2020.11.12

肌質改善は自分の肌質を知ることから!正しいケア方法について、医師が解説します。

肌質を改善してきれいな肌を手に入れたいと悩む方に向けて、肌の仕組みから、肌質別に自分でもできるおすすめスキンケア、肌質を改善するために活用したい治療方法などについて解説します。

肌の仕組みについて

肌質を改善したいと悩む前に、まずは肌の仕組みについて知っておきましょう。

人の肌は肌の表面の部分から表皮、真皮、皮下組織で構成されています。表皮はさらにお顔の場合4つの層に分かれており、それが角層、顆粒層、有棘層、基底層です。

基底層が最も深い部分となりますが、この基底層で新しい肌細胞が作られ、ターンオーバーによってどんどん肌表面に押し上げられていきます。

表皮に存在する細胞の95%が角化細胞で、5%が色素細胞やランゲルハンス細胞から作られています。この角化細胞によって肌が角化し、汗や紫外線などの刺激から肌を守ってくれています。

真皮は表皮の数倍から数十倍の厚さがあり、コラーゲンや弾性線維によって肌の弾力を維持しています。ほかにも、血管や細胞外マトリックスなどの支持組織、汗腺、脂腺、毛包などが存在しており、主に皮膚の機能を成り立たせているのが真皮であるといえます。

皮下組織は脂肪組織が主体となり、外からの力から皮膚を守っています。例えば顔をたたかれたとしても顔が変形せず、よほどの力でたたかれない限り骨にも損傷を受けないのはこの皮下組織が守ってくれているからといえるのです。

次に肌質について解説します。よく、○○肌用スキンケア商品など、肌の質によって販売されているスキンケア用品があります。人の肌は真皮層にある汗腺や皮脂腺から分泌される汗や皮脂などから4つの肌質に分類することができます。

1つ目は乾燥肌です。油分も水分も足りていない状態の肌のことをいいます。きめは細かいのですが、触るとかさかさとしたりゴワゴワと感じたりするタイプの肌です。

2つ目は脂性肌です。脂性肌は油分が過剰であり、水分は適量か少し多めである状態のことを言います。潤いや弾力は充分にあるのですが、触るとべたついてしまいます。毛穴も開きやすく、ファンデーションが崩れやすいという特徴があります。

3つ目は混合肌です。混合肌の場合、油分の量は過剰なのですが水分量が少ない状態です。触るとべたついているのに肌の内側の水分量は少ないため、インナードライという言い方をすることもあります。肌表面は脂性肌と同じなので、毛穴が開きやすく、ファンデーションも崩れやすいです。脂性肌と混合肌は見た目はとても似ているため、自分は脂性肌だと思っていたら実は混合肌だったという場合やその逆がよくあります。

4つ目は普通肌です。普通肌は油分の量も水分量も適切でバランスの取れている肌のことを言います。ファンデーションのノリも良く毛穴の開きもなく、肌のトラブルも起こりにくい状態なのです。

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肌質・年齢別のおすすめスキンケア

ここまでご紹介した肌質に加えて、年齢も加味したうえでおすすめしたいスキンケアを解説します。

乾燥肌と敏感肌

まずは乾燥肌と敏感肌の方のスキンケアです。乾燥肌と敏感肌の場合は水分も油分もともに不足している状態ですので、水分と油分が両方与えられるようにスキンケアをすることが必要です。乾燥肌の方は肌の内部の水分が抜けやすい状態となっていることも特徴ですので、コラーゲンやヒアルロン酸など保湿力の高いものを使用しましょう。

特に年齢を重ねるごとにコラーゲンやヒアルロン酸などは減少していく傾向にあるため、年齢を重ねているお肌には特にこれらの成分に注目することがおすすめです。また、1度にたっぷりと量を使っても蒸発するなどして、全ての成分をしっかりと肌に入れ込めないので、メーカーの推奨している量を使用し、さらに乾燥が気になる部分には重ね塗りをしたり、時間を空けて使用するという方法を取るとよいでしょう。

化粧水で保湿をした後は乳液やクリームでしっかりと肌にふたをしてください。乾燥肌と敏感肌の方の場合はコットンで化粧水を入れ込むとコットンの刺激で肌がひりひりすることもあるため、コットンが肌に合わないという方は手を使用して化粧水や乳液をつけることがおすすめです。

脂性肌

脂性肌の場合、油分も水分も過剰な状態ですので、化粧水はさっぱりタイプをメーカー推奨量で使用しましょう。オイルフリーやノンコメドジェニックと書かれている商品がおすすめです。保湿のあとには脂性肌であっても混合肌にならないようにクリームや乳液でふたをすることが必要です。この際にはテクスチャーの軽いクリームを使うか、乳液を少量、薄く顔に伸ばすようにするとよいです。

混合肌

混合肌の場合は肌の内側は水分不足となっているため、保湿力の高い化粧水を使用しましょう。クリームや乳液については自分の肌によって使い方や使うものを変えていくというのもベストな方法です。例えば、額部分は潤っているけれど頬の部分が乾燥していると感じる場合には、額の部分にはさっぱりタイプ、頬の部分にはクリームを使用するという方法や、全体にクリームタイプを使用して乾燥が気になる部分だけ重ね塗りをするというのも効果的です。

