低用量ピルと月経移動ピルの違いとは?
月経移動に使われるピルには、大きく分けて「低用量ピル」と「中用量ピル」の2種類があります。
避妊目的で服用されることの多い低用量ピルに対し、月経移動においてより一般的に処方されるのが、ホルモン含有量の多い中用量ピル(プラノバールなど)です。
どちらも女性ホルモンを含むお薬ですが、ホルモン量が異なるため、月経移動における向き・不向きにも違いがあります。
月経移動における低用量ピルと中用量ピルの主な違いを、以下の表にまとめました[1][2][3]。
| 項目 | 低用量ピル | 中用量ピル |
| エストロゲン含有量 | 0.02〜0.04mg(お薬によって異なる) | 0.05mg |
| 代表的なお薬 | マーベロンファボワール など | プラノバール |
| 月経移動の確実性 | 中用量ピルと比べるとやや劣る | 比較的高い |
| 副作用の出やすさ | 比較的軽い | 出やすい |
| 不正出血のリスク | やや高い | 低い |
| 適した月経移動方法 | 早める継続服用中の調整 | 早める・遅らせる |
それぞれの特徴を理解したうえで、自分の状況に合ったピルを医師と相談して選びましょう。
ここでは、低用量ピルと月経移動に使われる中用量ピルの違いについて解説します。
月経移動の確実性の違い
月経移動の確実性は、中用量ピルのほうが低用量ピルより高い傾向があります。
中用量ピルはホルモン含有量が多いため、子宮内膜を安定して維持しやすく、服用中に予定外の出血(不正出血)が起こりにくいとされています。
一方、低用量ピルはホルモン量が少ない分、体への負担は軽いものの、月経移動目的で服用した場合の確実性はやや下がる傾向があります。
副作用の出やすさの違い
副作用の出やすさも、含まれているホルモン量の違いによって異なります。
- 低用量ピル:吐き気や頭痛などの副作用は比較的軽い
- 中用量ピル:吐き気などの副作用が出やすい傾向がある
そのため、確実性を優先するか、副作用の少なさを優先するかが、どのピルを選択するかの大きな判断軸になるでしょう。
生理を「遅らせる」
低用量ピルと中用量ピルでは、含まれているホルモン量の違いから、向いている月経移動の方法も異なります。
- 低用量ピル:生理を「早める」場合に使用できる
- 中用量ピル:生理を「早める」「遅らせる」の両方の場合に使用できる
このように、生理を遅らせたい場合には、中用量ピルを選択する必要があります。
月経移動の仕組みとピルの役割
月経移動とは、ピルに含まれる女性ホルモンの作用を利用して、生理のタイミングを調整する方法です。旅行やイベント、試験など、大切な予定と生理が重ならないようにコントロールできます。
生理を「遅らせる」「早める」いずれの場合も、基本となる仕組みは共通です。
生理は、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌が低下することで起こります。ピルを服用している間は外部から女性ホルモンが補充されるため、子宮内膜が維持され、生理は起こりません。
服用を中止するとホルモンの補充が止まり、数日後に子宮内膜が剥がれて生理(消退出血)が起こります。この仕組みを利用することで、生理を「遅らせる」「早める」ことが可能となるのです。
生理を遅らせる・早める具体的な方法とスケジュール
月経移動には、生理を「遅らせる」方法と「早める」方法があります。
どの方法が適しているかは、イベントまでの期間や普段ピルを服用しているかどうかによって異なります。
まずは、状況別におすすめの方法を一覧で確認してみましょう。
<状況別・月経移動に向いているピルの種類>
| 状況 | 向いているピル | 方法 |
| 普段ピル未服用+イベントまで2週間以内 | 中用量ピル | 遅らせる |
| 普段低用量ピルを継続服用中 | 服用中の低用量ピル | 休薬する日程を調整することにより、普段の出血の前後一週間程度まで早めるか遅くすることが可能 |
| 副作用が心配+準備期間に余裕あり | 低用量ピル | 早める |
| 確実性を最優先したい | 中用量ピル | 早める・遅らせる |
| イベント中にピルを飲みたくない | 低用量ピル・中用量ピル | 早める |
