感染性胃腸炎の主な原因
感染性胃腸炎は、ウイルス・細菌・寄生虫などの病原体が体内に侵入することで発症し、原因によっては周囲の人に感染が広がる可能性があります。
原因となる病原体によって症状の出方や重症度、注意点が異なります。
ウイルス性胃腸炎の原因と特徴
ウイルス性胃腸炎は、ノロウイルス・ロタウイルス・アデノウイルスなどが原因で発症します[1]。
感染力が強く、家庭内や保育所などで集団感染が起こりやすいのが特徴です。
症状は突然の嘔吐から始まることが多く、その後に水のような下痢や腹痛、発熱があらわれることがあります。
ウイルス性胃腸炎に対する特異的な治療薬はなく、水分補給や安静を中心とした対症療法が基本となります。
<胃腸炎の原因となる主なウイルスの種類>
| ウイルス | 流行時期 | かかりやすい年齢 | 主な特徴 |
| ノロウイルス | 11〜翌年1月[2] | 全年齢 | 少量(10〜100個程度)のウイルスで感染が成立するとされる[3] |
| ロタウイルス | 3〜5月[4] | 乳幼児[4] | 白っぽい水のような便が特徴的 |
| アデノウイルス | 6〜8月[5] | 乳幼児〜小学生頃[5] | 下痢が比較的長く続く |
ノロウイルスは感染者の便1グラムあたり多数のウイルスが含まれることがあり、手洗いや消毒が不十分だと簡単に感染が広がります[3]。
ロタウイルスはワクチンの定期接種により重症例が減少していますが、未接種の乳幼児では重い脱水症状を起こすことがあります[4]。
細菌性胃腸炎の原因と特徴
細菌性胃腸炎は、カンピロバクター・サルモネラ菌・腸管出血性大腸菌(O157)などが原因で発症します[6]。
加熱が不十分な肉や卵、汚染された食品を食べることで発症するケースが多く、いわゆる「食中毒」として知られています。
症状は水様性下痢や腹痛が中心で、血便や38℃以上の高熱を伴うこともあります。
<胃腸炎の原因となる主な細菌の種類>
| 原因菌 | 潜伏期間 | 主な感染源 | 主な特徴 |
| カンピロバクター | 2〜5日[7] | 鶏肉(鶏刺し、鶏たたきなど) | 国内で多くみられる細菌性食中毒の原因菌の一つ |
| サルモネラ菌 | 8〜48時間[8] | 卵、鶏肉 | 夏場に発生件数が増加しやすい |
| 腸管出血性大腸菌(O157など) | 3〜5日[9] | 加熱不足の牛肉、生野菜など | 激しい腹痛と血便が特徴で、重症化することがある |
カンピロバクター感染症の回復後、まれにギラン・バレー症候群という神経疾患を発症することが報告されています。手足のしびれや脱力感などの症状があらわれた場合は、速やかに医療機関を受診してください。
腸管出血性大腸菌による感染症は、重症化すると溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こすことがあり、特にお子さまや高齢者では注意が必要です。
血便が見られた場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
寄生虫による胃腸炎の原因と特徴
寄生虫による胃腸炎は、アニサキスやジアルジアなどが原因で発症します。
国内ではウイルス性や細菌性に比べて報告数は少ないですが、生の魚介類を食べた後や海外渡航後に発症することがあります。
<胃腸炎の原因となる主な寄生虫の種類>
| 寄生虫 | 主な感染源 | 潜伏期間 | 主な症状や特徴 |
| アニサキス | 生の魚介類(サバ、アジ、イカなど) | 数時間〜十数時間[14] | 激しい腹痛や吐き気など / 加熱・冷凍で予防可能 |
| ジアルジア | 汚染された水や食品 | 1〜2週間[10] | 下痢、腹痛、腹部膨満感、食欲不振、吐き気など / 海外で多い |
| クリプトスポリジウム | プール、井戸水など | 4〜10日[11] | 食欲不振、嘔吐、腹痛、下痢など / 水を介して集団発生することがある |
感染性胃腸炎の感染経路
