早漏防止の治療薬「ポゼット」とは?効果・飲み方・副作用・入手方法を詳しく解説

ポゼットは、早漏防止のためのお薬です。

ここでは、ポゼットの効果、飲み方、副作用、入手方法などについて詳しく解説します。

ポゼットとは?

ポゼットはダポキセチンを有効成分とする早漏防止のお薬です。インドのサンライズレメディーズ社が販売している薬剤です。

また、ポゼットは「プリリジー」のジェネリック医薬品です。プリリジーは2009年に開発され、ヨーロッパやアジア圏の複数の国で承認されて使われていますが、日本ではポゼットもプリリジーも承認されていません。

ちなみに、ジェネリックとは、先発医薬品(プリリジー)の特許が切れた後に、同じ成分を使って製造したお薬です。先発医薬品もジェネリックも効果は変わらないと言われています。なお、ポゼット以外に、デュララストなどのジェネリックもあります。

ポゼットの効果・作用

早漏の原因の一つは、セロトニン不足による過剰な興奮だとされています。セロトニンとは、喜び、快楽、恐怖などの情報をコントロールして精神を安定させる、脳内の神経伝達物質の一つ。

ポゼットがセロトニンを増やし、ノルアドレナリン(興奮や緊張にかかわる神経伝達物質)が相対的に減ることで、射精感を抑制するというメカニズムのお薬です。

なお、ポゼットはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)というジャンルに分類されます。脳内でのセロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニンの働きを高める作用があります。抗うつ剤などの複数のお薬がSSRIに該当しますが、早漏治療薬はプリリジー(ポゼットなど)のみです。

物理的な早漏にはED治療薬が適しているケースもある

勃起時に硬さが不十分だと、感度が高まり、早漏になる傾向があります。EDと早漏を併発している方が多い背景には、このような理由があるのです。

こういった物理的な要因が絡むケースでは、ED治療薬を使うと効果が期待できることがあります。ポゼットはED治療薬との併用も可能です。

なお、こちらも日本では未承認ですが、ED治療薬のタダラフィル(シアリス)と、ポゼットの成分が両方含まれた「タダポックス」というお薬もあります。EDと早漏の同時改善が目指せます。

ポゼットの効果が出るタイミング

ポゼットは、服用してから30分~1時間ほどで効果が現れ、服用から1~2時間以内に高い効果が期待できるとされています。

ポゼットの服用方法

性行為の1~2時間ほど前に1錠をお水で飲みましょう。コーヒーなどで飲むと胃に負担がかかり、胃痛の原因になるので避けてください。

ダポキセチンは24時間以内に体外に排出されるため、タイミングは、食前食後、空腹時、いつ飲んでも問題ありませんが続けて飲みたい場合には24時間以上開けて服用する必要があります。

ポゼット服用時の注意点

ポゼット服用時には、グレープフルーツとお酒に注意が必要です。詳しくは以下の通りです。

グレープフルーツを食べない

グレープフルーツやグレープフルーツジュースなどを摂ると、ポゼットの代謝が遅くなります。そうなると副作用が強く出る恐れがあるため、ポゼットの服用前後しばらくは、グレープフルーツを食べるのはやめましょう。

お酒を飲まない

お酒を飲むと、ポゼットの作用によってアルコールの作用が強く出ることがあります。眠気、めまい、失神などにつながることもあるため注意しましょう。

ポゼットの副作用

どのようなお薬にも、効果が期待できる一方、副作用のリスクがあります。ポゼットの場合は、以下のような副作用が生じることがあります。

  • 頭痛
  • 口の渇き
  • めまい
  • 倦怠感
  • 吐き気
  • 下痢
  • 不眠症

 など

ポゼットの副作用の対策

ポゼットを飲むと、吐き気、下痢、めまい、眠気が生じることがあるため、以下のような対策をすることをおすすめします。

吐き気には胃薬を使う

吐き気や消化不良などの副作用が出ることがあります。このような副作用が出た場合は、胃酸分泌を抑えるタイプの胃薬を使っても問題ありません。

下痢が起きた時は下痢止めを使う

副作用として、下痢が生じることもあります。ポゼットと下痢止めの併用は問題ないため、必要に応じて下痢止めを使うのも選択肢の一つです。

車の運転などに注意する

めまいや眠気が生じることがあるので、車の運転や、高所などでの危険な作業はできるだけ避けましょう。

ポゼットを服用できない方

ポゼットの服用によって、体に悪影響を及ぼしてしまうようなケースもあります。そのため、以下のような方はポゼットの服用ができないことがあります。

  • 心不全、不整脈、心臓弁膜症などの心疾患の既往歴がある
  • 脳梗塞の既往歴がある
  • 肝機能障害
  • うつ病
  • 躁うつ病
  • てんかん
  • 高齢者

また、以下のような方も注意が必要なので、医師に相談してください。

  • 統合失調症
  • 緑内障
  • 出血傾向がある

ポゼットと併用できないお薬

以下のようなお薬とポゼットを併用すると、重篤な副作用につながることがあります。

  • モノアミンオキシダーゼ阻害剤(抗うつ薬、抗パーキンソン病薬など)
  • CYP3A4阻害剤(HIV治療薬、抗てんかん薬、抗菌薬、抗真菌薬、皮膚感染や炎症に対するお薬など、さまざまなお薬がある)
  • 抗うつ薬
  • 三環系抗うつ薬

 など

併用したいお薬がある場合は、必ず医師に相談してください。

ポゼットはどこで買える?

