フィナステリドの飲み合わせが禁忌のお薬や食品とは?サプリとの相性についても紹介

フィナステリドを服用中に「他のお薬やサプリと一緒に飲んでも大丈夫?」と不安に思う方は少なくありません。とくに風邪薬や痛み止め、普段飲んでいるサプリメントとの相互作用が気になるところでしょう。
フィナステリドは男性ホルモンに作用し、薄毛の進行を抑える効果がある一方で、肝臓で代謝されるため、他のお薬との併用には注意が必要な場合があります。
この記事では、フィナステリドと相性の悪いお薬や注意すべき食べ物、サプリメントや嗜好品との関係まで幅広く解説しています。安心して治療を続けるために、正しい知識を身につけましょう。

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フィナステリドの飲み合わせ【お薬・サプリ・食べ物・嗜好品】

フィナステリドの添付文書において、併用が禁止されている薬剤等の記載はありません。そのため、基本的には他のお薬やサプリメントと同時に摂取することは可能です。

ただし、肝機能に問題がある方や、他のお薬を飲んでいる場合は注意が必要です。

フィナステリドを含む多くのお薬は肝臓で代謝されるため、複数のお薬を同時に服用すると肝機能に負担がかかる可能性があります。お薬は飲んだあとそのまま効くわけではなく、肝臓で分解されたり、活性化されたりしてから効果を発揮するお薬もあるためです。

新たにお薬を服用する際や、継続的に複数のお薬を併用する場合は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

他のお薬(風邪薬・ロキソニン)との飲み合わせ

フィナステリドの添付文書には、風邪薬や解熱鎮痛薬との併用に関する注意事項の記載はありません。

そのため、抗ヒスタミン薬、ロキソニン(ロキソプロフェン)、カロナール(アセトアミノフェン)などの一般的な風邪薬や解熱鎮痛成分は、フィナステリドと併用できます。

頭痛や発熱で一時的にこれらのお薬を服用する程度であれば、過剰に心配する必要はありませんが、血液検査で肝臓の数値が引っかかったり、肝機能を指摘されたりしたことのある方は、必ず医師の判断を仰ぎましょう。

サプリ(亜鉛・ビタミン・ミネラル)との飲み合わせ

ミネラルやビタミン系のサプリメントは、フィナステリドと併用可能です。髪の健康維持に役立つ栄養素として、積極的に取り入れるのも良いでしょう。

亜鉛は、男性ホルモン代謝や毛母細胞の活性化に関与し、髪の主成分であるケラチンの合成に関わる重要な栄養素です。亜鉛が不足すると生殖機能の低下にもつながりますので、19歳以上の男性は一日あたり11mgを目安に摂取することが推奨されています。[1]

ただし、過剰摂取(40mg/日以上)にならないよう注意が必要です。嘔気、めまい、頭痛、胃部不快感、嘔吐、食欲不振などの症状を引き起こす可能性があります。過剰摂取が数週間以上にわたると銅欠乏が起こり、免疫機能が低下したり、HDLコレステロール値を低下させる恐れがあります。

また、ビタミンDと鉄分も髪の健康に重要な栄養素です。ビタミンDは9.0μg/日、鉄分は成人男性で7.0-7.5mg/日の摂取が目安です。[2][3]

サプリメントを選ぶ際は推奨量を守り、過剰摂取にならないよう注意しましょう。

アルコールとの飲み合わせ

アルコールそのものがフィナステリドの効果を直接下げるという報告はありません。しかし、肝臓への負担が増える点には注意が必要です。

過度に飲酒をしてしまうと、お薬の代謝が滞るおそれがあります。フィナステリドもアルコールも肝臓で分解されるため、両方を同時に処理しようとすると肝臓に大きな負担がかかる可能性があります。

晩酌程度の適量であれば、特に問題になることは少ないとされています。毎日多量に飲む習慣がある人は、お薬の分解に影響が出る場合があります。とくに肝機能に不安がある方や、他のお薬も併用している方は注意しましょう。