感染性胃腸炎は、原因となる病原体によって感染経路が異なります。それぞれの特徴を理解しておくことで、日常生活での感染予防や周囲への感染拡大を防ぐことにつながります。
食べ物からの感染(経口感染)
胃腸炎の主な感染経路として、汚染された食べ物や飲み物を介した経口感染があります[1]。
細菌性胃腸炎は生や加熱不足の鶏肉・卵・魚介類から感染することが多いです。
ウイルス性胃腸炎も、ノロウイルスに汚染された二枚貝を生や加熱不足で食べることが原因となります。
食品を介した感染では、調理者の手指から病原体が食品に付着するケースも少なくありません。ノロウイルスに感染した調理者が十分な手洗いをせずに食品を扱うと、その食品を食べた人が感染してしまうことがあります。
また、生肉を切った包丁やまな板をそのまま野菜やサラダに使用すると、二次汚染が起こる可能性があります。
人から人への接触感染
ウイルス性胃腸炎は、感染者の便や嘔吐物に触れた手を介して、口や鼻から体内に入り感染が広がります[1]。
ノロウイルスやロタウイルスは接触感染が起こりやすく、トイレのドアノブや水洗レバー、共有のタオルなどを介した間接的な感染にも注意が必要です[1]。
感染者が使用したトイレでは、手が触れやすい場所にウイルスが付着していることがあり、無意識に口や鼻を触ることで感染が成立することがあります。
家庭内で感染者が出た場合は、トイレ使用後の手洗いを徹底し、共有部分をこまめに消毒することが重要です。
飛沫感染のリスク
ノロウイルスは、感染者の嘔吐物が乾燥して微粒子化し、それを吸い込むことで感染が成立する可能性があります[1]。
嘔吐物が床やカーペットなどに付着した場合、乾燥後にウイルスが空気中に舞い上がりやすくなるため注意が必要です。
感染性胃腸炎を引き起こしやすい食べ物と状況
胃腸炎は特定の食べ物や状況によって感染リスクが高まります。どのような場面で注意が必要なのかを知っておきましょう。
生肉・生魚・生卵など注意が必要な食べ物
胃腸炎を引き起こしやすい食べ物として、生や火の通りが不十分な肉類・魚介類・卵が挙げられます[6]。
これらの食品には、鶏肉に付着しやすいカンピロバクターや、卵に存在することのあるサルモネラ菌など、食中毒の原因となる細菌が含まれている場合があります。
生の二枚貝(カキなど)はノロウイルスに汚染されていることがあり、冬場は旬の時期と重なり、生で食べる機会が多くなる点にも注意が必要です。
鶏肉は新鮮であっても菌が付着している可能性があるため、新鮮であっても生食による感染リスクがあります。また、牛レバーの生食は食品衛生法で禁止されており、豚肉や豚レバーも生で食べることは避ける必要があります。
卵もサルモネラ菌による食中毒の原因となることがあるため、割ったらすぐに調理することが大切です。卵を半熟や生で食べる場合は、新鮮なものを選び、購入後は速やかに冷蔵保存しましょう。
夏場と冬場で異なる胃腸炎のリスク
胃腸炎の原因や感染リスクは、季節によって傾向が異なります。
夏場は気温と湿度が高く、細菌が繁殖しやすいため、カンピロバクターやサルモネラ菌による食中毒が増加します。
この時期は、お弁当や作り置きの食品が傷みやすくなるため、調理後はできるだけ早く食べるか、速やかに冷蔵保存することが大切です。
また、バーベキューや焼肉など屋外での食事では、生肉を扱う箸やトングと、食べる箸を分けるなど、二次汚染を防ぐ工夫が必要です。
一方、冬場は気温が低く細菌の増殖は抑えられるものの、ノロウイルスやロタウイルスが流行しやすくなります[1]。
忘年会や新年会など人が集まる機会が増えることも、感染リスクが高まる要因の一つです。
生や加熱不十分な二枚貝(カキなど)はノロウイルスの感染源となることがあるため、飲食店を含め、十分に加熱されているかを確認してから食べるようにしましょう。
免疫力が低下しているときは要注意
感染性胃腸炎は、体の免疫力が低下しているときに感染・発症しやすくなるとされています。
乳幼児は免疫機能が未熟であり、高齢者は免疫機能が低下していることが多いため、胃腸炎を発症した場合に重症化しやすい傾向があります[1]。
