2020.05.12

肌を本気で白くするために!自宅でできる簡単ケアから治療まで、美容皮膚科医が解説します。

これから紫外線がより一層強くなる時期になっていきます。肌を本気で白くしたいという方はこの時期のケアがより重要となってくるでしょう。

今回は、肌を本気で白くするために自宅でできるケアをご紹介します。

自宅でできる美白対策・ケア① 栄養

ビタミンC

身体の内側から美白のケアをしていきたいという方にまず行っていただきたいのが栄養補給です。美白に効果のある栄養でもっとも代表的なものがビタミンCです。ビタミンCは、シミの原因にもなるメラニンの生成を抑えてくれるためシミの予防につながるほか、メラニンを還元する効果によりできてしまったシミを薄くする効果も期待できます。これに加えて体内でコラーゲンを合成するサポートもしてくれるため美肌にもつながる魅力的な栄養成分です。ビタミンCは成人女性で1日75mgの摂取が推奨されています。

ビタミンCは、肌に直接つける場合にはビタミンC誘導体へと変化をさせなければ効果が期待できませんが、栄養として取り込む場合には、1日の摂取基準量を他の食品と組み合わせてバランスよく摂取できれば良いとされています。ビタミンCを多く含む食べ物には赤ピーマン、緑ピーマン、キウイフルーツ、イチゴ、トマト、アセロラ、レモン、じゃがいもなどがあります。

ポリフェノール

もうひとつ美白対策になくてはならない栄養がポリフェノールです。ポリフェノールは紫外線を浴びることによって作られる活性酵素を除去する働きがあります。そのため、シミの原因となるメラニンが作られるのを予防しつつ、肌細胞を守ってくれるため、美白や美肌に導いてくれる栄養です。ポリフェノールが多く含まれる食べ物は、ブルーベリー、緑茶、ブドウ、紅茶、チョコレート、ココアなどです。

ビタミンE、L-システイン

他にも、シミや肝斑、そばかすのケアに効果のある栄養でもあるビタミンE、L-システインも美白効果が期待できます。ビタミンEはアボカド、アーモンド、ウナギなどに含まれており、L-システインは小麦や大豆などに含まれます。

特にビタミンCとビタミンEやL‐システインは組み合わせることで美白効果を期待することができます。例えば、L-システインとビタミンCは互いに協力して、過剰なメラニンの発生を抑制してメラニンを無色化する効果が期待できます。ですので、これらの栄養素を一緒に摂取することが内側からの美白ケアとしておすすめです。

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自宅でできる美白対策・ケア② 化粧品

自宅でできる美白対策としておすすめしたいのが化粧品の活用です。いつも使っている化粧品を美白効果のあるものに変えて使用してみましょう。先ほどもご紹介したように、美白ケアに効果のある化粧品の1つがビタミンC誘導体です。そもそもビタミンCは肌の角質層を突破することができないため、ビタミンCを肌に塗っても肌の奥にまで浸透させることができません。ですが、ビタミンC誘導体にすることで、肌に浸透しやすくなりました。また、ビタミンCは水に溶けやすい成分ですが、ビタミンC誘導体は油にも溶けるため、さまざまな化粧品に加わることができるということも特徴です。

他にもメラニンの生成を抑制するトラネキサム酸、アルブチンが美白に効果的な成分です。アルブチンは色素沈着防止、紫外線や日焼けによる皮膚の損傷防止などの作用があり、高い美白効果を有しています。この美白効果は、厚生労働省からも認められています。

医療による美白治療① 内服薬

次に、医療による美白治療です。医療機関で美白のための治療で使われる内服薬はトラネキサム酸、シナール、ユベラ、L-システインが処方されます。シナールはビタミンC製剤、ユベラはビタミンE製剤と、栄養でご紹介した成分と同じものとなります。

トラネキサム酸はシミの元となるメラニンを破壊し、しみやくすみを除去し、美白へ導くお薬です。どのお薬も単剤ではなくセットで処方されることがほとんどで、一緒に内服することで相乗効果によって美白効果へと導きます。また、栄養成分と同様の成分ではありますが、医療機関で処方する内服薬は市販薬よりも成分の配合量が多いため、しっかりと、確実に美白美容効果を発揮してくれます。

