肌を本気で白くするために!自宅でできる簡単ケアから治療まで、医師が解説します。

多くの方が悩まれているシミやくすみ。

今回は、肌を本気で白くするために自宅でできるケアから本格的な治療まで、あらゆる対策法をまとめてご紹介します。

自宅でできる美白対策・ケア① 栄養

ビタミンC

身体の内側から美白のケアをしていきたいという方にまず行っていただきたいのが栄養補給です。美白に効果のある栄養でもっとも代表的なものがビタミンCです。ビタミンCは、シミの原因にもなるメラニンの生成を抑えてくれるためシミの予防につながるほか、メラニンを還元する効果により、できてしまったシミを薄くする効果も期待できます。これに加えて体内でコラーゲンを合成するサポートもしてくれるため美肌にもつながる魅力的な栄養成分です。ビタミンCは成人女性で最低1日75mgの摂取が推奨されています。

ビタミンCは、肌に直接つける場合にはビタミンC誘導体へと変化をさせなければ効果が期待できませんが、栄養として取り込む場合には、1日の摂取基準量を他の食品と組み合わせてバランスよく摂取できれば良いとされています。ビタミンCを多く含む食べ物には赤ピーマン、緑ピーマン、キウイフルーツ、イチゴ、トマト、アセロラ、レモン、じゃがいもなどがあります。

ポリフェノール

もうひとつ美白対策になくてはならない栄養がポリフェノールです。ポリフェノールは紫外線を浴びることによって作られる活性酵素を除去する働きがあります。そのため、シミの原因となるメラニンが作られるのを予防しつつ、肌細胞を守ってくれるため、美白や美肌に導いてくれる栄養です。ポリフェノールが多く含まれる食べ物は、ブルーベリー、緑茶、ブドウ、紅茶、チョコレート、ココアなどです。

ビタミンE、L-システイン

他にも、シミや肝斑、そばかすのケアに効果のある栄養でもあるビタミンE、L-システインも美白効果が期待できます。ビタミンEはアボカド、アーモンド、ウナギなどに含まれており、L-システインは小麦や大豆などに多く含まれます。特にビタミンCとビタミンEやL‐システインは組み合わせることで相乗的な美白効果を期待することができます。例えば、L-システインとビタミンCは互いに協力して、過剰なメラニンの発生を抑制してメラニンを無色化する効果が期待できます。ですので、これらの栄養素を一緒に摂取することが内側からの美白ケアとしておすすめです。

自宅でできる美白対策・ケア② 化粧品

自宅でできる美白対策としておすすめしたいのが化粧品の活用です。いつも使っている化粧品を美白効果のあるものに変えて使用してみましょう。先ほどもご紹介したように、美白ケアに効果のある化粧品の成分の1つがビタミンC誘導体です。そもそもビタミンCは肌の角質層を突破することができないため、ビタミンCそのものを肌に塗っても肌の奥にまで浸透させることができません。ですが、ビタミンC誘導体にすることで、肌に浸透しやすくなります。また、ビタミンCは水に溶けやすい成分ですが、ビタミンC誘導体は油にも溶けるため、さまざまな化粧品に加わることができるということも特徴です。他にもメラニンの生成を抑制するトラネキサム酸、アルブチンが美白に効果的な成分として知られています。アルブチンは色素沈着防止、紫外線や日焼けによる皮膚の損傷防止などの作用があり、高い美白効果を有しています。


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医療による美白治療① 内服薬

次に、医療による美白治療です。医療機関で美白のための治療で使われる内服薬はトラネキサム酸、シナール、ユベラ、L-システインが処方されます。シナールはビタミンC製剤、ユベラはビタミンE製剤と、上記でご紹介した成分と同じものとなります。

トラネキサム酸はシミの元となるメラニンの生成を阻害し、しみやくすみを除去し、美白へ導くお薬です。どのお薬も単剤ではなくセットで処方されることがほとんどで、一緒に内服することで相乗効果によって美白効果へと導きます。また、医療機関で処方する内服薬は市販薬よりも成分の配合量が多いため、しっかりと、確実に美白美容効果を発揮してくれます。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。