睡眠不足やストレス、過労などで体が疲れているときも免疫力が低下しやすいため、普段以上に食事や衛生管理に気を配ることが大切です。
妊娠中の方や持病のある方も、胃腸炎に感染すると症状が長引いたり重症化したりする可能性があります。
感染性胃腸炎を予防するためにできること
感染性胃腸炎は、日常生活での心がけによって予防できる場合も少なくありません。ここでは、感染リスクを下げるために意識したいポイントを紹介します。
手洗いの徹底が基本
胃腸炎予防の基本は、こまめな手洗いです。
トイレの後や食事の前、調理の前後には、石けんを使ってしっかり手を洗いましょう。
ノロウイルスはアルコール消毒の効果が限定的であるため、流水と石けんによる手洗いが最も重要な予防手段とされています。
洗う際は、指の間や爪の間、手首まで丁寧に洗うことが大切です。
外出先から帰宅した際も、まず手を洗う習慣をつけておくと、感染予防につながります。
また、手を拭くタオルは家族で共用せず、ペーパータオルを使用するとより衛生的です。
食品の適切な加熱と保存
肉や魚、卵は中心部まで十分に火を通し、調理後の食品は速やかに冷蔵庫で保存することが大切です。
<食品の適切な加熱・温度管理の目安>
| 対象 | 温度・時間の目安 |
| 肉・魚・卵 | 中心温度75℃以上で1分以上加熱[12] |
| 二枚貝(カキなど) | 85〜90℃で90秒以上[13] |
| アニサキス | 70℃以上、または60℃で1分以上加熱[14] / −20℃で24時間以上冷凍[14] |
調理済みの食品を室温で長時間放置すると細菌が増殖しやすくなります。できるだけ早く食べるか、速やかに冷蔵保存しましょう[12]。冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は−15℃以下を目安に管理し、保存期限を守ることが大切です。
また、生肉を扱った包丁やまな板をそのまま他の食材に使用すると、二次汚染が起こる可能性があります。使用後は洗剤で十分に洗浄し、必要に応じて熱湯や消毒を行うと安心です。
生の魚介類を食べる場合は、調理前に目視で確認し、アニサキス幼虫を取り除くことも予防につながります。
家庭内での感染拡大を防ぐ方法
家族に胃腸炎の症状が見られる場合は、家庭内での感染拡大を防ぐための配慮が重要です。
タオルや食器の共用はできるだけ避け、トイレや洗面所など手が触れやすい場所はこまめに清掃・消毒しましょう。
嘔吐物や便を処理する際には、適切な防護と消毒を行う必要があります。
また、症状が回復した後もしばらくはウイルスが便中に排出されることがあるため、一定期間は感染予防を意識した対応を続けることが大切です。
<ノロウイルスの排泄物・嘔吐物の処理方法>
嘔吐物を処理する際は、使い捨てのマスク・手袋・エプロンを着用する
窓を開けて換気を行い、嘔吐物をペーパータオルなどで外側から内側に向かって静かに拭き取る
拭き取り後は、0.1%次亜塩素酸ナトリウムを含ませた布やペーパータオルで覆う、または浸すようにして消毒する
使用したペーパータオルや手袋は、ビニール袋に入れて密閉し、可燃ごみとして廃棄する
汚染された衣類は、可能であれば廃棄するのが望ましいとされています。再利用する場合は、85℃以上の熱湯に1分以上浸す、もしくは0.02%次亜塩素酸ナトリウムに30〜60分浸した後、他の洗濯物とは分けて洗濯しましょう
胃腸炎の原因はどう調べる?医療機関での検査内容
胃腸炎の原因を自分で判断するのは難しいものです。
ただし、多くの胃腸炎は原因がウイルスであっても細菌であっても対処法が大きく変わらないため、実際の診療では原因を特定するための検査を行わないケースも少なくありません。
症状や経過、食事内容などの問診をもとに診断し、水分補給や食事指導、必要に応じてお薬を処方するのが一般的な流れです。
以下のような場合には、原因を特定するための検査が行われることがあります。
- 血便がある、高熱が続くなど重症化の兆候がある場合
