タチオンとは?美容効果・施術頻度・副作用・費用などを徹底解説!

タチオンとは?美容効果・施術頻度・副作用・費用などを徹底解説! | CLINIC FOR

タチオンは、グルタチオンを主成分とした飲み薬や注射薬です。美容においては、シミや肝斑の予防・改善効果などがあるとして人気があります。

この記事では、タチオンの効果・効能や、注射薬と飲み薬の違い、施術頻度、副作用、注意点、費用などについて詳しく解説します。

LINE友だち登録でUV対策Q&Aを無料で受け取る
クリニックフォアの美容皮膚オンライン診療はこちら

タチオンはどんなお薬?

タチオンは、グルタチオンを主成分とした飲み薬や注射薬のことです。グルタチオンは複数のアミノ酸が結合した化合物(ペプチド)です。

また、グルタチオンは日本では医薬品成分ですが、海外では市販のサプリや化粧品にも含まれている成分です。

タチオンの効果・効能

タチオンは、保険診療では以下のような治療に使われます。

  • 薬物中毒
  • アセトン血性嘔吐症(自家中毒、周期性嘔吐症)(嘔吐を頻繁に繰り返すもの)
  • 金属中毒
  • 妊娠悪阻
  • 妊娠高血圧症候群

タチオンは美容への効果あり?

タチオンには以下のような美容への効果も期待でき、美容皮膚科などでは、疲労回復、二日酔い改善目的でグルタチオンを含む注射や点滴の施術を行っていることがあります。

  • 色素沈着の改善効果
  • くすみの改善効果
  • シミや肝斑の予防・改善
  • 毒素や活性酸素の排出
  • 疲労回復
  • 肝機能改善
  • 二日酔い改善

グルタチオンは人間の体内にも存在しており、肝臓でつくられ、肝臓に特に多く存在するものです。しかし、20代をピークに年齢とともに減少してしまい、これが老化の一因だと言われています。

グルタチオンは肝臓の機能を改善し、代謝をよくするとされており、肌をはじめとするエイジングケア※に効果が期待できます。さらに、メラニンの生成抑制効果、抗酸化作用などによって、肌荒れやシミの予防・改善効果が期待できる、お肌にとってとても嬉しい成分なのです。

※年齢に応じたお手入れのこと

タチオン注射・点滴と飲み薬の違い

タチオンには注射や点滴と、飲み薬がありますが、両者には体への吸収効率や即効性に違いがあります。

飲み薬は、有効成分が吸収される前に分解されてしまったり、効果が出るまでに時間がかかったりすることが多いです。一方、注射や点滴は、有効成分を直接血管に入れるので、即効性や高い効果が期待できると言われています。

LINE友だち登録でUV対策Q&Aを無料で受け取る
クリニックフォアの美容皮膚オンライン診療はこちら

クリニックフォアのタチオン点滴・注射

クリニックフォアではタチオンを含む点滴と注射を行っています。ここでは各メニューについてご紹介します。

なお、約30種類の成分から、追加成分を選んでカスタマイズすることも可能です。

白玉注射

タチオン800mg、ビタミンC1000mgを配合した注射です。

白玉注射は、海外のセレブの間でも人気が高い美白注射。強い抗酸化作用を持つタチオンが酸化ダメージから肌の細胞を守り、メラニンを抑制します。肌の白さを引き出す肌色メラニンも生成してくれます。

また、疲労回復効果も同時に期待できます。

ホワイトカクテル注射

タチオン1200mg、ビタミンC3000mg、トラネキサム酸500mg、システイン80mg、

α-リポ酸25mgを配合した注射です。

グルタチオン、ビタミンCともに白玉注射よりも含有量が多く、同じく抗酸化作用が期待できるα-リポ酸も配合。

さらに、肝斑改善にも効果が期待できるトラネキサム酸とシステインも配合しています。

ホワイトプレミアム点滴

タチオン1400mg、ビタミンC5000mg、トラネキサム酸750mg、システイン160mg、

α-リポ酸25mg、ビオチン2mgを配合した点滴です。

ホワイトカクテル注射の成分量を多くして点滴するので、とにかくたくさん成分を入れたい方はこちらを選ぶとよいでしょう。

プラチナカクテル点滴

タチオン、ビタミンC、トラネキサム酸、システイン、α-リポ酸、ビオチン、ビタミンB1、B2、B3、B6、グリチルリチンを配合した点滴です。

疲労回復プレミアム点滴

ビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B12、ビタミンC、タチオン、グリチルリチンを配合した点滴です。

豊富なビタミンが疲れた体に活力を与え、タチオンとグリチルリチンが肝臓をサポート。疲労回復だけでなく、体調改善、二日酔いの予防、軽減などにも効果が期待できます。

タチオン注射・点滴の施術時間・頻度

施術時間は、注射の場合は5~10分、点滴の場合は20~30分程度が目安です。十分な効果を継続的に得たい場合は、1~2週に1回受けるとよいでしょう。

タチオンの副作用、痛み

どんなお薬でも、効果の反面、副作用のリスクがあります。タチオンの場合、稀に、発疹、食欲不振、悪心・嘔吐、胃の痛みなどの副作用が現れることがあります。

また、こちらも稀ですが、アナフィラキシー(重いアレルギー反応)が生じることがあります。顔面蒼白、血圧低下、脈拍の異常などが生じた場合はすぐに医師に知らせましょう。

また、点滴の場合、急速に投与すると血管の痛みや吐き気を感じることもあります。

タチオンの投与ができない方

体質や持病によっては、タチオンの投与に注意が必要な方がいます。授乳中は特に注意が必要なので、必ず医師に相談しましょう。

それ以外にも、持病や、治療中の病気、服用している薬などがある場合は必ず医師に伝えてください。

タチオンの費用

クリニックフォアでは、自由診療でタチオンを含む注射や点滴を行っています。施術金額は以下の通りです。

  • 白玉注射:3,800円(税込4,180円)
  • ホワイトカクテル注射:7,800円(税込8,580円)
  • ホワイトプレミアム点滴:11,800円(税込12,980円)
  • プラチナカクテル点滴:17,800円(税込19,580)
  • 疲労回復プレミアム点滴:9,800円(税込10,780円)

タチオンは通販で購入できる?

タチオンの飲み薬は、個人輸入という形でネットで購入することができます。しかし、このようなところで購入したお薬は、偽物の可能性があったり、副作用などが生じたときに対応が難しかったりと、リスクが大きいです。

そのため、タチオンを扱っている医療機関を受診するようにしてください。

タチオン注射・点滴はクリニックフォアへ

クリニックフォアでは、美白を目指す方への「白玉注射」や、疲労回復目的の「疲労回復プレミアム」など、タチオン入りの注射や点滴を、対面診療で行っています。

また、美容皮膚のオンライン診療も行っており、くすみ、シミ、肝斑の改善の他、毛穴、乾燥、しわ、たるみなど、さまざまな肌悩みに効果が期待できるお薬やスキンケアアイテムをご用意しています。

オンライン診療では、スマホなどを使ってオンラインで診察を受けていただき、お薬は配送するので、忙しい方でも続けやすくなっています。ぜひ受診をご検討ください。

※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。

LINE友だち登録でUV対策Q&Aを無料で受け取る
クリニックフォアの美容皮膚オンライン診療はこちら

参考文献

  1. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構|タチオン錠
  2. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構|タチオン注射用