フィナステリドの治療効果を最大限に得るためにも、アルコールの飲みすぎには注意しましょう。どうしても飲酒量が多くなってしまう方は、定期受診の際に医師に相談することをおすすめします。

カフェイン(コーヒー・エナジードリンク)との飲み合わせ

カフェインはフィナステリドの作用を妨げるわけではありません。しかし、睡眠の質には関係するため、間接的にAGA治療に影響を与える可能性があります。

睡眠不足やストレスは血管収縮や炎症反応を引き起こし、頭皮の血流を滞らせる可能性があります。カフェインを過剰に摂取すると睡眠が浅くなり、結果的に治療効果を妨げることになりかねません。

とくに夜間のカフェイン摂取は睡眠の質を低下させるため、控えることをおすすめします。エナジードリンクはカフェインの含有量が多いため、とくに注意が必要です。

朝や昼間のコーヒー1~2杯程度であれば大きな支障はありませんが、夕方以降はなるべく避けるようにしましょう。良質な睡眠を確保することが、AGA治療の効果を高める上で重要です。

たばこ(喫煙)の影響

フィナステリドとたばこの飲み合わせに関して、添付文書には記載がありません。しかし、喫煙とAGAの関係性についてのメタアナリシスによると、喫煙者は非喫煙者に比べてAGAを発症する可能性が約1.8倍高く、1日10本以上の喫煙者ではそのリスクがさらに高まることが示されています[4]。

喫煙は血管を収縮させ、頭皮への血流を悪化させます。その結果、毛髪の成長に必要な栄養や酸素が十分に届かなくなり、AGAの進行を早める可能性があるのです。

そのため、同じフィナステリド治療をしていても、喫煙者と非喫煙者では改善のスピードに差が出るケースがあります。せっかく治療を始めても、喫煙によってその効果が十分に発揮されないのは非常にもったいないことです。

AGA治療効果をより高めるためにも、禁煙が望ましいとされています。禁煙外来やニコチンパッチなどのサポートを活用することで、禁煙の成功率は高まります。

クリニックフォアでは禁煙治療のオンライン診療を行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。

フィナステリドの禁忌と注意が必要な人【安心して服用するために】

フィナステリドには、服用できない人(禁忌)や、疾病や使用している薬剤によって注意が必要な人がいます。

自己判断での服用は健康被害につながる可能性があるため、必ず医師の診察を受けてください。診察では頭皮の状態確認や血液検査による肝機能・ホルモン値のチェックなどを行います。服用開始後も定期的に通院し、経過観察を受けることが大切です。

持病がある方や、現在使用中のお薬がある場合は、必ず診察時に医師へ伝えてください。些細なことでも報告することで、安心感を得ながらの治療が可能になります。

以下で、フィナステリドを使用してはいけない人や、医師への相談が必要なケースについて詳しく解説します。

フィナステリドを使用してはいけない人

フィナステリドには、服用してはいけない人(禁忌)が定められています。該当する方が服用すると、重大な健康被害を引き起こす可能性があります。

以下の方はフィナステリドを使用できません。

  • フィナステリドの成分に対し過敏症の既往歴がある方

過去にフィナステリドを服用してアレルギー反応(発疹、かゆみ、じんましん、呼吸困難など)が出た経験がある方は、再び服用すると重篤なアレルギー反応を起こす可能性があります。

  • 妊婦または妊娠している可能性のある女性、および授乳中の女性

フィナステリドは男性ホルモンに作用する薬剤であり、妊娠中の女性が服用すると、男児の生殖器の発育に異常をきたす可能性があります。授乳中の女性も、母乳を通じて乳児に影響が出る可能性があるため服用できません。
もしも錠剤が割れてしまったときは触れることも避けなければなりません。

これらに該当する方は、いかなる理由があってもフィナステリドを服用しないでください。家族に妊婦や授乳中の女性、小さな子どもがいる場合は、薬の保管場所にも十分注意しましょう。