- 症状が長引いている場合
- 集団感染が疑われる場合(学校や施設などでの発生)
- 海外渡航後に発症した場合
- 免疫力が低下している方(高齢者、乳幼児、持病のある方など)
検査の種類
便検査では、ノロウイルスやロタウイルスの迅速抗原検査キットを使用し、短時間で結果が得られる場合があります。
ただし、迅速検査には感度の限界があり、結果が陰性であっても感染を否定できるわけではない点に留意が必要です。(通常の健康成人の場合は迅速検査が保険適応とならないことも記載しておいた方がいいと思います)
細菌性胃腸炎が疑われる場合は、便の培養検査が行われ、原因菌を特定します。
培養検査は結果が出るまでに数日かかりますが、抗菌薬が必要な場合に適切なお薬を選ぶための判断材料となります。
非感染性胃腸炎の原因
非感染性の胃腸炎や胃腸症状は、ウイルスや細菌などの病原体による感染ではなく、お薬、食事内容、体質、ストレスなどが関与して起こります。
人にうつることはありませんが、症状は感染性胃腸炎とよく似ているため、原因を見極めることが大切です。
薬剤性胃腸炎
抗菌薬(抗生物質)やNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)、抗がん剤などのお薬が原因で胃腸炎の症状があらわれることがあります。
お薬を飲み始めてから胃腸の調子が悪くなった場合は、自己判断で中止せず、処方した医師に相談しましょう。
食事・アレルギー
アルコールの過剰摂取や脂っこい食事、香辛料のとりすぎなども胃腸に負担をかけ、下痢や腹痛の原因となることがあります。
牛乳を飲むと下痢や腹部膨満感が出やすい方は乳糖不耐症の可能性があり、乳製品を控えることで症状が改善する場合があります。
食物アレルギーによって胃腸炎の症状が出ることもあり、特定の食品を食べた後に繰り返し症状があらわれる場合はアレルギーの検査を受けることも選択肢の一つです。
ストレス・自律神経の乱れ
強い精神的ストレスや生活リズムの乱れによって自律神経のバランスが崩れると、腸の動きが過剰になり、下痢や腹痛などの症状があらわれることがあります。
検査で感染や炎症が確認されないにもかかわらず症状が続く場合、「機能性ディスペプシア」や「過敏性腸症候群」と診断されることがあります。
ストレスが原因と思われる場合でも、まずは器質的な異常がないか確認するために一度検査を受けておくと安心です。
受診の目安|自宅で様子を見られる場合と受診を考える場合
胃腸炎の症状は、多くの場合、数日以内に自然に改善します。まずは水分補給と安静を心がけ、症状の経過を見ることが基本です。
自宅で様子を見られることが多いケース
- 嘔吐や下痢があっても、少量ずつ水分をとれている
- 発熱があっても、38℃未満で全身状態が比較的安定している
- 腹痛が軽度で、時間とともに和らいでいる
- 症状が1〜2日以内に改善傾向にある
この間は、脱水を防ぐことが最も重要です。経口補水液やスポーツドリンクなどを活用し、少量ずつこまめに水分補給を行いましょう。
医療機関への相談・受診を検討したほうがよいケース
- 水分をほとんど摂れない状態が続いている
- 嘔吐や下痢が2〜3日以上続く、または悪化している
- 38℃以上の発熱や強い寒気
- 強い腹痛が続く、または痛みが徐々に強くなっている
- 血便や黒色便
- 乳幼児、高齢者、妊娠中の方、持病のある方で症状が出ている場合
これらは必ずしも重症を意味するものではありませんが、脱水や他の疾患が隠れていないか確認するためにも、医師の判断を仰ぐと安心です。
迷ったときは「早めに相談」
胃腸炎の症状は個人差が大きく、「どこまで様子を見てよいのかわからない」と感じることも少なくありません。
そのような場合は、症状が軽いうちでも医療機関に相談されることをおすすめします。
クリニックフォアのオンライン診療などを活用し、まずは医師の意見を聞くのも一つの方法です。
胃腸炎のオンライン診療について
