2020.09.05

アフターピルでよくある失敗談とは?飲んでも妊娠することがあるの?医師が解説します。

緊急避妊薬であり、最後の避妊手段ともいわれるアフターピル。ですが、そんなアフターピルでも失敗することがあります。今回はアフターピルの失敗談をまとめました。

自分の身体を守るためにも、アフターピルについて正しく知るためにも是非ご一読ください。

アフターピルを服用したのに、避妊に失敗してしまう理由とは?

アフターピルの失敗談を聞いているとさまざまな理由があるようです。アフターピルを服用したのに避妊に失敗したという方の失敗談と、その理由についてご紹介します。

アフターピルの失敗談として目にする機会が多いのが、服用のタイミングです。アフターピルは避妊に失敗してから120時間以内の服用が必要です。早ければ早いほど効果が高くなるのですが、この時間を過ぎてしまったことによって避妊に失敗してしまったという失敗談があります。

服用時間が過ぎてしまったという原因には処方してもらうのが遅くなってしまったことによって120時間以内に服用できなかったというお声が多く聞かれています。例えば処方してもらおうと思ったタイミングに医療機関が休みだった、処方してもらおうと思ったら仕事などがあり、クリニックを受診できなかったというお声があります。

次によく聞く失敗談がアフターピルの副作用によって嘔吐をしてしまったというものです。アフターピルには現在中心で使われているエラワンやノルレボ 以外に、中用量ピルを用いて避妊を行うヤッペ法というものがあります。どちらも女性ホルモンに作用していることから、副作用には吐き気があります。ヤッペ法と比べれば、エラワンやノルレボ錠を用いた緊急避妊法の方が吐き気の副作用が少ないものの、それでも吐き気や嘔吐をしてしまう方はいらっしゃいます。嘔吐をしてしまったことによってお薬が充分に吸収されておらず、結果として避妊に失敗してしまったということです。

また、アフターピルは体重 75 キロを超える方、または体格指数(BMI)が 25 kg/m2 よりも大きい方には効果があまり見られない可能性が指摘されているので、この体格に該当される方は正しいタイミングでアフターピルを服用したとしても失敗してしまう可能性があります。

他にも少数ではありますが、アフターピルと一緒に飲んだり食べたりするとアフターピルの効果を下げてしまう飲み物や食べ物、サプリメントや薬と一緒に服用してしまったため、避妊に失敗したというお声があります。アフターピルと併用を避けるべきである薬は、結核の薬(リファンピシン)、てんかんの薬(フェノバルビタール、フェニトイン、カルバマゼピン)、抗エイズウイルス薬(エファビレンツ、リトナビル)です。また、セイヨウオトギリソウ( セント・ジョーンズ・ワート)を含む健康食品は併用してしまうと、アフターピルの効果を下げる可能性が指摘されています。

また、グレープフルーツジュースは、グレープフルーツジュースに含まれるフラノクマリンが小腸にある薬を代謝する酵素の働きを弱めてしまうため、これによってアフターピルの効果を下げてしまい、避妊に失敗してしまうこともあります。ほかにもアフターピルを服用してすぐにアルコールを摂取した場合にも薬の効果が下がってしまったり、逆に作用が強く出てしまうということもあります。

ほかにもごく少数派ですが、アフターピルの処方が間に合わないと考え、通販で購入して避妊に失敗したという例があります。通販は手軽に薬が購入できる一方で、本当に必要な成分が含まれているという保証がありません。偽薬であったり、身体に悪い成分が含まれていたりすることもあるので、アフターピルが必要となった場合であっても、通販での購入はおすすめできません。

クリニックフォアグループではアフターピルのオンライン診療を行なっております。アフターピルは、24時間以内であれば極めて高い避妊率であるため、早く飲むことが極めて重要です。平日夜間・週末も診療を行っているクリニックフォアグループをぜひご活用ください。

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アフターピルを正しく服用しても失敗することはある?

そもそも、アフターピルは100%避妊ができる薬剤ではありません。アフターピルとは、黄体ホルモン(レボノルゲストレル)を主成分とするお薬で、排卵前に服用することによって正常な排卵を抑制したり、妊娠しにくいように子宮内の環境を変化させるという効果があります。アフターピルは、24時間以内に服用できれば95%の成功率としていますが、時間がたつにつれて成功率は低下し、48時間以内で85%、72時間以内で58%となります。そのため、アフターピルを服用するまでに時間を要した場合には、避妊に失敗する可能性が充分にあります。

また、アフターピルを服用して嘔吐してしまった場合も、服用から2時間以内で合った場合にはもう1錠アフターピルを服用することが必要です。嘔吐後の対応を行わなければ、アフターピルを例え24時間以内に服用したとしても失敗してしまう可能性があるといえるのです。

アフターピルを服用して成功しているかどうかはどうするとわかる?

アフターピルを服用して成功したかどうかは生理がくるまで分かりません。生理による出血がみられれば避妊が成功したということになります。なお、生理予定日を1週間過ぎても生理がこないという場合には避妊に失敗している可能性があるため、妊娠検査をされることをおすすめしています。

確実に避妊するなら低用量ピルがおすすめ?

アフターピルに極力頼りたくない、確実な避妊法を求めているという方には低用量ピルの使用をおすすめしています。低用量ピルは毎日1錠服用することが必要ですが、用法用量を守って服用することができれば約99%の避妊率となります。もしも服用を忘れてしまったとしても気づいたタイミングですぐに服用するなど対応ができていた場合で92%の避妊効果があるといわれており、非常に高い避妊効果が期待できます。これはコンドームの装着などほかの避妊方法と比較しても一番避妊効果が高いという結果になるのです。副作用もありますが服用を続けていると2~3ヶ月以内には落ち着きます。

避妊率が高いことや体への負担が軽いことから、アフターピルで避妊に失敗した経験のある方には低用量ピルの服用がおすすめです。

クリニックフォアでは初診から全国どなたでもオンライン診療で低用量ピルの処方を行なっています。事前問診3分、診療3分のみで完了し、薬は最短当日発送いたします。低用量ピルの服用を検討される方は、クリニックフォアグループの婦人科へお気軽にご相談ください。

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公開日:9月5日

監修:クリニックフォアグループ医師

参考文献

一般社団法人日本家族計画協会 https://www.jfpa.or.jp/women/emergency.html

公益財団法人日本産科婦人科学会 http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/kinkyuhinin_shishin_H28.pdf

日本プライマリケア連合学会 http://www.pcog.jp/files/topics_I/1/topics_I-6-1.pdf

リプロヘルス情報センター http://rhic.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=4364#%E3%83%94%E3%83%AB%E3%82%92%E9%A3%B2%E3%81%BF%E5%BF%98%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%8D