どちらを選ぶべきか迷った場合は、イベントまでの日数と、遅らせたいか早めたいか、また副作用をどの程度懸念しているかを医師に伝えて相談してください。
生理を「遅らせる」方法と服用スケジュール
生理を遅らせるには、生理予定日の前からピルの服用を開始し、生理を避けたい期間中は毎日服用を続けます。服用を中止すると、2〜3日後に生理(消退出血)が起こります。
<服用スケジュール>
- 生理予定日の5〜7日前(遅くとも3日前)から服用開始
- 生理を避けたい期間の最終日まで毎日服用を続ける
- 服用中止後、2〜3日で生理が来る
この方法には、中用量ピル(プラノバール)が適しています。ホルモン含有量が多く、子宮内膜を安定して維持しやすいため、月経移動の確実性が比較的高いとされています。
普段ピルを服用していない方が生理を遅らせたい場合は、中用量ピルが処方されます。
生理を「早める」方法と服用スケジュール
生理を早める方法は、移動したい生理開始の1回前の生理開始後にピルを服用し始め、10〜14日間飲み続けた後に服用をやめることで、通常より早いタイミングで生理を起こす方法です。
<服用スケジュール>
- 生理開始から5日以内に服用開始
- 中用量ピルでは10日以上、低用量ピルでは14日以上、毎日服用を続ける
- 服用中止後、2〜3日で生理が来る
イベント期間中にピルを飲む必要がなく、副作用を気にせずに過ごせるのがメリットです。ただし、イベントの3週間以上前から準備が必要です。
普段から低用量ピルを服用中の方の月経移動方法
普段から低用量ピルを継続服用している方は、新たに中用量ピルを追加しなくても、休薬期間を調整することで月経移動が可能な場合が多いでしょう。
以下では、継続服用中の方に向けた月経移動の方法を解説します。
低用量ピルを継続服用中の方が生理を遅らせる方法
普段から低用量ピルを継続して飲んでいる方は、服用中のピルだけで生理のタイミングを調整できます。ただし、この方法で生理を移動できるのは、最大で1週間程度です。
具体的には、現在服用しているシートの「実薬(ホルモンが含まれている錠剤)」を21日間すべて飲み終えた後、休薬期間(または偽薬の期間)を設けずに、翌日から新しいシートの実薬を続けて服用します。
生理を避けたい期間が終わるまで実薬の服用を続け、生理を起こしたいタイミングで服用を中止してください。服用を止めてから2〜3日ほどで、生理(消退出血)が始まります。
また、ピルの種類によって、新しいシートの「どの錠剤を飲むか」が異なります。お手元のお薬がどちらのタイプか確認しましょう。
一相性ピルの場合
マーベロン、ファボワールなどの一相性ピルは、すべての錠剤のホルモン量が同じです。シートをまたいで連続服用しても効果が安定しており、月経移動に適したタイプといえます。
三相性ピルの場合
トリキュラー、アンジュ、ラベルフィーユなどの三相性ピルは、ホルモン量が3段階で変化します。生理を遅らせる場合は、次のシートの第3相(ホルモン量が最も多い錠剤)を服用します。
飲む錠剤を間違えると不正出血が起こりやすいため、必ず医師に確認してから服用してください。
低用量ピルを継続服用中の方が生理を早める方法
生理を早めたい場合は、現在服用しているシートの「実薬」を通常より早く切り上げ、前倒しで休薬期間に入ることで調整します。
具体的には、実薬を最低でも14日間連続して服用したあと、休薬(または偽薬)期間に入ります。そうすると、休薬に入って2〜3日ほどで、生理(消退出血)が始まるのです。
休薬期間は通常どおり7日間とし、8日目からは新しいシートの1錠目から飲み始めてください。
実薬は最低でも14日間連続して服用してから休薬期間に入りましょう。14日未満で休薬に入ると、避妊効果が低下したり不正出血が起きやすくなったりするため注意が必要です。
また、生理を早める方法は、早めたい生理の前の周期の生理が始まったらすぐピルの内服を開始する必要があります。直前の調整には向かないため、余裕を持って計画しましょう。
継続服用中の方が中用量ピルを服用する必要があるケース
普段から低用量ピルを服用している方でも、以下のような場合は中用量ピルが必要になることがあります。
数日以上生理を遅らせたい場合
低用量ピルの連続服用では不正出血のリスクが高まるため、中用量ピルが検討されます。中用量ピルでもあまり長い期間生理を遅らせることは困難であるので、医師とご相談ください。
