L-システインとは?
L-システインはアミノ酸の一種です。人間の体内においては、皮膚、髪、爪などにも存在しています。
アミノ酸はタンパク質をつくりだすものなので、皮膚、髪、爪などをつくるうえでも重要な存在です。
L-システインの効果とは?
お薬のL-システインには、美容や健康に関するさまざまな効果が期待できます。詳しく見ていきましょう。
ターンオーバーを整える
L-システインは肌のターンオーバーを整え、肌の再生を促進するため、肌トラブルの改善が期待できます。また、メラニンの排出を促す作用もあるため、シミ・そばかす、肌荒れなどの改善に効果が期待できます。
抗酸化作用がある
L-システインには抗酸化作用があり、紫外線、ストレスなどによって生じた活性酸素を取り除いてくれます。そのため、シミ・そばかす、肌荒れなどの予防・改善につながります。
メラニンの生成を抑える
メラニンはシミの原因となるもので、チロシンという物質が変化してメラニンになります。L-システインには、チロシンがメラニン色素に変化するのを抑える働きがあります。
また、L-システインはターンオーバーも促進するため、メラニンの体外への排出も促進され、シミ、そばかすの予防・改善につながると考えられます。
コラーゲンの生成を促す
L-システインは、肌のハリや弾力において重要な役割を果たすコラーゲンの生成を促すとされています。そのため、ハリや弾力のある肌につながるでしょう。
代謝をサポートする
L-システインは、食べ物などから摂った栄養をエネルギーに変換する酵素を助ける働きがあります。これによって、エネルギーが効率よくつくられ、つかれやだるさ改善につながります。
二日酔いを軽減する
お酒を飲むと、アルコールの代謝によってアセトアルデヒドという有害な物質がつくられます。このアセトアルデヒドが二日酔いの原因です。
L-システインは、アセトアルデヒドを無毒化するはたらきをサポートするため、二日酔いの症状軽減に効果が期待できます。
L-システインの取り入れ方
L-システインは体内でも生成されていますが、食事などから取り入れるとよりよいでしょう。足りない場合は、サプリメントを使うのも一つの方法です。詳しく見ていきましょう。
食べ物から取り入れる
食べ物においては、システイン(シスチン)にL-システインが含まれています。システインを多く含む食品には以下のようなものがあります。
- かずのこ(乾燥)
- ほたての貝柱(煮干し)
- 車麩
- たたみいわし
- するめ
- ほたるいか(燻製)
- かたくちいわし(田作り)
- 凍り豆腐(乾燥)
- のり
- さくらえび(煮干し)
など
なお、メチオニンを摂ると、システインが体内でつくられるようになります。メチオニンは、いわし、ほたて、ふかひれ、するめ、ビーフジャーキーなどに多く含まれています。
また、ビタミンCによってL-システインの働きが活発になるため、アセロラ、青汁(ケール)、ピーマン、ブロッコリー、キウイフルーツ、レモンなども摂りましょう。
サプリメントを活用する
食事から十分な量のL-システインを摂取することは難しいです。そのため、効率的な栄養補給にはサプリメント、肌トラブルを改善したいときはお薬の利用も検討しましょう。
L-システインの副作用
食べ物から摂取する分には気にする必要はありませんが、サプリメントの過剰摂取によって健康を害する場合があったり、お薬の場合は、悪心・下痢などの副作用が生じることがあります。
気になる症状が現れたら服用を中止し、医師や薬剤師に相談しましょう。
L-システインのサプリメントの摂取・お薬服用するときの注意点
用法用量を守る
L-システインのサプリメントやお薬を使う時は、用法用量を守り、過剰摂取にならないように注意しましょう。過剰摂取による健康を害する場合や、お薬の副作用のリスクが高まることもあります。
継続する
前述の通り、お薬のL-システインには、ターンオーバーを整えるなどの効果が期待できます。通常、ターンオーバーの周期は28日なので、1ヶ月以上続けないと効果は実感しづらいです。
そのため、しっかり継続することが大事です。
L-システインはクリニックフォアの美容皮膚オンライン診療へ
クリニックフォアの美容皮膚オンライン診療では、L-システインの錠剤「ハイチオール」を取り扱っています。ターンオーバーの正常化、肌にもともと備わっている機能の回復促進、肌状態の安定化によってシミ・そばかすを治療します。
スマホなどを使ってオンラインで診察を受けていただき、お薬は配送するので、忙しい方でも美肌への取り組みが始めやすくなっています。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
当院で取り扱っているお薬の注意事項
クリニックフォアでは、国内未承認医薬品および承認医薬品の承認とは異なる目的で使用している医薬品がございます。
セラピューティック用トレチノイン
未承認医薬品等 | トレチノインは、美容皮膚を目的とした処方は国内で承認されていません。 |
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入手経路等 | 日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたものになります。 輸入された医薬品の入手経路について詳細は下記URLをご確認ください。 当院で輸入している医薬品の入手経路について また、個人輸入サイト等を通して一般の方が医薬品を購入して使用するリスク・健康被害に関しては、厚生労働省から注意喚起が出されております。 個人輸入された医薬品等の使用によるリスク |
国内の承認医薬品等の有無 | 国内では美容皮膚を目的として承認されている同成分の外用薬はありません。 |
諸外国の安全等の情報 および副作用 | 同成分がアメリカ食品医薬品局(FDA)でシワ・ニキビ治療薬として承認されています(承認年月日:1998/12/24)。 安全性等に関わる情報としては、赤み・ヒリヒリ感・皮むけといった症状が記載されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について | 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。 |
シナール
未承認医薬品等 | シナールは、消耗性疾患や色素沈着などの治療薬として厚生労働省に承認されています。美容皮膚を目的とした処方は国内で承認されていません。 |
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入手経路等 | 当該医薬品は、国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。 |
国内の承認医薬品等の有無 | 国内では美容皮膚を目的として承認されている同成分の内服薬はありません。 |
諸外国の安全等の情報 および副作用 | 諸外国でも美容皮膚を目的とした使用は承認されていないため重大なリスクが明らかになってない可能性があります。 安全性等に関わる情報としては、胃不快感 、悪心、嘔吐、下痢といった症状が記載されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について | 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。 |
