タダラフィルとシアリスは同じ成分のお薬
タダラフィルとシアリスの違いを一言でいえば、「同じ有効成分をもつお薬の、呼び方と位置づけの違い」です。シアリスは先発医薬品の商品名で、タダラフィルはその有効成分名(一般名)です。
特許期間満了後には、同じ有効成分を含む後発医薬品(ジェネリック医薬品)が「タダラフィル錠」として販売されています[1]。
そのため、タダラフィルとシアリスはまったく別のお薬ではなく、いわば「有効成分は同じで、名前や価格などが異なるお薬」と考えると分かりやすいでしょう。
ここではまず、両者の関係をはっきりさせたうえで、何が同じで何が違うのかを順番に整理していきます。
なお、どちらも勃起不全(ED)治療に用いられる医療用医薬品で、服用には医師の診察と処方が必要です。
シアリスは先発医薬品の商品名で、タダラフィルは有効成分名(一般名)
シアリスは先発医薬品の商品名で、タダラフィルはその有効成分名です。
医薬品には、有効成分そのものの名前と、製薬会社がつける商品名があり、シアリスは商品名、タダラフィルは有効成分名にあたるためです。
先発医薬品の特許が切れると、同じ有効成分を含む後発医薬品(ジェネリック医薬品)が各社から発売されます[1]。
シアリスの特許満了後、タダラフィルを有効成分とする後発医薬品が各社から発売され、現在も使用されています。
「タダラフィル錠」と記載されている場合は、シアリスと同じ有効成分を含む後発医薬品であることを示します。
シアリスは先発医薬品の商品名で、タダラフィルはその有効成分名です。
後発医薬品(ジェネリック)は同じ有効成分を含む製剤であり、基本的な作用は同等とされています。
タダラフィルとシアリスは同じ有効成分のため、効果や作用の仕組みは基本的に同じとされています。
ジェネリックは、先発品と同じ有効成分を同じ量含み、生物学的同等性試験などの国の基準にもとづいて承認されています。
そのため、効果の強さや効果が続く時間などは、先発品のシアリスと同等とされています。
添加物や剤形などに違いはあるものの、ED治療における基本的なはたらきは共通しているとされます。
ただし、効果の感じ方には個人差があり、合うかどうかや適切な量は人によって異なります。
同じ有効成分を含むため、作用の仕組みはほぼ同様とされていますが、自分に合うかどうかは医師に相談して確認することが大切です。
タダラフィルとシアリスで「同じ」ところ
タダラフィルとシアリスは同じ有効成分を含むお薬のため、「同じ」とされる点が多くあります。
有効成分や効果持続時間、作用の仕組みといった、医薬品としての中心的な部分は共通しているとされています。
まずは、この「同じ」ところを理解しておくと、両者の関係を整理しやすくなります。
ここでは、タダラフィルとシアリスで共通する主なポイントを整理していきます。
共通点を理解しておくことで、違いも整理しやすくなります。
有効成分と効果が続く時間
タダラフィルとシアリスは、有効成分が同じで、効果が続く時間もほぼ同じとされています。
どちらも有効成分はタダラフィルで、同一規格であれば、効果の持続時間も大きく変わらないとされています。
タダラフィルは、ED治療薬の中でも効果持続時間が比較的長いとされる特徴があります。
そのため、シアリスから同一規格のタダラフィル製剤に変えても、効果が続く時間が大きく変わることは少ないとされています。
ただし、効き方や持続の感じ方には個人差があり、同じ量でも人によって違いが出ることがあります。
有効成分や効果持続時間はほぼ共通しているため、この点では同様の特徴を持つとされています。
作用の仕組み(血流をサポートする働き)
タダラフィルとシアリスは、血流をサポートして勃起を助けるという、作用の仕組みも共通しています[2]。
タダラフィルには、性的刺激があった際に陰茎周辺の血管を広げ、血流を促しやすくする働きがあるとされています。
あくまで性的な刺激があったときに働くお薬で、飲んだだけで自動的に作用するものではないとされています。