医師に相談が必要なケース

フィナステリドは禁忌ではないものの、慎重な判断や定期的な経過観察が必要な方がいます。以下に該当する場合は、必ず医師に相談・確認した上で服用を開始してください。

【医師に相談が必要な方】

  • 肝機能障害患者

肝機能障害のある方を対象とした臨床試験は行われていないため、影響の詳細は明らかになっていません。

ただし、フィナステリドは主に肝臓で代謝されるため、肝機能に影響を与える可能性があります。そのため、肝臓の働きが低下している場合、薬の分解が遅れ、結果として肝臓への負担が大きくなることも考えられます。

肝機能に問題がある方は、医師と相談のうえ慎重に判断してください。

  • うつ病や抑うつ状態、またはその既往がある方、強い希死念慮や自傷の思いを抱えた経験がある方

フィナステリドの服用者において、精神的に不安定な状態に陥ったり、深刻な心理的影響が報告されたケースもありますが、これらと薬剤との直接的な関係は現時点では明らかになっていません。

現在・過去に精神的な不調を経験された方は、服用を始める前に医師と十分に相談し、慎重に判断してください。

  • 高齢者

フィナステリド5mgを用いた前立腺肥大症の臨床試験では、高齢者と若年層の間で副作用の発現率に大きな違いは確認されていません。 

ただし、一般に高齢者では生理機能が低下しているため注意が必要です。

  • 小児・未成年

小児等を対象とした臨床試験は実施されていないため、小児・未成年での安全性や有効性は確認されていません

  • 多剤併用中の方

他のお薬もフィナステリド同様に肝臓で代謝されるものが多いため、複数のお薬を併用すると肝臓に負担がかかる可能性があります。また、薬剤の作用が強くあらわれたり逆に弱まったりする可能性や、副作用が強まる可能性があります。副作用があらわれた場合、原因の特定が困難となることもあるため、フィナステリドを始める前には使用中のお薬をすべて医師に伝えましょう。

  • PSA検査(前立腺がん検査)の予定がある方

フィナステリド内服中の方はPSA(前立腺特異抗原)の数値が低く出てしまう可能性があります[5]。これからフィナステリドを開始する場合は、使用時期を医師と相談して検討してください。すでに服用中の場合は、検査前に必ず使用している旨を伝えることが重要です。

自己判断で服用・併用しないためのチェックリスト

フィナステリドを安心して服用するために、以下のチェックリストを活用してください。自己判断での服用や用量変更は健康被害につながる可能性があります。

【服用前にチェック】

  • 女性または未成年ではない
  • 前立腺疾患や肝機能障害の既往はない
  • 今かかっている病気を医師に漏れなく伝えている
  • 服用しているお薬やサプリメントがあることを医師に伝えている
  • アレルギー体質や過去の薬剤アレルギーの有無を医師に伝えている

【服用中も確認しよう】

  • 服用量を増減したり休薬などを自己判断で行っていないか
  • 定期的に受診したり健康診断などで、肝機能検査を受けている
  • 医療機関や薬局を受診したときには、フィナステリドを使用していることを伝えている
  • 医師の処方を受けずにフィナステリドの通販の利用・個人輸入していない
  • 妊娠中・授乳中や未成年の家族には薬剤を触らないように共有できているか

もし当てはまらない項目があれば、医師に相談しましょう。

とくに重要なのは、医師の指示通りに服用し、定期的に受診して経過観察を受けることです。通販や個人輸入で入手した薬剤は、品質や安全性が保証されていないため、使用しないでください。

このチェックリストを定期的に確認し、適切なAGA治療を続けましょう。

フィナステリドの副作用と注意点【バイアグラとの併用】

フィナステリドは効果的なAGA治療薬ですが、性機能低下や肝機能障害などの副作用が起こる可能性があります。

発現頻度は高くありませんが、性機能への影響や肝機能への負担について、服用前に正しく理解しておくことが重要です。

また、性機能障害の対策としてシルデナフィル(バイアグラ)との併用を検討する方もいますが、併用の可否や注意点についても正確な知識が必要です。

この章では、フィナステリドの副作用の詳細と、バイアグラとの併用について解説します。不安なことや気になる点があれば、ひとりで抱え込まず、医師に相談してみましょう。

主な副作用(性機能・肝機能など)

