今話題のGLP-1ダイエット効果・メリット・副作用について医師が解説します。

皆さんはダイエットをしたことがありますか?

ダイエットには「食事」「運動」という2つの観点からのアプローチがあります。

人間の基礎代謝は、概ね1日1200-1500kca程度ですが、これより低いカロリーで過ごす(食事)、もしくは消費カロリーを増やす(運動)、ことによって体重が減っていきます。

ただし、時速10kmで1時間走ったら500kcalほど消費しますが、このような強度が高い「運動」を継続することは一般的にはかなり難しいです。

そんなダイエット経験がある人で特に失敗に終わってしまった人にこの記事を読んでいただきたいです。本記事では今話題のGLP-1ダイエットというものについて、詳しく解説していきます。

GLP-1とは?

ではGLP-1というものが何なのかについて説明します。

GLP-1はグルカゴン様ペプチド-1の略で人体で元々ある程度分泌されている物質です。食事の際に小腸から分泌されるホルモンであるインクレチンというものの一種になります。他にはグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチドGIPといったものがあります。

これらの作用はインスリンの分泌を促進することで、そのインスリンの作用は食事によって上がった血糖値を肝臓や筋肉、脂肪などに取り込ませて血糖値を下げることです。元々、GLP-1受容体作動薬というものは糖尿病の治療薬として開発、利用されていたのが、健康な人に使えば痩せられるという効果も認められてダイエットにも使われるようになりました。

なぜGLP-1はダイエットに効果があるの?

ではなぜGLP-1はダイエットに効果があるのでしょうか。

先ほどGLP-1はインスリンを分泌して血糖を下げる働きがあると言いましたが、実はインスリンには脂肪細胞の糖の取り込みを促進し、脂肪を増やしてしまう働きがあります。なのでインスリンを出したらダメじゃないかと思うかもしれませんが、GLP-1がダイエットに対して有効なのはもう一つ大事な働きがあるからです。

それは胃腸や脳に働きかけて満腹感を得たり、食欲を抑制したりすることができるということです。

この作用によりGLP-1で食事量を制限できるため、ダイエット効果があると言われています。

GLP-1の主な薬は?

ではGLP-1にはどういった薬があるのでしょうか。

主なお薬の種類として、ビクトーザ、サクセンダ、オゼンピック、リベルサスの四種類が挙げられます。

GLP-1ダイエットのメリット・主な副作用は?

メリットとしては、食欲自体が減退するために失敗する可能性が低いということが挙げられます。

デメリットとしてはGLP-1はインスリンを増やして血糖を下げるので低血糖になるという可能性があります。

しかしこの副作用の頻度はとても少ないです。というのも、GLP-1のインスリン分泌作用は血糖値が下がれば弱くなるので、血糖が下がるとそれ以上下がりにくくなっているからです。

GLP-1ダイエット以外のメディカルダイエットのオプションについて

ではGLP-1以外にクリニックで行えるダイエットを少しだけ説明します。

①リパーゼ阻害薬:脂質を消化分解する酵素であるリパーゼを阻害することで脂質の吸収を減らし、摂取カロリーを減らすことができる。

②食欲抑制剤:食欲を調節する食欲中枢に働きかけて食欲を抑制することで食事量を減らすことができる。

③SGLT2阻害薬:GLP-1受容体作動薬と同じく糖尿病の薬として使われている薬で、尿中に糖を排出する量を増やし、1日200-400kcal程度の糖質をカットすることができる。

クリニックフォアの診療案内について

クリニックフォアでは初診から全国どなたでもオンライン診療でGLP1の処方を行なっています。

また医師がGLP1だけではなく、一人ひとりにあったダイエット法を膨大な選択肢の中から組み合わせて提供させていただき。薬は最短当日発送いたします。

GLP1の処方をご希望の方はぜひクリニック フォアグループへご相談ください。

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参考文献

糖尿病治療薬で「ダイエット注射」、医師会が注意喚起:朝日新聞DIGITAL https://www.asahi.com/articles/ASN6K6QPFN6KULBJ00L.html