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花粉症の症状と重症度|なぜ治療が必要なのか
花粉症自体は命に関わることは少ないものの、放置すると日常生活の質(QOL)を大きく低下させる可能性がある病気です。
症状のあらわれ方や重症度には個人差がありますが、重症化すると仕事や学業、睡眠など、日常のさまざまな場面に支障をきたすことがあります。
自分の症状のタイプや重さを正しく把握し、早めに適切な治療をおこなうことが、生活への影響を最小限に抑えるために重要です。
ここでは、花粉症の代表的な症状と重症度、そして日常生活への影響について解説します。
花粉症の3大症状|くしゃみ・鼻水・鼻づまり
花粉症の代表的な症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりの3つです[1]。
くしゃみは連続して出ることが多く、鼻水は水のようにサラサラしているのが特徴です。
鼻づまりは両方の鼻が詰まることもあり、口呼吸になることで喉の乾燥や睡眠の質の低下を招きます。
また、目のかゆみや充血、涙が止まらないといった目の症状を伴うことも多く、花粉の飛散量が増える時期にはこれらの症状が強くなる傾向があります[1]。
これらの症状が続くと、単なる「鼻の不調」にとどまらず、生活全体のパフォーマンス低下につながります。
重症度の分類|症状の程度によって治療方針が変わる
花粉症の重症度は、鼻水をかむ回数やくしゃみの回数、鼻づまりによる口呼吸の程度などをもとに判断されます[1]。
また、症状の出方によって、「くしゃみ・鼻水型」「鼻づまり型」「充全型(3症状すべてが強いタイプ)」に分類されます[1]。
症状のタイプや重症度によって、適した治療法や使用する薬が異なるため、自己判断せず、症状を正確に医師へ伝えることが大切です。
重症度が高くなるほど、複数のお薬を組み合わせた治療が必要になることもあります。
日常生活への影響|集中力低下や睡眠障害の原因にも
花粉症の症状は、仕事や学業、家事など、日常生活のさまざまな場面に影響を及ぼします。
とくに鼻づまりによって呼吸がしづらくなると、集中力の低下や睡眠の質の悪化につながることが知られています[1]。
十分な睡眠がとれない状態が続くと、日中の眠気や倦怠感、作業効率の低下を招くことも少なくありません。
花粉-食物アレルギー症候群|思わぬ症状につながることも
花粉症の方の中には、特定の果物や生野菜を食べた後に、口や喉にかゆみやしびれを感じることがあります。
これは「花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)」と呼ばれ、花粉と果物・野菜に含まれるアレルゲンの構造が似ているために起こります[1]。
たとえば、シラカンバ花粉症の方はリンゴやモモ、ハンノキ花粉症の方はトマトなどで症状が出やすいとされています。
多くは軽い症状で済みますが、まれにアナフィラキシーなどの全身症状が出ることもあるため、気になる症状がある場合は放置せず、医師に相談することが大切です。
このように、花粉症は「季節の不快な症状」というだけでなく、日常生活の質を大きく低下させたり、思わぬ症状を引き起こしたりすることもある疾患です。
症状を我慢し続けるのではなく、自分の症状や重症度に合った治療をおこなうことが、快適な生活を送るためには重要になります。
次からは、花粉症に対してどのような治療法があるのか、それぞれの特徴や選び方について詳しく解説します。
薬物療法の種類と特徴|抗ヒスタミン薬・点鼻ステロイド薬など
薬物療法は、花粉症治療の基本的な方法です。
抗ヒスタミン薬や点鼻ステロイド薬などのお薬を使って、くしゃみ・鼻水・鼻づまりといった症状を抑えます。
くしゃみ・鼻水には抗ヒスタミン薬、鼻づまりには抗ロイコトリエン薬や点鼻ステロイド薬が使用されることがあります[3]。
ただし、症状の種類や重さに応じて、飲み薬・点鼻薬・点眼薬を組み合わせて使用するのが一般的です。
お薬を適切に使い分ければ、花粉が多い年でも多くの方が症状を抑えた状態でシーズンを過ごせることがわかっています[3]。
第二世代抗ヒスタミン薬|くしゃみ・鼻水に効果があり眠気が出にくい
