コレラのポイント
接種が必要な方
アフリカ、アジア、南米・中米の流行地域へ渡航される方
1種類の輸入ワクチンがあり、経口(飲み薬)で、6歳以上で2回の接種が必要(2回目は初回から1〜5週間目に施行)で、2回の接種で2年間効果が持続します(2歳から5歳では3回の接種が必要です)。
価格
輸入ワクチン:12,000円(税込13,200円)/回+カウンセリング料
どこへ渡航する時にコレラワクチン接種が必要でしょうか?
世界保健機関(WHO)が2014年にコレラの流行のある地域を公表しています(上記世界地図のオレンジ色のエリアがコレラの流行の報告されている地域となります)。
アフリカ、アジア、中米・南米の流行地域に渡航される際にはワクチンの接種が推奨されています。
コレラの感染経路と症状は?
コレラは、コレラ菌(Vibrio. Cholerae)で汚染された飲食物を摂取することによって起こる急性下痢性感染症です。
コレラ菌で汚染された飲食物を摂取すると、12時間から5日で感染者に症状が現れます。コレラは小児にも成人にも感染しますが、感染してもほとんどの人は症状を発現しません。
また発症しても、多くの人は軽症または中等度の軟便・下痢の症状にとどまります。しかし、少数の人は、「米のとぎ汁様 」と形容されるコレラに特徴的な下痢便が、1日10リットルないし数十リットルに及ぶことがあり、大量の下痢便の排泄に伴い高度の脱水状態に陥って、死に至ることもあります。
コレラ菌の感染の予防のためには、生水、氷、生の魚介類、生野菜、カットフルール類などを避けることが必要です。
接種可能なコレラワクチンの種類と価格は?
クリニックフォアグループでは、1種類の輸入コレラワクチンをご用意しています。このワクチンはWHOの審査に合格した3種類のワクチンの一つで、国際的に広く使用されている、安全性の高いワクチンを輸入しております。
輸入コレラワクチン (Dukoral) | |
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接種回数 | ①初回 ②1〜6週間後 |
渡航までの接種回数 | 2回(渡航8週間前に投与) |
接種方法 | 経口接種 |
予防できる疾患 | コレラ、腸管毒素性大腸菌による腸炎 |
効果持続期間 | コレラ:2年 腸管毒素性大腸菌:3ヶ月 |
対象年齢 | 2歳以上 |
ワクチン価格* | 12,000円/本 |
補償制度 | ワクチン輸入会社による保証制度 |
*別途、カウンセリング料が必要になります。また上記は税抜価格です。
価格については、輸入コレラワクチン12,000円(税込13,200円)/本となります。
他のワクチンと一緒に接種できますでしょうか?
他のワクチンと同時に接種可能です(ご希望の方はスタッフにお申し付けください)
※コロナワクチンと一緒に接種する場合は前後2週間空ける必要があります。
渡航までに、何回接種する必要がありますか?どれくらいの期間が必要ですか?
輸入コレラワクチン(Dukoral)は渡航までに2回接種が必要です。2回目接種は初回接種後1週から6週目に行います。抗体価が上がるまでに1-2週間かかるとされておりますため、最低でも渡航8週間以上前には行うことを推奨いたします。
飲み薬のワクチンということですが、何か注意点はありますか?
ワクチン服用の前後1時間は、飲食・薬の内服を行わないでください。
接種証明書は発行していただけますか?
ご希望の方には、接種記録カードを無料で発行しております。
必要があれば、英文での接種証明書(INTERNATIONAL CERTIFICATE OF VACCINATION OR PROPHYLAXIS)を発行します(有料)
カード払い、あるいは、請求書払いは可能でしょうか?
クリニックフォアグループでは、保険診療・自費診療含め、全てのお支払いにクレジットカード、iD/QuickPay, 交通系IC(Suica/Pasmo)、QRコード決済(Paypay、LinePay)等をご使用いただけます。
また、まとまった人数での接種が必要な場合、企業単位でのご請求書での支払いも承ります。
企業のご担当者様より、contact@clinicfor.lifeまでご連絡ください。