ノロウイルスに効くお薬はある?処方されるお薬や自宅でできる対処法を解説

「ノロウイルスにかかったけど、効くお薬はあるの?」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか?
ノロウイルスは激しい嘔吐や下痢を引き起こす感染症です。

ノロウイルスに直接効く特効薬は2026年1月時点では存在せず、症状を和らげる対症療法が治療の基本となります。
ただし、整腸剤や吐き気止めなどのお薬で症状を緩和しながら、脱水を防ぐことで多くの場合は1〜2日で回復に向かうでしょう。

この記事では、ノロウイルスで処方されるお薬の種類や自宅でできる対処法、医療機関を受診すべきタイミングについて詳しく解説します。
ノロウイルスのお薬について知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

ノロウイルスに効く特効薬はある?

現時点ではノロウイルスに直接効く特効薬やワクチンは存在しません。

インフルエンザにはタミフルやリレンザなどの抗ウイルス薬がありますが、ノロウイルスに対してはまだ開発されていないのが現状です。

治療法ノロウイルスへの効果備考
抗ウイルス薬2026年1月時点で開発されていない
抗生物質(抗菌薬)細菌には効くがウイルスには無効
ワクチン開発中だが実用化されていない
対症療法整腸剤
・吐き気止めなどで症状緩和

このことから、治療は症状を和らげる対症療法が基本となるでしょう。

ここでは、なぜ特効薬がないのか、抗生物質やワクチンの状況について解説します。

抗ウイルス薬は存在しない

ノロウイルスに直接効く抗ウイルス薬は、2026年1月時点では存在しません。

ノロウイルスは培養が難しいことや、健康な方であれば1〜2日程度で自然に回復することから[1]、抗ウイルス薬の開発が進んでいないとされています。

国立感染症研究所でも「特別な治療はせず、対症療法となる」と記載されており、多くの場合は対症療法で回復が期待できるでしょう。

そのため、ノロウイルスにかかった場合は、症状を和らげながら体がウイルスを排出し、自然に回復するのを待つことになります。

適切な水分補給と休養を取ることで、ほとんどの方は数日以内に回復に向かうことが多いです。

抗生物質(抗菌薬)は効果がない

抗生物質(抗菌薬)は細菌に対して効果を発揮するお薬であり、ウイルスであるノロウイルスには効果がありません。

抗生物質は細菌の細胞壁を破壊したり、増殖を抑えたりする仕組みで働くため、細菌とは構造がまったく異なるウイルスには作用しないとされています。

また、不必要な抗生物質の服用は、お薬が効かない耐性菌の発生リスクを高める可能性もあり、医療全体の問題にもなっています。

ノロウイルスと診断された場合、抗生物質が処方されることは基本的にないでしょう。

「抗生物質を飲めば早く治る」と考える方もいるかもしれませんが、ノロウイルスには効果がないことを覚えておいてください。

ノロウイルスで処方されるお薬の種類

ノロウイルスに直接効く特効薬はありませんが、症状を和らげるためのお薬が処方されることがあります。

医療機関を受診すると、嘔吐や下痢、発熱などの症状に応じて対症療法としていくつかのお薬が処方される場合があるでしょう。

ここでは、ノロウイルスで処方されることがあるお薬の種類について解説します。

お薬の種類主な薬剤名期待できる効果
整腸剤ビオフェルミン、ミヤBM、ラックビー腸内環境を整え、下痢の改善を助ける
吐き気止めナウゼリン、プリンペラン嘔吐を抑え、水分補給をしやすくする
解熱鎮痛剤カロナール、ロキソニン発熱や頭痛、体の痛みを和らげる

整腸剤|腸内環境を整える

整腸剤は、ノロウイルスで乱れた腸内環境を整えるために処方されることが多いお薬です。

ノロウイルスに感染すると腸内細菌のバランスが崩れ、下痢や軟便の症状があらわれます。

整腸剤に含まれる乳酸菌やビフィズス菌、酪酸菌などの善玉菌を補うことで、腸内環境の回復を助け、症状の改善が期待できるでしょう。

医療機関では以下の名前で処方されます。

薬剤名錠剤細粒
・顆粒など
ビオフェルミン
ミヤBM
ラックビー

これらの整腸剤は副作用の心配がほとんどなく、小さな子どもから高齢者、妊娠中や授乳中の方でも服用できるものが多いです。

症状が落ち着いた後も、腸内環境を整えるために処方された分は飲み切るよう指示されることがあるでしょう。

吐き気止め(制吐剤)|嘔吐を抑える

吐き気がひどく水分補給ができない場合、吐き気止め(制吐剤)が処方されることがあります。

薬剤名錠剤細粒
・ドライシロップ
坐薬
ナウゼリン(ドンペリドン)
プリンペラン(メトクロプラミド)

