低用量ピルを飲み続けると将来の妊娠に影響する?低用量ピルと妊娠の関係について 、医師が解説します。

ピルは排卵や子宮内膜に関係する薬です。そのため、服用することで生理(月経)にも影響を及ぼします。今回はピルを飲むことによって、生理に対してどのような効果・影響を与えるのかを徹底解説。最後にはピルと生理に関するよくある質問もまとめています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

ピルが生理に与える影響は大きく2つ

ピルが生理に対して与える影響は、大きく見ると以下の2つ。

  • 月経血の量が減る
  • 生理の日を移動できる

それぞれ、詳しく解説していきます。

月経血の量が減る

まず、ピルは生理時の経血量を減少させる効果が期待できます。

ピルの診療ガイドラインによると、「2周期を超える OC(ピル) 使用により月経血量が 43%減少した」という報告も。

月経過多で悩まされている方は絶大な効果が期待できます。

生理をずっと止めることはできないが、最大4か月止めることができるピルもある

ピルは生理時の経血量を減少させることはできますが、生理をずっと止めることはできません。しかし超低用量*ピルの「ヤーズフレックス」なら、最長120日まで生理を止めることができます。

※クリニックフォアグループのオンライン診療でもヤーズフレックスを取り扱っていますが、自費診療となります

何故、生理時の経血量を少なくできる?女性ホルモンが大きく影響している

経血の正体は、子宮内膜です。子宮では、エストロゲンの作用により毎周期、子宮内膜が増殖し、妊娠しなければ破綻して経血となります。

ピルに含まれている少量のエストロゲンには、脳から卵巣へのエストロゲンを分泌させる指令を弱くする作用があります。すると、エストロゲン分泌が増加しないため、子宮内膜の増殖が抑えられ、経血量が少なくなるのです。

生理の日を移動できる

2つめの効果は、「生理の日を移動できる」こと。ピルは生理日を早めたり遅らせたりすることができます。この月経移動は、ピルを内服する日数や量を調整することで行える方法です。

女性アスリートの方が試合と生理が被らないように行ったり、受験生が受験日と生理が重ならないようにしたりと、多方面で活用されはじめています。

生理不順の改善もできる

生理不順にもさまざまな原因があるのですが、その多くには排卵が関係しています。そのため、ピルを内服して排卵を起こさないことによって、生理不順の原因が取り除かれるため、生理周期をコントロールすることができ、生理不順がなくなるのです。

しかし重度の生理不順、あるいは排卵が原因ではなく子宮や卵巣の病気が関係している生理不順の場合、ピルを内服しても生理不順が改善しないことがあります。

ですので、ピルを内服しても生理周期がなかなか整わないという場合は、お近くの婦人科クリニックへ相談されることをおすすめします。

よくある質問

Q. ピルを飲んでいても妊娠する可能性はある?

ピルを飲んでいても妊娠する可能性はゼロではありません。ピルを正しく飲んだ場合、避妊率は約99.7%と言われていますが、飲み忘れなどがあると避妊率は下がります。また、飲み忘れた錠剤の数が増えるほど、妊娠する確率も上がるため注意が必要です。

Q. ピルを飲み始めてから生理が1日で終わるようになったけど問題はある?

ピルの服用によって子宮内膜が厚くならないことで経血量が減るためであり、問題ありません。また、完全に出血がなくなる人もごくまれにいます。通常、ピルを飲むのをやめると数ヶ月で元に戻ります。

Q. ピルを飲んでいるのに、生理予定日ではない日に出血が来たのは何故?

ピルの飲み始めの頃は、薬の作用が安定するまでに少量〜生理のような不正出血が起こるケースがあります。基本的には飲み続けているうちに、不正出血の症状は治まるので、気にせずにピルを飲み続けてください。また、ピルを飲み忘れた際に不正出血が起こる可能性も。クリニックフォアではピルの処方だけではなく、ピル服用中のトラブルなどの診察も、オンラインで対応しています。ぜひ一度ご相談ください。

【オンライン診療】低用量ピルの処方ならクリニックフォア!最短翌日到着

ピルは薬局では販売していません。通販サイトなどもありますが、偽物が紛れていたり不純物が混入していたりと大変危険です。

しかし、「わざわざ病院に行くのが面倒臭い・・・」という方も多いかと思います。

クリニックフォアでは初診から全国どなたでもオンライン診療で低用量ピル・中用量ピルの処方を行なっています。事前問診3分、診療3分のみで完了し、薬は最短当日発送いたします。