シアリスとタダラフィル製剤は、同じ有効成分を含むため、基本的な作用の仕組みは共通しています。
お薬は性的興奮そのものを生み出すものではなく、もともとの反応をサポートする役割と考えると分かりやすいでしょう。
作用の仕組みも共通しているため、タダラフィルとシアリスは基本的な働きが似ているお薬といえます。
タダラフィルとシアリスで「違う」ところ
同じ有効成分を含むタダラフィル製剤とシアリスですが、先発医薬品と後発医薬品という違いから、いくつか異なる点もあります。
主な違いとしては、商品名や製造販売元、価格、錠剤の形状や添加物などが挙げられます。
基本的な作用は同一とされる一方で、こうした周辺部分には違いがあるため、選択時の参考になります。
ここでは、タダラフィルとシアリスで「違う」ところを、一つずつ整理していきます。
違いを知っておくと、どちらを選択するか医師と相談するときにも役立ちます。
商品名・メーカーの違い
タダラフィル製剤とシアリスの分かりやすい違いの一つは、商品名や製造販売元です。
シアリスは先発医薬品の商品名で、製薬会社によって製造・販売されています。
一方、タダラフィルを有効成分とする後発医薬品は、複数の製薬会社から「タダラフィル錠」などの名前で発売されています。
そのため、医療機関や薬局で処方・交付されるお薬が、シアリスの場合もあれば、各社のタダラフィル錠の場合もあります。
どの会社の製品でも、有効成分と含有量が同じであれば、生物学的同等性試験などにも承認されています。
商品名や製造販売元が異なっていても、名前の違いだけで効果が大きく変わるものではないとされています。
値段の違い(ジェネリックは抑えやすい)
タダラフィル製剤とシアリスの大きな違いの一つが、価格です。
一般に、後発医薬品(ジェネリック)は研究開発費が比較的少なく済むため、先発医薬品より価格が低く設定される傾向があります[1]。
そのため、同じ有効成分でも、ジェネリックであるタダラフィル製剤のほうが、先発品のシアリスより費用負担を軽減しやすい傾向があります。
継続して使用する場合は、こうした価格差が費用面に影響することがあります。
ただし、ED治療薬は自由診療で扱われることが多く、料金は医療機関によって異なるため、実際の費用は受診先での確認が必要です。
値段はタダラフィル製剤とシアリスで差が出やすい部分のため、費用面が気になる場合は、後発医薬品(ジェネリック)について医師に相談する方法もあります。
形・大きさ・添加物の違い
タダラフィル製品とシアリスでは、錠剤の形や大きさ、色、添加物などに違いがあります。
有効成分が同じでも、添加物やコーティングなどの製剤設計はメーカーごとに異なるためです。
そのため、色や形、大きさ、飲みやすさなどが製品ごとによって異なる場合があります。
飲みやすさを考えて小さめにつくられた製品や、表面加工によって服用しやすさに配慮された製品もあります。
まれに、添加物が体質に合わない場合もあるため、過去に医薬品で副作用やアレルギー症状が出たことがある場合は、事前に医師へ伝えることが大切です。
形状や添加物の違いは有効成分そのものとは別の部分であり、主に服用感や飲みやすさに関わる違いと考えられています。
ほかのED治療薬との違い(バイアグラ・レビトラなど)
タダラフィル(シアリス)以外にも、ED治療薬にはバイアグラやレビトラなどがあります。
これらは作用の仕組みは似ていますが、効果が出るまでの早さや、効果が続く時間、食事の影響などに違いがあるとされています。
タダラフィルは、ED治療薬の中でも効果持続時間が比較的長く、食事の影響を受けにくいとされる特徴があります。
ここでは、代表的なED治療薬との違いを、おおまかに整理していきます。違いを知っておくと、自分のライフスタイルに合うお薬を医師と選ぶときの参考になります。
| 種類(有効成分) | 主な先発品 | 効果が続く時間の目安 | 食事の影響 |
| タダラフィル | シアリス | 長めとされる | 比較的受けにくい |
| シルデナフィル | バイアグラ | 短めとされる | 受けやすい |