ですが、成分の配合量が多いからと言って一時的な内服で良いというわけではありません。どのお薬も3か月以上内服をしないと効果は表れないと考えられています。そのため、医療機関で処方された内服薬であっても継続して内服することをおすすめします。

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医療による美白治療② クリーム

医療機関で処方するクリームなどの外用剤は、主にトレチノインとハイドロキノンが含有されたクリームが処方されます。

ハイドロキノン

ハイドロキノンはメラニンの生成に関わる酵素であるチロシナーゼの働きを抑えるためシミやそばかすができにくくなり、くすみも予防し美白へと導きます。漂白剤ともいわれる程の美白効果があり、皮膚科などで美白のために処方される薬の多くはこの成分を配合しており、海外でも使用されています。

ハイドロキノンは市販の商品に成分を含有することが2001年ころよりできるようになったものの市販のクリームの含有量は少ないため確実に効果を得たいという方は医療機関で処方されたハイドロキノンを使われることをおすすめしています

トレチノイン

トレチノインはターンオーバーを促進し、肌の基底面で作られたシミを排出する効果が期待できます。

こちらのクリームも端座位で使用するというよりもセットで使用することが多いです。ハイドロキノンでメラニンを除去し、しみのないまっさらな肌を作りつつ、トレチノインでターンオーバーを促進して古いしみを体外に排出し結果として綺麗な肌を作り出すことにつなげていきます。

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医療による美白治療③ レーザー・ピーリング

最後に医療でしかできない美白治療です。今までの治療方法は、成分の含有量は異なるとはいえ市販品でも手に入る成分です。ここからは、医療機関を受診しなければ行えない治療法となります。

レーザー治療

1つはレーザー治療です。レーザーを使用してシミやくすみを除去し、美白へと導く治療法です。肝斑などシミの種類によってはできない場合もありますが近年は最新のレーザー技術によってほとんどのシミを除去することができるようになりました。

ピーリング

もう1つはピーリングです。ピーリングは皮膚に化学薬品を塗布し、薬剤の力で皮膚の細胞をはがすことによってターンオーバーを促進し、美白へと導く治療法で、シミに対して効果が期待できます。グリコール酸、サリチル酸(マクロゴール基剤、エタノール基剤)、トリクロロ酢酸(TCA)といった薬剤を肌の状態に合わせて使用していきます。

ピーリングは肌の質や、硬さなどによって効果が異なるため、万人が同じ薬剤の濃度で良いというわけではなくいわゆるオーダーメイドで薬剤を調剤していきます。また、1回の治療で効果が現れることも少なく、最初は2週間に1回程度とし、徐々に間隔をあけながら治療を継続していきます。

クリニックフォアでは内服薬、外用薬をオンライン診療で処方をさせていただいております。診療後はお薬を郵送させていただくため、薬局へ処方箋を持っていくなど面倒な手間もありません。初診の方も診療をさせていただきます。

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また、クリニックフォア新橋の10階にてレーザー治療やピーリングの治療を行っています。

夏に向けて美白治療に挑戦したいという方は、クリニックフォア新橋の医師へお気軽にご相談ください。

監修:クリニックフォアグループ医師

公開:5月11日

参考文献

エスエス製薬 https://www.ssp.co.jp/hythiol/troublenavi/shimi/pigmentspot.html

エスエス製薬 https://www.ssp.co.jp/hythiol/troublenavi/shimi/countermeasure.html

厚生労働省 https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c03/09.html

健康長寿ネット https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/polyphenol.html

DHC https://top.dhc.co.jp/shop/skin/yakuyou_q/bihaku/food/

ロート製薬 http://www.drx-web.com/bihada/seibun/vitaminc.htm

自治医科大学 https://www.jichi.ac.jp/keisei/tre-hq/tre_shimi.html

岩瀬コスファ株式会社 https://www.cosfa.co.jp/products/original/arbutin.html

公益社団法人日本皮膚科学会 https://www.dermatol.or.jp/qa/qa25/q01.html