オンライン診療と対面診療の違い
まず、オンライン診療は、ビデオ通話などを使ってオンラインで診察を受けるものです。対して、病院に行って直接診察を受ける方法は、「対面診療」と呼ばれます。それぞれの主な違いは以下の通りです。
オンライン診療 | 対面診療 | |
受診する場所 | ・自宅など・インターネット環境があればどこでも受診可能 | 医療機関 |
受診方法 | スマホなどのビデオ通話を使って診察を受ける(一部電話でも可能) | 対面(直接足を運ぶ) |
予約方法 | アプリやウェブページ上で予約をする | ・予約は必須ではない・医療機関で直接、電話、アプリ、ウェブページなどで予約をする |
医療機関の専用アプリ | 必要なケースがある | 原則不要 |
お薬の処方 | ・宅配便などで届く・処方箋を発行してもらい、近隣の薬局で処方を受ける方法もある | ・医療機関で直接もらう・処方箋を発行してもらい、近隣の薬局で処方を受ける |
オンライン診療の特徴・メリット
オンライン診療は、受診する時間や場所が比較的自由な点が主なメリットです。具体的な特徴やメリットは以下の通りです。
- 自宅などのご都合がよい場所から受診できる
- 外出する必要がない
- 移動時間・手間・お金の節約になる
- 遠方の医療機関でも受診できる(※)
- 子育てや介護をしている方でも受診しやすい
- 他の患者さんに会うことがない
- 院内感染・二次感染のリスクがない
- 待ち時間が少ない傾向がある
※全ての医療機関がオンライン診療に対応しているわけではありません。
クリニックフォアのオンライン保険診療【アレルギー科】の特徴・メリット
クリニックフォアでは、症状・ご要望別にさまざまなオンライン診療を提供しており、保険診療のアレルギー科もご用意しています。
前述した特徴やメリットのほか、クリニックフォアのオンライン保険診療の特徴やメリットには以下のようなものがあります。
- 初診からオンライン診療が受けられる
- ウェブページから24時間予約が可能
- アプリなどのダウンロードは不要で簡単
- 幅広い時間帯(※1)で予約可能(平日は7時から24時まで、土日祝も診療を行っています)
- 診察待ち時間が少ない
- 診察時間も短め(事前問診に回答していただくことで、スムーズな診察が可能)
- 処方されたお薬や処方箋が指定の場所に配送される(※2)
- 処方されたお薬や検査キットは最短翌日到着(※3)
- 定期配送(※4)も選択できる
- 満足度95%以上(※5)
- 400万件以上の診療実績(※6)
- 対面のクリニックで診療を行う医師が丁寧に診察(※7)
- 診療内容に信頼できると回答された方95%(※8)
※1 診療時間は、診療内容や土日祝日、日によっても異なる場合がございます。
※2 医師の判断によりお薬を処方できない場合があります
※3 配送日は診療時間、お届け先エリアにより異なります。
※4 クリニックフォアの「定期配送」について
クリニックフォアの自由診療では、診察時に患者さんとお話し、一定の日数分のお薬を処方いたします。
しかしながら、量が多い場合、一度にお支払いが難しい患者さんもおられますので、クリニックにて処方したお薬をお預かりしておき、お手持ちのお薬が無くなる前にお支払いをいただき、お支払いいただいた分のお薬をお届けさせていただいております。
そのため、お薬の種類の変更・用量の追加をご希望の場合は、「定期配送」には該当せず、必ず医師の診察が必要になります。ご理解いただきますようお願いいたします。
※5 2021年1月〜2021年11月に当クリニックのオンライン診療を受診された患者様へのアンケート結果
※6 2020年4月〜2024年10月当クリニックのオンライン診療実績(お薬の発送実績を含む)
※7 全国で10院以上の保険診療を行うクリニックを展開するクリニックフォアの経験豊かな医師が、丁寧に診察します(2023年9月時点)
※8 2022年11月~2022年12月に当クリニックのオンライン診療を受診された患者様へのアンケートに基づく。(2023年6月時点)
クリニックフォアのアレルギー科の保険診療で対応可能な症状・治療内容
クリニックフォアのアレルギー科の保険診療では、以下のような症状や病気に対応可能です。主にお薬による治療を行いますが、状況に応じて、対面診療をご案内させていただくことがあります。