| バルデナフィル | レビトラ | 中くらいとされる | やや受けやすい |
※効果の現れ方や持続時間には個人差があるため、各お薬の特徴や向き不向きは医師にご確認ください。
※レビトラ錠は日本では販売終了していますが、同成分の後発医薬品(バルデナフィル錠)は使用されています。
バイアグラ(シルデナフィル)との違い
タダラフィルとバイアグラ(シルデナフィル)の主な違いは、効果持続時間と食事の影響です。
バイアグラは比較的早く効果が現れるとされる一方、効果持続時間はタダラフィルより短いとされています。
また、バイアグラは食事、特に高脂肪食の影響を受けやすく、食後の服用では効果が十分に得られにくくなる場合があります[3]。
タダラフィルは効果持続時間が比較的長く、食事の影響も受けにくいとされるため、服用タイミングの自由度が比較的高い特徴があります。
どちらが合うかは、ライフスタイルや体質、ほかのお薬との関係によって変わります。
効果持続時間や食事の影響には違いがあるため、どのお薬が適しているかは医師に相談して選ぶことが大切です。
レビトラ(バルデナフィル)との違い
タダラフィルとレビトラ(バルデナフィル)の違いも、主に効果持続時間にあります。
レビトラは比較的早く効果が現れるとされる一方、効果持続時間はタダラフィルより短いとされています。
タダラフィルは効果持続時間が比較的長いとされるため、服用タイミングの自由度が高い特徴があります。
レビトラ錠は国内で販売終了となっていますが、同じ有効成分を含むバルデナフィル錠(後発医薬品)は使用されています。
そのため、実際に選べるお薬は、医療機関の取り扱いによっても変わってきます。
ED治療薬にはそれぞれ特徴があるため、効果持続時間や入手状況も含め、医師に相談して選ぶことが大切です。
タダラフィルの効果と効果が続く時間
タダラフィルは、ED治療薬の中でも効果持続時間が長いとされるお薬です。
飲んでから効果が現れるまでの目安や、効果持続時間を知っておくと、治療について理解しやすくなります。
ただし、効果の現れ方や続く時間には個人差があり、体質や体調によっても変わるとされています。
ここでは、タダラフィルの効果が出るまでの目安と、効果が続く時間について整理していきます。
数値はあくまで目安のため、自分に当てはまるかどうかは医師に確認することが大切です。
効果が出るまでとピークの目安
タダラフィルは、飲んでからおおむね30分〜1時間ほどで効果が現れ始めるとされています[4]。
血中濃度は服用後およそ3時間前後でピークに達するとされており、この頃に薬の作用が十分に発揮されると考えられています。
服用後は有効成分が吸収されるにつれて作用し始め、時間の経過とともに効果が高まると考えられています。
そのため、服用後すぐに最大限の効果が期待できるわけではなく、ある程度時間に余裕をもって服用することが推奨されています。
効果が出始める時間や高まり方は、体質や体調、食事の状況などによっても変わることがあります。
「飲んですぐ効く」と決めつけず、医師の説明に従って余裕をもったタイミングで服用することが大切です。
効果が現れるまでにはある程度時間がかかるとされるため、医師の指示に従って適切に使用することが大切です。
効果が続く時間が長めとされる
タダラフィルは、ED治療薬の中でも効果持続時間が比較的長いとされることが特徴です。
ほかのED治療薬と比較して効果持続時間が長く、24〜36時間程度続くとされています[4]。
そのため、服用のタイミングの自由度が比較的高い特徴があるとされています。
効果が続く時間が長いからといって、その間ずっと作用し続けるわけではなく、性的な刺激があったときに働くとされています。
効果持続時間には個人差があり、同じ人でも体調によって変わることがあるため、目安として考えることが大切です。
効果持続時間が長いことはタダラフィルの特徴ですが、感じ方には個人差があるため、自分に当てはまる目安については医師に確認することが大切です。
タダラフィルの用量(5mg・10mg・20mg)と毎日服用するタイプ
