症状が悪化する場合は、洗濯物が影響しているかもしれません。どうしても外に干したい場合は、取り込む際に洗濯物の表面についた花粉を払い落とし、手を洗うようにしましょう。
花粉症による湿疹や赤みがひどい場合の対処法
花粉症による皮膚症状がひどい場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることをおすすめします。診療科は、気になる症状ごとに以下のように選びましょう。
- 皮膚の湿疹や赤みが中心なら「皮膚科」
- 鼻水・くしゃみなどの症状も伴う場合は「耳鼻咽喉科」「アレルギー科」
近くに症状に適した診療科がない場合や、別の疾患で定期的に通院している医療機関がある場合は、内科でも相談可能です。
医療機関では、湿疹の程度に応じたステロイド薬や保湿剤などが処方されます[1]。ステロイド薬は炎症をおさえる効果があり短期間で赤みやかゆみが軽くなりやすいですが、自己判断で使用をやめると症状がぶり返す可能性があります。医師の指示に従い、炎症が十分に治るまではお薬の使用を続けましょう。
また根本的な体質改善を希望する場合、スギ花粉症に対しては舌下免疫療法も選択肢の一つです[3]。花粉の成分が含まれたお薬を毎日服用することで、体を花粉抗原に徐々に慣れさせ、アレルギー症状を和らげる効果や根本的な体質改善が期待できます。舌下免疫療法は3〜5年程度治療を継続する必要がありますが、根本的な体質改善が期待できる治療法です。例年花粉症で悩んでいる方や、お薬を使用しても効果が弱いと感じている方は医療機関で詳しく相談しましょう。
クリニックフォアのオンライン診療なら自宅で花粉症治療が受けられる
医療機関への通院が難しい場合は、オンライン診療の活用も検討しましょう。クリニックフォアのオンライン診療ならスマートフォンやパソコンから診療を受けられ、花粉症のお薬を自宅に配送可能です。
花粉症の症状を抑える抗ヒスタミン薬や、皮膚の炎症を抑えるステロイド外用薬などの処方に加えて、長期的に花粉症をコントロールしていく「舌下免疫療法(2回目以降の受診)」にも対応可能です。忙しくて通院時間が取れない方や、花粉の飛散時期に外出を控えたい方はオンライン診療をご検討ください。
※効果・効能・副作用のあらわれ方は個人差がございます。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
※診察料・システム料は2,200円です。
※お薬の配送料は無料です。
舌下免疫療法をご検討している方はこちらから対面診療のご予約をおこなってください。
\予約時は”アレルギー科”にてご予約ください/
※舌下免疫療法の初回受診時にはオンライン診療はご利用いただけません。クリニックを選択し、「アレルギー科」を選んでご予約ください。
※舌下免疫療法は花粉の飛散時期には開始できないため、治療をご希望の方はゴールデンウィーク明けから年末までの間にご相談ください。
花粉症と湿疹に関するよくある質問
花粉症による湿疹に関して、よくある質問にお答えします。症状や対処法で迷った際の参考にしてください。
花粉症で全身に湿疹が出ることはありますか?
花粉皮膚炎で全身に湿疹が広がることは一般的ではありません。花粉症による皮膚炎では、主に花粉にふれやすい顔や首などの部位に症状が出やすいという特徴があります[1]。全身に赤みやかゆみが出ている場合は、アトピー性皮膚炎など別のアレルギー疾患の可能性がありますので、早めに医療機関を受診しましょう。
花粉症で子どもの顔は赤くなりますか?
子どもで顔の赤みがある場合、花粉症による皮膚症状の可能性がありますが、ほかの原因も考えられるため慎重な判断が必要です。アトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎、感染症などによって顔が赤くなることも考えられます。
子どもの場合は小児科を受診するのが適しています。症状が続く場合は悪化を防ぐためにも、早めに医療機関を受診しましょう。
市販薬を選ぶ際の注意点は?
湿疹に適応のあるお薬は市販薬にもありますが、商品を選ぶ際はパッケージで以下の点を確認しましょう[4]。
| 使用部位 | 湿疹に効果があるステロイド配合の塗り薬は、顔には広範囲に使用できない場合があります。 |
| 使用期間 | 市販薬は一時的に症状を和らげるために使用するお薬です。症状が改善しない場合は使用を中止し、医療機関を受診する必要があります。 |
市販薬は一時的に湿疹によるかゆみや赤みを和らげるために使用するのが基本であり、対応できる症状には限りがあります。市販薬で症状が改善しない場合や、自分に合ったお薬がよくわからないといった場合は医療機関を受診しましょう。
花粉症による湿疹は早期対策と適切な治療で改善しよう
花粉症による湿疹は、花粉が皮膚に付着することで引き起こされるアレルギー反応です。顔や首など露出部位に赤みやかゆみが出やすく、放置すると症状が悪化する可能性があります。
湿疹の予防には、外出時のマスク・メガネの着用、帰宅後の洗顔・保湿、洗濯物の部屋干しなど、日常生活で花粉曝露を減らす工夫をすることが大切です。
すぐに受診できない場合は市販薬で一時的に症状を和らげることもできますが、症状が続く場合や悪化する場合は医療機関を受診しましょう。
※効果・効能・副作用のあらわれ方は個人差がございます。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。