ノロウイルスの症状は突然の激しい嘔吐から始まることが多く、発症から数時間は繰り返し嘔吐が続くことがあるでしょう。

水分や食事が取れない状態が続くと脱水症状のリスクが高まるため、吐き気止めで症状を和らげることが必要になる場合があります。

嘔吐がひどく飲み薬を飲んでも吐いてしまう場合は、坐薬タイプの吐き気止めが処方されることもあるでしょう。

嘔吐のピークを乗り越えれば徐々に症状は落ち着いてくるため、それまでの間をサポートするお薬として服用されます。

解熱鎮痛剤|発熱や頭痛を和らげる

発熱や頭痛、体の痛みがある場合、解熱鎮痛剤が処方されることがあります。

薬剤名錠剤細粒
・シロップ
坐薬
カロナール(アセトアミノフェン)
ロキソニン(ロキソプロフェン)

ノロウイルスでは38℃を超えるような高熱が続くことは少ないですが、高熱が出ることもあるでしょう[1]

また、頭痛や倦怠感、筋肉痛などを伴うこともあり、これらの症状がつらい場合に解熱鎮痛剤が処方されます。

医療機関ではカロナール(アセトアミノフェン)などの解熱鎮痛剤が処方されることが多いです。

アセトアミノフェンは胃腸への負担が比較的少なく、子どもから大人まで幅広く服用されるお薬です。

ただし、解熱鎮痛剤は症状を和らげる対症療法であり、ノロウイルス自体を排除するものではありません。

下痢止めは使える?注意が必要なお薬を解説

ノロウイルスで下痢がつらいときに、下痢止めが治療で処方されることは基本的にありません。

下痢はウイルスを体外に排出するための防御反応であり、無理に止めると回復が遅れる可能性があります。

ここでは、下痢止めが処方されない理由と注意点について解説します。

下痢止めが処方されない理由

下痢止めは、ノロウイルスの治療では基本的に処方されません。

下痢はウイルスを体外に排出するための体の防御反応であり、下痢止めで無理に止めてしまうとウイルスの排出が遅れ、かえって回復が遅くなる可能性があるためです。

神戸市の感染症情報でも「下痢止めは病気の回復を遅らせることがあるので服用しないことが望ましい」とされています[4]

また、下痢止めの中には腸の動きを止めるタイプのものがあり、ウイルスが腸内に長くとどまることで症状が悪化するリスクもあるでしょう。

そのため、下痢がつらくても基本的には水分補給をしながら自然に治まるのを待つことになります。

とくに注意が必要な下痢止めの種類

腸の動きを止めるタイプの下痢止めは、ノロウイルスの症状があるときはとくに注意が必要です。

ロペラミド(ロペミンなど)は腸の蠕動運動を抑制する作用があり[5]、ウイルスが腸内に長くとどまることで症状が悪化するリスクがあります。

とくに子どもへの下痢止めの処方は控えるべきとされており、重篤な副作用を招く可能性もあります。

市販の下痢止めには、ロペラミドを含む製品も販売されているため、入手する前に成分を確認することが大切です。

自己判断で市販の下痢止めを服用することは避け、症状がつらい場合は医療機関を受診して相談しましょう。

下痢がつらいときの対処法

下痢がつらい場合でも、まずは水分補給を優先することが大切です。

下痢によって大量の水分と電解質が失われるため、経口補水液などでこまめに水分を補給することが回復への近道となるでしょう。

下痢止めを服用しなくても、多くの場合は1〜2日程度で症状は落ち着いてきます[3]