タダラフィルには、複数の用量があり、使用目的や症状に応じて選択されます。
ED治療では、症状や体の状態に合わせて、医師が適切な量を決めるのが基本です。
また、必要時に服用する方法と、低用量を毎日服用する方法があります。
ここでは、用量の考え方と、毎日飲むタイプとの違いを整理していきます。
量や飲み方は医師が判断するため、自己判断で量を増やしたり変えたりしないことが大切です。
ED治療で使う用量の考え方
タダラフィルのED治療で使う量は、症状や体の状態に合わせて、医師が決めるのが基本です。
同じお薬でも、年齢や体調、併用薬によって適切な量が異なるためです。
そのため、「多く飲めばよく効く」という考え方は誤りで、量を自己判断で増やすのは避ける必要があります。
用量にはいくつかの種類があり、効果と副作用のバランスを考慮して、医師が適した量を選びます。
効果が物足りない、あるいは副作用が気になるといった場合も、自分で量を変えず、まず医師に相談することが大切です。
適切な量は一人ひとり異なるため、用量は医師の判断に従い、指示どおりに服用することが大切です。
低用量を毎日飲むタイプとの違い
タダラフィルには、必要時に服用する方法のほか、低用量を毎日服用する方法があります。
毎日服用する方法では、一定の血中濃度を維持しやすくなると考えられており、患者さんの状況に応じて選択されることがあります。
必要なときに飲むタイプは、タイミングに合わせて服用し、毎日飲むタイプは決まった時間に続けて飲むのが特徴です。
どちらの使い方が向いているかは、生活スタイルや体の状態によって変わり、医師が判断します。
なお、タダラフィルは前立腺肥大症に伴う排尿症状の治療に用いられる場合もありますが、用途や適否は医師が判断します。
毎日服用する方法と必要時に服用する方法には違いがあるため、どちらが適しているかは医師に相談して決めることが大切です。
タダラフィルの飲み方・タイミング・食事の影響
タダラフィルは、飲み方や服用タイミングのポイントを知っておくことで、適切に使用しやすくなります。
効果が現れるまでにある程度時間がかかるため、服用のタイミングや食事・アルコールとの関係を理解しておくことが重要です。
基本的な飲み方は医師や薬剤師から説明されるため、その指示にそって服用することが何より大切です。
ここでは、タダラフィルの飲み方・タイミングと、食事やアルコールの影響について整理していきます。
あらかじめポイントを理解しておくことで、適切な服用方法を把握しやすくなります。
飲むタイミング・何時間前がよい?
タダラフィルは、効果が現れるまでに30分〜1時間ほど時間がかかるため、行為の直前ではなく、余裕をもって服用するのが一般的とされています。
タダラフィルは効果持続時間が比較的長いとされるため、服用タイミングの自由度が高い特徴があります。
服用回数や服用間隔には決まりがあり、通常は24時間以上の間隔を空ける必要があります。
具体的な飲むタイミングや間隔は、医師や薬剤師の説明にそって守ることが大切です。
効果が現れるまでにはある程度時間がかかるため、医師の指示に従い、余裕をもったタイミングで服用することが大切です。
食事・アルコールの影響
タダラフィルは、食事の影響を受けにくいとされる一方、アルコールの飲みすぎには注意が必要です。
タダラフィルは、高脂肪食などの影響を比較的受けにくいとされ、食事による効果への影響が少ないと考えられています。
そのため、他の一部のED治療薬と比べて、食事のタイミングによる制約が比較的少ないとされています。
一方、アルコールとの併用が直ちに禁止されているわけではありませんが、多量の飲酒は血圧低下やめまいなどのリスクを高める可能性があります。
お酒を飲んだ状態で服用すると、副作用が現れやすくなる可能性があるため、飲酒は適量にとどめることが推奨されています。
食事の影響は受けにくいとされるものの、アルコールは適量を心がけ、気になることがあれば医師や薬剤師に相談することが大切です。
タダラフィルの副作用と飲み合わせの注意
