注射後に針を抜いた際、注射部位から薬液が少量漏れることがありますが、効果に大きな影響はないことがほとんどです。

皮下注射では、薬液の大部分が組織内に吸収されており、表面に出る量はごくわずかだからです。

ただし、注射後すぐに針を抜くと、薬液が十分に入らずに漏れる可能性があるため、注射後はボタンを押したまま10秒ほど針を刺したまま待つことが推奨されています。

漏れが頻繁に起こる場合や、効果が感じられない場合は、医師に相談して注射手技を確認すると良いでしょう。