抗ヒスタミン薬は、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの働きをブロックするお薬です。
くしゃみや鼻水を抑える効果があり、花粉症治療の基本となるお薬として広く使われています[1]。
現在主流となっている第二世代抗ヒスタミン薬は、従来の第一世代に比べて眠気などの副作用が出にくいのが特徴です。
仕事や運転など日常生活への影響を抑えながら治療を続けられるため、多くの方に処方されています。
抗ロイコトリエン薬|鼻づまりの症状に効果が期待できる
抗ロイコトリエン薬は、鼻づまりを引き起こす「ロイコトリエン」という物質の働きを抑えるお薬です。
鼻づまりが強い方や、抗ヒスタミン薬だけでは症状が改善しにくい方に処方されることが多いです[3]。
抗ヒスタミン薬と併用することで、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状に対応できます。
眠気の副作用がみられにくいため、日中の活動への影響が少ないのも利点です。
鼻噴霧用ステロイド薬|鼻の炎症を抑えて症状を緩和する
鼻噴霧用ステロイド薬は、鼻の粘膜に直接噴霧して炎症を抑えるお薬です。
くしゃみ・鼻水・鼻づまりのすべてに効果があり、症状が中等症以上の方によく使われます[3]。局所に作用するため全身への影響が少なく、医師の指示のもとで長期間使用できます。
ただし、効果があらわれるまでに数日かかることがあるため、継続して使用することが大切です。
使用にあたっては、以下の点に注意しましょう。
- 噴霧する際は、ノズルの先を鼻の中央(鼻中隔)に向けず、少し外側に向けることで、鼻出血などの副作用を起こしにくくなります。
- 決められた回数・用量を守り、自己判断で回数を増やしたり中止したりしないようにしましょう。
- 使用中に鼻血、鼻の痛み、違和感などが続く場合は、医師に相談してください。
点眼薬|目のかゆみや充血を抑える
花粉症による目の症状には、点眼薬が使用されます。
抗ヒスタミン薬の点眼薬やメディエーター遊離抑制薬が一般的で、目のかゆみや充血を抑える効果があります[1]。
症状が悪化してきた場合は、点眼ステロイド薬を使用することもあります。
ただし、点眼ステロイド薬は眼圧上昇などの副作用があるため、眼科医による定期的な検査が必要です[1]。
使用にあたっては、以下の点に注意しましょう。
- かゆみが出たときだけでなく、症状が出やすい時期は継続的に使用することで、症状の悪化を防ぎやすくなります。
- 点眼容器の先端がまぶたやまつ毛に触れないようにし、清潔な状態で使用しましょう。
- コンタクトレンズを使用している場合は、点眼の可否や点眼のタイミングについて、医師または薬剤師に確認してください。
- 症状が強いからといって自己判断で点眼回数を増やしたり、ステロイド点眼薬を長期間使い続けたりしないようにしましょう。

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アレルゲン免疫療法とは|舌下免疫療法と皮下免疫療法の違い
アレルゲン免疫療法は、アレルギー反応が起こりにくい状態を目指す治療法です。
原因となるアレルゲンを少量ずつ投与して体を慣らし、過剰なアレルギー反応を抑えていきます。減感作療法とも呼ばれ、薬物療法が症状を一時的に抑える対症療法であるのに対し、長期的な症状の改善や寛解が期待できる治療法とされています。
2026年現在では、皮下免疫療法と舌下免疫療法の2種類があり、スギ花粉とダニに対する治療が保険適用となっています[1]。治療には数年以上かかりますが、薬物療法で効果が不十分な方や、副作用のためお薬を続けにくい方に検討される治療法です。
効果を得るためには、一般に3〜5年程度の継続治療が必要とされています。これまでの研究では、主に皮下免疫療法を中心に、スギ花粉症に対する免疫療法によって多くの患者さんで症状の改善が認められたと報告されています[3]。また、治療終了後も効果が一定期間持続する方がいることがわかっており、長期的な症状軽減が期待されています[3]。
根気のいる治療ですが、毎年の花粉シーズンの症状を長期的に軽減できる可能性がある治療法です。
なお、重症の気管支喘息がある方、悪性腫瘍や免疫系の疾患がある方、妊娠中の方などは治療を受けられない場合があるため、希望する場合は医師に相談しましょう。