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎は、アレルギー反応によってくしゃみ、鼻水、鼻づまりといった鼻症状が現れるものです。
ほこりやダニなどが原因(アレルゲン)となる「通年性アレルギー性鼻炎」と、主に花粉が原因となる「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」に大きく分けることができます。
命にかかわるようなことは滅多にありませんが、鼻症状によって日常生活に支障が出ることがあるので、適切な治療を受けるとよいでしょう。
なお、スギ花粉やダニが原因となる場合は、それらの成分を含むお薬を服用して、少しずつアレルゲンに体を慣らし、完治を目指す治療法もあります。
主な症状 | ・連続するくしゃみ、サラサラとした鼻水、鼻づまり・目のかゆみや充血などを伴うことがある |
※医師の判断により記載とは異なるお薬の処方、またはお薬を処方できない場合があります。
喘息
喘息(気管支喘息)は、気道の炎症が原因で咳や息苦しさなどの症状が現れる病気です。また、咳が長引く場合は「咳喘息」といって、気管支喘息の前段階の状態になっている恐れもあります。
喘息の原因はさまざまですが、発作のきっかけの多くはアレルギーだと考えられています。主な原因としては、タバコ、花粉、ダニ、ほこり・ハウスダストなどが挙げられます。
放置すると気管支の炎症が続き、重症化することがあるため、早めに適切な治療を行う必要があります。治療は、炎症を抑える(発作を予防する)治療と、発作を止める治療を並行して行うことが一般的です。
主な症状 | ・咳、痰、息苦しさ、喘鳴(呼吸時にヒューヒュー、ゼーゼーといった音が出る)、胸が苦しいなど |
じんましん
じんましんは、皮膚の一部が突然赤くくっきりと盛り上がるものです。少し時間が経つと、跡も残らずに消えてしまうのが大きな特徴です。
アレルギー性と非アレルギー性がありますが、いずれもそのメカニズムは、血管の周りにある細胞からヒスタミンなどの物質が放出されて、皮膚の中の血管がふくらみ、血液中の成分が周りにしみ出て皮膚が盛り上がるというものです。ヒスタミンは知覚神経に作用し、かゆみの原因にもなります。
何もしなくても治ることが多いですが、しばらく続く場合や頻繁にじんましんが現れる場合は受診を検討したほうがよいでしょう。
主な症状 | ・発疹、かゆみなど |
クリニックフォアのオンライン保険診療【アレルギー科】の料金
オンライン保険診療の料金は、対面診療と大差ありません。初診と再診の料金の目安は以下の通りです。
初診
診察料 | 750〜1,180円(税込) |
システム利用料 | 1,000円(税込) |
通常配送料 | 390円(税込) |
合計※ | 2,140〜2,570円(税込) |
※3割負担の場合の合計金額の目安。実際の診察内容によっても異なります。診療報酬点数表に基づいて計算され、患者様の自己負担割合(原則3割)に応じて請求されます。
再診
診察料 | 230〜1,250円(税込) |
システム利用料 | 1,000円(税込) |
通常配送料 | 390円(税込) |
合計※ | 1,620〜2,640円(税込) |
※3割負担の場合の合計金額の目安。実際の診察内容によっても異なります。診療報酬点数表に基づいて計算され、患者様の自己負担割合(原則3割)に応じて請求されます。
クリニックフォアのオンライン保険診療【アレルギー科】の流れ
クリニックフォアのオンライン保険診療で必要なものは以下の通りです。
- 通信機器(スマホ、タブレット、パソコンのいずれか)
- 保険証
- クレジットカード
ここからは、予約から診察までの流れを解説します。受診の際は、インターネット環境のある静かな場所をお選びいただくと、スムーズな診察につながります。
予約
クリニックフォアのウェブページで診療予約ボタンを押します。カレンダーからご希望の日時を選び、「予約前の確認事項」をチェックしてから、予約を確定してください。
診察前の準備
SMSやLINEなどに事前問診のURLが届く場合があります。届いた場合は問診の回答や、保険証、クレジットカード情報の登録をお願いします。
