脂性肌とは
脂性肌とは、皮脂の分泌量が過剰で、肌がベタつきやすい状態の肌を指します。皮脂が過剰に分泌されることで、乾燥しにくい一方で、皮脂の分泌が過剰となっているため、次のような症状に悩まされがちです。
- テカリ
- ベタつき
- ニキビ
- 毛穴の詰まり
- 毛穴の目立ち
- メイク崩れ
脂性肌の主な原因
脂性肌の原因は一つではなく、体質や生活習慣、スキンケアの方法など、さまざまな要因が関係しています。
遺伝
もともと皮脂の分泌量が多く、水分量が少ない肌質の方は、遺伝的に脂性肌になりやすい傾向があります。ただし、肌タイプは遺伝だけで決まるわけではありません。生活習慣やスキンケアの仕方も大きく影響します。「生まれつきだから」と諦めず、日々のケアを見直すことで改善の余地があります。
間違ったスキンケア
皮脂が多いからといって保湿を省くのは逆効果です。乾燥により肌のバリア機能が低下すると、水分を守ろうとして皮脂がさらに分泌されてしまいます。強い洗浄力のクレンジングや洗顔料の使いすぎも、皮脂を取りすぎて肌を刺激する原因になります。「落としすぎない・うるおいを残す」が脂性肌ケアの基本です。
食生活の乱れ
食事の偏りも皮脂分泌を増やす要因です。糖質や脂質の多い食事は皮脂量を増やすため、野菜・魚・タンパク質をバランスよく摂ることが大切です。特に次の栄養素を意識しましょう。
- ビタミンA:肌の代謝を助ける
- ビタミンB群(B1・B2・B6):皮脂分泌を整え、肌荒れを防ぐ
- ビタミンC:皮脂量のコントロールや抗酸化に関与
栄養バランスを整えることで、内側から皮脂バランスをサポートできます。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンの変動も脂性肌に深く関わっています。ストレスや睡眠不足は自律神経を乱し、皮脂分泌を促す交感神経を活発化させます。また、睡眠中に分泌される成長ホルモンが不足すると、肌の修復が遅れ皮脂バランスが崩れやすくなります。
女性の場合は生理前に分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響で皮脂が増え、ニキビができやすくなることもあります。
喫煙
喫煙によってビタミンCが大量に消費されると、皮脂分泌をコントロールする働きが弱まり、脂性肌を悪化させることがあります。さらにタバコの煙そのものが肌を刺激し、防御反応として皮脂分泌を促すこともあります。
アルコール
アルコールには血管拡張作用があり、皮脂腺が刺激されることで皮脂分泌が活発になります。飲酒量が多い方は、肌のテカリやベタつきを感じやすくなる傾向があります。節度ある飲酒を心がけることが、健やかな肌のためにも大切です。
脂性肌の治療方法
セルフケアを続けても皮脂のテカリや毛穴の開きが改善しない場合は、美容皮膚科での治療を検討するのも一つの方法です。ここでは、皮脂バランスを整え、肌質を改善する代表的な治療法をご紹介します。
GOLD PTT
GOLD PTTは、もともと光熱療法(PTT)が医療分野で用いられてきた技術を応用し、ニキビや毛穴の治療向けに開発された施術です。金のナノ粒子を含む薬剤を肌に塗布し、超音波で毛穴内部へ浸透させた後、レーザーを照射することで皮脂腺に熱を加えて破壊します。その結果、毛穴の引き締め、ニキビ改善・再発予防、皮脂分泌量の減少、ブラックヘッドの軽減など幅広い効果が期待できます。
とくに皮脂が多くテカリや化粧崩れが気になる方、鼻やフェイスラインの毛穴トラブルに悩む方におすすめの治療です。皮脂腺が再生する前に繰り返し施術することで効果が高まるため、2週間間隔で計3回の治療を推奨しています。また、皮脂を抑える施術のため乾燥肌の方には適していません。
クリニックフォアでは、全顔と半顔のどちらにも対応した治療プランをご用意しています。料金は、全顔が1回49,500円、3回141,000円、5回222,750円。半顔は1回39,600円、3回112,860円、5回178,200円となります。
美肌プレミアム内服5種(配合薬)
美肌プレミアム内服5種は、ビタミンC、ビタミンB、トラネキサム酸、L-システイン、グルタチオンの5つのお薬の成分を飲みやすい1錠にした、クリニックフォアオリジナル開発の配合薬です。
シミや肝斑の原因であるメラニンの生成抑制だけでなく、ハリのある肌に欠かせないコラーゲンの生成、肌の新陳代謝アップや抗酸化作用、肌荒れ・ニキビの防止といった複数の効果を期待できるオールインワンのお薬です。
主な副作用:稀に食欲不振・吐き気・嘔吐、胃不快感、下痢、腹部膨満、便秘、めまい、湿疹