皮下免疫療法|医療機関で定期的に注射を受ける方法
皮下免疫療法は、アレルゲンエキスを皮下注射で投与する治療法です。
医療機関で注射を受ける必要があり、治療開始時は週1〜2回、維持期は月1回程度の通院が必要となります[1]。
舌下免疫療法に比べて通院回数が多く、注射による痛みもありますが、長年の実績がある治療法です。
対応していない医療機関もあるため、事前に確認することをおすすめします。
舌下免疫療法|自宅で毎日お薬を舌の下に含む方法
舌下免疫療法は、アレルゲンを含む錠剤を舌の下に置いて吸収させる治療法です。
自宅で毎日おこなえるため通院の負担が少なく、注射の痛みもありません。
日本ではスギ花粉とダニに対する舌下錠が保険適用となっており、おおむね5歳以上から治療を受けられます。
維持量に達するまでの期間が短く、お子さんや高齢の方にも受けていただきやすい治療法です[3]。
クリニックフォアでの舌下免疫療法
クリニックフォアでは、毎年GW明けから年末までの期間に舌下免疫療法の新規治療を受け付けています。
舌下免疫療法では、アレルゲンを体内に取り込むため、初回の服用時には強いアレルギー症状が出る可能性も否定できません。そのため、初回は医療機関で医師の監督下でおこなう必要があります。
対面診療では、スギ・ダニアレルギーの確定診断のための血液検査と初回導入が可能です。
2回目以降からは、オンラインでの継続処方が可能です。
当クリニックでは以下のお薬を取り扱っています。
<料金(税込)>
| 項目 | 金額 |
| シダキュア(60日分) | 2,700円 |
| ミティキュア(60日分) | 3,600円 |
| 診察料 ・システム利用料 | 2,200円 |
| 配送料 | 無料 |
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
※検査等が必要な場合は、対面診療をご案内させていただく場合があります。
※処方を希望されるお薬によってお薬のお値段は異なります。
※お薬の処方がない場合は診察料1,650円(税込)がかかります。
※価格は2026年1月時点のものになります。
毎年の花粉症がつらい方は、舌下免疫療法を検討してみてはいかがでしょうか。
\予約時は”アレルギー科”にてご予約ください/
手術療法とは|レーザー治療・後鼻神経切断術など
手術療法は、薬物療法で十分な効果が得られない重症の花粉症に対して検討される治療法です。鼻の粘膜や神経に対して処置をおこない、アレルギー反応が起こりにくい状態をつくります[1]。
手術によって鼻づまりの改善が期待でき、お薬の量を減らせる可能性もありますが、アレルギー体質そのものを治すわけではないため、効果には個人差があります。
日帰りで受けられるレーザー治療から、入院が必要な手術までさまざまな方法があります。
レーザー治療(下鼻甲介粘膜焼灼術)|日帰りで受けられる手術
レーザー治療は、炭酸ガスレーザーなどを使って鼻の粘膜に刺激を与え、反応しにくい状態に整える処置です。
アレルギー反応の場となる下鼻甲介の粘膜を変性させることで、鼻づまりの改善が期待できます[1]。
局所麻酔でおこなわれ、手術時間は両鼻で10〜20分程度と短く、日帰りで受けられます。
効果の持続期間は個人差がありますが、一般的に1〜2年程度とされており、効果が薄れた場合は再度受けることも可能です。
後鼻神経切断術|重症の方に検討される手術
後鼻神経切断術は、鼻水やくしゃみの原因となる神経を切断する手術です。
レーザー治療では効果が不十分な重症のアレルギー性鼻炎に対して検討され、くしゃみや鼻水の症状軽減が期待できるとされています。
全身麻酔でおこなわれることが多く、入院が必要となる場合があります。
お薬を減らせる可能性がありますが、アレルギー体質そのものは治らないため、術後も症状に応じた対策が必要です。
花粉症は何科を受診すればいい?|耳鼻咽喉科・内科・眼科
花粉症の症状が出たら、早めに医療機関を受診することが大切です。
鼻の症状が主な場合は耳鼻咽喉科を、目の症状がひどい場合は眼科の受診も検討しましょう[4]。
内科や小児科、アレルギー科でも診療を受けられますので、通いやすい医療機関を選ぶことをおすすめします。
ここでは、症状に応じた診療科の選び方を解説します。
耳鼻咽喉科