タダラフィルは広く使用されているお薬ですが、副作用や飲み合わせには注意が必要です。
頭痛やほてりなどの副作用のほか、まれに重い副作用や、併用できないお薬もあります。
とくに飲み合わせには、命に関わることもある重要な注意点があるため、正しく知っておくことが大切です。
ここでは、タダラフィルの主な副作用と、飲み合わせに注意が必要なお薬について整理していきます。
また、飲み合わせとあわせて気をつけたいのが、食べ物との組み合わせです。
使用上の注意として、服用期間中はグレープフルーツなどの柑橘類は避けてください。(※柑橘類の成分はしばらく体内に残りますので、前後数日は避けてください。)
適切に服用するためにも、持病や服用中のお薬がある場合は、事前に医師へ伝えることが大切です。
主な副作用
タダラフィルの主な副作用には、頭痛やほてり、顔の赤らみ、鼻づまり、消化不良などがあるとされています[4]。
血管を広げて血流を改善する作用に伴い、こうした症状が現れることがあると考えられています。
多くは軽いもので一時的とされますが、症状の出方や程度には個人差があります。
背部痛や筋肉痛、めまいなどが現れることもあるため、症状が気になる場合は医師や薬剤師に相談することが大切です。
副作用が強い場合や長く続く場合、いつもと違う症状がみられる場合は、服用を続けず医師に相談してください。
主な副作用は比較的軽いものが多いとされていますが、現れ方には個人差があるため、気になる症状がある場合は医師に相談することが大切です。
まれにみられる注意したい症状
タダラフィルでは、頻度は高くないものの、注意しておきたい症状がまれにみられることがあります。
まれに、視覚障害や聴覚障害、持続勃起症(勃起が長時間続く状態)など、速やかな対応が必要となる症状が報告されているためです[4]。
「目が見えにくい」「視野が欠ける」「急に聞こえにくい」といった症状は、速やかに医療機関へ相談することが重要です。
また、勃起が長時間(数時間以上)続いて治まらない場合は、速やかに医療機関を受診する必要があります。
こうした症状はめったに起こらないとされますが、起きたときには服用をやめ、すぐに医療機関を受診することが大切です。
まれな症状であっても重い副作用の可能性があるため、異変を感じた場合は自己判断せず、速やかに医療機関を受診することが重要です。
飲み合わせに注意が必要なお薬(硝酸薬など)
タダラフィルは併用できないお薬があり、とくに硝酸薬との併用は禁忌とされています。
硝酸薬(ニトログリセリンなど、狭心症などで使われるお薬)とタダラフィルを併用すると、重度の血圧低下を起こすおそれがあります。
そのほか、一部の降圧薬や前立腺肥大症の治療薬、肺高血圧症の治療薬などにも注意が必要な場合があります。
心臓や血管の病気がある方や、ほかのお薬を服用している方は、タダラフィルの使用が適さない場合があります。
そのため、持病や服用中のお薬は、ED治療を相談するときに必ず医師へ伝えることが欠かせません。
飲み合わせには重大な注意点があるため、自己判断で服用せず、事前に医師へ相談することが大切です。
タダラフィル・シアリスの入手方法と注意点
タダラフィルやシアリスは医療用のお薬で、入手には医師の診察と処方が必要です。
ドラッグストアなどで販売されている一般医薬品とは異なり、医師の処方が必要です。
インターネットの個人輸入や海外通販では、偽造品や品質が確認できない製品が含まれる可能性があり、健康被害のリスクが指摘されています。
ここでは、正しい入手方法と、個人輸入・通販の危険性について整理していきます。適切に使用するためにも、入手方法や注意点を理解しておくことが重要です。
服用には医師の診察と処方が必要
タダラフィルやシアリスを服用するには、医師の診察を受け、処方してもらうことが必要です。
ED治療薬は、体の状態や持病、ほかのお薬との関係を確認したうえで使う必要がある、医療用のお薬だからです。
診察では、心臓や血圧の状態、併用薬との飲み合わせなどを確認し、タダラフィルの使用が適切かどうかを判断します。