ただし、脱水症状が進行している場合や、下痢が激しく水分補給もできない状態が続く場合は、医師の判断で下痢止めが処方されることもあります。

どうしても下痢止めを服用したい場合は、自己判断ではなく医師や薬剤師に相談してから服用するようにしてください。

市販薬で対応できる?服用時の注意点

ノロウイルスの症状がつらいとき、「市販薬で対応できないか」と考える方も多いでしょう。

市販薬の中には服用できるものもありますが、自己判断での服用には注意が必要なものもあります。

ここでは、市販薬の服用における注意点について解説します。

市販薬の種類服用可否主な商品例
整腸剤〇服用可新ビオフェルミンS、ミヤリサン
下痢止め×服用を避けるロペラミド含有製品
解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン)△ 注意して服用タイレノールA
解熱鎮痛剤(イブプロフェン等)△ 胃腸に負担イブ、ロキソニンS

市販の整腸剤は服用できる

市販の整腸剤は、ノロウイルスの症状緩和に服用できます。

整腸剤は腸内環境を整えるお薬であり、ウイルスの排出を妨げることがないため、安心して服用できるでしょう。

ドラッグストアなどでは、以下の商品名で販売されています。

  • 新ビオフェルミンS
  • ビオフェルミンVC
  • ミヤリサン
  • ザ・ガードコーワ整腸錠

これらの整腸剤は、乳酸菌やビフィズス菌、酪酸菌などが主成分です。

副作用は比較的少なく、子どもから大人まで服用できるものが多いです。

パッケージに記載されている用法・用量を守って服用しましょう。

ただし、症状が重い場合や、整腸剤を服用して数日経っても改善しない場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

市販の下痢止めは服用を避ける

市販の下痢止めは、ノロウイルスの症状に対して自己判断で服用しないことが望ましいです。

下痢止めはウイルスの排出を妨げ、かえって回復を遅らせる可能性があるためです。

市販の下痢止めには、ロペラミドなどの腸の動きを抑える成分が含まれているものがあり、これらはとくに注意が必要だといえるでしょう。

子どもへの下痢止めの服用はとくに控えるべきとされており、重い副作用を招く可能性もあります。

下痢がつらい場合でも、まずは経口補水液などで水分補給をおこなうことを優先してください。

市販の解熱鎮痛剤を服用するときの注意点

発熱や頭痛がつらい場合、市販の解熱鎮痛剤で症状を和らげることができます。

アセトアミノフェン(タイレノールAなど)は胃腸への負担が比較的少なく、ノロウイルスで胃腸が弱っている状態でも服用しやすいです。

一方、イブプロフェンやロキソプロフェンは胃腸への負担がアセトアミノフェンより大きいため、胃腸が弱っているときは注意が必要です。

また、空腹時に解熱鎮痛剤を服用すると胃に負担がかかることがあるため、少しでも何か食べられる状態になってから服用することが推奨されます。

お薬よりも大切な脱水対策

ノロウイルスの治療において、お薬の服用よりも重要なのが脱水対策です。

嘔吐や下痢によって大量の水分と電解質が失われるため、適切な水分補給をおこなうことが回復への近道となります。

国立感染症研究所でも「乳幼児や高齢者では脱水に注意が必要」と記載されています[2]

ここでは、脱水対策の方法について解説します。

水分補給の正しい方法

水分補給は、少量ずつこまめにおこなうことがポイントです。

一度に大量に飲むと胃が刺激されて吐き気を誘発し、かえって吐いてしまうことがあるためです。

嘔吐が落ち着いてから30分程度経ったら、ティースプーン1杯程度(約5ml)の水分を5〜10分おきに飲むことからはじめましょう。

吐かずに飲めるようであれば、徐々に1回に飲む量を増やしていきます。

冷たい飲み物は胃腸に負担をかけるため、常温に戻してから飲むとよいでしょう。

子どもの場合は、コップやストローマグだと勢いよく飲んでしまうことがあるため、スプーンで少しずつ飲ませてあげると安心です。

避けた方がよい飲み物

ノロウイルスの症状があるときは、胃腸に負担をかけたり、脱水を悪化させたりする可能性がある飲み物は控えましょう。

飲み物避ける理由
コーヒー、紅茶、緑茶カフェインの利尿作用で脱水が進む可能性
炭酸飲料胃を刺激し、吐き気を誘発することがある
柑橘系ジュース酸味で吐き気をもよおしやすい
牛乳、乳製品消化に時間がかかり、胃腸に負担
アルコール脱水を悪化させ、胃腸を刺激する