胃腸炎の症状が出たとき、体調が悪い中で医療機関に足を運ぶのは大変だと感じる方も多いでしょう。
「下痢や嘔吐がひどくて外出できない」「他の人にうつしてしまわないか心配」という声も少なくありません。
そのような場合は、自宅から受診できるオンライン診療を活用するのも一つの方法です。
ここでは、クリニックフォアのオンライン診療で胃腸炎を相談するメリットと特徴について解説します。
オンライン診療で胃腸炎の相談をするメリット
クリニックフォアのオンライン診療を利用すると、自宅にいながらスマートフォンやパソコンを通じて医師の診察を受けることができます。
胃腸炎で体調がすぐれないときでも移動の負担がなく、待合室で他の患者と接触する心配を減らせる点が特徴です。
診察後に処方されたお薬を自宅への配送からお選びいただけるサービスもあり、外出の負担を軽減できます。
症状が比較的軽いうちに相談しやすい点から、早めの対処を考えている方にとって、クリニックフォアのオンライン診療は一つの有効な選択肢といえるでしょう。
クリニックフォアのオンライン診療の特徴
クリニックフォアは、スマートフォンから簡単に予約・受診ができるオンライン診療サービスを提供しています。
初診からオンラインで受診が可能で、胃腸炎の症状についても医師に相談できます。
診察は予約制のため待ち時間が少なく、仕事や家事の合間でも受診しやすいのが特徴です。
「胃腸炎かもしれないけど、医療機関に行くのがつらい」と感じている方は、クリニックフォアのオンライン診療の活用も選択肢の一つです。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
※検査等が必要な場合は、対面診療をご案内させていただく場合があります。
※処方を希望されるお薬によってお薬のお値段は異なります。
※診察料・システム利用料:合計1,650円(税込)
※配送料は550円(税込)です。
※価格は2026年2月時点のものになります。
※対面診療をご案内する場合もございます。
※診療費は診察内容によって異なります。保険診療の自己負担割合(原則3割)に応じた金額となります。
胃腸炎の原因に関するよくある質問
Q1:胃腸炎と食中毒の違いは何ですか?
A:食中毒は、病原体や有害物質に汚染された食べ物を摂取することで発症する疾患の総称です。細菌性胃腸炎の多くが食中毒に該当しますが、ウイルス性や寄生虫による食中毒もあります[6]。
Q2:胃腸炎のときにお風呂に入っても大丈夫ですか?
A:発熱や嘔吐がひどいときは入浴を控え、症状が落ち着いてから短時間のシャワーから始めましょう。感染者は最後に入浴し、浴槽のお湯は共用しないようにしましょう。
Q3:胃腸炎は何日くらいで治りますか?
A:ウイルス性胃腸炎の場合、多くは数日以内に嘔吐が治まり、下痢も数日〜1週間程度で改善に向かうことが多いとされています[1]。ただし、細菌性胃腸炎や寄生虫が原因の場合はこれより長引くこともあります。症状が改善しない場合は、早めに医療機関で診察を受けましょう。
まとめ
胃腸炎の原因は、ウイルス・細菌・寄生虫などによる「感染性」と、お薬の副作用やストレスなどによる「非感染性」に分けられます。
最も多いのは感染性胃腸炎で、ノロウイルスやロタウイルスは冬場に流行しやすく、カンピロバクターやサルモネラ菌は加熱不足の肉や卵から感染することが多いのが特徴です。
感染経路には経口感染・接触感染・飛沫感染があり、季節によってもリスクの傾向が異なります。
非感染性胃腸炎は人にうつることはありませんが、お薬の副作用やアレルギー、ストレスなどが原因で同様の症状があらわれることがあります。
手洗いの徹底や食品の適切な加熱・保存を心がけ、症状が重い場合や長引く場合は早めに医療機関で診察を受けましょう。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
※対面診療をご案内する場合もございます。
※診療費は診察内容によって異なります。保険診療の自己負担割合(原則3割)に応じた金額となります。