くしゃみ・鼻水・鼻づまりなど鼻の症状が強い方は、耳鼻咽喉科の受診を検討しましょう。
耳鼻咽喉科では鼻の粘膜を直接観察して、アレルギーの炎症の程度を確認できます[4]。
レーザー治療や後鼻神経切断術などの手術療法を希望する場合も、耳鼻咽喉科が窓口となります。
舌下免疫療法をおこなっている医療機関もあるため、根本治療を希望する方にも適しています。
内科・眼科・アレルギー科
内科やアレルギー科では、花粉症と同時にほかの疾患の管理もおこなえるメリットがあります。
気管支喘息やアトピー性皮膚炎など、ほかのアレルギー疾患を合併している方にも適しています[4]。
目のかゆみや充血、涙が止まらないなど目の症状がひどい場合は、眼科の受診をおすすめします。
かかりつけ医がいる場合は、そこでまず相談してみるのもよいでしょう。
忙しくて医療機関に行く時間がない方には、自宅から受診できるオンライン診療も選択肢のひとつです。
クリニックフォアでは、スマホやPCから花粉症のオンライン診療を受けられます。
予約から診察、お薬の処方まですべてオンラインで完結し、処方されたお薬は自宅に届きます。
花粉が飛散している時期に外出を減らせるため、症状がつらい方にもおすすめです。

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日常生活でできる花粉症のセルフケア
花粉症の治療効果を高めるためには、日常生活でのセルフケアも重要です。
花粉を体内に入れない工夫をすることで、症状の悪化を防ぎ、お薬の効果も得られやすくなります[2]。
マスクやメガネの着用、帰宅後の洗顔など、できることから取り入れてみましょう。
ここでは、日常生活で実践できる花粉症対策を解説します。
花粉が多く飛ぶ時間帯と天候|外出のタイミングを工夫する
花粉の飛散量は、時間帯や天候によって大きく変わります。
一般的に、通勤・通学時間帯にあたる朝と、気温が下がり始める夕方に花粉が多く飛散する傾向があります[1]。
雨の日は花粉が地面に落ちるため飛散量が減りますが、雨上がりは地面の花粉も舞い上がるため、飛散量が増加することがあります[1]。
花粉情報をチェックして、飛散量が多い時間帯の外出を控えることも有効な対策です。
外出時はマスク・メガネで花粉の侵入を防ぐ
マスクを着用することで、吸い込む花粉をおよそ3分の1から6分の1に減らせるといわれています[1]。
顔にフィットするものを選び、隙間から花粉が入らないように注意しましょう。
メガネも効果的で、通常のメガネでも目に入る花粉量を約40%減少させ、花粉症用メガネでは約65%減少したという報告もあります[2]。
コンタクトレンズは花粉による刺激を受けやすいため、花粉シーズンはメガネを着用するとよいでしょう。
帰宅後は洗顔・うがい・着替えで花粉を落とす
外出から帰ったら、玄関で衣服や髪についた花粉を払い落としてから室内に入りましょう。洗顔をして顔についた花粉を洗い流し、うがいで喉に流れた花粉を除去することも大切です。
外出時の衣服は花粉がついているため、室内着に着替えると家の中に花粉を持ち込みにくくなります。
目を洗う場合は、水道水ではなく市販の人工涙液を使用すると粘膜を傷めにくいです[1]。
室内では換気方法を工夫して花粉の侵入を減らす
花粉の飛散が多い時期に窓を全開にすると、大量の花粉が室内に入ってきます。
窓を開ける幅を10cm程度にし、レースのカーテンをすると、侵入する花粉を約4分の1に減らすことが期待できます[2]。
室内に入った花粉は床やカーテンに付着するため、こまめな掃除とカーテンの洗濯を心がけましょう。
空気清浄機を活用することも、室内の花粉を減らすのに効果的です。
規則正しい生活で免疫機能を正常に保つ
睡眠を十分にとり、規則正しい生活習慣を身につけることは、正常な免疫機能を保つために重要です[2]。
風邪をひくと鼻の粘膜が傷つき、花粉症の症状が悪化しやすくなります。
お酒の飲みすぎやタバコも鼻の粘膜を傷つけるため、花粉シーズンは控えめにしましょう。
バランスのとれた食事を心がけ、体調を整えることが花粉症対策につながります。
花粉症の治療を始めるタイミング|初期療法が効果的
花粉症の治療は、症状がひどくなってから始めるよりも、早めに始める方が効果的です。
症状が悪化してからでは、お薬の効果が得られにくくなることもあります。