診察
予約時間になったら、スマホなどの通信機器を使って受診してください。
なお、予約時間の少し前に、スタッフから事前確認の電話が来ることがあります。
お支払い
診察後に、ご登録済みのクレジットカードで、診察料・システム利用料の決済を行います。自動決済のため、ご対応は必要ありません。
クリニックフォアのオンライン保険診療【アレルギー科】のお薬の受け取り方
クリニックフォアのオンライン保険診療でのお薬の受け取り方は2種類。薬局で受け取るか、配送で受け取るかを、予約時にご選択ください。それぞれの受け取り方法の詳細は以下の通りです。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
配送で受け取る場合
診察終了後に、オンライン薬局(ミテミィ薬局)の薬剤師から服薬指導を受けていただくと、お薬が配送されます。服薬指導のご案内が届いたら、時間帯の調整をお願いいたします。
到着は最短翌日です。
当日受け取りオプションについて
東京23区内の場合、バイク便で当日にお薬を受け取ることができるオプションもあります。
当日16:30までの診療枠で予約の上、原則16:45までにオンライン診察・服薬指導を完了する必要があるため、お時間にご注意ください。
※服薬指導の完了時間によっては当日受け取りできない場合があるため、ご了承ください。
薬局で受け取る場合
対応している薬局でお薬を受け取ることもできます。
予約時に、お薬の受け取り方法のページで「薬局で受け取る」をご選択ください。お住まいの都道府県、市区町村を選択すると、お近くの対応薬局が表示されるので、ご希望の薬局をご選択の上、予約を確定してください。
クリニックフォアのオンライン保険診療【アレルギー科】のよくある質問
診療時間は?
平日は最長7時から24時まで、土日も診療を行っています。
※診療時間は、診療内容や土日祝日、日によっても異なる場合があります。
どこからでも診察は受けられる?
インターネット環境があれば、日本全国どこからでも受診が可能です。ただし、騒音がひどい場所等では、診察に支障が出ることが考えられます。できるだけ静かな環境からご受診ください。
どんな症状でもオンライン診療を受けられる?
クリニックフォアのオンライン保険診療は、アレルギー科のほかに、内科、皮膚科もあるため、ご自身の症状に合わせて診療科をお選びください。
※触診・検査が必要な疾患の場合(爪白癬など)は、対面診療をご案内させていただく場合があります。
また、保険診療以外にも、症状やご要望別にさまざまな診療科のオンライン診療に対応しているため、症状やご希望に合った診療科があるかチェックしてみましょう。(自由診療)
なお、病状によっては対面診療のご案内をさせていただくことがあります。2024年10月現在、対面診療が可能なクリニックフォアの院があるのは、東京都、埼玉県(大宮)、大阪府(心斎橋)のみとなっています。
どんな医師がいる?
クリニックフォアに在籍し、対面のクリニックでも診療を行う医師が丁寧に診察を行います。
2024年4月時点で、在籍する医師数は126名以上。診察を担当する医師の出身大学は以下の通りです。※2024年4月時点 50音順
- 岡山大学
- 大阪大学
- 関西医科大学
- 京都大学
- 九州大学
- 慶應義塾大学
- 神戸大学
- 東京大学
- 東京女子医科大学
- 東邦大学
- 東北大学
- 徳島大学
- 新潟大学
- 日本医科大学
クリニックフォアのオンライン保険診療【アレルギー科】はこんな方におすすめ!
クリニックフォアでは、さまざまな症状・ご要望に対応するオンライン診療を行っています。保険診療のアレルギー科では、以下のような症状の診察・治療を行っています。
- アレルギー性鼻炎
- 喘息・長引く咳
- じんましん
など
クリニックフォアのオンライン保険診療は、特に以下のような方におすすめです。
- 忙しくて直接受診する時間がない方
- 体調が悪く、外出が難しい方
- 診療実績が豊富なクリニックを選びたい方
体調が悪いときは、オンライン保険診療の受診をぜひご検討ください。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。