三相性ピルを内服中で調整が難しい場合
トリキュラーなどの三相性ピルを服用中の場合、ご自身で複雑な調整が必要になります。飲み間違いが心配な方や、より確実な方法を選びたい方には、一度医師の診察を受けて、 ピルの内服の仕方について相談したり、中用量ピルの処方を受けたりしてください。
過去に低用量ピルで不正出血を経験した場合
過去に低用量ピルで不正出血が起きた場合は、体質的に低用量のホルモン量では子宮内膜を支えきれない可能性があります。そのため、最初から中用量ピルを使用することがあります。
継続服用中の方でも、状況によって適した方法は異なります。自己判断せず、必ず医師に相談して選択しましょう。
低用量ピルと中用量ピルの副作用の違い
月経移動のピルを選ぶ際に気になるのが、副作用の違いではないでしょうか。
低用量ピルと中用量ピルでは、含まれるホルモン量の違いから、副作用の出やすさや強さに差があります。
それぞれの副作用の特徴を理解したうえで、自分に合ったピルを選びましょう。
低用量ピルの副作用
低用量ピルは、ホルモン含有量が少ないため、副作用が比較的軽い傾向があります。マーベロン(低用量ピル)のインタビューフォームによると、主な副作用とその発生頻度は以下のとおりです[4]。
| 副作用 | 発生頻度 |
| 悪心(吐き気) | 7.2% |
| 乳房痛 | 4.3% |
| 頭痛 | 4.6% |
| 不正子宮出血 | 7.2% |
| 嘔吐 | 1.4% |
全体的に副作用の発生頻度が低く、体への負担が少ないのが低用量ピルの特徴です。ただし、低用量ピルは不正出血が起きやすいというデメリットがあります。
なかでも月経移動で生理を遅らせる際に、ホルモン量が足りずに不正出血が起きることがあるとされています。
中用量ピル(プラノバール)の副作用
中用量ピル(プラノバール)は、ホルモン含有量が多いため副作用が出やすい傾向があります。
プラノバールのインタビューフォームによると、主な副作用とその発生頻度は以下の通りです[5]。
| 副作用 | 発生頻度 |
| 悪心・嘔吐 | 4.96% |
| 頭痛 | 0.45% |
| 乳房緊満感 | 0.15% |
| 子宮点状出血 | 0.30% |
中用量ピルでは、吐き気が比較的起こりやすい副作用として知られていますが、添付文書やインタビューフォームなどの報告上ではそこまで発症の頻度は高くありません。また、吐き気は服用開始から数日以内にあらわれやすいものの、服用を続けるうちに軽減していくことが多いとされています。
中用量ピルではホルモン含有量が多く、吐き気のほかにも、むくみ・頭痛・眠気などの副作用が低用量ピルより出やすいとされています。
ただし、副作用のあらわれ方には個人差があり、中用量ピルを服用しても不調を感じない方もいます。
副作用の強さの比較と対処法
低用量ピルと中用量ピルの副作用を比較すると、以下のようになります。
| 項目 | 低用量ピル | 中用量ピル |
| 吐き気 | 出にくい | 出やすい |
| 頭痛 | やや出る | やや出る |
| 乳房の張り | やや出る | やや出る |
| 不正出血 | 起きやすい | 起きにくい |
| 全体的な副作用の強さ | 軽い | 強め |
吐き気が心配な場合は、就寝前に服用することで、寝ている間に症状のピークを過ごせるでしょう。食後に服用することで、胃への刺激を和らげることも効果的です。
吐き気がひどい場合は、医師に相談して吐き気止め(制吐剤)を処方してもらうことも可能です。
また、頭痛には市販の鎮痛剤で対処できる場合もあります。むくみが気になる場合は、塩分を控えめにし、水分を適度に摂ることが対策の一つです。症状が気になる場合は医師にご相談ください。
副作用の多くは一時的なものであり、数日で軽減していくことが多いとされています。ただし、症状が強い場合やつらいと感じる場合は、我慢せず医師に相談してください。
月経移動ピルの処方から服用までの流れ
月経移動のためにピルを服用するには、医師の診察を受けたうえで処方してもらう必要があります。
診察をスムーズに進めるためにも、受診のタイミングや事前に伝えるべき情報を把握しておきましょう。あらかじめ生理周期やイベント日程を整理しておくと安心です。
