アフターピルでよくある失敗談とは?飲んでも妊娠することがあるの?医師が解説します。

 

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緊急避妊薬であり、最後の避妊手段ともいわれるアフターピル。ですが、そんなアフターピルでも避妊に失敗することがあります。今回はアフターピルの失敗談をまとめました。

ご自身の身体を守るためにも、アフターピルについて正しく知るためにも、是非ご一読ください。

アフターピルを服用したのに、避妊に失敗してしまう理由とは?

アフターピルの失敗談を聞いているとさまざまな理由があるようです。アフターピルを服用したのに避妊に失敗したという方の失敗談と、その理由についてご紹介します。

アフターピルの失敗談として目にする機会が多いのが、服用のタイミングです。アフターピルはお薬にもよりますが、避妊に失敗してから72時間もしくは120時間以内の服用が必要です。早ければ早いほど効果が高くなるのですが、この時間を過ぎてしまったことによって避妊に失敗してしまったという失敗談があります。

服用時間が過ぎてしまったという原因には、処方してもらうのが遅くなってしまったことによって時間内に服用できなかったというお声が多く聞かれています。例えば処方してもらおうと思ったタイミングに医療機関が休みだった、処方してもらおうと思ったが仕事などがあり、クリニックを受診できなかったというお声があります。

アフターピルの副作用によって嘔吐をしてしまったという方もいらっしゃいます。アフターピルには現在一般的に使われているエラワンやノルレボ 以外に、中用量ピルを用いて避妊を行うヤッペ法という方法もあります。アフターピルも中用量ピルも女性ホルモンが含まれていることから、副作用として吐き気が見られます。ヤッペ法と比べれば、エラワンやノルレボなどのアフターピルを用いた緊急避妊法の方が吐き気の副作用が少ないものの、それでも吐き気で嘔吐をしてしまう方はいらっしゃいます。服用してすぐ嘔吐をしてしまったことによってお薬が充分に吸収されておらず、結果として避妊に失敗してしまったということがあり得ます。

また、ノルレボは体重 75 キロを超える方、または体格指数(BMI)が 25 kg/m2 よりも大きい方には効果が低いとされているので、この体格に該当される方は正しいタイミングでアフターピルを服用したとしても失敗してしまう可能性があります。ただし、エラワンの場合は、問題ないと報告されています。

他にも少数ではありますが、アフターピルと一緒に飲んだり食べたりするとアフターピルの効果を下げてしまう飲み物や食べ物、サプリメントや薬と一緒に服用してしまったため、避妊に失敗したというお声があります。アフターピルと併用を避けるべきである薬は、結核の薬(リファンピシン)、てんかんの薬(フェノバルビタール、フェニトイン、カルバマゼピン)、抗エイズウイルス薬(エファビレンツ、リトナビル)です。また、セイヨウオトギリソウ( セント・ジョーンズ・ワート)を含む健康食品は併用してしまうと、アフターピルの効果を下げる可能性が指摘されています。

ほかにもごく少数ですが、アフターピルの処方が間に合わないと考え、通販で自己輸入品を購入して避妊に失敗したという例があります。通販は手軽に薬が購入できる一方で、本当に必要な成分が含まれているという保証がありません。偽薬であったり、身体に有害な成分が含まれていたりすることもあるので、アフターピルが必要となった場合であっても、通販での購入はおすすめできません。

クリニックフォアグループではアフターピルのオンライン診療を行なっております。アフターピルは、早いタイミングであれば極めて高い避妊率であるため、早く飲むことが極めて重要です。平日夜間・週末も診療を行っているクリニックフォアグループをぜひご活用ください。

 

 

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アフターピルを正しく服用しても失敗することはある?

アフターピルは100%避妊ができる薬剤ではありません。アフターピルとは、黄体ホルモン(レボノルゲストレル)を主成分とするお薬で、排卵前に服用することによって正常な排卵を抑制したり、妊娠しにくいように子宮内の環境を変化させるという効果があります。また、エラワンの場合、着床を防ぐ効果もあるとされています。アフターピルは時間がたつにつれて成功率は低下するため、アフターピルを服用するまでに時間を要した場合には、避妊に失敗する可能性が充分にあります。

また、アフターピルを服用して嘔吐してしまった場合も、服用から3時間以内で合った場合には吸収されていないと考えられるため、もう1錠アフターピルを服用することが必要です。

アフターピルを服用して成功しているかどうかはどうするとわかる?

アフターピルを服用して成功したかどうかは生理がくるまで分かりません。服用して3週間以内に生理による出血がみられれば避妊が成功したということになります。なお、生理予定日を1週間過ぎても生理がこないという場合には避妊に失敗している可能性があるため、市販の妊娠検査薬でチェックされることをおすすめしています。

確実に避妊するなら低用量ピルがおすすめ?

アフターピルに極力頼りたくない、確実な避妊法を求めているという方には普段からの低用量ピルの使用をおすすめしています。低用量ピルは毎日1錠決まった時間に服用することが必要ですが、用法用量を守って服用することができれば約99%の避妊率となります。もしも服用を忘れてしまったとしても気づいたタイミングですぐに服用するなど対応ができていた場合で92%の避妊効果があるといわれており、非常に高い避妊効果が期待できます。これはコンドームの装着などほかの避妊方法と比較しても一番避妊効果が高いとされています。飲み始めの時期は嘔気や胸の張り、不正出血などの副作用もありますが服用を続けていると2~3ヶ月以内には落ち着くことが多いでしょう。

避妊率が高いことや身体への負担が少ないことから、アフターピルで避妊に失敗した経験のある方には、毎日の低用量ピルの服用がおすすめです。

クリニックフォアでは初診から全国どなたでもオンライン診療で低用量ピルの処方を行なっています。事前問診3分、診療3分のみで完了し、薬は最短当日発送いたします。低用量ピルの服用を検討される方は、クリニックフォアグループへお気軽にご相談ください。

 

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参考文献

  1. 一般社団法人日本家族計画協会
  2. 公益財団法人日本産科婦人科学会
  3. 日本プライマリケア連合学会
  4. リプロヘルス情報センター