ですが、成分の配合量が多いからと言って一時的な内服で良いというわけではありません。どのお薬も効果を実感するためには、3か月以上の内服が必要と考えられています。そのため、医療機関で処方された内服薬であっても継続して内服することをおすすめします。

医療による美白治療② クリーム

医療機関で処方するクリームなどの外用剤は、主にハイドロキノン、もしくはトレチノインが含有されたクリームが処方されます。

ハイドロキノン

ハイドロキノンはメラニンの生成に関わる酵素であるチロシナーゼの働きを抑えるためシミやそばかすができにくくなり、くすみも予防し美白へと導きます。漂白剤ともいわれる程の美白効果があり、皮膚科などで美白のために処方される薬の多くはこの成分を配合しており、海外でも使用されています。

日本では、ハイドロキノンは市販の商品に成分を含有することが2001年ころより可能になったものの市販のクリームのハイドロキノン含有量は少ないため、確実に効果を得たいという方は医療機関で処方されたハイドロキノンを使われることをおすすめいたします

トレチノイン

トレチノインはお肌のターンオーバーを促進し、肌の基底面で作られたシミを排出する効果が期待できます。

こちらのクリームも単体で使用するというよりもセットで使用することが多いです。ハイドロキノンでメラニン生成を阻害し、しみのないまっさらな肌を作りつつ、トレチノインでターンオーバーを促進して古いしみを体外に追い出し、結果として綺麗な肌を作り出すことにつながっていきます。


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医療による美白治療③ レーザー・ピーリング

最後に医療機関でしか行えない美白治療です。今までの治療方法は、成分の含有量は異なるとはいえ市販品でも手に入る成分です。ここからは、医療機関を受診しなければ行えない治療法となります。

レーザー治療

1つはレーザー治療です。レーザーを使用してシミやくすみを除去し、美白へと導く治療法です。肝斑などシミの種類によっては治療が難しい場合もありますが近年は最新のレーザー技術によってほとんどのシミを対象としてレーザー治療が行えるようになりました。

ピーリング

もう1つはピーリングです。ピーリングは皮膚に外用薬を塗布し、薬剤の力で表皮の細胞(角化細胞)間の結合を切る・緩めることで、古い角質・角栓を除去します。ターンオーバーを促進し、美白へと導く治療法で、シミに対して効果が期待できます。主に、グリコール酸、サリチル酸(マクロゴール基剤、エタノール基剤)、トリクロロ酢酸(TCA)といった薬剤を肌の状態に合わせて使用していきます。

ピーリングは肌の質や状態によって効果が異なるため、万人が同じ薬剤の濃度で良いというわけではなくいわゆるオーダーメイドで、反応を見ながら、薬剤の塗り方を調整して行います。また、1回の治療だけよりも複数回続けて行うことでより効果が期待できます。最初は2週間に1回程度とし、徐々に間隔をあけながら治療を継続していきます。

クリニックフォアでは内服薬、外用薬をオンライン診療で処方をさせていただいております。診療後はお薬そのものを直接郵送させていただくため、薬局へ処方箋を持っていくなど面倒な手間もありません。初診の方も診療をさせていただきます。

また、クリニックフォアの美容皮膚科を行なっている院では、レーザー治療やピーリングといった施術治療を行っております。美白治療に挑戦したいという方は、ぜひ気軽にご相談ください。


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参考文献

厚生労働省 https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c03/09.html

自治医科大学 https://www.jichi.ac.jp/keisei/tre-hq/tre_shimi.html

公益社団法人日本皮膚科学会 https://www.dermatol.or.jp/qa/qa25/q01.html

エスエス製薬 https://www.ssp.co.jp/hythiol/troublenavi/shimi/pigmentspot.html

エスエス製薬 https://www.ssp.co.jp/hythiol/troublenavi/shimi/countermeasure.html

健康長寿ネット https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/polyphenol.html

DHC https://top.dhc.co.jp/shop/skin/yakuyou_q/bihaku/food/

ロート製薬 http://www.drx-web.com/bihada/seibun/vitaminc.htm岩瀬コスファ株式会社 https://www.cosfa.co.jp/products/original/arbutin.html