ここでは、月経移動ピルの処方から服用開始までの流れをわかりやすく解説します。
いつまでに受診すればいいのか
月経移動の受診タイミングは、生理を「遅らせる」か「早める」かによって異なります。
目安は以下のとおりです。
生理を遅らせる場合
生理予定日の5〜7日前から服用を開始するため、生理予定日の1週間前までに受診(オンライン診療の場合は配送を考慮して2週間前が安心)
生理を早める場合
早めたい生理の1回前の生理開始から5日以内に服用を始める必要があるため、イベントの3週間以上前から準備し、生理前に受診・処方を済ませておく
可能であれば、イベントの1か月前までに受診しましょう。早めに受診すると、遅らせる方法・早める方法のどちらも選べる余裕があります。
受診時に伝えるべき情報
受診時には、医師が適切な処方を行うために必要な情報を正確に伝えてください。以下の情報を事前にまとめておくと、診察がスムーズに進みます。
| 分類 | 伝える内容 | 具体例・補足 |
| 生理・イベント情報 | 直近の生理開始日 | ○年○月○日 |
| 生理・イベント情報 | 普段の生理周期 | 28日周期/不規則など |
| 生理・イベント情報 | 生理をずらしたい期間 | ○月○日〜○月○日 |
| 生理・イベント情報 | 希望する方法 | 遅らせたい/早めたい |
| ピルの服用状況 | 低用量ピルの服用有無 | 服用している/していない |
| ピルの服用状況 | あれば服用中の低用量ピルの名前 | マーベロン、トリキュラーなど |
| ピルの服用状況 | シートの残り日数 | 実薬あと○錠 |
| ピルの服用状況 | 過去の副作用経験 | 吐き気・頭痛・不正出血など |
| 健康状態 | 喫煙の有無 | 吸う/吸わない(本数) |
| 健康状態 | 既往歴・持病 | 血栓症、高血圧、片頭痛など |
| 健康状態 | 服用中のお薬 | 常用薬・サプリメント含む |
普段から低用量ピルを服用している方は、その旨を伝えることで、追加の処方が必要かどうかを医師が判断できます。
喫煙習慣や既往歴は、ピルの処方可否に関わる重要な情報であるため、正直に申告してください。
月経移動を希望するならクリニックフォアのオンライン診療を活用しよう
月経移動ピルは、クリニックフォアのオンライン診療でも処方を受けることができます。
自宅にいながらスマートフォンやパソコンで医師の診察を受けられ、お薬も自宅まで配送されるため、忙しい方や婦人科への受診に抵抗がある方にも利用しやすいサービスです。
クリニックフォアで処方できる月経移動ピルは以下のとおりです。
| お薬 | 種類 | 費用 | 備考 |
| プラノバール(国産) | 中用量ピル | 5,478円 | 吐き気止め21錠付き |
| マーベロン(国産) | 低用量ピル | 6,556円 | 2シート |
※税込価格
※診察料1,650円・配送料550円/回が別途かかります。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合もございます。
※お薬の処方がない場合は診察料1,650円(税込)がかかります。
※対面診療をご案内する場合もございます。
プラノバールには吐き気止めがあらかじめセットで処方されるため、吐き気が心配な方にも配慮されたプランとなっています。
どのピルを処方するかは、「生理を遅らせたいのか・早めたいのか」「普段ピルを服用しているかどうか」などを踏まえ、医師が診察時に判断します。
診察の際は、以下の点を事前に伝えるとスムーズです。
- 生理を遅らせたい/早めたいどちらか
- 普段ピルを服用しているかどうか
- いつまでに生理日を調整したいか
なお、お薬の配送には1〜3日程度かかるため、余裕を持って受診することをおすすめします。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察を受け、診断された適切な治療方法をお守りください。
ピルや月経移動に関するよくある質問
低用量ピルと中用量ピルの月経移動について、多くの質問が寄せられています。ここでは、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
低用量ピルで生理を遅らせることはできますか?