そのため、本格的な花粉飛散が始まる前や症状が軽いうちからお薬を使い始める「初期療法」が推奨されています[1]。
ここでは、治療を始めるベストなタイミングについて解説します。
初期療法とは|症状が出る前からお薬を始める方法
初期療法とは、花粉の本格飛散が始まる前または症状がごく軽い時点からお薬を使い始める方法です[1]。
早めにお薬を使用することで、鼻粘膜の炎症が進行するのを抑え、シーズン中の症状を軽くコントロールできます。
花粉飛散開始予測日の1〜2週間前から始めるのが一般的ですが、即効性のあるお薬は症状が出始めてからでも効果があります[2]。
毎年花粉症に悩まされている方は、早めに医療機関を受診して相談することをおすすめします。
2026年の花粉飛散予測|東日本・北日本は例年より多い見込み
2026年のスギ花粉シーズンは、例年並みの2月上旬から九州や関東の一部で飛散が始まると予測されています[5]。
飛散量は、九州から近畿では例年並みの所が多い一方、東海から北海道では例年より多く、非常に多い地域もある見込みです[5]。
前シーズンとの比較では、九州から近畿は広い範囲で減少する一方、東海から北海道では増加すると予測されています[5]。
この傾向の背景には、2025年夏が全国的に高温・多照で雄花が形成されやすい気象条件だったこと、2025年春の飛散量が東日本・北日本で少なく翌年の増加条件が揃ったことがあります[5]。
スギ花粉は、飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めるため、花粉対策は早めに始めるとよいでしょう。
花粉が多いシーズンは症状も悪化しやすいため、東日本・北日本にお住まいの方は例年以上に早めの対策が重要です。
舌下免疫療法を始めるなら花粉シーズン前の5月GW明け~年内がおすすめ
舌下免疫療法を始める場合は、花粉が飛散していない時期に治療を開始する必要があります。
スギ花粉症の方は、5月GW明け~年内までに治療を開始するのが一般的です。
花粉シーズン中は新たに治療を始めることができないため、来シーズンに向けて早めに相談しましょう。
治療を希望する方は、まず医療機関で検査を受けて、舌下免疫療法が適応かどうかを確認することが大切です。
クリニックフォアの花粉症外来は保険適用で受診可能
花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎の治療は、医療機関で診察を受けることで保険適用となります。
保険適用の場合、お薬代の自己負担は通常1〜3割となるため、費用を抑えながら治療を続けることが可能です。
「忙しくて医療機関に行く時間がない」という方には、自宅から受診できるオンライン診療がおすすめです。
クリニックフォアのオンライン診療では、保険適用で花粉症の治療を受けることができます。
クリニックフォアのオンライン診療は、スマホやPCがあればどこからでも受診できます。予約から診察、お薬の処方まですべてオンラインで完結するため、医療機関に足を運ぶ必要がありません。
待ち時間も少なく、仕事や家事の合間に受診できるのが大きなメリットです。処方されたお薬は自宅に配送されるため、花粉が飛散している時期に外出を減らせます。
症状がつらいときに外出するのは大変ですが、オンライン診療なら自宅にいながら治療を始められます。
当クリニックでは以下のお薬を取り扱っています。
<クリニックフォアの花粉症オンライン診療で処方できるお薬>
| 種類 | 薬剤名 | 料金(税込) |
| 内服薬 | ビラノアOD | 60日分 900円 |
| ルパフィン | 60日分 720円 | |
| アレグラ | 60日分 900円 | |
| ザイザル | 60日分 720円 | |
| アレロック | 60日分 720円 | |
| ディレグラ | 28日分 920円 | |
| キプレス | 60日分 1,080円 | |
| デザレックス | 60日分 720円 | |
| 点鼻薬 | モメタゾン点鼻液50μg | 2本(2ヶ月分相当) 490円 |
| 点眼薬 | アレジオン眼瞼(がんけん)クリーム0.5% | 2本(2ヶ月分相当) 2,030円 |
| アレジオンLX点眼液0.1% | 2本(2ヶ月分相当) 1,480円 | |
| エピナスチンLX点眼液0.1% | 2本(2ヶ月分相当) 760円 | |