コーヒー、紅茶、緑茶などカフェインを含む飲み物は利尿作用があり、体内の水分を排出するのを促してしまう可能性があります。

炭酸飲料は胃を刺激するため、吐き気を誘発することがあります。

オレンジジュースやグレープフルーツジュースなど酸味のある飲み物も、吐き気をもよおしやすいため避けた方が無難です。

症状が落ち着くまでは、経口補水液や常温の水、麦茶などを選ぶようにしてください。

医療機関を受診すべきタイミング

ノロウイルスは多くの場合、自宅での療養で回復しますが、症状によっては医療機関の受診が必要なこともあります。

国立感染症研究所でも「乳幼児や高齢者では脱水や窒息に注意が必要」と記載されています[2]

ここでは、医療機関を受診すべきタイミングについて解説します。脱水症状のサインがあるとき

脱水症状のサインが見られる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

脱水が進行すると、口からの水分補給だけでは追いつかず、点滴による水分補給が必要になることがあります。

<対象ごとの脱水症状のサイン>

対象脱水症状のサイン
大人口や唇がかわく、尿量が少ない
・色が濃い、めまい、ふらつき
子ども泣いても涙が出ない、おむつが濡れない、唇や舌がかわく、ぐったりしている
高齢者喉の渇きを感じにくい、皮膚の張りがない、意識がぼんやりする

これらのサインが見られたら、自宅で様子を見続けるのではなく、早めに医療機関を受診してください。

症状が重い・長引くとき

嘔吐や下痢が激しい場合や、症状が3日以上続く場合は医療機関を受診しましょう。

通常、ノロウイルスの嘔吐や下痢などの症状は、1〜2日で落ち着くことが多いため、それ以上長引く場合は他の原因の可能性も考えられます[1]

水分を取っても繰り返し吐いてしまい、まったく水分が取れない状態が半日以上続く場合も危険なサインだといえます。

自己判断で様子を見続けず、気になる症状があれば早めに医師に相談してください。

乳幼児・高齢者・持病のある方

乳幼児、高齢者、持病のある方は、症状が軽くても早めに医療機関を受診することが望ましいです。

これらの方々は脱水症状を起こしやすく、重症化するリスクが高いためです。

乳幼児は体内の水分量の割合が高く、水分調節機能が未発達なため、脱水になりやすい傾向があります。

また、乳幼児は自分で症状を訴えることができないため、保護者が注意深く様子を観察することが必要です。

高齢者は喉の渇きを感じにくく、気づかないうちに脱水が進行していることがあります。

糖尿病や腎臓病、心臓病などの持病がある方も、体調の悪化によって持病に影響が出る可能性があるため、早めに医師に相談してください。

症状がつらいときはクリニックフォアのオンライン診療へ

ノロウイルスで嘔吐や下痢がつらいとき、体調が悪い中で医療機関に行くのは大変ではないでしょうか。

そのような場合は、自宅から受診できるクリニックフォアのオンライン診療がおすすめです。

胃腸炎の症状に対して整腸剤や吐き気止め、解熱鎮痛剤などのお薬を処方してもらえる場合があり、お薬は最短翌日にご自宅に届きます。

項目初診再診
診察料840円〜1,370円280円〜1,510円
システム利用料1,000円(税込)1,000円(税込)
合計目安1,840円〜2,370円(税込)1,280円〜2,510円(税込)

※3割負担の場合の目安です。お薬代は別途、受け取り指定の薬局でお支払いください。
※お薬が届く時間は、診察時間や配送先により異なります。
※お薬の処方がない場合は診察料1,650円(税込)がかかります。

オンライン診療の流れは以下のとおりです。

  1. カレンダーから診療予約(30秒)
  2. 問診票の入力・保険証の登録(3~5分)
  3. 医師とビデオ通話で診察(5~10分)
  4. 薬剤師によるオンライン服薬指導(3~5分)
  5. お薬のお届け(最短当日発送・翌日届く)

