2020.03.24
低用量ピルを飲むと月経はどう変わるの?月経量の変化について、医師が解説します。

低用量ピルは排卵や子宮内膜に関係する薬なので、内服することで生理へも影響を及ぼします。今回は、低用量ピルを内服することによって生理にどのような影響を及ぼすのかについて、ご紹介します。
低用量ピルの女性にとって嬉しい効果に関する記事 (こちらのリンクから)や、気になる副作用に関する記事 (こちらのリンクから)も、ぜひあわせてご参照ください。

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低用量ピルを服用していても生理はくるの? 月経量は減る?

そもそも低用量ピルは生理を止めるためのお薬ではありませんが、生理の量を減少させる効果が期待でき、これは医学的にも解明されています。
低用量ピルの診療ガイドラインによると、「2周期を超える OC 使用により月経血量が 43%減少した」という報告もあり、特に月経過多で悩まされている方には絶大な効果が期待できます。

また、生理の量を減らすだけでなく、生理の日を早めたり遅らせたりする月経移動にも用いられることがあります。この月経移動は低用量ピルを内服する日数や量を調整することで行える方法で、女性アスリートの方が試合と月経が重ならないようにと行ったり、受験生が受験日と生理が重ならないようにしたりと多方面で活用されている方法でもあります。

なぜ月経量が減るの?

なぜ低用量ピルを内服すると生理量が減るのでしょうか?低用量ピルの内服よって生理が少なくなる理由には女性ホルモンが関係しています。

低用量ピルには女性ホルモンのエストロゲンと、プロゲステロンを人工的に作ったプロゲスチンが配合されています。排卵はエストロゲンの分泌がピークに達すると起こるのですが、低用量ピルにエストロゲンが含まれているため、卵巣でエストロゲンの分泌をしなくてもよいと脳が指令を出しエ分泌されず、排卵が起こらなくなります。

通常、排卵が起こった後には子宮内膜を増殖させるためにプロゲステロンの分泌が活発になりますが、排卵が起こっていないためプロゲステロンも分泌されません。子宮内膜からも本来はプロゲステロンが分泌されるのですが、子宮内膜も増殖されないためプロゲステロンの分泌量も少なくなります。その結果、子宮内膜が薄くなり生理の量が少なくなります。
この効果の発現機序は月経困難症の治療効果と同じであるといわれており、低用量ピルを服用することで子宮内膜の増殖を抑制し、子宮内膜からのプロスタグランディンの発生を抑制することで、生理の量を減らすことができるとされています。

プロゲステロンは月経痛も誘発したり、生理前症候群を引き起こしたりしますが、低用量ピルを服用することでプロゲステロンの分泌量も減るため、生理痛や生理前特有の症状の改善にも繋がります。

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生理不順も改善できるの?

生理不順とは、月経周期日数が25~38日、変動6日以内という条件に当てはまらない場合のことを言います。生理不順にもさまざまな原因があるのですが、その多くには排卵が関係しています。
そのため、低用量ピルを内服して排卵をさせなくなることによって、生理不順の原因が取り除かれるため、生理不順が整うといわれています。

しかし、重度の生理不順、あるいは排卵が原因ではなく子宮が関係している生理不順の場合、低用量ピルを内服しても生理不順が改善しないことがあります。
ですので、低用量ピルを内服しても生理周期がなかなか整わないという場合は、一度婦人科へ相談されることをおすすめします。

クリニックフォアグルでは、低用量ピルの処方に加えて低用量ピル内服中のトラブルへのご相談も行っております。低用量ピル内服中に生理がこないという場合の診療も行っております。低用量ピル内服中のトラブルなどお困りのことがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。

クリニックフォアでは初診から全国どなたでもオンライン診療で低用量ピルの処方を行なっています。事前問診3分、診療3分のみで完了し、薬は最短当日発送いたします。

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公開日:5月21日

監修:クリニックフォアグループ医師