ポゼットを扱っている病院を受診し、処方してもらいましょう。泌尿器科やED専門の診療科・クリニックの受診を検討してください。

なお、個人輸入という形で、通販で購入することも可能です。しかし、個人輸入はリスクが大きく、全く違う成分の入った粗悪品や偽物、日本では認められていない成分、日本人の体には合わない成分が配合されているものも存在します。副作用が出た時などにも、医療機関での対応が難しいため、個人輸入はしないようにしましょう。

※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。

個人輸入された医薬品等の使用によるリスク

ポゼットに関するよくある質問

最後に、ポゼットに関するよくある質問にお答えします。

10代でもポゼットを飲める?

ポゼットは、18歳未満の服用は推奨されていません。早漏が気になる場合はまず医師に相談してください。

ポゼットを毎日飲んでもよい?

24時間あければ、毎日飲んでも問題ありません。継続して飲むことで、お薬の効果がより高まり、射精コントロールがしやすくなるとも言われています。

ED治療薬と併用しても問題ない?

ポゼットはED治療薬との併用が可能です。

なお、日本では未承認ですが、ポゼットの成分と、ED治療薬のタダラフィル(シアリス)を組み合わせた「タダポックス」というお薬もあります。

クリニックフォアのオンラインED治療

クリニックフォアでは、プリリジーのジェネリック薬であるポゼットと同成分・同等効果を持つ海外後発品を取り扱っています。

早漏でお悩みの方は、ぜひクリニックフォアのオンラインED治療を受診してみてください。

また。早漏とEDを併発している方も多いので、その場合はED治療薬によって早漏にも効果が見込めるケースがあります。

ED治療薬と早漏防止薬がセットになっている合剤も取り扱っていますので、お気軽にご相談ください。

診察はスマホなどで受けていただき、お薬は配送するので、直接受診する時間がない方や、受診にハードルを感じる方でも治療を始めやすくなっています。お薬の定期配送もご用意しています。

※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
※自由診療
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。

 

 

当院で取り扱っているお薬の注意事項

クリニックフォアでは、国内未承認医薬品および承認医薬品の承認とは異なる目的で使用している医薬品がございます。

ステンドラ(海外後発品:アバナフィル)

未承認医薬品等ステンドラは、勃起不全症(ED)治療目的での処方は国内で承認されていません。
入手経路等日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。
輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。
当院で輸入している医薬品の入手経路について
また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。
個人輸入された医薬品等の使用によるリスク
国内の承認医薬品等の有無バイアグラ、レビトラ、シアリス等が、国内で勃起不全症の治療薬として国内で承認されています。
諸外国の安全等の情報
および副作用
ステンドラはアメリカ食品医薬品局(FDA)で勃起不全治療の医薬品として承認されています(承認年月日:2012/4/27)。
安全性等に関わる情報としては、ほてり、発疹、動悸、血圧低下、めまいといった症状が記載されています。
医薬品副作用被害救済制度について万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

プリリジー(海外後発品:ダポキセチン)

未承認医薬品等プリリジーは、早漏治療目的での処方は国内で承認されていません。
入手経路等日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。
輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。
当院で輸入している医薬品の入手経路について
また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。
個人輸入された医薬品等の使用によるリスク
国内の承認医薬品等の有無国内では早漏治療薬として承認されている同成分の内服薬はありません。
諸外国の安全等の情報
および副作用
プリリジーは欧州医薬品庁(EMA)で早漏防止の医薬品として承認されています(承認年月日:2012/1/20)。
安全性等に関わる情報としては、頭痛やめまいといった症状が記載されています。
医薬品副作用被害救済制度について万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

バイアグラ(海外)

未承認医薬品等バイアグラは、勃起不全症(ED)治療薬として厚生労働省に承認されています。海外製バイアグラは同成分の医薬品です。
入手経路等日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。
輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。
当院で輸入している医薬品の入手経路について
また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。
個人輸入された医薬品等の使用によるリスク
国内の承認医薬品等の有無バイアグラは、勃起不全症(ED)治療薬として国内で承認されています。海外製バイアグラは同成分の医薬品です。
諸外国の安全等の情報
および副作用
同成分がアメリカ食品医薬品局(FDA)で勃起不全治療の医薬品として承認されています(承認年月日:1998/3/27)。
安全性等に関わる情報としては、ほてり、発疹、動悸、血圧低下、めまいといった症状が記載されています。
医薬品副作用被害救済制度について万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

レビトラ(海外)

未承認医薬品等レビトラは、勃起不全症(ED)治療薬として厚生労働省に承認されています。海外製レビトラは同成分の医薬品です。
入手経路等日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。
輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。
当院で輸入している医薬品の入手経路について
また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。
個人輸入された医薬品等の使用によるリスク
国内の承認医薬品等の有無レビトラは、勃起不全症(ED)治療薬として国内で承認されています。海外製レビトラは同成分の医薬品です。
諸外国の安全等の情報
および副作用
同成分がアメリカ食品医薬品局(FDA)で勃起不全治療の医薬品として承認されています(承認年月日:2003/8/19)。
安全性等に関わる情報としては、ほてり、発疹、動悸、血圧低下、めまいといった症状が記載されています。
医薬品副作用被害救済制度について万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

シアリス(海外)

未承認医薬品等シアリスは、勃起不全症(ED)治療薬として厚生労働省に承認されています。海外製シアリスは同成分の医薬品です。
入手経路等日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。
輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。
当院で輸入している医薬品の入手経路について
また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。
個人輸入された医薬品等の使用によるリスク
国内の承認医薬品等の有無シアリスは、勃起不全症(ED)治療薬として国内で承認されています。海外製シアリスは同成分の医薬品です。
諸外国の安全等の情報
および副作用
同成分がアメリカ食品医薬品局(FDA)で勃起不全治療の医薬品として承認されています(承認年月日:2003/11/21)。
安全性等に関わる情報としては、ほてり、発疹、動悸、血圧低下、めまいといった症状が記載されています。
医薬品副作用被害救済制度について万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。