2020.05.11

老人性色素斑の症状・原因・対策と治療法について、医師が解説します。

しみにはさまざまな種類がありますが、今回ご紹介するのは高齢の方特有のシミである老人性色素斑です。聞きなれない言葉ではありますが、特にご高齢の方にはなじみのあるしみですし、できることなら取りたいと考える方も少なくないでしょう。

今回は老人性色素斑はどういったしみなのか、その原因と対処法などを詳しくご紹介します。

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老人性色素班って何?

老人性色素斑とは日光性黒子ともいいます。20歳から30歳代という比較的若い年齢からでき始めるシミですが、年齢を重ねるにつれてどんどん濃くなっていくことから老人性色素班と呼ばれています。40歳~50歳でピークとなりますが、60歳を過ぎてもできたり、濃くなったりするしみです。鏡を見てシミができちゃったと思われた場合、そのほとんどが老人性色素班です。

最初は薄茶色く、平たいのですが、どんどん濃くなり、境界線もはっきりとしてきます。大きさは数ミリ程度から数センチ程度と個人差があることも特徴です。この老人性色素班が盛り上がり、大きくなったりかさかさとしたりした場合には老人性疣贅、いわゆるイボや脂漏性角化症に分類されます。同じしみであっても肝斑やそばかすは女性に多くできる傾向にあり、むしろほとんどが女性であるのに対して老人性色素班は男女どちらでもできる可能性があります。

老人性色素班に特徴的な症状・原因とは?

老人性色素班もシミですので痛みやかゆみなどといた症状はありません。ただし、先ほどもご紹介したイボや脂漏性角化症であった場合には人によって痛みやかゆみを感じることがあります。

紫外線

老人性色素斑ができる原因は紫外線です。肌に紫外線が当たると、肌の細胞は、細胞そのものが壊されないようにメラノサイトというシミを作る原因となるものを活性化させて黒色メラニンというシミの原因となるものを作り出します。

加齢による肌代謝の低下

本来は黒色メラニンができてシミができてしまったとしても、肌のターンオーバーが繰り返されることによって徐々に皮膚表面に押し上げられ、垢として剥がれ落ちてしまいます。ですが、加齢による肌代謝の低下や、過剰な紫外線照射によってシミの元となる黒色メラニンが過剰に作り出されてしまったり、肌のターンオーバーで十分にメラニンが排出されずに、肌に残り、そこに紫外線が当たるとメラニンが色素沈着をしてしまい、肌に残ってシミとなってしまいます。

老人性色素班の対策・治療法とは?

レーザー治療

老人性色素斑の治療のためのポイントは、肌のターンオーバーを早めることと、紫外線を浴びたことによってできてしまった黒色メラニンを破壊することです。老人性色素斑は他の種類のシミと比較してもレーザーによる治療の効果が高いことが考えられています。レーザーを照射することによってメラニンを破壊し、その結果としてシミの排出をすることができます。

L-システイン・ビタミンC

レーザー治療以外にもL-システインやビタミンCといった成分を摂って、ターンオーバーを促進することも治療につながります。また、紫外線を浴びた時に増える活性こそは肌トラブルを導いてしまい、せっかく治療をしていても回復が遅くなることも考えられています。活性酵素を体内から除去することも治療につながります。

紫外線ケア

また、治療をするだけでなく自分自身でも老人性色素斑ができないように対策することも重要です。特に紫外線に対するケアは非常に重要であり、老人性色素斑が新たにできることを予防してくれます。ですので、日焼け止めをこまめにつけるなどして紫外線対策を行いましょう。現在使っている基礎化粧品を美白成分のあるものに変えるのもケアとして効果的です。

クリニックフォアの老人性色素斑治療について

クリニックフォアの美容皮膚科では、老人性色素斑の治療としてレーザー治療と内服薬の処方を行っています。レーザー治療は受診をしていただかなければ行うことができませんが、内服薬はオンライン診療でも処方をさせていただきます。

ぜひクリニックフォアの医師へご相談ください。

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監修:クリニックフォアグループ医師

公開:5月10日

参考文献

エスエス製薬 https://www.ssp.co.jp/hythiol/troublenavi/shimi/pigmentspot.html

日本臨床皮膚科医会 http://plaza.umin.ac.jp/~jocd/disease/disease_01.html

徳島県医師会 https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/706-184

自治医科大学 https://www.jichi.ac.jp/keisei/tre-hq/tre_shimi.html

近畿大学 https://www.med.kindai.ac.jp/derma/photoage.htm慶応義塾大学 http://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/000293.html