| エピナスチン点眼液0.05% | 4本(2ヶ月分相当) 480円 | |
| パタノール点眼液0.1% | 4本(2ヶ月分相当) 520円 | |
| リザベン点眼液0.5% | 4本(2ヶ月分相当) 370円 | |
| フルオロメトロン点眼液0.1% | 4本(2ヶ月分相当) 110円 |
※医師の判断によりお薬を処方できない場合もございます。
※診察料・システム料が別途2,200円(税込)かかります。
※配送料は無料です。
※価格は2026年1月時点のものになります。
花粉症対策を無理なく続けるためにも、自分の生活に合わせて受診しやすいオンラインクリニックを選択肢に加えてみてください。

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花粉症の治療に関するよくある質問
花粉症の治療について調べていると、「市販薬と医療機関の薬はどう違うの?」「免疫療法は本当に効くの?」「妊娠中や子どもでも治療できるの?」など、さまざまな疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、花粉症の治療に関して多くの人が抱きやすい疑問と、その基本的な考え方について、簡潔にまとめました。
Q1:花粉症のお薬は市販薬と処方薬でどう違いますか?
市販薬と処方薬では、有効成分の種類や配合量、選択できるお薬の幅に違いがあります。
市販薬は比較的軽い症状を想定して設計されているものが多く、処方薬では症状のタイプや重症度に応じて、より細かい調整や組み合わせての治療が可能です。
市販薬で効果が不十分な場合は、医療機関を受診して処方薬による治療を検討するとよいでしょう。
Q2:花粉症は完治しますか?
現在のところ、確実な「完治」をもたらす治療法は確立されていません。
ただし、アレルゲン免疫療法は、症状を長期的に軽減したり、お薬の使用量を減らしたりできる可能性がある治療法として注目されています[4]。
症状の程度や生活への影響に応じて、医師と相談しながら治療方針を検討することが大切です。
Q3:妊娠中や授乳中でも花粉症の治療はできますか?
妊娠中や授乳中でも、症状の程度や時期によっては使用できるお薬があります。
ただし、妊娠中の薬物治療は「治療によるメリットが、胎児や母体へのリスクを上回ると医師が判断した場合にのみおこなう」という考え方が基本となります。
花粉症治療で使われるお薬の中では、ロラタジン(クラリチン) や セチリジン(ストナリニ、ジルテックARなど)、点鼻用ステロイド薬(フルチカゾン、モメタゾンなど)などは、医師の管理下で使用されることのある薬剤です。
以下のようなセルフケアを優先することも重要です。
- マスクやメガネの着用
- 外出後の洗顔・洗鼻
- 花粉を室内に持ち込まない工夫
妊娠中に花粉症に悩む場合は、自己判断で市販薬を使用せず、医師に相談しましょう。
Q4:子どもでも舌下免疫療法を受けられますか?
舌下免疫療法は、おおむね5歳以上の方が治療の対象として推奨されています。
ただし、毎日お薬を舌の下に一定時間保持する必要があるため、お子さん本人が治療内容を理解し、継続できることが重要です。
治療を希望する場合は、小児科やアレルギー科の医師に相談してみてください。
まとめ
花粉症の治療法には、薬物療法・免疫療法・手術療法の3つがあります[1]。
薬物療法は症状を抑える対症療法で、抗ヒスタミン薬や点鼻ステロイド薬などが使われます。
花粉症の免疫療法であるアレルゲン免疫療法(減感作療法)は、体質改善を目指す方法です。舌下免疫療法と皮下免疫療法があり、3〜5年の継続で効果が期待できます[3]。
手術療法は、薬物療法で改善しない重症の方に検討されるレーザー治療や後鼻神経切断術があります。
治療効果を高めるためには、花粉飛散前から治療を始める初期療法と、マスク・メガネの着用などのセルフケアが大切です[1][2]。
2026年は東日本・北日本で花粉飛散量が多くなると予測されているため、例年以上に早めの対策を心がけましょう[5]。
花粉症の症状でお悩みの方は、早めに医療機関を受診して、自分に合った治療法を見つけましょう。

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