あせも、ニキビ…汗による肌トラブルに要注意!

じめじめとした湿気に、じんわりにじむ汗。実は、その汗が肌トラブルの引き金になることがあります。

「背中にブツブツが出てきた」「脇の下がかゆくてたまらない」…そんな症状が出てきた場合は要注意。それはあせもやニキビのサインかもしれません。

あせもやニキビは、対処が遅れると跡が残ったり、別の皮膚疾患につながってしまうケースもあります。今回は、汗による肌トラブルについて、知っておきたいことをお伝えします。

実は大人にも多い、あせも

あせもとは、大量にかいた汗の出口(汗管)が詰まり、行き場を失った汗が皮膚の内部に溜まることで起こる発疹です。子どもに起きるイメージがあるかもしれませんが、大人でも、汗をかきやすい環境や、蒸れやすい状態が続くと発症しやすくなります。

高温多湿な環境や、通気性の悪い衣服による蒸れが続くと、あせもが起きやすくなります。また、包帯やギプスで皮膚が覆われているときや、発熱で大量に汗をかくときも要注意です。

汗をかきやすく蒸れやすい場所に起こりやすいのが特徴です。下着やおむつのゴム部分など、衣類との摩擦が起きやすい部位にも出やすいため、肌に当たるものの素材や締め付けにも気をつけてみてください。

あせもがかゆくなったら要注意のサイン

症状は進行度合いによって3段階に分かれます。最初は白いプツプツとした発疹が現れ、悪化するとプツプツが赤くなります。さらに重症化すると皮膚がザラザラになり、真っ赤になってしまいます。

また、炎症が強い状態で紫外線を浴びると色素沈着が長引くことがあります。あせもができた部位は特に日焼け対策を心がけてください。

軽度であれば肌を清潔に保つことで自然に治まることも多いですが、赤みやかゆみなどの炎症が起きている場合は、適切な治療が必要です。

市販薬を5〜6日使っても改善しない場合や、広い範囲に症状が出ている場合は、使用を中止して医療機関を受診してください。

放置すると「とびひ」になることも

あせもをかきむしると皮膚のバリア機能が崩れ、黄色ブドウ球菌などの細菌が侵入しやすくなります。とびひ(伝染性膿痂疹)に進展すると、市販薬では対応が難しいです。

患部がジュクジュクしてきたり、黄色い膿やかさぶたがついているような場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。

汗によるニキビにも要注意

汗をかくと、皮脂の分泌が増えることで、毛穴が詰まりやすくなります。特に暑い季節は、湿気によるムレで雑菌が繁殖したり、紫外線ダメージも重なったりと、ニキビが出やすく・治りにくい環境が続きます。

なかでも注意したいのが、背中や脇など体のニキビ。汗をかきやすい部位でありながら、自分では見えにくい場所はケアも後回しになりがち。気づいたときには悪化していた…というケースも少なくありません。

夏はもちろん、運動時や暖房などの空調によって汗をかきやすい冬も油断は禁物です。

こんな症状は悪化のサイン

☑赤く腫れて触ると痛い

☑膿がたまって黄色くなってきた

☑同じ部位に繰り返し出る

☑市販薬を使っても改善しない

これらに当てはまる場合は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。

今日からできるお肌のケア

あせも・ニキビは、日々のケアで予防・悪化防止ができます。まずは基本の4つを意識してみましょう。

汗が肌に残ったままだと菌が繁殖しやすくなります。こまめに汗を拭き取り、着替えることで肌を清潔に保ちましょう。衣類は吸水性・通気性のよい素材を選ぶと、肌の蒸れを防ぐうえで効果的です。

洗うときはナイロンタオルで強くこすらず、泡で優しくなじませましょう。ゴシゴシ洗いは肌のバリア機能を低下させ、あせもやニキビを悪化させることがあります。シャンプーの成分が背中に残ると毛穴詰まりの原因になるため、体は最後に洗うことを意識してみてください。

また、肌が乾燥すると皮脂が過剰に分泌されて毛穴詰まりの原因になるため、お風呂に入った後はすぐに保湿剤を塗るようにしましょう。

汗の量が気になる方へ

気温が上がると汗をかきやすくなるのは当たり前ですが、汗の量が人よりも多く、日常生活を送るうえで困ることがある場合は「多汗症」の可能性があります。

多汗症の人に多い症状

☑緊張すると汗の量が増える

☑衣服の汗ジミが気になる

☑暑くなくても汗をかくことがある

☑汗をかくときは左右対称に出る

多汗症は、単なる汗っかきとは異なり、涼しい場所でも汗が出るのが特徴の病気です。決して珍しい病気ではなく、日本人の約10人に1人は多汗症と言われています。

市販の制汗剤でもある程度は対処できますが、症状がなかなか改善しない場合は、医療機関の受診をおすすめします。

※参考:Questionnaire-based epidemiological survey of primary focal hyperhidrosis and survey on current medical management of primary axillary hyperhidrosis in Japan https://link.springer.com/article/10.1007/s00403-022-02365-9
※自由診療 ※ 医師の判断によりお薬の処方ができない場合があります。※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な服用方法をお守りください。※診察料1,650円(再診察の場合は無料)・配送料550円がかかります。

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気になる症状があれば、まずはご相談を

汗による肌トラブルは、放置するほど治療に時間がかかります。「たかがあせも」「よくあるニキビ」と思っていても、別の疾患が隠れていることも珍しくありません。あせもかニキビかの判断がつかないときも、まずは皮膚科に相談してみてください。

クリニックフォアは、対面クリニックを全国で17院以上展開しており※2、オンライン診療なら全国から受診いただけます※3。内科・皮膚科・アレルギー科をはじめとした保険診療にも対応しています。

気になる症状がある場合は、どうぞお気軽にご相談ください。

※1 医師の判断によりお薬の処方ができない場合があります。※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な服用方法をお守りください。※オンライン保険診療はシステム利用料1,000円(税込)を別途いただいております。料金については、詳しくはサイトをご覧ください。 ※2 2026年6月現在 ※3 小児の方の年齢制限については「内科・アレルギー科:10歳以上」「皮膚科:6歳以上」を目安に対応しております。診察の結果、対面の小児科受診をご案内させていただく可能性があります。

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