現在は、医療機関の対面診療のほか、オンライン診療で相談・処方を受けられる場合もあります。
「市販で買えないか」「薬局で自由に買えるか」と探す方もいますが、現状は処方が必要なお薬です。
適切に使用するためにも、自己判断で入手せず、医師の診察と処方を受けることが大切です。
個人輸入・海外通販の危険性
インターネットの個人輸入や海外通販でED治療薬を入手することは、注意が必要とされています。
海外から個人輸入した医薬品には、有効成分や含有量が表示通りでない偽造薬が含まれている可能性があるためです。
偽造薬や品質の確認されていないお薬は、効果が得られないだけでなく、思わぬ健康被害につながる危険があります。
医師の診察を受けずに使うと、併用してはいけないお薬や持病が見落とされ、重い副作用につながりかねません。
個人輸入は価格や利便性を理由に利用されることがありますが、偽造薬や健康被害のリスクが指摘されています。
個人輸入や海外通販には偽造薬や健康被害のリスクがあるため、医療機関で診察を受けたうえで処方を受けることが推奨されます。
タダラフィルとシアリスに関するよくある質問
タダラフィルとシアリスについて、よく寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。
ここまでの内容と重なる部分もありますが、要点をしぼって整理しています。気になる項目から読んでみてください。
Q:タダラフィルとシアリスは同じお薬ですか?
タダラフィル製剤とシアリスは、同じ有効成分を含むお薬です。
シアリスが先発品(商品名)で、タダラフィルはその有効成分名であり、後発薬(ジェネリック)として使われています。
中身は同じため、効果や作用の仕組みは基本的に同じとされています。
Q:効果や効果が続く時間に違いはありますか?
同じ有効成分・同じ量であれば、効果や効果が続く時間は基本的に同じとされています。
タダラフィルはED治療薬の中でも効果が続く時間が長めとされ、その点は先発品でも後発薬でも共通です。
ただし、効果の現れ方には個人差があるため、気になる場合は医師に相談してください。
Q:値段はどのくらい違いますか?
一般に、後発薬(ジェネリック)であるタダラフィル製剤のほうが、先発品のシアリスより費用を抑えやすいとされています。
ただし、ED治療薬は自由診療で扱われることが多く、料金は医療機関によって異なります。
実際の費用は受診先で確認し、ジェネリックを希望する場合は医師に相談するとよいでしょう。
Q:薬局で市販されていますか?
タダラフィルやシアリスは医療用のお薬で、現状はドラッグストアなどで自由に市販されてはいません。
服用には医師の診察と処方が必要で、対面診療のほかオンライン診療で相談できる場合もあります。
個人輸入や海外通販は偽造薬や品質が確認できない製品が含まれる可能性があるため、医師の診察を受けて処方を受けることが推奨されます。
まとめ
タダラフィルとシアリスは、同じ有効成分をもつお薬で、シアリスが先発医薬の商品名、タダラフィルは有効成分名です。後発医薬品(ジェネリック)にはタダラフィルを有効成分とする製剤があります。
効果や作用の仕組み、効果が続く時間は基本的に同じとされ、中身が共通したお薬といえます。
主な違いは、商品名やメーカー、値段、形や添加物などで、ジェネリックは費用を抑えやすいとされています。
タダラフィルは効果が続く時間が長めで、食事の影響を受けにくいとされるのが特徴です。用量や飲み方は医師が判断するため、自己判断で量を変えず、指示にそって服用することが大切です。
頭痛などの副作用や、硝酸薬などとの飲み合わせには注意が必要なため、持病や服用中のお薬は必ず医師に伝える必要があります。
入手には医師の診察と処方が必要で、個人輸入によるリスクを避けるためにも、医療機関で処方を受け、気になることがあれば医師や薬剤師に相談しましょう。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。

