現在新しい緊急避妊薬として話題となっているella one (エラワン)。まだ日本ではメジャーとなっていないお薬ですので聞いたことがないという方がほとんどではないでしょうか。
今回は、この新しい緊急避妊薬と言われるella one(エラワン)について医師が詳しく解説していきます。
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1. ella one (エラワン)とは ?
世界で流通しているアフターピルには、
・ella one(海外で主流。日本未承認ですが、クリニックフォアでは処方有り)
・ノルレボ(国内で販売中。どこでも処方可)
の2種類があります。
これまで、日本においては、”レボノルゲストレル” という女性ホルモンの一種である黄体ホルモンが主成分のものが流通し、緊急避妊薬の第一選択となっていました。最近ニュースになった近い将来、薬局での購入が導入されそうであるのもこちらのお薬です。
一方、“ella one(エラワン)” とは、主成分がウリプリスタール酢酸エステルであるアフターピルです。ウリプリスタール酢酸エステルは選択的プロゲステロン受容体調節剤であり、日本においては子宮筋腫治療や月経過多における治療薬として使われています。 ella one(エラワン)を服用することで排卵を抑制させることができ、避妊の効果も得ることができます。
2. ella one (エラワン)の効果は?120時間以内に飲めばいいって本当?
ella one (エラワン)は避妊なしで性行為をしてから120時間以内に服用をすることができれば避妊の効果を得ることができます。また、レボノルゲストレルを主成分とするこれまでのアフターピルでは効果を十分に得ることができないとされていた、BMI:30以上の肥満女性に対しても十分な効果が得られるという点でもメリットが大きいお薬です。
ella one (エラワン)は、排卵抑制と受精卵の着床阻止の作用があるお薬です。一般的に避妊の成功率は、服用する時間の速さと関係しているとされており、できるだけ早く服用することが望ましいとされています。性行為後から72時間以内に服用した場合の成功率は97.9%、と高い成功率が報告されています。
従来のアフターピル (72時間以内に服用)よりも服用可能な時間が長いこと、肥満の方でも効果が得られるという2点が ella one (エラワン)の特徴であるといえます。
3. ella one (エラワン)とノルレボはどう違うの?
ella one(エラワン)とノルレボの違いとして大きく、
1.ella oneのほうが、避妊率が高い
2.ella oneは120時間有効。ノルレボは72時間
といった違いがあります。
アメリカのFDAが報告している論文では、観察者全体では、エラワンのほうが約54%も避妊率が高いことが報告されています。
また、薬効としても、ella oneはリスク行為後、120時間、ノルレボは72時間と、効果を期待できるタイミングにも大きな違いがあります(ella oneのほうが遅く飲んでも効果が期待できる) ella oneもノルレボも出来るだけ早く飲むことが推奨されていますが、下記のデータが示すように、ella one は時間が経っていても避妊効果が落ちないことが報告されています。
0-24時間以内の服用:妊娠率 1.6% (5/312人)
24-48時間以内の服用:妊娠率 2.1% (7/329人)
48-72時間以内の服用:妊娠率 2.3% (21/898人)
72-96時間以内の服用:妊娠率 1.8% (8/453人)
96-120時間以内の服用:妊娠率 1.1% (2/190人)
以上のデータから、ella oneのほうが効果が高いかつ長時間期待できること、欧米では主流の経口避妊薬であること、また、オンライン診療のように配送トラブル等も考慮すべき状況を踏まえると、医学的には、Ella Oneを推奨致します。
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4. ellaone(エラワン)の飲み方
・性行為後にいつ飲めばいいの?
ellaone(エラワン)は、先ほどもご紹介したように120時間以内に30mgを1錠を水またはぬるま湯で服用してください。
先ほどもご紹介したように、エラワンの主成分であるウリプリスタール酢酸エステル自体は子宮筋腫などの治療薬として使われているのですが、これらの疾患の治療薬と、緊急避妊薬として使用される場合では、ウリプリスタール酢酸エステルの含有量が異なります。 ですので、もし何らかの治療薬としてウリプリスタール酢酸エステルを処方されている方がいたとしても、緊急避妊の目的で薬を使用したとしても効果がないということをご承知おきください。
・120時間を過ぎてしまったら ?
120時間を超えても一定の効果があるとはされていますが、正式な情報は出ていません。そのため、120時間を過ぎてしまった場合には、避妊効果を得ることは難しいと考えられています。
・服用後の出血 は?副作用は何がある?
ella one (エラワン)を服用することによる副作用には、吐き気、頭痛、嘔吐、めまい、倦怠感、腹痛があります。
ella one (エラワン)は服用後3~7日、遅くても3週間以内に消退出血、いわゆる生理が起こるとしています。また、ella one (エラワン)を服用することで生理の周期が遅れるという報告もあるため、普段の生理のタイミングを過ぎてから起こった出血もこの消退出血の可能性が極めて高いと考えられています。もし3週間以上たっても出血が見られないという場合には避妊に失敗している可能性がありますので、妊娠検査を受けられて、産婦人科を受診することをおすすめしています。
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低用量ピルで安全に避妊しましょう
緊急避妊薬に頼るのはあくまで緊急時の対応です。クリニックフォアグループでは日常からの避妊として、低用量ピルを用いた避妊法をおすすめしています。
低用量ピルは避妊を主効果としていますが、避妊以外にもさまざまな効果をもたらします。この主効果以外にもたらされる効果を副効果と言い、PMS (生理前症候群) や肌荒れ、ニキビといった女性の悩みに対して嬉しい効果をもたらしてくれるのです。
クリニックフォアでは全国どなたでも初診からオンライン診療で低用量ピルの処方を行なっています。事前問診3分、診療3分のみで薬は最短当日発送いたします。
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参考文献
あすか製薬株式会社 https://kabuyoho.jp/discloseDetail?rid=20191126430821&pid=140120191126430821
ミクスオンライン https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68351
https://bsc-activeshop.jp/contraception/ellaone/
https://www.medicines.org.uk/emc/medicine/22280/SPC/ellaOne+30+mg