ノイロビタン
未承認医薬品等 | ノイロビタンは、消耗性疾患の治療薬として厚生労働省に承認されています。美容皮膚を目的とした処方は国内で承認されていません。 |
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入手経路等 | 当該医薬品は、国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。 |
国内の承認医薬品等の有無 | 国内では美容皮膚を目的として承認されている同成分の内服薬はありません。 |
諸外国の安全等の情報 および副作用 | 諸外国でも美容皮膚を目的とした使用は承認されていないため重大なリスクが明らかになってない可能性があります。 安全性等に関わる情報としては、腹部膨満 、便秘、嘔気、下痢といった症状が記載されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について | 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。 |
ハイチオール
未承認医薬品等 | ハイチオールは、湿疹や蕁麻疹の治療薬として厚生労働省に承認されています。美容皮膚を目的とした処方は国内で承認されていません。 |
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入手経路等 | 当該医薬品は、国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。 |
国内の承認医薬品等の有無 | 国内では美容皮膚を目的として承認されている同成分の内服薬はありません。 |
諸外国の安全等の情報 および副作用 | 諸外国でも美容皮膚を目的とした使用は承認されていないため重大なリスクが明らかになってない可能性があります。 安全性等に関わる情報としては、悪心、下痢といった症状が記載されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について | 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。 |
ユベラ
未承認医薬品等 | ユベラは、ビタミンE欠乏症や末梢循環障害の治療薬として厚生労働省に承認されています。美容皮膚を目的とした処方は国内で承認されていません。 |
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入手経路等 | 当該医薬品は、国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。 |
国内の承認医薬品等の有無 | 国内では美容皮膚を目的として承認されている同成分の内服薬はありません。 |
諸外国の安全等の情報 および副作用 | 諸外国でも美容皮膚を目的とした使用は承認されていないため重大なリスクが明らかになってない可能性があります。 安全性等に関わる情報としては、胃部不快感、下痢、発疹といった症状が記載されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について | 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。 |
タチオン
未承認医薬品等 | タチオンは、薬物中毒やアセトン血性嘔吐症の治療薬として厚生労働省に承認されています。美容皮膚を目的とした処方は国内で承認されていません。 |
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入手経路等 | 当該医薬品は、国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。 |
国内の承認医薬品等の有無 | 国内では美容皮膚を目的として承認されている同成分の内服薬はありません。 |
諸外国の安全等の情報 および副作用 | 諸外国でも美容皮膚を目的とした使用は承認されていないため重大なリスクが明らかになってない可能性があります。 安全性等に関わる情報としては、悪心、胃部不快感、食欲不振といった症状が記載されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について | 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。 |
トラネキサム酸
未承認医薬品等 | トラネキサム酸は、湿疹や蕁麻疹の治療薬として厚生労働省に承認されています。美容皮膚を目的とした処方は国内で承認されていません。 |
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入手経路等 | 当該医薬品は、国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。 |
国内の承認医薬品等の有無 | 国内では美容皮膚を目的として承認されている同成分の内服薬はありません。 |
諸外国の安全等の情報 および副作用 | トラネキサム酸はアメリカ食品医薬品局(FDA)で重度月経出血(月経過多)治療薬として承認されていますが、諸外国でも美容皮膚を目的とした使用は承認されていないため重大なリスクが明らかになってない可能性があります。 安全性等に関わる情報としては、食欲不振、吐き気といった症状が記載されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について | 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。 |
ビマトプロスト
未承認医薬品等 | ビマトプロストは、緑内障・高眼圧症の治療薬として厚生労働省に承認されています。また、同成分であるグラッシュビスタは、まつ毛貧毛症の治療薬として厚生労働省で承認されています。 |
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入手経路等 | 当該医薬品は、国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。 |
国内の承認医薬品等の有無 | ビマトプロストと同成分の製品が、まつ毛貧毛症治療目的として国内で承認されています。 |
諸外国の安全等の情報 および副作用 | 同成分がアメリカ食品医薬品局(FDA)でまつ毛貧毛症治療目的として承認されています(承認年月日:2008/12/24) 安全性等に関わる情報としては、色素沈着・虹彩色素過剰・瞼溝深化・眼瞼下垂といった症状が記載されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について | 万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。 |