フィナステリドの主な副作用として、性機能への影響と肝機能障害が報告されています。

  • 性機能への影響 (性欲減退、勃起機能不全、射精障害、精液量減少)

DHT(ジヒドロテストステロン)抑制による影響で、一時的に性欲や射精量が減る場合があります。臨床試験では1%程度の頻度で報告されていますが、未だ調査が続いており、完全に結論が出ておらず、影響ははっきりとわかっていない状況です。
これらの症状は服用開始初期に起こりやすく、個人差はありますが継続使用により改善するケースもあります。

  • 肝機能障害

フィナステリドは体内で肝臓を経由して作用するため、肝機能に影響が出る可能性があります。
食欲不振 ・抑うつ感 ・かゆみ ・じんましんといった症状が出た場合は、服用量を減らすか、デュタステリドに切り替える方法もあります。ただし、医師の指示がない限り、自己判断での服用中止や変更は避けてください。

このほか、次のような症状が見られることがあります。

  • 食欲不振
  • 抑うつ感
  • かゆみ
  • じんましん

こうした症状があらわれた場合は、自己判断せず医師に相談してください。

また、子どもを授かることを考えている方や、服用中に不安を感じた場合は、あらかじめ医師に伝えておくと安心です。 継続的な服用にあたっては、定期的に血液検査を受けて肝機能を確認することも大切です。

バイアグラとの併用は可能?

フィナステリドとシルデナフィル(バイアグラ)は、基本的に併用が可能です。添付文書でも特別な注意喚起はなく、両者の作用機序が異なるため直接的な相互作用は報告されていません。

  • フィナステリド

脱毛の進行を防ぐお薬です。
AGAの原因とされるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制する作用をもちます。

  • バイアグラ

血流を改善して勃起機能をサポートするお薬です。
PDE5(ホスホジエステラーゼ5)という酵素を阻害することで血管を拡張し、陰茎の海綿体に十分な血液が流れ込むようになります。その結果、勃起が起こりやすくなり、持続もしやすくなります。

フィナステリドの副作用として性機能の低下を感じた場合、バイアグラが治療の選択肢となることもあります。

ただし、両薬とも肝臓で代謝されるため、肝機能障害のある人は慎重な服用が求められます。また、バイアグラは心血管系に影響を与えるお薬であり、高血圧や心疾患のある人も医師の指導が必須です。

さらに、バイアグラの副作用としてほてり・発疹、頭痛・動悸、血圧異常・めまいなどがあります。こうした変化を感じた場合は、医師へ相談しましょう。医師は症状に応じて、バイアグラの処方調整やフィナステリドの用量見直し、別の治療法を提案してくれます。

自己判断での併用や用量変更は避け、必ず医師の指導のもとで行いましょう。

フィナステリドの飲み合わせに関するよくある質問

フィナステリドの飲み合わせについて、多くの方が疑問に思う質問をまとめました。日常的に服用する可能性のあるお薬や、AGA治療でよく併用されるミノキシジルとの関係について解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

フィナステリドは射精量に影響する?

フィナステリドの服用により、一時的に射精量が減るケースがあります。これはDHT(ジヒドロテストステロン)の抑制による影響です。

臨床試験では精液量減少が報告されていますが、頻度は1%未満とまれです。症状が気になる場合や長期間続く場合は、医師に相談してください。

フィナステリドとロキソニンを併用するとどうなる?

フィナステリド内服中にロキソニンを服用したいときは、短期間の使用であればとくに制限はありません。

ただし、肝臓の働きに不安がある方は注意が必要です。代謝機能が低下していると、薬の処理が遅れ、肝臓への負担が増す可能性があります。 

持病でお薬を常用している方や、ロキソニンを継続的に使用する予定がある方は、フィナステリドの服用前に医師へ相談しておくと安心です。

AGA薬と一緒に飲んではいけないお薬は?