低用量ピルでも、生理を遅らせることは可能です。
ただし、低用量ピルはホルモン量が少ないため、中用量ピルと比べて不正出血が起こりやすい傾向があります。
普段から低用量ピルを継続服用している方であれば、休薬期間を調整することで比較的確実に生理日を遅らせることが可能です。
一方、普段ピルを服用していない方が低用量ピルを服用する場合は、不正出血が起こる可能性も高いため、。確実に生理を遅らせたい場合や、不正出血のリスクをできるだけ避けたい場合には、中用量ピル(プラノバール)の服用をおすすめします。
普段低用量ピルを飲んでいても中用量ピルが必要ですか?
普段から低用量ピルを継続服用している方は、多くの場合、中用量ピルを追加で処方してもらう必要はありません。
服用中の低用量ピルの休薬期間を調整することで、月経移動を行うことが可能です。ただし、数日以上生理を遅らせたい場合や、三相性ピルを服用中で対応が難しい場合は、中用量ピルが必要になることがあります。
また、過去に低用量ピルで不正出血を経験した方は、中用量ピルの方が確実な場合があります。自分の状況に合った方法を医師に相談して判断してもらいましょう。
月経移動は何日前から準備が必要ですか?
月経移動の準備期間は、選ぶ方法によって異なります。
生理を遅らせる方法の場合、生理予定日の5〜7日前から服用を開始するため、イベントの2週間前までに処方を受けておくと安心です。
生理を早める方法の場合は、移動したい生理の1回前の生理開始から5日以内に服用を開始する必要があるため、イベントの3週間以上前から準備が必要です。
余裕を持って1か月前に受診しておくと、どちらの方法も選択できる可能性があります。直前になって慌てることがないよう、早めの準備を心がけましょう。
月経移動に失敗することはありますか?
月経移動は医師の指示どおりに服用すれば、多くの場合予定どおりに調整できるとされていますが、以下のような場合には予定どおりにいかないことがあります。
- 服用開始が遅すぎた場合
- 飲み忘れがあった場合
- 服用期間が長すぎた場合
- 体質によりホルモンへの反応に個人差がある場合
失敗のリスクを減らすためには、余裕を持って早めに受診し、毎日同じ時間に忘れずに服用することが大切です。
不正出血が起きた場合の対処法についても、事前に医師に確認しておくと安心です。
まとめ
低用量ピルと中用量ピルは、含まれるホルモン量や特徴が異なり、月経移動に適した方法もそれぞれ異なります。
中用量ピル(プラノバール)はホルモン含有量が多く、生理を[早める」場合にも「遅らせる」場合にも適しており、不正出血が起こりにくい点が特徴です。一方で、吐き気などの副作用が出やすい傾向があるとされています。
一方で低用量ピルはホルモン含有量が少なく、副作用が比較的軽いのが特徴です。生理を「早める」方法や、普段から低用量ピルを継続服用している方の月経移動に適しています。
普段から低用量ピルを服用している方は、休薬期間を調整することで、追加の処方なしに月経移動が可能な場合も多いです。
一相性ピル(マーベロン、ファボワールなど)は、ホルモン量が一定であるため、月経移動が比較的行いやすいとされています。
どちらのピルを選ぶべきかは、イベントまでの日数、遅らせたいか早めたいか、副作用への許容度などによって異なります。医師に状況を正確に伝え、自分に合ったピルと方法を提案してもらうことで、希望に沿って生理を調整できるでしょう。