混合肌の方でインナードライな傾向にあるからと、こってりしたクリームなどを使用すると特に若い方ではニキビの原因にもなりかねません。若い方ではTゾーンはさっぱりタイプを使用し、Uゾーンはしっかりと保湿できるクリームを使用するというのも良いでしょう。

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肌質を改善するための治療について

肌質を改善するために皮膚科では治療を行うことができます。

最も手軽に自宅でも行うことができるのがトレチノインとハイドロキノンを使用する方法です。トレチノインには表皮角化細胞の増殖促進およびそれに伴う表皮のターンオーバーを促したり、表皮の角化細胞を増殖させて表皮を厚くすることで、表皮内でのヒアルロン酸などの粘液性物質の分泌を高め、皮膚に潤いとハリをもたらしたりするため、長期的に見ていくと、肌質を改善させる効果が期待できるのです。

また、ハイドロキノンには紫外線が色素細胞にあたった際にメラニンを作るために出てくる酵素を抑制し、シミを作り出さないようにしてくれます。この二つの効果を併せて、肌質の改善を期待していきます。トレチノインもハイドロキノンも市販の医薬品に含まれる成分ではあるものの、その濃度は異なり、市販品で確実な効果を得ることは難しいといえます。このことから、本気で肌質を改善したいと考えるならば医療機関でこれらのお薬を処方してもらうことをおすすめします。

皮膚科に通う手間と、費用はかかりますが、即効性があり高い効果が得られる美容施術で肌質を改善できるものの代表的なものにダーマペンがあります。ダーマペンとは肌にわざと微細な穴を多数開けて肌を傷つけることで、肌の本来持つ自然治癒力を引き出し、肌の生まれ変わりを促すというものです。肌を傷つけることで、肌が自ら再生を促すようになり、今までの肌とは異なる、新しい肌に生まれ変われるというのが特徴です。

肌質改善したいと考える方がダーマペンと一緒に行ってほしいのがマッサージピールです。マッサージピールはダーマペンで肌に針を刺したあとに薬剤を肌になじませて洗い流すことで、表皮の剥離を引き起こさずに、真皮深層に働きかけて肌そのものの生まれ変わりを目指す治療法で、ダーマペンとともに行うマッサージピールをベルベットスキンといいます。

もうひとつ、高い肌質改善効果が期待できるのがヴァンパイフェイシャルです。ヴァンパイフェイシャルとはダーマペンを使って開けた小さな穴にPRP皮膚再生療法で採取した血小板を直接塗布する治療方法で、自己修復能力でコラーゲンの繊維を修復することから肌質改善効果が期待できます。

例えば乾燥肌を早期に改善したい、インナードライの状態をすぐに改善したいということであればコラーゲンなどの保水力の高い成分やビタミンなどを、美容点滴あるいは肌に直接注入することで即効性は得られますが、数週間から1カ月前後で代謝をされてしまうので、繰り返し治療を受けていくことが必要となります。ですが、ダーマペンを使った施術では肌に直接アプローチをしていくということもあり、即効性があるだけでなく効果が長く続き、繰り返していくことで肌質の改善につなげることができるといえます。そのため、本気で肌質を改善したいという方は治療を受けることがおすすめです。

ダーマペンによる美容治療は時間もほとんどかからず、副作用も少ないことが特徴です。針を刺すと聞くと連想される痛みに対しても、麻酔クリームを使うなどケアをしてくれるため、痛みが苦手という方でも安心して受けられる治療となります。肌質を本気で改善したいと考える女性はぜひお試しください。

ここでご紹介した治療はすべてクリニックフォアグループの美容皮膚科でも施術を行っております。ニキビ跡が気になる、ニキビ跡の治療には即効性を期待しているという方は、クリニックフォアグループの美容皮膚科で一度施術を受けてみてはいかがでしょうか。

クリニックフォアのオンライン診療について

治療を受けてみたいがなかなか皮膚科に行く時間がない、高い効果が期待できるものを使いたいという方は、自宅で手軽に高い効果の得られる日本の皮膚科医が監修したメディカルスキンケアプログラムsai+skincareを活用してみてはいかがでしょうか。

sai+ skincareは、年間10000件以上の美容皮膚科臨床ケース、学術論文によって、安全性と高効果が認められた医療成分を使用しています。また、美容皮膚科に精通する医師がオンラインでしっかりと一人ひとりの肌悩みに向き合い、濃度や組み合わせがカスタマイズしてくれるので、より高い効果を実感できるのです。

皮膚科医に処方してもらうとなると医療機関を受診するなどの手間がかかりますが、sai+ skincareはオンラインで診療を受けることができるため、いつでもどこでも手軽に自分の肌悩みを皮膚科の医師に相談することができます。シミや肝斑など美肌や美白といった肌質を改善してきれいな肌を手に入れるという目的で治療を受けたいという方は月額8500円~とお財布にやさしく続けやすいお値段設定をしております。

自宅に居ながら本格的な美容皮膚科領域の治療を受けたいという方はsai+ skincareへお気軽にご相談ください。

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公開日:11月11日

監修:クリニックフォアグループ医師

参考文献