フィナステリドの添付文書には、併用してはいけない薬剤は記載されていませんが、注意が必要なお薬があります。

  • デュタステリド

デュタステリドは、AGAや前立腺肥大の治療で使用されるお薬です。フィナステリドと同じ5αリダクターゼ阻害薬という種類のため、副作用のリスクが増す場合があります。

  • ホルモン系のお薬(テストステロン) 

フィナステリドは男性ホルモンに作用するお薬のため、テストステロン補充療法の薬を使用している場合は、医師に必ず伝えてください。ホルモンバランスに影響を与える可能性があります。

  • 肝機能に負担のあるお薬 

フィナステリドは肝臓で代謝されるため、他の肝代謝薬を長期併用すると肝臓への負担が増します。複数のお薬を常用している場合は、医師に相談し、定期的に肝機能検査を受けましょう。

現在使用中のお薬がある場合は、AGA治療を始める前に必ず医師に報告してください。

フィナステリドとミノキシジルは併用できる?

フィナステリドとミノキシジルは基本的に併用可能です。むしろ、この2つのお薬は働きが異なるため、併用することでより高い治療効果が期待できます。

フィナステリドは抜け毛を減らす作用があり、ミノキシジルは毛を生やす作用があります。この2つが互いに補い合うことで、AGAに対してより効果的なアプローチが可能です。

実際、多くのAGA専門クリニックでは、この2つのお薬を併用する治療プランを提案しています。ただし、併用はAGA専門医の管理下で行うのが重要です。自己判断での併用は避け、必ず医師の指導を受けてください。

どちらか一方のお薬で効果が不十分な場合は、医師に相談して併用を検討してみましょう。

ミノキシジルと一緒に飲んではいけないお薬は?

ミノキシジルには外用薬(塗るタイプ)と内服薬があり、それぞれ注意点が異なります。

  • 外用薬(塗るタイプ)のミノキシジル

添付文書に併用禁忌の記載はありません。ただし、使用中は他の育毛剤および外用剤(軟膏、液剤等)の頭皮への使用を避けてください。これらを使用する場合には、ミノキシジルの使用を中止する必要があります。

  • 内服薬のミノキシジル

以下の薬との併用には注意が必要です。

  • 血圧を下げるお薬(降圧剤):ミノキシジルにも血圧を下げる作用があるため、併用すると血圧が下がりすぎる可能性があります
  • ED治療薬:血管拡張作用があるため、併用により血圧が急激に下がる恐れがあります 
  • 偏頭痛治療薬(イミグランなど):血管に作用するお薬のため、併用注意です

これらのお薬を服用している方は、ミノキシジルを使用する前に必ず医師に相談してください。自己判断でお薬を組み合わせることは避けましょう。

まとめ:お薬やサプリを服用する前に医師へ相談しましょう

フィナステリドはAGA治療に有効なお薬ですが、他のお薬との飲み合わせには注意が必要です。とくに、肝機能に影響を与えるお薬やホルモンに関わるお薬を併用する際は、医師の判断が不可欠です。自己判断での服用は避け、疑問があれば必ず専門医に相談しましょう。効果的な治療のためには、正しい知識と慎重な対応が大切です。

もし飲み合わせや副作用について不安がある方は、一度当グループのクリニックにご相談ください。専門の医師が丁寧に診察し、あなたに合った治療をご提案いたします。

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AGAセルフチェック

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AGAの原因

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参考文献

  1. 厚生労働省医薬食品局監修 「亜鉛[サプリメント・ビタミン・ミネラル – 医療者]」. eJIM(海外情報).
  2. 厚生労働省 「ビタミンA - レチノイドとカロテン」.
  3. 厚生労働省 「鉄の食事摂取基準(mg/日)1」.
  4. Gupta AK, Bamimore MA, Talukder M. A meta-analysis study on the association between smoking and male pattern hair loss. J Cosmet Dermatol. 2024;23(4):1446-1451. doi:10.1111/jocd.16132. PMID:38174368.