2020.06.01

夜中に目が覚めてしまう原因と対処方法とは?医師が解説します。

寝つきは良く、すぐに眠りに入れるものの夜中に目が覚めてしまうという方、そこには病気が隠れている可能性もあります。

今回は夜中に目が覚めてしまう原因とその対処方法についてまとめました。

1.夜中に目が覚めてしまうのはなぜ?

夜中に目が覚めてしまうのはなぜなのでしょうか。その理由について解説していきます。

夜中に目が覚める原因として最も考えられているのが加齢です。加齢に伴い眠りが浅くなってしまうことから夜中に目が覚めてしまいやすくなり、これは高齢者に多い傾向があるとされています。他にも不安なことがある、心配事があるという負のストレスに加えて、これらとは真逆で翌日楽しみなことがあるといったストレスであっても眠りが浅くなり、夜中に目が覚めてしまうことがあります。

また、寝酒と称してアルコールを寝る前に飲まれている方もいらっしゃるかと思います。アルコールは確かに寝つきを良くしてくれますがその一方で、利尿作用があるため、夜間に尿意を感じて中途覚醒を引き起こします。アルコールを飲んでから肝臓で代謝されるまで通常3~4時間かかります。ですのでおよそ3~4時間後に中途覚醒を引き起こすことが考えられます。アルコールだけでなくコーヒーや紅茶、緑茶にも利尿作用があるため、夜間眠る前に飲用してしまうと尿意で夜中に目が覚めてしまうのです。

↓不眠の原因となるストレスに働きかける

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2.病気の可能性はあるの?

もう1つ、夜中に目が覚める原因として考えられるのが病気によるものです。脳血管障害や認知症などの脳変性疾患、うつ病、睡眠時無呼吸症候群といった病気を抱えている方は、中途覚醒が症状のひとつとしてあり、さらに病気を契機として中途覚醒を起こしやすいとしています。特に睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が止まり、酸素が脳に回っていかないということもあるため、傍から見れば大きないびきをかきながらしっかり眠れているのですが、実は眠りが浅く、結果として中途覚醒を引き起こすことが考えられています。

これらに加えて、中途覚醒が起こる病気が不眠症です。不眠症における中途覚醒は1回の睡眠で夜中に2~3回、目が覚めてしまう場合を言います。夜中に何回も目を覚ましてしまうということが1ヶ月以上続き、この中途覚醒によって日常生活や社会生活に影響を及ぼしている場合は不眠症と定義されます。

3.気をつけるべき日々の習慣とは?

うつ病、脳変性疾患、睡眠時無呼吸症候群など病気によって中途覚醒を引き起こしている場合には医療機関を受診し治療を受けなければセルフで改善することは難しいと言えます。ですが、病気が原因でない場合には、日々の習慣を見直していくことで改善が期待できます。中途覚醒をしないために日々の生活習慣で気をつけていただきたいことをまとめました。

ストレスをため込まない

まずは、ストレスをため込まないということです。ストレスが溜まってしまうと、例え寝つけたとしても神経の高ぶり、交感神経が優位となっていることによって夜間の覚醒を引き起こしてしまいます。自分なりのストレス改善方法を見つけて適宜、ストレス解消を行うだけでも夜間の良眠へとつながります。

アルコールの習慣を断ち切る

また、アルコールを寝つくための習慣としていた方もアルコールの習慣を断ち切りましょう。もしも、アルコールがないと寝つけなくて辛いという方は、アルコールよりも睡眠導入剤の方が依存性も少ないため安全です。クリニックフォアでは、診察の上、睡眠導入剤の処方も行っておりますのでお気軽にご相談ください。

カフェインの夜間摂取を控え

また、カフェインの夜間摂取も控えましょう。午後遅い時間から夜にかけてのカフェイン摂取は利尿作用による中途覚醒を招くだけでなく、入眠障害といい、寝つきが悪くなる原因にもなります。夜にお茶を飲んで一息つくということは、眠りのために重要となる副交感神経を優位にするため良い習慣ではあります。ですので、例えばノンカフェインの飲み物やハーブティー、ホットの麦茶などカフェインの入っていない飲み物に変えることをおすすめします。お茶を飲むことは良いことですが夜間に過剰に水分を摂ることも尿意を誘発し、中途覚醒を招いてしまうため、夜間の水分摂取はほどほどにしておきましょう。

↓夜目が覚めてしまう症状に働きかける

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3.睡眠改善サプリも効果的?

これまでご紹介したように寝つく前の生活習慣を変えていくことに加えて、サプリメントを中途覚醒の対策として活用してみてはいかがでしょうか。クリニックフォアの医師が監修を行っているSui+のサプリメントは途中で目が覚めるという眠りの問題のタイプにピンポイントで着目し、その問題を解決するために必要な成分を配合したサプリです。例えば気分が高ぶっている、ストレスや不安で目が覚めてしまうという方にはその神経の高ぶりを抑えるための成分を配合しています。

また、クリニックフォアでは病気による中途覚醒の診療を行っています。中途覚醒以外にも、精神的、身体的に何か症状が出ていたり、眠れないことによって日常生活に影響が出ているという方もクリニックフォアの医師へご相談ください。

↓夜目が覚めてしまう方へ

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監修:クリニックフォアグループ医師

公開日:5月30日

参考文献

厚生労働省 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-001.html

第一三共ヘルスケア https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/21_fumin/

田辺三菱製薬 https://www.suimin.net/words/ta/chuutokakusei.html

https://www.suimin.net/topics/yamane/vol_08.html

救心製薬 https://www.kyushin.co.jp/advice/advice_d02.html

アルコール依存症に関連する睡眠障害

https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1120080787.pdf