初診からオンラインで受診でき、平日は夜まで、土日祝も診療をおこなっているため、忙しい方でも受診しやすいでしょう。

感染している状態で医療機関に行くと、待合室で他の方に感染を広げてしまう心配がありますが、オンライン診療であればその心配もありません。

お薬のみ、対面で受け取ることもでき、その際は最短当日(診察完了後、1時間以内)に最寄りの薬局にて受け取りができます。

症状がつらくて外出が難しい方や、感染を広げたくない方は、クリニックフォアのオンライン診療を検討してみてはいかがでしょうか。

※診察の結果、医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
※対面診療をご案内する場合もございます。

ノロウイルスのお薬に関するよくある質問

ノロウイルスのお薬に関するよくある質問をまとめました。

どのくらいで体内からウイルスが消えるのか、家族への感染を防ぐためにはどうすればよいのかなどの疑問にお答えします。

ノロウイルスは体からどれくらいで消えますか?

症状が治まった後も、通常1週間程度、長い場合は1ヶ月程度ウイルスが便中に排出され続けることがあります[3]

症状が改善しても手洗いを徹底し、周囲への感染を防ぐことが大切です。

ノロウイルスでも仕事はできますか?

嘔吐や下痢などの症状がある間は、出勤を控えることが推奨されます。

とくに食品を扱う仕事の方は、症状が治まった後もしばらくは直接食品を取り扱う作業を避けるべきとされています[3]

症状はどのくらいで治りますか?

多くの場合、嘔吐や下痢などの症状は1〜2日程度で落ち着きます。

ただし、症状が3日以上続く場合や、脱水症状が見られる場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

家族への感染を防ぐにはどうすればいいですか?

感染者の嘔吐物や便の処理をおこなう際は、使い捨ての手袋・マスクを着用し、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)で消毒しましょう。

アルコール消毒はノロウイルスには効きにくいため、注意が必要です[1]

食事はいつから再開できますか?

嘔吐が落ち着いてから少しずつ再開しましょう。

最初はおかゆやうどん、豆腐、バナナなど消化のよいものからはじめ、脂っこいものや刺激の強いものは避けてください。

回復期におすすめの食事と避けた方がよい食事は以下のとおりです。

おすすめの食事避けた方がよい食事
おかゆ、うどん、パン揚げ物、脂っこい料理
豆腐、卵(よく火を通したもの)生もの、刺身
バナナ、りんご(すりおろし)柑橘類、酸味の強い果物
味噌汁(具少なめ)香辛料の強い料理

無理に食べる必要はなく、水分補給を優先することが大切です。

まとめ

ノロウイルスに直接効く特効薬は2026年1月時点では存在せず、症状を和らげる対症療法が治療の基本となります。

下痢止めはウイルスの排出を妨げる可能性があるため、自己判断での服用は避けることが望ましいです。

医療機関では整腸剤・吐き気止め・解熱鎮痛剤などが症状に応じて処方されることがあります。

お薬よりも重要なのは脱水対策であり、経口補水液などで水分と電解質を少量ずつこまめに補給することが大切です。

脱水症状のサインが見られる場合や、症状が3日以上続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。

とくに乳幼児・高齢者・持病のある方は重症化リスクが高いため、症状が軽くても注意が必要です。

症状がつらくて外出が難しい場合は、クリニックフォアのオンライン診療を活用してみてください。

※医師の判断によりお薬を処方できない場合もございます。
※対面診療をご案内する場合もございます。

注意 オンラインでお薬の処方ができない場合があります

以下に当てはまる場合はオンラインで処方ができません。

  • 依存性の高い向精神薬(不眠症のお薬を含みます)に分類されるお薬や麻薬は処方できません。
  • 触診・検査などが必要な場合(爪水虫など)、オンラインでは病状を把握するために必要な情報が十分に得られないと医師が判断した場合には、対面での診療をお願いする場合がございます。

参考文献

  1. 国立健康危機管理研究機構「ノロウイルス感染症」
  2. ノロウイルス感染症(詳細版)
  3. 厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」(令和3年11月19日改定)
  4. 神戸市「ノロウイルス感染症に注意しましょう」
  5. 帝國製薬「ロペミンカプセル1mg 添付文書」
  6. 政府広報オンライン「その飲み方NGです! 正しく知ろう経口補水液」
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